JP3178920U - 天板付き舟形段ボール箱 - Google Patents

天板付き舟形段ボール箱 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤やテープ等を用いることなく容易に組み立て作業を行うことが可能な変形しにくい天板付き舟形段ボール箱を提供する。
【解決手段】一枚のダンボールシート1Aを予め規定された複数の罫線に沿って折り込み及び折り返しすることによりバンパー梱包箱1を形成する。ダンボールシート1Aには、矩形状の底面Aの長手方向に平行に規定された4本の横罫線a1−a4と、底面Aの短手方向に平行に規定された2本の縦罫線b1−b2と、長手側面Bおよび短手側面Cの起立状態を規定する斜罫線c1−c4とが設けられている。そして、対象罫線bs1,bs2を折り返しながら斜罫線c1−c4を折り込むことにより、第1交差面BCと第2交差面CDとからなる折返フラップが形成され、2つの天面Dを重ね合わせる際に、主天面D1に設けられた角部11を従天面D2に位置する従折返フラップに挟み込むことにより組み立てられる。
【選択図】図2

Description

本考案は、舟形の段ボール箱における大部分の開口を塞ぐような形状を有する天板付き舟形段ボール箱に関する。
従来、一枚の段ボールシートを予め規定された複数の罫線に沿って折り込み及び折り返しすることにより形成される天板付き舟形段ボール箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、底面A、長手側面B、短手側面C、天面F、短手側面Cと長手側面Bとが交差する面(第1交差面BC)、および長手側面Bの中央部における開放縁に突設された折返フラップEからなり、第1交差面BCにおいて斜め方向に引かれた斜罫線を折り込むことにより、長手側面Bおよび短手側面Cの起立状態を規定し、第1交差面BCの折返部Cの一部と折返フラップEとを接着させることにより、組み立てられる態様が記載されている。
登実第3002613号公報
しかしながら、特許文献1の天板付き舟形段ボール箱では、第1交差面BCの折返部Cの一部と折返フラップEとを、接着剤や両面テープ等で接着しなければならないため、これらの品を常備しなければならなかったり、組み立て作業が煩雑になったりする可能性があった。
本考案は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、接着剤等やテープ等を用いることなく容易に組み立て作業を行うことが可能な変形しにくい天板付き舟形段ボール箱の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本考案は、請求項1に記載のように、一枚の段ボールシートを予め規定された複数の罫線に沿って折り込み及び折り返しすることにより形成される天板付き舟形段ボール箱である。
段ボールシートには、矩形状の底面の長手方向に平行に規定された4本の横罫線と、底面の短手方向に平行に規定された2本の縦罫線とが設けられており、4本の横罫線を折り込むことにより、底面の長手方向に沿って垂直に起立する2つの長手側面と、長手側面に連接し底面に対向する2つの天面とが形成される。また、2本の縦罫線を折り込むことにより、底面の短手方向に沿って外向きに起立する2つの短手側面が形成される。
短手側面と長手側面とが交差する面を第1交差面、短手側面と天面とが交差する面を第2交差面とすると、段ボールシートにおける第1交差面には、長手側面および短手側面の起立状態を規定する斜罫線が設けられており、2本の縦罫線のうち長手側面および天面に跨る罫線である対象罫線を折り返しながらこの斜罫線を折り込むことにより、第1交差面と第2交差面とからなる折返フラップが形成される。
そして、2つの天面を重ね合わせる際に、一方の天面に設けられた角部を他方の天面に位置する折返フラップに挟み込むことにより、組み立てられる構成とした。
このような構成では、一方の天面の角部を他方の天面の折返フラップに挟み込むことにより、天面の重ね合わせが固定された状態に組み立てられるため、接着剤や両面テープはもちろんのこと、天面の重ね合わせを固定するためのガムテープ等も不要となることから、これらの品を常備する必要もなくなり、組み立て作業の簡素化に繋がることになる。
これに加えて、短手側面のうち長手側面に交差する面の一部と天面に交差する面が折返フラップとなって、短手側面が外向きに起立することによって形成される開口(以下「端開口部」という)付近の強度が増すことになる。
