JP3141852U - コーナパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】一枚の段ボールを展開形状に形成し折り曲げ・折り重ねるだけで水平面部が三枚重ね、垂直面部が二枚重ねるとなるコーナパッドを提供すること。
【解決手段】直角三角形の外側水平面部11と、中重ね三角面部12と、一対の外側垂直面部14a、14bと、一対の内側垂直面部15a、15bと、一対の内側水平面部13a、13bとを含んだ展開形状に一枚の段ボールが打ち抜かれ、かつ、折り曲げ位置にハーフカット又はミシン目状カットを入れられ、外側水平面部11と中重ね三角面部12と内側水平面部13a、13bとの重なりで構成された複合水平面部Aと、及び、外側垂直面部14a又は14bと内側垂直面部15a又は15bとの重なりで構成された複合水平面部Aの直角二等辺三角形の各垂辺より折り曲げ立ち上がる一対の複合垂直面部B,Cとからなり、一対の垂直面部B,Cに備えた被係合部16a2と係合部16b2とが係合して互いの垂直状態を保持する。
【選択図】図3

Description

本考案は、被梱包物品の上面又は下面の隅角部と該被梱包物品を梱包する外装箱の隅角部との間に配置して被梱包物品の隅角部を保護し位置固定するコーナパッドに関するものである。
例えば、電気製品や家具などの被梱包物品は、外装体(例えばダンボール箱)に納めて取り扱われる。被梱包物品と外装体との間には隙間が確保され、被梱包物品の上面及び下面の隅角部と該被梱包物品を梱包する外装箱の隅角部との間に位置固定用のコーナパッドが配置される。コーナパッドは、被梱包物品の隅角部を保護しかつ被梱包物品を動かないように固定し、被梱包物品と外装箱との隙間を確保して被梱包物品の隅角部以外の部分についても保護する役目を果たす。従来のコーナパッドには、発泡スチロールが使用されてきたが、廃材処理等に問題があり、段ボール製のものに変わってきている。
段ボール製のコーナパッドは、例えば特許文献1〜3に提案されている。
特許文献1のコーナー用緩衝体は、一枚の段ボールを展開形状に打ち抜き、かつ、折り曲げ位置にハーフカット又はミシン目状カットを入れ折り曲げ・折り重ね・糊付けすることにより、中空な垂直三面体が構成されている。
特許文献2の角保護体は、一枚の段ボールを展開形状に打ち抜き、かつ、折り曲げ位置に切れ目又は折目を入れ折り曲げ・折り重ねることにより、4枚重ねの垂直三面体が構成されている。
特許文献3のコーナパッドは、一枚の段ボールを展開形状に打ち抜き、かつ、折り曲げ位置に切れ目又は折目を入れ折り曲げ・折り重ねることにより、中空な一面体を三つ構成し、三つの一面体を互いに垂直に配置し連結して垂直三面体が構成されている。
特開平9−118369号 特開平5−139466号 特開2006−284111号
しかしながら、特許文献1〜3の段ボール製のコーナパッドは、以下のような問題点がある。特許文献1のコーナー用緩衝体は、糊付けを行なって組み立てるので組み立てに時間がかかり、また大きな空洞部があるので潰れが生じ大きな隙間を埋める場合に適用され大きな隙間ができる外装体の段ボールを用意する必要がある。特許文献2の角保護体は、4枚重ねであり段ボールを多く必要としコスト高となり、組み立てに比較的時間を要する。特許文献3のコーナパッドは、中空な一面体を組み立てるだけでも時間がかかり、段ボールを多く必要としコスト高となる。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、その課題は、一枚の段ボールを展開形状に形成し、折り曲げ・折り重ねるだけで、水平面部が三枚重ね、垂直面部が二枚重ねるとなる垂直三面体のコーナパッドとなり、段ボールの使用量が少なくてすむので製造単価を低く抑えられ、展開形状から立体形状に折り上げることが従来よりも極めて容易・迅速に行えるから梱包作業を効率的に行うことができるコーナパッドを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案のコーナパッドは、被梱包物品の上面又は下面の隅角部と該被梱包物品を梱包する外装箱の隅角部との間に配置して前記被梱包物品の隅角部を保護するコーナパッドであって、直角三角形の外側水平面部と、