JPH0513711Y2 - - Google Patents

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JPH0513711Y2
JPH0513711Y2 JP1740889U JP1740889U JPH0513711Y2 JP H0513711 Y2 JPH0513711 Y2 JP H0513711Y2 JP 1740889 U JP1740889 U JP 1740889U JP 1740889 U JP1740889 U JP 1740889U JP H0513711 Y2 JPH0513711 Y2 JP H0513711Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、箱体の開口面を堅固な二層構造にし
た包装箱に関するものである。
【考案が解決しようとする課題】
従来、収容した商品の破損を防止するために、
箱体内に緩衝材を詰めることが施されているが、
箱体が堅固でないと緩衝材による効果が発揮でき
ないものであつた。 本願出願人は、先の出願(実願昭63−46418号
及び実願昭64−354号)で、箱体を空気層を介し
て二重に形成することで堅固にした新規な箱体を
提供したのであるが、いずれも内蓋面が長手方向
に二分割された内蓋片で形成されているため、底
部或いは胴部に比較して蓋部の強度が弱くなり、
箱体を上下逆に扱う場合には問題が生じるおそれ
があるのである。 そこで本願は蓋部及び底部の開口部を強い強度
の二重構造に形成して商品の破損防止を図ること
ができる包装箱を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、少なくとも蓋部或いは底部
の開口部を折曲によつて二層に連設形成する包装
箱であつて、並列した一方の一対の外胴片に蓋板
や底板となる外側閉塞片を、他方の一対の外胴片
にフラツプを連設し、外側閉塞片及びフラツプに
高さ間隔片を介して内部閉塞面となる内側閉塞片
を連設すると共に、該内蓋片に接着片を連設し、
夫々のフラツプ及びその高さ間隔片の巾方向中央
部に一連の係合孔Kを透設し、夫々の外側閉塞片
の高さ間隔片の両側部に外側閉塞片の側端部に達
する長さの差込片3aを外側閉塞片に連設して成
り、折曲によつてフラツプ側の係合孔Kに外側閉
塞片の差込片3aを挿入配置できる二層開口部と
成した構成としている。 なお、高さ間隔片を介して外側閉塞片側に連設
した内側閉塞片の両側に該高さ間隔片と同一巾の
補強片を連設してもよい。
【作用】
折曲によつて外側閉塞片及びフラツプの内面側
に高さ間隔片を介して内側閉塞片から成る内部閉
塞面が配置されて二層構造となり、対向当接した
一対の内側閉塞片の両側に他方の内側閉塞片が直
角配置されると共に、夫々の対向する外側閉塞片
に連設された差込片が両側の外側閉塞片側に透設
された係合孔に挿入された配置状態となるもので
ある。即ち、相互に係止状態で夫々の内側閉塞片
が直角配置されることになる。 請求項第2項のものでは、内側閉塞片の両側に
連設された補強片が起立して外側閉塞片に当接す
ることから該内側閉塞片を支持できるのである。 請求項第3項のものでは、折曲によつて夫々の
外胴片の内側に横間隔片による空間層をおいて内
胴片が配置され、また外底片及び底フラツプの上
方に高さ間隔片による空間層をおいて内底片が配
置されると共に、外蓋片及び蓋フラツプの下方に
高さ間隔片による空間層をおいて内蓋片が配置さ
れるのである。即ち、外胴片と外蓋片、蓋フラツ
プと外底片、底フラツプとで形成される外箱体内
に、内胴片と内蓋片と内底片とで形成される内箱
面を夫々の間隔片の巾間隔による空間層を介して
備えた箱体となるのである。
【実施例】
以下、本考案の詳細を図示実施例で説明する。 第1図及び第2図で示す本例の段ボール製包装
箱は、開口部を蓋部として箱体を空気層を介して
二層に形成したものである。 その形成は、第3図の展開状態のように、折目
Aを介して長手方向の外胴片1と巾方向の外胴片
2を交互に並列し、一方の一対の外胴片1の上に
折目Bを介して外蓋片3を、他方の一対の外胴片
2の上に蓋フラツプ4を連設すると共に、夫々の
外胴片1の下に折目Cを介して外底片5を、夫々
の外胴片2の下に底フラツプ6を連設している。 また、夫々の外蓋片3及び蓋フラツプ4に夫々
同一巾の高さ間隔片7a,7bを折目Dを介して
連設すると共に、内天面となる内蓋片8,9を折
目Eを介して高さ間隔片7a,7bに連設し、さ
らに内蓋片8,9に折目Fを介して蓋部接着片1