したがって、本考案によれば、接着剤やテープ等を用いることなく容易に組み立て作業を行うことが可能な変形しにくい天板付き舟形段ボール箱を提供することができる。
なお、本考案は、請求項2に記載のように、角部が設けられた天面を主天面、主点面と短手側面とが交差する第2交差面を主第2交差面とすると、角部について、主天面の対象罫線に沿った長さよりも主第2交差面の対象権線に沿った長さが短くなるように主第2交差面の端部が切り欠かれることにより形成されている構成を採用し得る。
このような構成によれば、角部を折返フラップに挟み込む際に、角部と主第2交差面とが重ならずに済むため、折返フラップへの角部の挿入が比較的容易となり、作業者が組み立て作業をより容易に行うことができる。
また、請求項2に記載の構成において、本考案は、請求項3に記載のように、主天面に対し、他方の天面を従天面とすると、主第2交差面の対象罫線に沿った長さは、主天面に位置する折返フラップ(主折返フラップ)と従天面に位置する折返フラップ(従折返フラップ)とが隣接するように設計されている構成を採用し得る。
このような構成によれば、主折返フラップと従折返フラップとが重ならずに済み、且つ、天面の短手方向に渡って折返フラップが位置することになるため、組み立て作業の容易さを損なうことなく、天板付き舟形段ボール箱の端開口部付近の強度を効率的に増大させることができる。
また、本考案は、請求項4に記載のように、従天面と短手側面とが交差する第2交差面を従第2交差面とすると、従第2交差面について、従天面に位置する折返フラップへの角部の挿入を促すための切欠部が端部に形成されている構成を採用し得る。
このような構成によれば、折返フラップへの角部の挿入がさらに容易になるので、作業者が組み立て作業をさらに容易に行うことができる。
また、本考案は、請求項5に記載のように、主天面が、横罫線に平行な開放縁に突設された少なくとも一つの突設フラップを有し、従天面が、長手側面に連接する横罫線上に突設フラップが挟み込まれる切開部を有する構成を採用し得る。
このような構成によれば、主天面の角部を折返フラップに挟み込むことに加えて、主天面の突設フラップを切開部に挟み込むことにより、天面の重ね合わせがより強固に固定された状態に組み立てられるため、接着剤やテープ等を用いることなく主天面を従天面からより外れにくくすることができる。
(a)は、本考案の一例としてのバンパー梱包箱の外観を示す斜視図であり、(b)は、バンパー梱包箱にバンパーが梱包されている態様を示す斜視図である。 バンパー梱包箱の展開図である。 (a)−(c)は、バンパー梱包箱の組み立て方法の一部を説明するための概略図である。 (a)は、バンパー梱包箱における開口部付近の強度を説明するための概略図であり、(b)は、開口部付近に形成された折返フラップを例示する概略図である。
以下に、本考案が適用された実施形態の天板付き舟形段ボール箱としてのバンパー梱包箱について説明する。なお、バンパー梱包箱は、自動車の前面や後面に取り付けられ衝撃や振動を緩和するための車両部品であるバンパーを梱包するための段ボール箱である。本実施形態において、バンパーが、バンパー本体の主面に対し、左右両端部が反り返った形状であることから、バンパー梱包箱には、バンパーの左右両端部を露出させるための開口部を有する舟形段ボール箱に、バンパー本体の主面を覆うための天板を設けた形状のものが採用される。
バンパー梱包箱1は、図1(a)および図1(b)に示すように、バンパー10の左右両端部10Aを露出させるためのガマ口形状の開口部2と、バンパー本体の主面を覆うための長方形状の天板部3と、開口部2付近に形成されて天板部3が開かないように支持(固定)する折返フラップ5と、折返フラップ5による天板部3の固定状態を堅固にするための補強部6と、運搬時に作業者が手の少なくとも一部を入れて持ち運ぶための手持部7とを備える。なお、バンパー10は、図1(b)に示すように、例えばエアパッキン等の保護シート8に包まれた状態でバンパー梱包箱1に梱包される。
また、バンパー梱包箱1は、図2に示すように、1枚のダンボールシート1Aを作業者が組み立てることによって形成されるものである。
ダンボールシート1Aには、バンパー梱包箱1の接地面としての長方形状の底面Aを基準に、底面Aの長手方向と平行になるように規定された4本の罫線(以下「横罫線」という)a1−a4と、底面Aの短手方向と平行になるように規定された2本の罫線(以下「縦罫線」という)b1−b2と、後述する4本の斜罫線c1−c4とが予め設けられている。