前記外側水平面部の斜辺より外方へ延在する中重ね三角面部と、前記外側水平面部の2つの垂辺より外方へ延在する一対の外側垂直面部と、前記各外側垂直面部の端縁より外方へ延在する一対の内側垂直面部と、前記内側垂直面部の端縁より外方へ延在する内側水平面部と、を含んだ展開形状に一枚の段ボールが打ち抜かれ、かつ、折り曲げ位置にハーフカット又はミシン目状カットを入れられていて折り曲げ・折り重ねられることにより、前記外側水平面部と前記中重ね三角面部と前記内側水平面部との重なりで構成された複合水平面部と、及び、前記外側垂直面部と前記内側垂直面部との重なりで構成され前記複合水平面部の直角二等辺三角形の各垂辺より折り曲げ立ち上がる一対の複合垂直面部と、からなる垂直三面体が構成され、前記一対の垂直面部には、一方に被係合部が、他方に係合部が分配して備えられ、該被係合部と該係合部とが係合して互いの垂直状態を保持するように構成されていることを特徴とする。
本考案のコーナパッドによれば、一枚の段ボールを展開形状に形成し、折り曲げ・折り重ねるだけで、水平面部が三枚重ね、垂直面部が二枚重ねるとなる垂直三面体のコーナパッドとなり、段ボールの使用量が少なくてすむので製造単価を低く抑えられ、展開形状から立体形状に折り上げることが従来よりも極めて容易・迅速に行える。
以下、本考案の実施形態のコーナパッドについて、添付図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、コーナパッド1Aは、被梱包物品Wの上面及び(又は)下面の隅角部と、該被梱包物品Wを梱包する外装箱Pの隅角部との間に配置され、被梱包物品Wの隅角部を保護しかつ被梱包物品Wを動かないように固定し、被梱包物品Wと外装箱Pとの隙間を確保して被梱包物品Wの隅角部以外の部分についても保護する段ボール製の緩衝体である。
コーナパッド1Aは、図2(a)に示すコーナパッド展開パネルD1の展開図から分かるように、一枚の段ボールを、外側水平面部11と、中重ね三角面部12と、一対の外側垂直面部14a、14bと、一対の内側垂直面部15a、15bと、内側水平面部13a、13bと、被係合部(凹状部)16aと係合部16b(凸状部)とを含んで展開形状に打ち抜かれていると共に、図2(b)に示すように、折り曲げ位置にハーフカットK1、K2,K3及びミシン目状カットK4を入れられていることにより、図5に示すように、折り曲げ・折り重ねることで、図3、図4に示すように、外側水平面部11と中重ね三角面部12と内側水平面部13a、13bとからなる三枚折り重ねの複合水平面部Aと、外側垂直面部14a又は14bと内側垂直面部15a又は15bとからなる二枚重ねの一対の複合垂直面部B,Cとを備えた垂直三面体に折り上げられ、一対の垂直面部B,Cの垂直辺に分配して備えられた被係合部16a1,16a2と係合部16b1,16b2とが係合して互いの垂直状態を保持するように構成されてなる。
以下、さらに詳述する。
コーナパッド1Aの素材は段ボールである。段ボールは、ライナー(平板紙)間にフルート(波形加工した中芯)を貼り付けてなり、この実施形態では、Wフルートと呼ばれる段ボールが使用されているが、これに限定されない。
ハーフカットK1、K2,K3及びミシン目状カットK4は、各面部間の仕切り線に相当する位置に設けられている。この明細書で、「ハーフカット」とは、段ボールの片側(ここでは、外面側(図2(b)において下側)のライナー及びフルートがカットされていると共に、内面側(図2(b)において上側)のライナー(平板紙)には谷折りの折目がつけられている状態をいい、また「ミシン目状カット」とは、外面側のライナーから内面側のライナーまでを貫通した断続する突き入れカットを有し易折曲性を付与されている状態をいうものとする。
図2〜図5を参照してコーナパッド1Aを構成するコーナパッド展開パネルD1の各面部を説明する。
外側水平面部11は、二等辺三角形であればよいが、この実施形態では直角二等辺三角形である。中重ね三角面部12は、外側水平面部11よりも若干小さい二等辺三角形である。外側水平面部11の斜辺と中重ね三角面部12の斜辺とは一致していて、仕切り線に対応し外面側(下面)より第1のハーフカットC1を付与されていることにより、中重ね三角面部12を外側水平面部11の内面(上面)に折り重ねる構成となっているが、折り重ねたとき、中重ね三角面部12の二等辺は、外側水平面部11の二等辺に段ボールの板厚分だけ届かず一致していない。このずれは、組立性を良くするために設けられている。
