JP6912286B2 - ロック構造および包装箱 - Google Patents
ロック構造および包装箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6912286B2 JP6912286B2 JP2017123352A JP2017123352A JP6912286B2 JP 6912286 B2 JP6912286 B2 JP 6912286B2 JP 2017123352 A JP2017123352 A JP 2017123352A JP 2017123352 A JP2017123352 A JP 2017123352A JP 6912286 B2 JP6912286 B2 JP 6912286B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- piece
- connecting hole
- lock structure
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
図1および図2を参照して、第1実施形態に係る包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。なお、図面に示す「D」は「長さ方向」を示し、「W」は「幅方向」を示し、「H」は「高さ方向(上下方向)」を示している。また、長さ方向と幅方向と高さ方向とは、互いに直交(交差)している。
図2に示すように、ブランク5は、内側壁10(第1壁)と、天壁11(第2壁)と、側壁12と、底壁13と、外側壁14と、ロック構造15と、を備えている。
ロック構造15は、差込片16と、連結穴17と、規制片18と、を含んでいる。差込片16は、外側壁14の段方向他端部に2本の第2罫線L2を介して連なった状態に設けられている。連結穴17は、主に天壁11に開口している。規制片18は、連結穴17の周縁部の一部に第3罫線L3を介して連なった状態に設けられている。なお、第2罫線L2および第3罫線L3は、それぞれ汎用罫線である。
差込片16は、外側壁14の流れ方向(長さ方向)中央部に形成されている。差込片16は、外側壁14の段方向他端部から他方(外側)に向かって延びている。差込片16は、額縁部16Aと、差込本体部16Bと、を含んでいる。
連結穴17は、天壁11の流れ方向(長さ方向)中央部にて、内側壁10との境界(第1罫線L1)に沿って形成された穴である。詳細には、連結穴17は、内側壁10の第1罫線L1近傍から天壁11に亘って開口している。連結穴17は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。連結穴17の流れ方向の寸法は、差込片16の流れ方向の寸法と略同一に設定されている。連結穴17の段方向(幅方向)の寸法は、差込片16(差込本体部16B)の延出寸法よりも短く設定されている。
規制片18は、連結穴17を挟んで内側壁10の反対側となる連結穴17の縁部から内側壁10に向かって延びた状態に設けられている。規制片18は、天壁11の開口縁部の流れ方向中央部に第3罫線L3を介して連なり、連結穴17の内側領域に配置されている。規制片18は連結穴17を形成する際に天壁11の一部に切り出された部分であって、上記した連結穴17は規制片18を囲むように形成されている。規制片18は、第3罫線L3を長辺として流れ方向に細長い略長方形状に形成されている。規制片18の流れ方向の寸法は、連結穴17(差込片16)の流れ方向の寸法の略半分に設定されている。規制片18の延出寸法は、差込片16(差込本体部16B)の延出寸法よりも短く設定されている。また、規制片18の延出寸法は、連結穴17の段方向の寸法よりも短く設定されている。規制片18は、その先端部が内側壁10との境界(第1罫線L1)を超えない位置まで延びている。なお、規制片18の先端側(自由端側)角部は、円弧状に面取りされている(R形状)。
次に、図1、図3ないし図6を参照して、包装箱1の組立工程(組立作業)について説明する。図3は包装箱1を組み立てる過程を示す斜視図である。図4は包装箱1を組み立てる過程を示す断面図である。図5はロック構造15を用いてロックした状態を示す斜視図である。図6は図5のVI−VI断面図である。ここでは、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。
次に、図6を参照して、包装箱1の解体作業について説明する。
次に、図7および図8を参照して、第2実施形態に係る包装箱2について説明する。図7は包装箱2を示す斜視図である。図8は包装箱2のブランク6を示す平面図である。なお、第1実施形態に係る包装箱1と同様の構成については同一の符号を付し、包装箱1と同様の構成または対応する構成の説明は省略する。