これらの罫線a1−a4,b1−b2,c1−c4は、バンパー梱包箱1を組み立てる際に折り込みまたは折り返ししやすいように、いずれも折り目としておもて面または裏面の一方が凹状に形成されている。
そして、ダンボールシート1Aは、これらの罫線a1−a4,b1−b2,c1−c4によって区切られる複数の面を備えている。
具体的には、ダンボールシート1Aは、前述の底面Aの他に、底面Aの長辺を含む横罫線a1,a2を折り込むことにより、底面Aに対して長手方向に沿って垂直に起立する2つの側面(以下「長手側面」という)Bと、底面Aの短辺を含む縦罫線b1,b2を折り込むことにより、底面Aに対して短手方向に沿って外向きに起立する2つの側面(以下「短手側面」という)Cと、側面Bにおける底面Aに離間する長辺を含む横罫線a3,a4を折り込むことにより、底面Aに対して平行に対峙する2つの天面Dとを備えている。
このうち、2つの天面Dは、バンパー梱包箱1が組み立てられると各々が重なる主天面D1を含むパーツと従天面D2を含むパーツとからなり、主天面D1と従天面D2とが接合することにより、前述の天板部3を構成する。なお、天板部3は、底面Aと長辺および短辺の長さ(つまり大きさ)が同じ長方形状に形成される。
長手側面Bには、作業者の手が入る大きさに抜き打ちされた前述の手持部7が所定の数(本実施形態では各2つ)だけ形成されている。これにより、作業者が、手持部7に手の少なくとも一部を入れてバンパー梱包箱1を持ち運ぶことができるようになり、運搬時の作業性を高めることができる。
次に、長手側面Bと短手側面Cとが交差する面を第1交差面BCとし、短手側面Cと天面Dとが交差する面を第2交差面CDとし、さらに第2交差面CDのうち、短手側面Cと主天面D1とが交差する面を主第2交差面CD1、短手側面Cと従天面D2とが交差する面を従第2交差面CD2として、以下を説明する。
第1交差面BCは、第2交差面CDと共通する上辺が短い台形状に形成されており、底面Aの頂点から第1交差面BCの対角線上に前述の斜罫線c1−c4が予め設けられている。これらの斜罫線c1−c4は、バンパー梱包箱1を組み立てる際に折り込みしやすいように形成されている。なお、横罫線a3,a4のうち、第1交差面BCの上辺は、バンパー梱包箱1を組み立てる際に折り返ししやすいように形成されている。
また、縦罫線b1,b2のうち、長手側面Bおよび天面Dの短辺と共通する辺(つまり、長手側面Bおよび天面Dに跨る罫線)を対象罫線bs1,bs2とすると、第2交差面CDのうち、主第2交差面CD1は、第1交差面BCと対象罫線bs1(または対象罫線bs2)の一部とを短辺および長辺とする長方形状に形成されており、従第2交差面CD2は、第1交差面BCと対象罫線bs1(または対象罫線bs2)の一部とを2辺とする三角形状に形成されている。言い換えると、主第2交差面CD1が長方形状であるのに対し、従第2交差面CD2は、三角形状に切り欠かれた切欠部21が端部に形成されている。
なお、対象罫線bs1,bs2は、バンパー梱包箱1を組み立てる際に折り返ししやすいように形成されており、長手側面Bと底面Aとがなす角が直角となるように横罫線a1,a2が折り込まれるとともに、後述する折返フラップ5が形成されると、短手側面Cと底面Aとのなす角が鈍角となった状態で保持されるように規定されている。
ここで、一方の短手側面Cにおいて一対に形成された対象罫線bs1および斜罫線c1,c2に関して説明すると、図3に示すように、作業者が底面Aに対して短手側面Cを起立させるように対象罫線bs1を折り返しながら斜罫線c1,c2を折り込むことにより(図3(a)参照)、第1交差面BCと第2交差面CDとからなる一対の折返フラップ5が形成される(図3(b)参照)。
そして、一対の折返フラップ5のうち、従天面D2に位置する折返フラップ(以下「従折返フラップ52」という)に作業者が主天面D1の角部11を挟み込むことにより(図3(c)参照)、天板部3において主天面D1を上側、従天面D2を下側にして両者の天面D1,D2が重ね合わさった状態が保持され、天板部3が形成される。また、このように天板部3が形成されると、短手側面Cと底面Aとのなす角が鈍角となった状態で保持され、前述の開口部2が形成される。
なお、一方の短手側面Cにおいて一対に形成された対象罫線bs1および斜罫線c1,c2に関して説明したが、他方の短手側面Cにおいて一対に形成された対象罫線bs2および斜罫線c3,c4に関しても同様にして、折返フラップ5が形成され、このうちの従折返フラップ52に主天面D1の角部11を挟み込むことにより天板部3および開口部2が形成される。