一対の外側垂直面部14a、14bは、外側水平面部11の直角を構成する二等辺より外方へ延在している。外側垂直面部14a、14bは、外側水平面部11の二等辺の一つと一致する底辺と、底辺に対して直角な垂辺と、底辺に対して平行な上辺と、及び斜辺とからなる台形に形成されている。外側水平面部11と内側垂直面部15a、15bとの仕切り線に対応し、外面側(下面)より第2のハーフカットC2を付与されていることにより、外側水平面部11に対して内側垂直面部15a、15bを図5(b)の矢印eの方向へ垂直に立ち上げられる。
外側垂直面部14bは、垂辺が、外側水平面部11の直角な角部の頂点に一致して垂直に立ち上がるようになっていて、該垂直に立ち上がった状態のとき、立ち上がり内面が外側水平面部11の二等辺の一つと一致する。従って、外側垂直面部14bは、立ち上がり外面が外側水平面部11の二等辺の一つを通る垂直面よりも板厚分だけ外側に位置する。
外側垂直面部14aは、垂辺が、外側垂直面部14bの立ち上がり外面に一致して垂直に立ち上がるようになっている。従って、外側垂直面部14a、14bを垂直に立ち上げたとき、外側垂直面部14aの立ち上がり内面が外側垂直面部14bの垂辺の端面に当接するようになっている。
一対の内側垂直面部15a、15bは、各外側垂直面部14a又は14bの上辺より外方へ延在し、仕切り線に対応し外面側(下面)より第3のハーフカットC3を付与され各外側垂直面部14a又は14b内面側に折り重なる台形に形成されている。内側垂直面部15a、15bは、外側垂直面部14a又は14bの上辺の一つと一致する上辺と、上辺に対して直角な垂辺と、上辺に対して平行な底辺と、及び斜辺とからなる台形に形成されている。内側垂直面部15a、15bを外側垂直面部14a又は14bに折り重ねたとき、内側垂直面部15a、15bの底辺は、外側垂直面部14a又は14bの底辺に板厚分だけ届かず一致していない。このずれは、内側垂直面部15a、15bを中重ね三角面部12に折り重ねる組立性を良くするために設けられている。
内側水平面部13a、13bは、内側垂直面部15a、15bとの仕切り線より外方へ延在し、中重ね三角面部12を二等分した大きさである。内側水平面部13a、13bは、内側垂直面部15a、15bを図5(b)の矢印fの方向に外側垂直面部14a又は14bに折り重ね、さらに外側垂直面部14a、14bを図5(c)の矢印gの方向に垂直に折り上げたときに、内側垂直面部15a、15bとの仕切り線に対応し付与されている内面側にミシン目状カットC4より折り曲げることにより、中重ね三角面部12の半部に重ねられ、中重ね三角面部12の底辺に関して垂直二等分線の位置で互いに端面を当接して垂直に折り曲った状態を自己保持するようになっている。
外側垂直面部14aの垂辺と内側垂直面部15aの垂辺には、被係合部となる凹部16a1,16a2が形成されている。また外側垂直面部14bの垂辺と内側垂直面部15bの垂辺には、係合部となる突部16b1,16b2が形成されている。
外側垂直面部14aに設けられた凹部16a1と、内側垂直面部15aに設けられた凹部16a2は、外側垂直面部14aと内側垂直面部15aとの谷折り線に関して寸法a1だけ離れて、切り欠き幅b1となるように形成されており、外側垂直面部14aと内側垂直面部15aとが重なるとき、凹部の幅方向が互いに一致して重なり被係合部となる。
同様に、外側垂直面部14bに設けられた凸部16b1と、内側垂直面部15bに設けられた凸部16b2は、内側垂直面部14bと外側垂直面部15bとの谷折り線に関して寸法a1だけ離れて、切り欠き幅b1となるように形成されており、外側垂直面部14aと内側垂直面部15aとが重なるとき、凹部の幅方向が互いに一致して重なり係合部となる。凸部16b1の基部にはミシン目K5が設けられている。
