JPH0728097Y2 - 仕切体用ブランク - Google Patents

仕切体用ブランク

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JPH0728097Y2
JPH0728097Y2 JP11945189U JP11945189U JPH0728097Y2 JP H0728097 Y2 JPH0728097 Y2 JP H0728097Y2 JP 11945189 U JP11945189 U JP 11945189U JP 11945189 U JP11945189 U JP 11945189U JP H0728097 Y2 JPH0728097 Y2 JP H0728097Y2
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JP11945189U
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俊哉 馬場
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Rengo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二本の瓶を収納する包装箱に挿入する仕切
体を形成するための仕切体用ブランクに関する。
〔従来の技術〕
二本の瓶を収納することができる包装箱には、通常瓶同
士が接触しないように、また安定収納されるようにその
瓶の形状に合わせた仕切体が挿入されている。
例えば、日本酒用の包装箱には、第6図に示すような仕
切体が使用されている。この仕切体は、段ボール等の厚
紙で形成された一枚のブランクを折り曲げて瓶胴部の大
径部を仕切る対向一対の側面仕切壁aと、この側面仕切
壁aの両側に連設される底壁bと、この底壁bの一方の
端縁に連設される瓶口載置台cとを形成し、瓶胴部の大
径部から口部に至る部分の仕切として底板形状が台形の
箱体dを組み合わせたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したような仕切体では、瓶胴部の大径部から口部に
至る部分の仕切が別体として組み合わされていること、
および瓶口載置台を形成するのにいちいち瓶口載置台構
成板を折り曲げなければならないこと等により、仕切体
全体の組み立て作業性が極めて悪かった。
そこで、この考案の課題は仕切体全体を一枚のブランク
から一体的にしかも簡単に組みたてることができるよう
に改良することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、上面仕切壁の
両側に、折目線を介して側面仕切壁を連設した矩形の仕
切壁構成板と、この仕切壁構成板の両側に折目線を介し
て連設した一対の底壁構成板と、この一対の底壁構成板
の上端縁に内側垂直壁、上面壁、外側垂直壁をそれぞれ
順次折目線を介して連設した瓶口載置台構成板とから成
る段ボール等の厚紙によって構成された仕切体用ブラン
クにおいて、 上記仕切壁構成板の両側の折目線に沿って仕切壁構成板
の上端から中程にわたる切目を形成し、この仕切壁構成
板の両側の切目の下端を結ぶ横折目線を上記仕切壁構成
板に設け、上記上面仕切壁の両側の折目線をそれぞれ、
上記横折目線から上端縁までの範囲にわたって外側に向
かって広げ、上記外側垂直壁の上端縁に折目線を介して
連結板を連設し、上記上面壁と外側垂直壁の間の折目線
で瓶口載置台構成板を折り返して上記連結板の先端部を
上記底壁構成板の裏面に貼着する構成にしたのである。
〔作用〕
以上のように構成された仕切体用ブランクにおいては、
仕切壁構成板を包装箱の中央部に配置し、一対の底壁構
成板を箱内に押し込むと、その底壁構成板の移動方向が
包装箱の側壁により規制されるため、底壁構成板が互い
に箱の中央部に押しやられながら包装箱の底壁上に重な
り、これに伴い側面仕切壁が箱の中央部に起立する。側
面仕切壁のうち切目によって底壁構成板から分離されて
いる部分は、その端部側すなわち瓶口載置台側に向って
底壁構成板上に張り出す状態となり、大径の胴部から口
部に向って細くなった瓶の外形に沿って仕切りが一体的
に形成される。
また、折り返された瓶口載置台構成板も包装箱の端壁に
よりその動きが規制されるため、内側垂直壁および外側
垂直壁が起立し、瓶口載置台が自然に形成される。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図に示すように、段ボール等の厚紙で形成されたこ
の仕切体用ブランクは、仕切壁構成板10と、この仕切壁
構成板10の両側に折目線51を介して連設される一対の底
壁構成板20と、この底壁構成板20の上端縁に折目線52を
介して連設される瓶口載置台構成板30と、前記底壁構成
板20の両側に折目線53を介して連設される一対の外側板
40とで構成される。
前記底壁構成板20は、前記仕切壁構成板10および外側板
40より短くなっており、これらの各板材はその下端をそ
ろえた状態で連設されている。また、前記仕切壁構成板
10と底壁構成板20とは、底壁構成板20の上端から中程ま
で延び、前記折目線51につながる切目54により部分的に
分離されている。
前記仕切壁構成板10には、前記切目54の下端同士を結ぶ
横折目線17と、この横折目線17に平行で前記切目54の上
端から所定長さで仕切壁構成板10の内側に延びる横折目
線19とが形成されている。さらに、仕切壁構成板10に
は、その下端縁から前記横折目線17まで仕切壁構成板10
の幅方向中心線に対して対称かつ平行に延びる縦折目線
18aと、この縦折目線18aの上端から前記横折目線19の内
端まで外側に広がりながら延びる斜め折目線18bと、こ
の斜め折目線18bの上端から仕切壁構成板10の上端縁ま
で、前記中心線に対して対称かつ平行に延びる縦折目線
18cとが形成されており、これらの折目線18a、18b、18c
により仕切壁構成板10は上面仕切壁14、15と側面仕切壁
11、12、13とに区画される。また、前記側面仕切壁11の
