JP7021831B2 - 緩衝構造、緩衝部材および包装箱 - Google Patents
緩衝構造、緩衝部材および包装箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7021831B2 JP7021831B2 JP2018046280A JP2018046280A JP7021831B2 JP 7021831 B2 JP7021831 B2 JP 7021831B2 JP 2018046280 A JP2018046280 A JP 2018046280A JP 2018046280 A JP2018046280 A JP 2018046280A JP 7021831 B2 JP7021831 B2 JP 7021831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushioning
- pair
- wall
- pressure receiving
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
図1ないし図5を参照して、本実施形態に係る包装箱1等の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は、図1のII-II断面図である。図3は包装箱1および緩衝部材5を示す分解斜視図である。図4は包装箱1のブランク1Aを示す平面図である。図5は緩衝部材5のブランク5Aを示す平面図である。
図4に示すように、包装箱1のブランク1Aは、一対の側壁10と、一対の端壁11と、継代片12と、一対の下内フラップ13と、一対の下外フラップ14と、一対の上内フラップ15と、一対の上外フラップ16と、を備えている。
図5に示すように、緩衝部材5のブランク5Aは、緩衝壁20と、一対の受圧壁21と、内層壁22と、外層壁23と、を備えている。
緩衝壁20は、3つの緩衝面部30と2つの立面部31とに区切られて緩衝構造26の主要部を構成している。3つの緩衝面部30は流れ方向に並設され、2つの立面部31は3つの緩衝面部30の流れ方向両外側に設けられている。なお、3つの緩衝面部30は同一形状であり、2つの立面部31は緩衝面部30を挟んで略対称であるため、以下の説明では、主に、1つの緩衝面部30および1つの立面部31について説明する。
緩衝面部30は、緩衝壁20と各々の受圧壁21との間に直線状(組立折曲線L3と平行)に設定された各々の仮想境界線V(図4に示す二点鎖線参照)に対して傾斜した略平行四辺形状に形成されている。詳細には、緩衝面部30は、段方向に対向する一対の緩衝折曲線L5と流れ方向に対向する一対の切断線CLとで囲まれた範囲に形成されている。
一対の緩衝折曲線L5は、同一の長さで直線状に形成された汎用罫線である。一対の緩衝折曲線L5は、各々の仮想境界線Vと交差するように傾斜して互いに平行に形成されている。緩衝折曲線L5は、仮想境界線Vに対して約6~16度(一例として図4では約9度)の傾斜を有している。緩衝面部30の対角部分のうち、一対の仮想境界線Vの間に位置する一対の緩衝折曲線L5の端部は、仮想境界線Vとの間に約3~8mmの隙間G1(一例として図4では約5mm)を有している。また、緩衝面部30の対角部分のうち、一対の仮想境界線Vよりも段方向外側に位置する一対の緩衝折曲線L5の端部は、仮想境界線Vとの間に約5~13mm(一例として図4では約7mm)の隙間G2を有している。
一対の切断線CLは、段ボールシートを厚み方向に切断した直線状の切目である。一対の切断線CLは、一対の緩衝折曲線L5の両側(両端部)を繋ぐようにして互いに平行に形成されている。切断線CLは、仮想境界線Vに直交する垂直線(図示せず)に対して僅かに傾斜している。なお、隣接する2つの緩衝面部30は、1つの切断線CLを共有している。これと同様に、後述する立面部31とこれに隣接する緩衝面部30とは、1つの切断線CLを共有しており、その切断線CLは、一対の緩衝折曲線L5の両端部を越えてに段方向両外側に延びている。
緩衝面部30には、補助折線L6が緩衝折曲線L5とは逆方向に傾斜した状態に形成されている。補助折線L6は、緩衝面部30を斜めに二等分するように配置された汎用罫線である。補助折線L6は、緩衝折曲線L5に対して約25~45度(一例として図4では約25度)の傾斜を有している。なお、補助折線L6の両端部は、一対の緩衝折曲線L5から離間している。
立面部31は、緩衝壁20のうち緩衝面部30を除く部分に、仮想境界線Vと平行な略長方形状に形成されている。詳細には、緩衝面部30は、段方向に対向する一対の基準折曲線L7と切断線CLとで囲まれた範囲に形成されている。
一対の基準折曲線L7は、仮想境界線V(の延長線)上に形成された汎用罫線である。一対の基準折曲線L7は、立面部31と緩衝面部30との境界の切断線CLから流れ方向外端まで直線状に延びている。
次に、包装箱1の封緘作業について説明する。なお、ここでは、一例として、作業者が包装箱1および緩衝部材5を組み立てる場合について説明する。
まず、図6を参照して、緩衝部材5の組立手順について説明する。図6は緩衝部材5を示す斜視図である。なお、以下、説明を簡単にするために、主に、1つの緩衝面部30および1つの立面部31に着目して説明する。
次に、図1ないし図3を参照して、包装箱1の組立手順について説明する。
5,6,7 緩衝部材
20 緩衝壁
21 受圧壁
26 緩衝構造
30 緩衝面部
31 立面部
32 緩衝爪
CL 切断線
L5 緩衝折曲線(折曲線)
L6 補助折線
S 緩衝空間
V 仮想境界線
Claims (5)
- 緩衝壁(20)の両端部に連設された一対の受圧壁(21)を含み、緩衝空間(S)を挟んで前記一対の受圧壁を対向させた緩衝構造(26)であって、
前記緩衝壁と各々の前記受圧壁との間に直線状に設定された各々の仮想境界線(V)と交差するように傾斜して互いに平行に形成されている一対の折曲線(L5)と、
前記一対の折曲線の両側を繋ぐようにして互いに平行に形成されている一対の切断線(CL)と、
前記一対の折曲線と前記一対の切断線とで囲まれた緩衝面部(30)に前記折曲線とは逆方向に傾斜した状態に形成されている補助折線(L6)と、を備え、