そして、凹部16a1,16a2からなる被係合部と、突部16b1,16b2からなる係合部とは、内側垂直面部14aと外側垂直面部15aを折り重ねてなる垂直面部Bと、内側垂直面部14bと外側垂直面部15bを折り重ねてなる垂直面部Cと、を垂直状態にしたときに、凸部16b2を凹部16a2に係合させ、矢印形の凸部16b1をミシン目K5より直角に折り曲げて矢印形の凹部16a2に強制嵌合させることにより、互いに垂直状態を保持しうる。
コーナパッド1Aを組み立てるには、まず、ハーフカットK1、K2,K3及びミシン目状カットK4、K5が設けられたところに、それぞれしっかり折癖をつける。そして、図5(a)の矢印eの方向に外側水平面部11の上に中重ね三角面部12を折り重ね、内側垂直面部15a、15bを図5(b)の矢印fの方向に外側垂直面部14a又は14bの上に折り重ねさらに外側垂直面部14a、14bを図5(c)の矢印gの方向に垂直に折り上げ、内側水平面部13a、13bを中重ね三角面部12の上に折り重ね、凹部16a1,16a2からなる被係合部と、突部16b1,16b2からなる係合部とを係合させると、三枚折り重ねの複合水平面部Aと、二枚重ねの一対の複合垂直面部B,Cとを備えた垂直三面体に折り上げたコーナパッド1Aの組み立てが完了する。
本考案のコーナパッド1Aによれば、外装体であるダンボール箱や木箱などの内部隅角部に配置され、被梱包物品Wの隅角部を保護しかつ被梱包物品Wを動かないように固定し、被梱包物品Wと外装箱Pとの隙間を確保して被梱包物品Wの隅角部以外の部分についても保護する段ボール製の緩衝体として使用することができる。
本考案のコーナパッド1Aによれば、一枚の段ボールを展開形状に形成し、折り曲げ・折り重ねるだけで、水平面部が三枚重ね、垂直面部が二枚重ねるとなる垂直三面体のコーナパッドとなり、段ボールの使用量が少なくてすむので製造単価を低く抑えられ、展開形状から立体形状に折り上げることが従来よりも極めて容易・迅速に行えるから梱包作業を効率的に行うことができ、粘着テープや接着剤を用いずに立体形状を保持できる。
(第2の実施形態)
図6、図7を参照してこの実施形態のコーナパッド1Bについて説明する。
図6に示すコーナパッド展開パネルD2の展開図と、図7に示すコーナパッド1Bの背面斜め下方から視た斜視図とから分かるように、外側垂直面部14aと内側垂直面部15aの垂辺には被係合部となる矩形孔16aが形成され、また外側垂直面部14bと内側垂直面部15bの垂辺には脱出防止用の爪を備えた凸状の係合部16b’が形成され、複合垂直面部B,Cが垂直に折り上げられたときに被係合部16a’と係合部16b’とが強制嵌合する、という構成部分が、第1の実施形態と相違している。
詳述すると、2つの矩形孔16a’は、外側垂直面部14aと内側垂直面部15aとの谷折り線に関して寸法a2だけ離れて、切り欠き幅b2となるように形成されており、外側垂直面部14aと内側垂直面部15aとが重なるとき、互いに一致して重なり被係合部16a’となる。
同様に、外側垂直面部14bと内側垂直面部15bに設けられた2つの爪付き凸部16b’は、内側垂直面部14bと外側垂直面部15bとの谷折り線に関して寸法a2だけ離れて、首幅b1となるように形成されており、外側垂直面部14bと内側垂直面部15bとが重なるとき、互いに一致して重なり係合部16b’となる。
そして、被係合部16a’と係合部16b’は、一対の垂直面部B,Cの互いの垂直状態を保持するように堅く強制嵌合しうる。
この実施形態のコーナパッド1Bについて、その他の構成・作用・効果は第1の実施形態のコーナパッド1Aの場合と同一であるので、対応する部材・部分に同一符号を付して説明を省略する。
(第3の実施形態)
図8、図9を参照してこの実施形態のコーナパッド1Cについて説明する。
図8に示すコーナパッド展開パネルD3の展開図と、図9に示すコーナパッド1Cの背面斜め下方から視た斜視図とから分かるように、外側垂直面部14a、14b及び内側垂直面部15a、15bが、第1の実施形態のコーナパッド1Aでは台形に形成されているのに対して、この実施形態のコーナパッド1Cでは矩形に形成されている点、及び3つの被係合部16a”、16a”’と3つの係合部16b”、16b”’が設けられている点が、第1の実施形態と相違している。