このように形成された天板部3および開口部2によれば、図4(a)に示すように、折返フラップ5において長手側面B上に形成される三角枠53が、天板部3の左右方向への移動を規制するため、バンパー梱包箱1の変形を抑制することが可能となり、ひいては天板部3の上下方向から受ける外力に対し、梱包物であるバンパー10を守ることができる。
また、主天面D1の角部11は、図2に示すように、主天面D1の対象罫線bs1,bs2に沿った長さd1(本実施形態では底面Aの短辺と同じ長さ)よりも、主第2交差面CD1の対象罫線bs1,bs2に沿った長さdsが短くなるように、主第2交差面CD1の端部が切り欠かれることにより形成されている。本実施形態の角部11は、従折返フラップ52に挿入しやすいように頂点部分が曲線状に形成されている。
一方、従折返フラップ52は、従第2交差面CD2における切欠部21によって、従折返フラップ52への角部11の挿入が促されるように形成される。
また、このように作業者が主天面D1の角部11を従折返フラップ52に挟み込むことにより形成された天板部3において、一対の折返フラップ5は、主天面D1に位置する折返フラップ(以下「主折返フラップ51」という)と従折返フラップ52とが隣接するようになっている(図4(b)参照)。
つまり、このように主折返フラップ51と従折返フラップ52とが隣接する天板部3を形成するために、図2に示すように、主第2交差面CD1の対象罫線bs1,bs2に沿った長さdsと、従第2交差面CD2の対象罫線bs1,bs2に沿った長さdjとの和が、主天面D1の対象罫線bs1,bs2に沿った長さd1(本実施形態では底面Aの短辺と同じ長さ)とほぼ同じ(但しds+dj≦d1)になるように設計されている。
また、主天面D1における横罫線a3の反対側に位置して横罫線a3に平行な開放縁kには、突き出すように設けられた2つの突設フラップ12が形成されている。そして、突設フラップ12は、開放縁kに沿って折り込まれるようになっており、中央における開放縁k上にカットされたカット部15を有している。
一方、従天面D2における横罫線a4上には、突設フラップ12に対応する位置に切開された切開部16が形成されている。そして、切開部16は、横罫線a4上の一部が凸状に切り込まれることによって張り出される張出部17を有し、その張出部17の下方側には、張出部の一部が抜き打ちされることによって作業者が指を入れて引っ掛けることが可能な大きさの引掛部18が形成されている。
これらの突設フラップ12および切開部16が前述の補強部6を構成する。つまり、バンパー梱包箱1の組み立て時に、作業者が主天面D1の角部11を従折返フラップ52に挟み込むことに加えて、主天面D1の突設フラップ12を切開部16に挟み込むことにより、主天面D1と従天面D2の重ね合わせがより強固に固定された状態に組み立てられる。
また、切開部16における張出部17を突設フラップ12におけるカット部15に挟み込むことにより、突設フラップ12を切開部16からより外れにくくすることができる。なお、このとき、作業者が引掛部18に指を入れて張出部17をカット部15に挟み込むことができるので、梱包時の作業性を高めることができる。
[効果]
以上説明したように、バンパー梱包箱1では、主天面D1の角部11を従天面D2の従折返フラップ52に挟み込むことにより、主天面D1と従天面D2との重ね合わせが固定された状態に組み立てられるため、接着剤や両面テープはもちろんのこと、主天面D1と従天面D2との重ね合わせを固定するためのガムテープ等も不要となることから、これらの品を常備する必要もなくなり、組み立て作業の簡素化に繋がることになる。
これに加えて、折返フラップ5において長手側面B上に形成される三角枠53が、天板部3の左右方向への移動を規制するため、バンパー梱包箱1の変形を抑制することが可能となり、ひいては天板部3の上下方向から受ける外力に対し、梱包物であるバンパー10を守ることができる。
したがって、バンパー梱包箱1は、接着剤やテープ等を用いることなく容易に組み立て作業を行うことが可能な変形しにくい天板付き舟形段ボール箱ということができる。
また、バンパー梱包箱1では、従第2交差面CD2の端部に切欠部21が形成されており、主天面D1の角部11を従天面D2の従折返フラップ52に挟み込む際に、角部11と主第2交差面CD1とが重ならずに済むように設計されているため、従折返フラップ52への角部11の挿入が容易となり、作業者が組み立て作業をより容易に行うことができる。