前記一対の折曲線に沿って前記一対の受圧壁を一方に折り曲げて前記緩衝空間を形成した状態において、前記緩衝面部は、他方に突き出すように前記補助折線に沿って折れた状態となり、前記補助折線を中心に前記受圧壁に対して互いに逆方向に傾斜した一対の緩衝爪(32)を形成することを特徴とする緩衝構造。 - 前記補助折線は、前記緩衝面部を二等分するように配置され、
各々の前記緩衝爪は、前記一対の仮想境界線の間に位置する対角部分が外側に突き出し、且つ前記一対の仮想境界線の外側に位置する対角部分が内側に引き込まれた状態となって傾斜を形成していることを特徴とする請求項1に記載の緩衝構造。 - 前記緩衝壁のうち前記緩衝面部を除く部分は、前記受圧壁に対し直交する立面部(31)を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の緩衝構造。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の緩衝構造を備えていることを特徴とする緩衝部材(5~7)。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の緩衝構造または請求項4に記載の緩衝部材を備えていることを特徴とする包装箱(1,2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018046280A JP7021831B2 (ja) | 2018-03-14 | 2018-03-14 | 緩衝構造、緩衝部材および包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018046280A JP7021831B2 (ja) | 2018-03-14 | 2018-03-14 | 緩衝構造、緩衝部材および包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019156451A JP2019156451A (ja) | 2019-09-19 |
JP7021831B2 true JP7021831B2 (ja) | 2022-02-17 |
Family
ID=67993077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018046280A Active JP7021831B2 (ja) | 2018-03-14 | 2018-03-14 | 緩衝構造、緩衝部材および包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7021831B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008137665A (ja) | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Fujitsu Ltd | 緩衝機能付き梱包 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3291290B2 (ja) * | 1999-07-27 | 2002-06-10 | レンゴー株式会社 | 段ボール包装材の緩衝構造 |
-
2018
- 2018-03-14 JP JP2018046280A patent/JP7021831B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008137665A (ja) | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Fujitsu Ltd | 緩衝機能付き梱包 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019156451A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4711910B2 (ja) | 紙製包装箱 | |
JP6127858B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7021831B2 (ja) | 緩衝構造、緩衝部材および包装箱 | |
JP6912286B2 (ja) | ロック構造および包装箱 | |
JP7044302B2 (ja) | 包装箱およびブランクの製造方法 | |
JP4936933B2 (ja) | 梱包用トレイ | |
JP7349934B2 (ja) | 緩衝材及びその製造方法 | |
JP3178920U (ja) | 天板付き舟形段ボール箱 | |
JP6110149B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6972861B2 (ja) | 自立性薄型直方体カートン | |
JP5777496B2 (ja) | 包装箱 | |
KR200492428Y1 (ko) | 에어완충 포장재 | |
JP3177114U (ja) | 包装箱 | |
JP7220956B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6155975B2 (ja) | 緩衝体 | |
JP7479227B2 (ja) | 梱包箱及び板材 | |
JP7188699B2 (ja) | 梱包体 | |
JP6931901B2 (ja) | 組立式容器 | |
JP3291290B2 (ja) | 段ボール包装材の緩衝構造 | |
JP7292935B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6972862B2 (ja) | 自立性薄型直方体カートン | |
JP3211958U (ja) | 包装材 | |
JP2023101144A (ja) | 包装箱 | |
JP6722212B2 (ja) | 梱包箱、梱包箱の使用方法、及び梱包箱の製造方法 | |
JP4276011B2 (ja) | 包装材及び包装構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7021831 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |