JPS629217Y2 - - Google Patents

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JPS629217Y2
JPS629217Y2 JP2285583U JP2285583U JPS629217Y2 JP S629217 Y2 JPS629217 Y2 JP S629217Y2 JP 2285583 U JP2285583 U JP 2285583U JP 2285583 U JP2285583 U JP 2285583U JP S629217 Y2 JPS629217 Y2 JP S629217Y2
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JP
Japan
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side wall
side walls
cardboard box
folding lines
height
Prior art date
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JP2285583U
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JPS59129713U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は段ボール箱に関し、高さの高い状態か
らその高さの半分程度の低い状態に容易に変更し
得るようにしたものである。
段ボール箱は例えば引越しの際等の運搬用に使
用されると共に、衣類その他の物を収納保管して
おくための保管用に使用されるが、運搬用に使用
する場合には多くの物を運搬できるようにある程
度高さの高い段ボール箱が望まれ、保管用として
使用する場合には、高さが低くて棚等に安定に載
置できるようなものが望まれる場合が多い。
本考案は上記点に鑑み、高さの高い状態から低
い状態に容易かつ体裁よく変更し得る便利な段ボ
ール箱を提供することを目的とし、その特徴とす
るところは、底壁と前後左右の側壁とを有する方
形の段ボール箱において、各側壁の上下方向中央
部又は該中央部のやや上側に、内側に折り込むた
めの水平折込み線を設け、該各水平折込み線の交
差部と、水平折込み線から側壁上端までの高さ分
だけ角部上端から離間した側壁の上端位置とを結
ぶように、少なくとも対向する一対の側壁に傾斜
折込み線を一対ずつハの字状に設けた点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図において、1は段ボール箱で、底壁2
と前後側壁3,4と左右側壁5,6とを有する方
形に形成されている。各側壁3,4,5,6は折
曲縁部7,8,9,10を有し、底壁2は第2図
乃至第4図に示す如く係止片17,18,19,
20から成り、係止片19,20は折曲線34,
35を介して延設された接続部19a,20aを
有する。段ボール箱1は第2図に示す如く側壁
3,4,5,6と係止片17,18,19,20
と接続片11とを一体に備える板状の型紙を、折
曲線22,23,24,25,26,27,2
8,29,30,31,32,33で折曲し、係
止片17,18,19,20を第3図及び第4図
に示す如く板状に係合させると共に、接続部19
a,20aを係止片17,18に接着し、接続片
11を側壁4の外端部に接着することにより、第
1図に示す如く箱形に形成したものである。な
お、底壁2及び側壁3,4,5,6は段ボール紙
とその外面に貼着した化粧紙とを備えて成る。
12a,12b,13a,13b,14a,1
4b,15a,15bは側壁3,4,5,6の上
部壁3a,4a,5a,6aを下部壁3b,4
b,5b,6bに重合するように内側に折込むた
めの水平折込み線で、側壁3,4,5,6の上下
方向中央部に互いに近接して一対ずつ形成されて
いる。38,39,40,41,42,43,4
4,45は傾斜折込み線で、傾斜折込み線40,
41は、水平折込み線12aと水平折込み線14
a,15aとの交差部a,bと、水平折込み線1
2aから側壁3上端までの高さL分だけ側壁3と
側壁5,6とが交じわる角部e,f上端から離間
した側壁3上端とを結ぶように、前側壁3にハの
字状に形成されている。傾斜折込み線45,44
は、水平折込み線13aと水平折込み線14a,
15aとの交差部c,dと、前記高さL分だけ側
壁4と側壁5,6とが交じわる角部g,h上端か
ら離間した側壁4上端とを結ぶように、後側壁4
にハの字状に形成されている。傾斜折込み線3
9,38は、前記交差部a,cと、高さL分だけ
角部e,g上端から離間した側壁5上端とを結ぶ
ように、左側壁5にハの字状に形成されている。
傾斜折込み線42,43は、交差部b,dと、高
さL分だけ角部f,h上端から離間した側壁6上
端とを結ぶように、右側壁6にハの字形に形成さ
れている。
46,47,48,49,50,51,52,
53は各折曲縁部9,7,10,8に形成した傾
斜折込み線で、傾斜折込み線48,49は傾斜折
込み線40,41に、傾斜折込み線53,52は
傾斜折込み線45,44に、傾斜折込み線46,
47は傾斜折込み線38,39に、傾斜折込み線
51,50は傾斜折込み線43,42に対して
夫々折曲線28,32,26,30で線対称にな
るように形成されている。
上記実施例の構成によれば、引越しの際等には
段ボール箱1を第1図に示す如く側壁3,4,
5,6の高さが高い状態で使用すればよく、これ
に多くの物を収納して運搬することができる。そ
して、段ボール箱1を運搬に使用した後、衣類等
を保管するために使用する場合には、第5図の如
く折曲縁部7,8,9,10を側壁3,4,5,
6の外面に重合するように折曲させた後、第6図
