JPH0777900B2 - 段ボール箱板紙 - Google Patents
段ボール箱板紙Info
- Publication number
- JPH0777900B2 JPH0777900B2 JP4088181A JP8818192A JPH0777900B2 JP H0777900 B2 JPH0777900 B2 JP H0777900B2 JP 4088181 A JP4088181 A JP 4088181A JP 8818192 A JP8818192 A JP 8818192A JP H0777900 B2 JPH0777900 B2 JP H0777900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folding
- side wall
- box
- paperboard
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
ボール製箱・容器の為の段ボール箱板紙に関する。
一般に木製・プラスチック製で製作されることが多い。
しかしながら、近年産業廃棄物及び環境問題の為、段ボ
ール板紙による箱・容器の使用が望まれている。しかし
ながら、従来の紙製箱は、箱側壁となる部分は紙の一回
の折り返しのみで形成される為強度が不足し、重量物の
収容、棚枠木への載置、積載しての物品格納が難しく実
用に至っていないものである。
のこれらの問題点を解消し、棚枠木への載置・積載を可
能として強度が要求される箱としても使用できる段ボー
ル箱板紙を提供することにある。
発明の要旨は、 1) 段ボール板紙を折り込んで箱体を形成する段ボー
ル箱板紙であって、箱底面となる長方形状の底面部の短
辺を段ボール板紙の中芯の方向と平行となるようにと
り、同底面部の短辺周縁から箱の高さの2倍より僅かに
少ない長さを段ボール板紙の厚み以上の折り返し巾を中
間にとって延長して短辺側壁部を形成し、しかも同側壁
部の折り返し巾より外方にある折り込み内壁面部の長さ
lを折り返し巾より内方にある折り込み外壁面部の長さ
より板紙厚さの2倍以上短くし、又上記折り込み内壁面
部及び折り込み外壁面部の左右周縁から左右方向に延長
して延長耳部を形成し、更に底面部の長辺周縁から箱の
高さの2倍の長さを板紙の厚みの3倍以上の折り返し巾
を中間にとって延長し長辺側壁部を形成したことを特徴
とする段ボール箱板紙 2) 短辺側壁部の折り返し巾及び長辺側壁部の折り返
し巾の各境界に折り込み加工を施した請求項1記載の段
ボール箱板紙 3) 箱板紙の表面に防水加工を施した請求項1又は2
記載の段ボール箱板紙 4) 折り返し巾の外側となる表面に滑り止めを施した
請求項1〜3何れか記載の段ボール箱板紙にある。
(c)のように短辺側及び長辺側の側壁部は二段に折り
込まれて箱の側壁を形成させるので二枚の板紙で垂直荷
重を受ける。しかも、長辺側の箱側壁となる中芯は上下
方向に伸びるので、短辺側に比べ強度が弱いとされる長
辺側の強度を高めている。更に、短辺側壁部の左右の延
長耳部が長辺側の側壁内にあるので、長辺側の側壁は板
紙4枚で垂直荷重を支える。しかも、側壁内に封入され
る延長耳部の間隔は板紙厚み以上の間隔をとることで更
に大きな荷重に耐える構造となった。更に、防水加工を
すれば水に濡れた場合や水分を含んだものの収容にも耐
えるものとなる。長辺側の側壁上端表面に滑り止めを施
せば更に積み重ねの際の箱の滑りを防ぎ積載を容易とし
ている。
板紙の実施例を図面に基づいて説明する。
ロ箱組み立て工程を示す説明図、図3は図2(b)のA
−A断面図、図4は実施例の板紙の構造を示す拡大断面
図である。
ール箱板紙(以下、単に板紙という)、1は板紙Bの長
方形状の底面部、2は短辺側の側壁部、3は長辺側の側
壁部、4は延長耳部、5は中芯筋線、6は板紙Bの中
芯、7は板紙Bのライナー、8は滑り止めである。
部で、その長さは折り込み外壁面部21より20mm程
短かい。21は同側壁部2の折り込み外壁面部、22は
側壁部2の外周縁に設けた係止突片、23は把手穴、2
4は板紙Bの厚みdの3倍以上の16mmの長さlを有
する折り返し巾、25はミシン目のある折り込み線、3
0は長辺側の側壁部3の折り込み外壁面部、31は長辺
側の側壁部3の折り込み内壁面部、32は板紙Bの厚み
dの6倍の18mmの折り返し巾、33はプレス加工さ
れた折り込み線、34は長辺側の側壁部3の係止突片、
51は底面部1の短辺周縁に穿孔された係止突起22の
挿入孔、52は底面部1の長辺周縁に穿孔された係止突
起34の挿入孔、53,54は底面部1の外周縁の折り
込み線である。
箱に組み立てる工程について説明する。まず、図2
(a)の如く短辺側の側壁部2の中間の折り込み巾24
の上下の折り込み線25からそれぞれ90°内側方向に
折り込んで、その折り込み外壁面部21と折り込み内壁
面部20の二枚の板紙を板紙巾厚みd以上の巾およそ1
3mm程の間隔を離して垂直にする。その際、係止突起
22を底面部1の挿入孔52に挿入して短辺側の側壁部
2を底面部1に係止する。更に折り込まれた側壁部2の
左右2枚の延長耳部4を90°内側に折り込む。する
と、延長耳部4は板紙の厚みd以上の間隔を離して底面
部1の長辺周縁上に立ち上がる。
3に沿って内側に90°折り込む。その際、立ち上がっ
た延長耳部4を内部に取り込むようにし、係止突起34
を底面部1の挿入孔51に挿入することによって長辺側
の側壁部3を底面部1に係止する(図2(c)参照)。
図3に示す。組み立てられたトロ箱の長辺及び短辺側の
いずれかの側壁も側壁部3,4が二重に折り込まれて箱
形となって強度を高めている。特に、長辺側の側壁の内
部には2枚の延長耳部が間隔をあけて挿入されるので4
枚の板紙で荷重を分散して支持でき、大きな荷重に耐え
られるようにしている。更に、折り込まれた長辺側の側
壁部3の中芯6の方向が垂直となることで更に強度が高
めることができる。