0,11を連設している。なお、一方の接着片1
1は切折目Gで二分された接着片部11a,11
bから成る。 夫々の外底片5及び底フラツプ6には同一巾の
高さ間隔片12を折目Hを介して連設し、ついで
折目Iを介し内底片13,14を、折目Jを介し
内胴片15,16を、折目Tを介し同一巾の横間
隔片17を、折目Mを介し第1接着片18を、切
折目Nを介し補強片19を、切折目Pを介し第2
接着片20を、切折目Rを介し第3接着片21を
順に連設している。 なお、補強片19は間隔付与片17の巾と板厚
分だけ短くした巾であり、また上下の間隔付与片
7a,7b,12は同一巾である。さらに内底片
13には商品の脚部挿着孔13aが、内胴片15
から間隔片17にかけて提げ手挿入孔15aが欠
設してある。 そして本例において特徴ある構成は、夫々の蓋
フラツプ4及びその高さ間隔片7bの巾方向中央
部に一連の係合孔Kを透設し、夫々の外蓋片3の
高さ間隔片7aの両側部に外蓋片3の側端部に達
する長さの差込片3aを外蓋片3に折目Daを介
して連設すると共に、内蓋片8の両側に該高さ間
隔片7aと同一巾の補強片8aを折目Wを介して
連設したことである。また、接着片部11の中央
部にも外端に開放した係合孔11cが設けてあ
る。 次に本例の組み立てを説明すると、まず展開状
態から第6図及び第7図のように夫々の折目B,
D,E,Gで折曲して蓋部接着片10,11aを
外胴片1,2の内面上端部に接着し、接着片部1
1bは蓋フラツプ4の内面に接着する。ついで
夫々の折目H,I,J,T,M,N,P,Rで折
曲して第1接着片18を外胴片1,2の内面に接
着すると共に、第2接着片20を内胴片15,1
6の外面下部に接着し、さらに第3接着片21を
外底片5或いは底フラツプ6に接着するのであ
る。 これにより、係合孔Kが上端に開口配置して第
4図及び第5図のような展開状態となり、第2図
のように折目Aで折曲し、底フラツプ6を外底片
5の上に重ね糊代片1aを隣接する外胴片2の開
放側端辺部に止着し、外底片5の合わせ目を接着
テープで止着する。 そして、商品収容後、第8図及び第9図のよう
に両側で対向配置している蓋フラツプ4の係合孔
Kに外蓋片3の差込片3aを挿入することで蓋部
を閉じ、外蓋片3の合わせ目を接着テープで止着
すればよい。また、提げ手挿入孔15aのため支
障なく商品を出し入れできるのである。 このように本例によると、間隔付与片7a,7
b,12,17により外胴片1,2、外蓋片3、
蓋フラツプ4、外底片5及び底フラツプ6に空気
層の間隔をおいて内胴片15,16、内蓋片8,
9及び内底片13,14が配置した内箱面が形成
され二重構造の強固な包装箱となるのである(第
8図及び第9図参照)。 特に本例においては、その内箱体のうちで、内
蓋片で形成する内天面は、対向当接した一対の内
蓋片8の両側に他方の内蓋片9が直角配置される
配置状態であり、また内底片で形成する内底面
も、対向当接した一対の内底片13の両側に他方
の内底片14が直角配置される配置状態のため、
内壁面構造と相俟つて堅固な二重箱体となるので
ある。 この直角配置状態のため、いずれかの内底片が
収容した重量商品の荷重で破損しても他の内底片
が収容商品を良好に支持できるのであり、また箱
体を逆にしても強度に支障がないのであり扱い易
いものである。 さらに、開口部となる蓋部において、外蓋片3
の差込片3aが蓋フラツプ4の係合孔Kに挿入係
止できるため外蓋片3の浮き上がりを防止できる
ことから接着テープの接着作業が容易となるので
ある。また、該差込片3aの介在によつて折目を
同一とする高さ間隔片7aが安定状態となるため
内蓋片8も安定すると共に、補強片8aの起立に
よつて一層内蓋片8が安定し堅固な蓋部となるの
である。 なお、本例では、内胴片15,16と外胴片
1,2とに補強片19が略中央部で介在している
ため、また内胴片15,16と糊付けされた第2
接着片20が外底片5或いは底フラツプ6に届い
ているため内胴片15,16及び内底片13,1
4が一層強固となつて変形が防止されるのであ
る。 本例は前記のように構成したが本考案において
はこれに限定されない。 例えば、本考案の構成は蓋部だけに限定され
ず、底部等の開口部に利用できるのである。 また、外側閉塞片、フラツプ、間隔片及び内側
閉塞片の形状、巾、長さは問わない。 さらに、フラツプに設ける係合孔と外側閉塞片
に連設する差込片との挿入配置構成も適宜であ
る。但し、差込片は高さ間隔片に連設しなくても
よい。 なお、要旨ではないが、比較的軽量な商品で
は、本例において第1接着片18までの連設構成