ロック構造20は、差込片21と、連結穴22と、一対の規制片23と、を含んでいる。差込片21は、外側壁14の段方向他端部に2本の第2罫線L2を介して連なった状態に設けられている。差込片21は、2本の第2罫線L2の間に形成された額縁部21Aと、その先端部から延びた差込本体部21Bと、を含んでいる。連結穴22は、内側壁10の第1罫線L1近傍から天壁11に亘って開口している。連結穴22の流れ方向の寸法は、差込片21の流れ方向の寸法よりも長く設定されている。連結穴22の段方向の寸法は、差込本体部21Bの延出寸法と略同一に設定されている。一対の規制片23は、天壁11の開口縁部の長さ方向(流れ方向)両側に第4罫線L4(汎用罫線)を介して連なった状態に設けられている。なお、差込片21および連結穴22のその他の特徴は、第1実施形態に係る差込片16および連結穴17の特徴と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、一対の規制片23は、連結穴22の長さ方向両縁部から互いに接近するように延びた状態に設けられている。一対の規制片23は、内側壁10と天壁11との境界(第1罫線L1)に沿って天壁11の一部を切り出すことで形成されている。各規制片23は、第4罫線L4を短辺とし、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。一対の規制片23は、連結穴22の略中央で突き合わされている。内側壁10と一対の規制片23との間には、第1罫線L1に沿って隙間(連結穴22の一部)が形成されている。なお、上記した連結穴22は、一対の規制片23を切り出した跡に形成されることになる。
次に、図7、図9ないし図12を参照して、包装箱2の組立工程(組立作業)について説明する。図9は包装箱2を組み立てる過程を示す斜視図である。図10はロック構造20を用いてロックした状態を示す斜視図である。図11は図10のXI−XI断面図である。図12は図10のXII−XII断面図である。ここでは、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。
次に、図11および図12を参照して、包装箱2の解体作業について説明する。
次に、図13を参照して、第3実施形態に係る包装箱3について説明する。図13は包装箱3のブランク7を示す平面図である。なお、第1実施形態に係る包装箱1と同様の構成については同一の符号を付し、包装箱1と同様の構成または対応する構成の説明は省略する。
10 内側壁(第1壁)
11 天壁(第2壁)
14 外側壁
15,20 ロック構造
16,21 差込片
17,22 連結穴
18,23 規制片
23A 凹部
31A 側壁(第2壁)
35 内天壁(第1壁)
36 外天壁(外側壁)
Claims (7)
- 第1壁(10,35)の外側に外側壁(14,36)を重ねた状態を保持するロック構造(15,20)であって、
前記第1壁の一端部から幅方向に延びた第2壁(11,31A)に、または前記第1壁から前記第2壁に亘って開口した連結穴(17,22)と、
前記第1壁の外側に重ねられた外側壁の一端部に2本の罫線(L2)を介して連なった状態に設けられた差込片(16,21)と、
前記連結穴の周縁部の一部に連なった状態に設けられた規制片(18,23)と、を備え、
2本の前記罫線の間隔は、前記第1壁と前記第2壁の境界と前記連結穴との間隔よりも、または前記第1壁の厚さよりも僅かに長く設定され、
前記差込片は、
2本の前記罫線の間に形成された額縁部(16A)と、
前記額縁部の先端部から幅方向外側に延びる差込本体部(16B)と、を含み、
前記額縁部は、基端側の前記罫線で折れ曲がり、前記第2壁に、または前記連結穴の中に露出した前記第1壁の端面に重なり、
前記差込本体部は、先端側の前記罫線で弾性力をもって折り曲げられて前記連結穴に差し込まれた状態で、基端から先端に向かって前記外側壁から離れるように斜めに延びた姿勢となり、前記第1壁と前記第2壁の一部を、または前記第1壁の一端部を前記外側壁との間に挟み込み、
前記規制片は、前記周縁部の一部で弾性力をもって折り曲げられて前記連結穴に差し込まれた状態で、その先端部を斜めに延びた前記差込本体部に接触させて前記差込本体部を折曲状態に保持することを特徴とするロック構造。 - 前記規制片(18)は、前記連結穴を挟んで前記第1壁の反対側となる前記連結穴の縁部から前記第1壁に向かって延びた状態に設けられ、その先端部を前記連結穴に差し込まれた前記差込片の表面に接触させることを特徴とする請求項1に記載のロック構造(15)。
- 前記規制片の延出寸法は、前記差込片の延出寸法よりも短く設定されていることを特徴とする請求項2に記載のロック構造。
- 前記規制片(23)は、前記連結穴の幅方向に交差する長さ方向両縁部から互いに接近するように延びた状態に一対設けられ、その先端部を前記連結穴に差し込まれた前記差込片の長さ方向両側の表面に接触させることを特徴とする請求項1に記載のロック構造(20)。
- 前記規制片の先端部には、前記差込片の先端角部を嵌合させる凹部(23A)が切り欠かれていることを特徴とする請求項4に記載のロック構造。
- 前記連結穴の幅方向の寸法は、前記差込片の延出寸法よりも短く設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のロック構造。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載のロック構造を備えていることを特徴とする包装箱(1〜3)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123352A JP6912286B2 (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | ロック構造および包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123352A JP6912286B2 (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | ロック構造および包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019006447A JP2019006447A (ja) | 2019-01-17 |