るので耐水性があり、トロ箱として実用上使用できるも
のとしている。更に、折り返し巾24,32の外側とな
る表面に滑り止めを施すことでトロ箱を重ねても箱が滑
らないようにしている。
二重に折り込んで箱形とすること、延長耳部を長辺の側
壁の内部に挿入できる構造とし、しかも長辺側の側壁の
中芯を組み立て時垂直となるようにしたことによって、
組み立てられた箱の強度を大巾に向上させることがで
き、重量物を積載して使用できるようにした。特に棚枠
木上に載置される場合の長辺の強度が充分なものである
からトロ箱等にも使用できる。更に、防水加工をすれば
水分のある物の収容、環境の悪い個所での使用にも耐え
るようにしている。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 段ボール板紙を折り込んで箱体を形成す
る段ボール箱板紙であって、箱底面となる長方形状の底
面部の短辺を段ボール板紙の中芯の方向と平行となるよ
うにとり、同底面部の短辺周縁から箱の高さの2倍より
僅かに少ない長さを段ボール板紙の厚み以上の折り返し
巾を中間にとって延長して短辺側壁部を形成し、しかも
同側壁部の折り返し巾より外方にある折り込み内壁面部
の長さlを折り返し巾より内方にある折り込み外壁面部
の長さより板紙厚さの2倍以上短くし、又上記折り込み
内壁面部及び折り込み外壁面部の左右周縁から左右方向
に延長して延長耳部を形成し、更に底面部の長辺周縁か
ら箱の高さの2倍の長さを板紙の厚みの3倍以上の折り
返し巾を中間にとって延長し長辺側壁部を形成したこと
を特徴とする段ボール箱板紙。 - 【請求項2】 短辺側壁部の折り返し巾及び長辺側壁部
の折り返し巾の各境界に折り込み加工を施した請求項1
記載の段ボール箱板紙。 - 【請求項3】 箱板紙の表面に防水加工を施した請求項
1又は2記載の段ボール箱板紙。 - 【請求項4】 折り返し巾の外側となる表面に滑り止め
を施した請求項1〜3何れか記載の段ボール箱板紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4088181A JPH0777900B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 段ボール箱板紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4088181A JPH0777900B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 段ボール箱板紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254540A JPH05254540A (ja) | 1993-10-05 |
JPH0777900B2 true JPH0777900B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=13935741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4088181A Expired - Lifetime JPH0777900B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 段ボール箱板紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777900B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11139426A (ja) * | 1997-11-11 | 1999-05-25 | Toppan Printing Co Ltd | 封止機能付き箱状容器 |
JP2001191355A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-17 | Asahi Kasei Corp | ステアリングホイールの製造方法 |
JP2003072741A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-12 | Ykk Corp | 段ボール箱 |
JP2003327233A (ja) * | 2002-05-07 | 2003-11-19 | Yukio Yasushige | 折り畳式段ボール箱 |
JP6915834B2 (ja) * | 2016-11-11 | 2021-08-04 | 株式会社オーディオテクニカ | 組立式包装箱 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB783932A (en) * | 1955-09-26 | 1957-10-02 | Bowater Eburite Ltd | Improvements relating to boxes |
JPS63154431U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-10-11 | ||
JPH01126918U (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-30 | ||
JPH03108616U (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-08 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4088181A patent/JPH0777900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05254540A (ja) | 1993-10-05 |
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