詳述すると、2つの被係合部16a”の間に、3つ目の被係合部16a”’が設けられている。2つの被係合部16a”は、外側垂直面部14a”と内側垂直面部15a”とが重なるとき、互いに一致して重なり被係合部16a”となる。3つ目の被係合部16a”’は、折り線に対して図中寸法a3とb3とで示すようにずれていて、外側垂直面部14a”と内側垂直面部15a”とが重なるとき、内面側が高く外面側が低くなる段差ができて被係合部16a”’となる。
また、2つの被係合部16a”の間に、3つ目の被係合部16a”’が設けられている。2つの凸部16b”は、外側垂直面部14b”と内側垂直面部15b”とが重なるとき、互いに一致して重なり係合部16b”となる。3つ目の係合部16a”’は、折り線に対して対称的に設けられていて、外側垂直面部14a”と内側垂直面部15a”とが重なるとき、L字形の係合部16a”’となる。
そして、被係合部16a”と係合部16b”とが嵌合し、被係合部16a”’と係合部16b”’とが嵌合し、一対の垂直面部B,Cの互いの垂直状態を保持するように堅く強制嵌合しうる。
この実施形態のコーナパッド1Cについて、その他の構成・作用・効果は第1の実施形態のコーナパッド1Aの場合と同一であるので、対応する部材・部分に同一符号を付して説明を省略する。
(その他の実施形態)
本考案は上記実施の形態にこれに限定されるものでなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含むものである。
例えば、第1の実施形態の一枚の段ボールよりなる展開形状を左右勝手反対に形成してもよい。あるいは、被係合部と係合部とを他の係合形状としてもよい。
本考案に係るコーナパッドは、被梱包物品と外装箱との間への固定のために、粘着テープや接着剤を併用することを妨げない。
本考案の第1の実施形態に係るコーナパッドの使用状態を示す斜視図である。 (a)は、本考案に係るコーナパッドの展開形状図であり、(b)は、(a)のIIb−IIb線に沿った模式的な断面図である。 本考案の実施の形態1に係るコーナパッドを正面斜め上方から視た斜視図である。 図3のコーナパッドを背面斜め下方から視た斜視図である。 図1のコーナパッドの組立工程を説明するための斜視図である。 本考案の第2の実施形態に係るコーナパッドの展開形状図である。 図6のコーナパッドを背面斜め下方から視た斜視図である。 本考案の第3の実施の形態に係るコーナパッドの展開形状図である。 図8のコーナパッドを背面斜め下方から視た斜視図である。
符号の説明
W 被梱包物品
P 外装箱
1A、1B,1C コーナパッド
D1、D2、D3 コーナパッド展開パネル
A 複合水平面部
B,C 複合垂直面部
11 外側水平面部
12 中重ね三角面部
13a、13b 内側水平面部
14a、14a”、14b、14b” 外側垂直面部
15a、15a”、15b、15b” 内側垂直面部
16a1、16a2、16a’、16a”、16a”’ 凹部(被係合部)
16b1、16b2、16b’、16b”、16b”’ 凸部(係合部)

Claims (1)

  1. 被梱包物品の上面又は下面の隅角部と該被梱包物品を梱包する外装箱の隅角部との間に配置して前記被梱包物品の隅角部を保護するコーナパッドであって、
    直角三角形の外側水平面部と、前記外側水平面部の斜辺より外方へ延在する中重ね三角面部と、前記外側水平面部の2つの垂辺より外方へ延在する一対の外側垂直面部と、前記各外側垂直面部の端縁より外方へ延在する一対の内側垂直面部と、前記内側垂直面部の端縁より外方へ延在する内側水平面部と、を含んだ展開形状に一枚の段ボールが打ち抜かれ、かつ、折り曲げ位置にハーフカット又はミシン目状カットを入れられていて折り曲げ・折り重ねられることにより、
    前記外側水平面部と前記中重ね三角面部と前記内側水平面部との重なりで構成された複合水平面部と、及び、前記外側垂直面部と前記内側垂直面部との重なりで構成され前記複合水平面部の直角二等辺三角形の各垂辺より折り曲げ立ち上がる一対の複合垂直面部と、からなる垂直三面体が構成され、
    前記一対の垂直面部には、一方に被係合部が、他方に係合部が分配して備えられ、該被係合部と該係合部とが係合して互いの垂直状態を保持するように構成されている、
    ことを特徴とするコーナパッド。
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