さらに、バンパー梱包箱1では、主折返フラップ51と従折返フラップ52とが重ならずに済み、且つ、天板部3の短手方向に渡ってこれらの折返フラップ5が位置することになるため、組み立て作業の容易さを損なうことなく、開口部2付近の強度を効率的に増大させることができる。
1…バンパー梱包箱、1A…ダンボールシート、2…開口部、3…天板部、5…折返フラップ、6…補強部、7…手持部、11…角部、12…突設フラップ、15…カット部、16…切開部、17…張出部、18…引掛部、21…切欠部、51…主折返フラップ、52…従折返フラップ、53…三角枠、A…底面、B…長手側面、BC…第1交差面、C…短手側面、CD…第2交差面、CD1…主第2交差面、CD2…従第2交差面、D…天面、D1…主天面、D2…従天面、a1−a4…横罫線、b1−b2…縦罫線、bs1,bs2…対象罫線、c1−c4…斜罫線、k…開放縁。

Claims (5)

  1. 一枚の段ボールシートを予め規定された複数の罫線に沿って折り込み及び折り返しすることにより形成される天板付き舟形段ボール箱であって、
    前記段ボールシートには、矩形状の底面の長手方向に平行に規定された4本の横罫線と、前記底面の短手方向に平行に規定された2本の縦罫線とが設けられており、
    前記4本の横罫線を折り込むことにより、前記底面の長手方向に沿って垂直に起立する2つの長手側面と、前記長手側面に連接し前記底面に対向する2つの天面とが形成され、
    前記2本の縦罫線を折り込むことにより、前記底面の短手方向に沿って外向きに起立する2つの短手側面が形成され、
    前記短手側面と前記長手側面とが交差する面を第1交差面、前記短手側面と前記天面とが交差する面を第2交差面とし、
    前記段ボールシートにおける前記第1交差面には、前記長手側面および前記短手側面の起立状態を規定する斜罫線が設けられており、
    前記2本の縦罫線のうち前記長手側面および前記天面に跨る罫線である対象罫線を折り返しながら前記斜罫線を折り込むことにより、前記第1交差面と前記第2交差面とからなる折返フラップが形成され、
    前記2つの天面を重ね合わせる際に、一方の天面に設けられた角部を他方の天面に位置する前記折返フラップに挟み込むことにより、組み立てられることを特徴とする天板付き舟形段ボール箱。
  2. 前記角部が設けられた天面を主天面、前記主天面と前記短手側面とが交差する前記第2交差面を主第2交差面とし、
    前記角部は、前記主天面の前記対象罫線に沿った長さよりも前記主第2交差面の前記対象罫線に沿った長さが短くなるように前記主第2交差面の端部が切り欠かれることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き舟形段ボール箱。
  3. 前記他方の天面を従天面とし、
    前記主第2交差面の前記対象罫線に沿った長さは、前記主天面に位置する折返フラップと前記従天面に位置する折返フラップとが隣接するように設計されていることを特徴とする請求項2に記載の天板付き舟形段ボール箱。
  4. 前記他方の天面を従天面、前記従天面と前記短手側面とが交差する前記第2交差面を従第2交差面とし、
    前記従第2交差面は、前記従天面に位置する折返フラップへの前記角部の挿入を促すための切欠部が端部に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の天板付き舟形段ボール箱。
  5. 前記角部が設けられた天面を主天面、前記他方の天面を従天面とし、
    前記主天面は、前記横罫線に平行な開放縁に突設された少なくとも一つの突設フラップを有し、
    前記従天面は、前記長手側面に連接する横罫線上に前記突設フラップが挟み込まれる切開部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の天板付き舟形段ボール箱。
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JP2016196326A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 王子ホールディングス株式会社 箱およびそのブランクシートならびに製函機
JP2017132498A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 王子ホールディングス株式会社 包装箱

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