JPH0245377Y2 - - Google Patents

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JPH0245377Y2
JPH0245377Y2 JP1982174375U JP17437582U JPH0245377Y2 JP H0245377 Y2 JPH0245377 Y2 JP H0245377Y2 JP 1982174375 U JP1982174375 U JP 1982174375U JP 17437582 U JP17437582 U JP 17437582U JP H0245377 Y2 JPH0245377 Y2 JP H0245377Y2
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JP
Japan
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flange
rear member
front member
hollow double
storage box
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JP1982174375U
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JPS5978444U (ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物の壁面や自動車の壁面に取付け
て用いる収納ボツクスに関するものである。
[従来の技術] 従来、建物の壁面、あるいは自動車等の壁面に
形成された収納ボツクスにおいて、その収納部の
前面開口部を覆う開閉自在の蓋体を備えたもの
は、実開昭52−68538号公報に記載されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記公報に記載されている従来の収納ボツクス
にあつては、収納部の前面開口部が蓋体によつて
開閉自在となつているものであるから、収納部に
物品を出し入れする際には、いちいち蓋体を開閉
しなければならず、特に、自動車用の収納ボツク
スとしては、運転中など使用上甚だ不便である。
ところで、収納部に物品の出し入れを便利にす
るため、収納部の前面の略上半部を常時開口した
収納ボツクスにあつては、物品の出し入れの際に
略下半部の覆い端縁に手が触れたり、また手が擦
れる場合が多いので、その端縁が単壁構造で薄肉
であつたり、中空二重壁構造であつても接合面や
ヒンジ等を有するものでは、手が触れた際の感触
がよくないだけでなく、手が擦れた際に思わぬ怪
我をする虞がある。
また、この種の収納ボツクスにあつては、収納
した物品が前面覆いに立て掛かる状態を呈する場
合が多いので、収納物品の重量による荷重が前面
覆いに集中して加わり、その面が変形し破損しや
すいという問題点がある。
本考案は、上記のような従来の実状に鑑み、収
納部の前面の略上半部を常時開口した収納ボツク
スにおいて、前面の略下半部を覆う前面部材を中
空二重壁構造に構成するとともに、主収納部を構
成する後面部材に接離自在に当接固着したことに
より、主収納部を形成する後面部材を壁面に取付
ける際に前面部材が邪魔にならず、その取付けが
容易にできるうえ、特に前面覆いの強度が高く、
収納物品の荷重を受け易い前面覆いの変形や破損
を未然に防止し、さらに、前面部材の上端縁を中
空二重壁で適当な厚みがあり、しかも滑らかな面
に形成したことにより、物品の出し入れの際の手
の感触が良好であり、また手が強く擦れても思わ
ぬ怪我をする虞がなく、安全性の高い収納ボツク
スを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の目的を達成するための技術的
手段として、次のように構成した。
すなわち、その構成は、壁面取付用のフランジ
を有しかつ主収納部を形成する単壁構造の後面部
材と、該後面部材の前面略下半部を覆う中空二重
壁構造の前面部材とで構成され、後面部材の略上
半部には物品を出し入れする開口部が形成されて
おり、前面部材の上記フランジと対応する二重壁
端面をフランジに接離自在に当接固着し、前面部
材の上端縁を滑かな面の中空二重壁端面としたこ
とを特徴とする収納ボツクスとしたものである。
[作用] 本考案に係る収納ボツクスにあつては、後面部
材の略上半部には物品を出し入れする開口部が形
成されているので、後面部材で構成された主収納
部に、物品の出し入れが便利にできる。そして、
略下半部を覆う前面部材は中空二重壁構造であ
り、かつその二重壁端面が後面部材のフランジに
接離自在に当接固着されているので、主収納部を
形成する後面部材を壁面に取付ける際には、前面
部材を後面部材のフランジから離しておけばそれ
が邪魔にならず、後面部材の取付けが容易である
うえ、前面の略下半部を覆う前面部材に、収納物
品の荷重が集中的に加わつても、その変形や破損
が生じない。
また、前面の略下半部を覆う前面部材の上端縁
は、中空二重壁構造の滑らかな面を有しているの
で、物品の出し入れの際に手が触れてもその感触
が良好であり、さらにその際に手が擦れても思わ
ぬ怪我をする虞がなく、安全である。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、1は主収納部を
構成する後面部材、2はその前面の略下半部を覆
う前面部材であつて、該前面部材2はその下端縁
がヒンジ3によつて後面部材1の下端縁に一体に
連結されており、前面部材2端面の係止突起9が
後面部材1の端面の係合凹孔10に係合されて固
着されている。上記後面部材1、前面部材2およ
びヒンジ部3は、熱可塑性プラスチツクをブロー
成形して構成され、後面部材1は単壁構造に、前
面部材2は中空二重壁構造に、さらにヒンジ部3
はブロー成形時に圧縮薄肉化して屈曲自在に一体
に形成されたものである。後面部材1の周縁には
壁面取付用のフランジ4が形成され、該フランジ
4には複数の取付ねじ孔5が設けられている。後