の如く側壁3,4の上端壁3a,4aを外方に引
張して傾斜折込み線40,41,44,45及び
傾斜折込み線48,49,52,53で三角状に
折曲させると共に、側壁5,6の上部壁5a,6
aを水平折込み線14a,14b,15a,15
bを利用して内方に折曲げ、その後上部壁3a,
4aを矢印A方向に曲げることにより、第7図に
示す如く側壁3,4,5,6の上部壁3a,4
a,5a,6aを下部壁3b,4b,5b,6b
に2つ折り状に重合させると共に、折曲縁部7,
8,9,10を底壁2に重合させ、段ボール箱1
の高さを半分の高さに簡単かつ体裁よく変更し得
る。なお、この場合第8図に示す如く側壁5,6
の上壁部5a,6aを傾斜折込み線38,39,
42,43及び傾斜折込み線36,37,50,
51で台形状に折曲させた後に、第7図の如く段
ボール箱1の高さを半分にすることもできる。
なお、前記実施例では各側壁3,4,5,6に
傾斜折込み線40,41,44,45,38,3
9,43,42及び傾斜折込み線48,49,5
2,53,46,47,50,51を設けている
が、これに代え、第9図に示す如く前後側壁3,
4のみに傾斜折込み線40,41,48,49,
44,45,52,53を設けるようにしてもよ
いし、また第10図に示す如く左右側壁5,6に
のみ傾斜折込み線38,39,46,47,4
2,43,50,51を設けるようにしてもよ
い。この際第9図の場合は第6図の方法で段ボー
ル箱1を低い状態にすればよく、第10図の場合
は第8図の方法で低い状態にすればよい。また各
側壁3,4,5,6には折曲縁部7,8,9,1
0は無くてもよい。さらに、前記実施例では側壁
3,4,5,6の中央部に水平折込み線22,2
3,24,25を上下2本ずつ形成しているが、
側壁3,4,5,6の厚みが薄い場合には1本ず
つ形成するようにしてもよい。また水平折込み線
22,23,24,25は側壁3,4,5,6の
上下方向中央部よりやゝ上側に設けてもよい。
以上のように本考案によれば、段ボール箱を高
さの高い状態から、各側壁を水平折込み線及び傾
斜折込み線を利用して折り込むことにより、その
高さの半分程度の高さの低い状態に簡単かつ体裁
よく変更でき、例えば運搬用と保管用との両方に
便利に使用できる。しかも高さの低い状態にした
場合には、各側壁が2重になり、段ボール箱全体
を丈夫な構造になし得る。また、段ボール箱を構
成する側壁に単に水平折込み線及び傾斜折込み線
を形成しただけの簡単な構造であるから、製造容
易でかつ安価に提供できるし、高い状態のときで
も段ボール箱の箱形を比較的強く保つことができ
ると共に、低い状態にした後に再び高い状態に戻
すことも可能であり、その実用的効果は著大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同展開平面図、第3図は同底壁の平面図、第
4図は同底壁の底面図、第5図乃至第8図は作用
説明用の斜視図、第9図及び第10図は夫々他の
実施例を示す斜視図である。 1……段ボール箱、2……底壁、3,4,5,
6……側壁、12a,12b,13a,13b,
14a,14b,15a,15b……水平折込み
線、38,39,40,41,42,43,4
4,45……傾斜折込み線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁と前後左右の側壁とを有する方形の段ボー
    ル箱において、各側壁の上下方向中央部又は該中
    央部のやや上側に、内側に折り込むための水平折
    込み線を設け、該各水平折込み線の交差部と、水
    平折込み線から側壁上端までの高さ分だけ角部上
    端から離間した側壁の上端位置とを結ぶように、
    少なくとも対向する一対の側壁に傾斜折込み線を
    一対ずつハの字状に設けたことを特徴とする段ボ
    ール箱。
JP2285583U 1983-02-17 1983-02-17 段ボ−ル箱 Granted JPS59129713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2285583U JPS59129713U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 段ボ−ル箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2285583U JPS59129713U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 段ボ−ル箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129713U JPS59129713U (ja) 1984-08-31
JPS629217Y2 true JPS629217Y2 (ja) 1987-03-04

Family

ID=12094326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2285583U Granted JPS59129713U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 段ボ−ル箱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890343B1 (ko) 2008-12-15 2009-03-25 김무환 식품용기

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JPS59129713U (ja) 1984-08-31

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