でもよく、第2及び第3接着片を必要とするもの
ではない。或いは第11図及び第12図のように
第1接着片18に補強片19及び第2接着片20
を備えてもよい。 また、包装箱の材質も問わず、段ボール製の
他、プラスチツク等でもよい。
【考案の効果】
したがつて本考案によると、蓋部等の開口部を
内側閉塞片の直角配置状態による二層構造に形成
できると共に、外側閉塞片の差込片をフラツプの
係合孔に挿入係合できるため、開口部の閉塞作業
が容易となり、且つその係合状態によつて二層構
造が堅固になる効果が大きい。 また、請求項第2項のものでは、補強片の介在
で内側閉塞片が安定配置されることから一層開口
部が堅固になるのである。 さらに請求項第3項のものでは、外箱体の内部
全面に内箱面が形成された二層構造体となるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の組立て斜視図、第
2図はその組立て状態の斜視図、第3図はその展
開状態の平面図、第4図はその組立て途中の正面
図、第5図は第4図の平面図、第6図は第5図に
おける−拡大断面図、第7図は第5図におけ
る−拡大断面図、第8図は一方の蓋部を開け
た状態の縦断面図、第9図は第8図の縦断側面
図、、第10図は別例の縦断面図、第11図はそ
の縦断側面図である。 1,2……外胴片、3……外蓋片、4……蓋フ
ラツプ、5……外底片、6……底フラツプ、3a
……差込片、7a,7b,12……高さ間隔片、
8a……補強片、8,9……内蓋片、10,11
……蓋部接着片、13,14……内底片、15,
16……内胴片、17……横間隔片、19……補
強片、18……第1接着片、20……第2接着
片、21……第3接着片、A,B,C,D,Da,
E,F,G,H,I,J,T,M,N,P,R,
W……折目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも蓋部或いは底部の開口部を折曲に
    よつて二層に連設形成する包装箱であつて、並
    列した一方の一対の外胴片に蓋板や底板となる
    外側閉塞片を、他方の一対の外胴片にフラツプ
    を連設し、外側閉塞片及びフラツプに高さ間隔
    片を介して内部閉塞面となる内側閉塞片を連設
    すると共に、該内蓋片に接着片を連設し、夫々
    のフラツプ及びその高さ間隔片の巾方向中央部
    に一連の係合孔Kを透設し、夫々の外側閉塞片
    の高さ間隔片の両側部に外側閉塞片の側端部に
    達する長さの差込片3aを外側閉塞片に連設し
    て成り、折曲によつてフラツプ側の係合孔Kに
    外側閉塞片の差込片3aを挿入配置できる二層
    開口部と成したことを特徴とする二層開口部を
    有する包装箱。 (2) 高さ間隔片を介して外側閉塞片側に連設した
    内側閉塞片の両側に該高さ間隔片と同一巾の補
    強片8aを連設した請求項第1項記載の包装
    箱。 (3) 外胴片1,2を並列し、一方の一対の外胴片
    1の上に外側閉塞片としての外蓋片3を、他方
    の一対の外胴片2の上に蓋フラツプ4を連設す
    ると共に、夫々の外胴片1の下に外底片5を、
    夫々の外胴片2の下に底フラツプ6を連設し、
    夫々の外蓋片3及び蓋フラツプ4に高さ間隔片
    7a,7bを介して内部閉塞面となる内側閉塞
    片としての内蓋片8,9を連設すると共に、該
    内蓋片8,9に接着片10,11を連設し、
    夫々の外底片5及び底フラツプ6に高さ間隔片
    12を介して内底面となる内底片13,14を
    連設し、夫々の内底片13,14に起立して連
    続した内壁面となる内胴片15,16を連設す
    ると共に、夫々の内胴片15,16に横間隔片
    17を介して接着片18を連設し、さらに夫々
    の蓋フラツプ4及びその高さ間隔片7bの巾方
    向中央部に一連の係合孔Kを透設し、夫々の外
    蓋片3の高さ間隔片7aの両側部に外蓋片3の
    側端部に達する長さの差込片3aを外蓋片3に
    連設して成り、組立によつて外胴片1,2と外
    蓋片3、蓋フラツプ4と外底片5、底フラツプ
    6とで形成される外箱体内に、内胴片15,1
    6と内蓋片8,9と内底片13,14とで形成
    される内箱体を間隔片7,12,17の巾間隔
    による空間層を介して備えた請求項第1項記載
    の包装箱。
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