下端には、折目線55を介して補強板16が連設されてお
り、この補強板16を折目線55で折り曲げて側面仕切壁11
の裏面側に貼着してある。
前記瓶口載置台構成板30は、折目線36、37を介して内側
垂直壁31、上面壁32、外側垂直壁33を順次連設したもの
であり、その外側辺が折目線53の延長線に略一致するよ
うに、前記内側垂直壁31の下端縁を前記底壁構成板の上
端縁に連設してある。また、前記内側垂直壁31の上端縁
側および外側垂直壁33の下端縁側の各内側辺側のコーナ
ー部には切り欠き39aが設けられており、この切り欠き3
9aの端部同士を結ぶ折目線39bが上面壁32に形成されて
いる。この切り欠き39aおよび折目線39bにより、上面壁
32の一部が折り曲げ可能な舌片35となる。なお、底壁構
成板20の上端縁のうち瓶口載置台構成板30の非連設縁21
の長さは、前記仕切壁構成板10の前記中心線の一方側に
位置する縦折目線18a、18cの横方向のずれ長さに等しく
なっている。
さらに、この瓶口載置台構成板30の前記外側垂直壁33の
上端縁には、連結板34が折目線38を介して連設されてお
り、折目線37で瓶口載置台構成板30を折り返して前記連
結板34の先端部を前記底壁構成板20の裏面に貼着してあ
る。
前記外側板40は、その外側に折目線42を介して補強板41
が連設されており、この補強板41を折り曲げて外側板40
の裏面に貼着してある。
以上のように構成された仕切体用ブランクは、仕切壁構
成板10を包装箱の中央部に配置し、一対の底壁構成板20
を箱内に押し込むと、第2図および第3図に示すよう
に、その底壁構成板20の移動方向が包装箱の側壁fによ
り規制されるため、底壁構成板20が互いに箱の中央部に
押しやられながら包装箱の底壁e上に重なると共に外側
板40が起立する。これに伴い、上面仕切壁14、15が上方
に押し上げられ、側面仕切壁11、12、13が箱の中央部に
起立する。このとき、側面仕切壁12は底壁構成板20上に
張り出す状態となり、大径の胴部から口部に向って細く
なった瓶の外形に沿う仕切が、一体的に形成される。
また、同時に折り返された瓶口載置台構成板30も包装箱
の端壁gによりその移動方向が規制されるため、内側垂
直壁31および外側垂直壁33が起立し、瓶口載置台が自然
に形成される。そして、舌片35を下方に折り曲げると、
側面仕切壁13とによって瓶口載置台に載置凹部が形成さ
れると共に瓶口載置台の形状が保持され、仕切体が完成
する。
このようにして包装箱内に組み立てられた仕切体は、第
4図および第5図に示すように、外側板40は包装箱の側
壁fで支持され、この外側板40と側面仕切壁11、12、13
との間に瓶の収納部が形成される。
従って、第4図に鎖線で示すように、瓶の口部を前記載
置凹部に載置した状態で瓶を前記収納部に嵌め込むと、
瓶胴部のうち大径部が側面仕切壁11により仕切られ、大
径部から口部に向って細くなった部分が側面仕切壁12に
より仕切られる。
なお、仕切壁構成板10の斜め折目線18bの傾斜角等は瓶
の形状に合わせて適宜決定すればよい。
〔効果〕
以上のように、この考案は瓶の包装箱の仕切体を一枚の
ブランクから形成すると共に瓶口載置台構成板を連結板
を介して底壁構成板に連結する構成にしたため、ブラン
クの状態で包装箱内に押し込むと自然に仕切体が組み立
てられるので作業性が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るブランクの一実施例を示す平面
図、第2図は同上の組み立て途中の状態を示す斜視図、
第3図は同じく組立完成後の状態と包装箱との関係を示
す斜視図、第4図は組み立てられた仕切体を包装箱に挿
入した状態を示す平面図、第5図は第4図のX−X線に
沿った断面図、第6図は従来例を示す斜視図である。 10……仕切壁構成板、11、12、13……側面仕切壁、14、
15……上面仕切壁、16……補強板、17、19……横折目
線、18a、18c……縦折目線、18b……斜め折目線、20…
…底壁構成板、30……瓶口載置台構成板、31……内側垂
直壁、32……上面壁、33……外側垂直壁、34……連結
板、35……舌片、36、37、38、39b……折目線、39a……
切り欠き、40……外側板、41……補強板、42……折目
線、51、52、53、55……折目線、54……切目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面仕切壁の両側に、折目線を介して側面
    仕切壁を連設した矩形の仕切壁構成板と、この仕切壁構
    成板の両側に折目線を介して連設した一対の底壁構成板
    と、この一対の底壁構成板の上端縁に内側垂直壁、上面
    壁、外側垂直壁をそれぞれ順次折目線を介して連設した
    瓶口載置台構成板とから成る段ボール等の厚紙によって
    構成された仕切体用ブランクにおいて、 上記仕切壁構成板の両側の折目線に沿って仕切壁構成板
    の上端から中程にわたる切目を形成し、この仕切壁構成
    板の両側の切目の下端を結ぶ横折目線を上記仕切壁構成
    板に設け、上記上面仕切壁の両側の折目線をそれぞれ上
    記横折目線から上端縁までの範囲にわたって外側に向っ
    て広げ、上記外側垂直壁の上端縁に折目線を介して連結
    板を連設し、上記上面壁と外側垂直壁の間の折目線で瓶
    口載置台構成板を折り返して上記連結板の先端部を上記
    底壁構成板の裏面に貼着したことを特徴とする仕切体用
    ブランク。
JP11945189U 1989-10-11 1989-10-11 仕切体用ブランク Expired - Lifetime JPH0728097Y2 (ja)

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JPH0360225U JPH0360225U (ja) 1991-06-13
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