面部材1はその上部から下部にかけて後方へ膨出
する形状をなしており、この後方への膨出部を壁
面6内に埋込み、かつフランジ4の取付ねじ孔5
に取付ねじ7を壁面6へねじ込むことによつて固
定される。後面部材1の略上半部には開口部8が
形成されている。
上記収納ボツクスは、第3図に示すように、後
面部材1および前面部材2とともに中空二重壁構
造にブロー成形した後、後面部材1の外壁1aを
その前端面1bから切除して単壁構造に成形され
る。1cはその切除線を示している。そして、前
面部材2の上端縁は、中空二重壁構造で適当な厚
みがあり、しかも滑らかな面に形成されている。
なお、収納ボツクスを構成する熱可塑性プラス
チツクとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ABS樹脂、ポリアミド、塩化ビニル、ポリ
カボネート、ポリフエニレンオキサイド等、ブロ
ー成形可能なものが用いられる。
以上のように構成された収納ボツクスにおいて
は、後面部材1が単壁構造となつているが、これ
は壁面6内に埋込まれるので、収納ボツクスとし
ての強度が損なわれることがない。そして、後面
部材1のこの構造により、材料の使用量を強度を
低下させることなく節減することができる。他
方、前面部材2は中空二重壁構造であるから、そ
の強度は大であり、しかも外観性に優れている。
特に、略下半部を覆う前面部材2は中空二重壁
構造であり、かつその二重壁端面が後面部材1の
フランジ4に接離自在に当接固着されているの
で、主収納部を形成する後面部材1を壁面6に取
付ける際には、前面部材2を後面部材1のフラン
ジ4から離しておけばそれが邪魔にならず、後面
部材1の取付けが容易であるうえ、前面の略下半
部を覆う前面部材2に、収納物品が立て掛かつて
荷重が集中的に加わつても、その変形や破損が生
じない。
また、前面の略下半部を覆う前面部材2の上端
縁は、中空二重壁構造で適度な厚みを有し、かつ
それが滑らかな面を有しているので、物品の出し
入れの際に手が触れてもその感触が良好であり、
さらにその際に手が擦れても思わぬ怪我をする虞
がなく、きわめて安全である。
[考案の効果] 本考案は、壁面取付用のフランジを有しかつ主
収納部を形成する単壁構造の後面部材と、該後面
部材の前面略下半部を覆う中空二重壁構造の前面
部材とで構成され、後面部材の略上半部には物品
を出し入れする開口部が形成されており、前面部
材の上記フランジと対応する二重壁端面をフラン
ジに接離自在に当接固着し、前面部材の上端縁を
滑かな面の中空二重壁端面としたものであるか
ら、特に前面覆いの強度が高く、収納物品の荷重
を受け易い前面覆いの変形や破損を未然に防止す
ることができ、さらに、前面部材の上端縁は中空
二重壁で適当な厚みがあつてかつ滑らかな面を有
し、物品の出し入れの際の手の感触が良好であ
り、また手が強く擦れて思わぬ怪我をする虞がな
く、安全性の高い収納ボツクスを得ることができ
る。また、主収納部を形成する後面部材を壁面に
取付ける際には前面部材が邪魔にならず、その取
付けが容易にできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る収納ボツクスの実施例を示
すものであつて、第1図は全体の斜視図、第2図
は同上縦断側面図、第3図は収納ボツクスの成形
後の前面部材を開いた状態を示す斜視図である。 1……後面部材、2……前面部材、3……ヒン
ジ部、4……フランジ、8……開口部、9……係
止突起、10……係合凹孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面取付用のフランジを有しかつ主収納部を形
    成する単壁構造の後面部材と、該後面部材の前面
    略下半部を覆う中空二重壁構造の前面部材とで構
    成され、後面部材の略上半部には物品を出し入れ
    する開口部が形成されており、前面部材の上記フ
    ランジと対応する二重壁端面をフランジに接離自
    在に当接固着し、前面部材の上端縁を滑かな面の
    中空二重壁端面としたことを特徴とする収納ボツ
    クス。
JP17437582U 1982-11-18 1982-11-18 収納ボツクス Granted JPS5978444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17437582U JPS5978444U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 収納ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

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JP17437582U JPS5978444U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 収納ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978444U JPS5978444U (ja) 1984-05-28
JPH0245377Y2 true JPH0245377Y2 (ja) 1990-11-30

Family

ID=30379637

Family Applications (1)

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JP17437582U Granted JPS5978444U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 収納ボツクス

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JPS5978444U (ja) 1984-05-28

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