JP6912286B2 true JP6912286B2 (ja) | 2021-08-04 |
Family
ID=65026458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017123352A Active JP6912286B2 (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | ロック構造および包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6912286B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112021009689A2 (pt) | 2019-01-17 | 2021-08-24 | Nippon Steel Corporation | Chapa de aço elétrico não orientado, estator segmentado, e máquina elétrica rotativa |
JP7303025B2 (ja) * | 2019-06-03 | 2023-07-04 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5328080A (en) * | 1993-02-08 | 1994-07-12 | The Mead Corporation | Panel interlocking arrangement for wraparound carrier |
GB9704235D0 (en) * | 1997-02-28 | 1997-04-16 | Mead Corp | Panel interlocking means for cartons |
GB0914435D0 (en) * | 2009-08-18 | 2009-09-30 | Meadwestvaco Packaging Systems | Carton and blank therefor |
US9290290B2 (en) * | 2014-03-04 | 2016-03-22 | Inteplast Group Corporation | Reusable box blank |
-
2017
- 2017-06-23 JP JP2017123352A patent/JP6912286B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019006447A (ja) | 2019-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6912286B2 (ja) | ロック構造および包装箱 | |
JP5602972B1 (ja) | 包装箱 | |
JP5836101B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP3223759U (ja) | 包装箱 | |
WO2007013319A1 (ja) | 梱包箱 | |
JP7156431B2 (ja) | 包装箱 | |
JP5690762B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3198550U (ja) | 面取箱 | |
JP5595013B2 (ja) | 段ボール箱 | |
JP3200520U (ja) | 中仕切付包装箱 | |
JP6935275B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP6758983B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP2019142536A (ja) | トレイ | |
JP3224241U (ja) | 包装箱 | |
JP2018115017A (ja) | 包装容器 | |
JP3215260U (ja) | 緩衝機能付き包装用箱 | |
JP6988685B2 (ja) | トレイ | |
JP7220956B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7081988B2 (ja) | 包装箱 | |
JP4276011B2 (ja) | 包装材及び包装構造 | |
JP7413686B2 (ja) | 包装体 | |
JP5227101B2 (ja) | 分割機能付包装用箱 | |
JP7424154B2 (ja) | トレイ | |
JP2019104522A (ja) | 包装箱 | |
JP7391346B2 (ja) | 梱包具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6912286 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |