JPH037223Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037223Y2 JPH037223Y2 JP11715086U JP11715086U JPH037223Y2 JP H037223 Y2 JPH037223 Y2 JP H037223Y2 JP 11715086 U JP11715086 U JP 11715086U JP 11715086 U JP11715086 U JP 11715086U JP H037223 Y2 JPH037223 Y2 JP H037223Y2
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- Japan
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- box
- storage box
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- Expired
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002054 transplantation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、自動車用コンソールボツクスの構造
に関するものである。
に関するものである。
従来のこの種のコンソールボツクスには、例え
ば第4図及び第5図に示す如き構造のものがあ
る。このコンソールボツクスは、そのコンソール
ボツクス本体1の一部に小物収容ボツクス2を形
成しており、さらにこの小物収容ボツクス2の内
壁面には、収容物の損傷あるいは収容物の振動に
よる衝撃音を防止するために、植毛3を施してい
るものである。
ば第4図及び第5図に示す如き構造のものがあ
る。このコンソールボツクスは、そのコンソール
ボツクス本体1の一部に小物収容ボツクス2を形
成しており、さらにこの小物収容ボツクス2の内
壁面には、収容物の損傷あるいは収容物の振動に
よる衝撃音を防止するために、植毛3を施してい
るものである。
ところが、このような構造のコンソールボツク
スにあつては、コンソールボツクス本体1と小物
収容ボツクス2とが一体の樹脂成形品であるため
に、そのコンソールボツクスの型抜きを可能なら
しめるための形状として、小物収容ボツクス2の
断面形状は、その底面より開口面の大きさを大き
くなるように逆台形に形成しなければならないこ
とから、その底面積が開口面積より小さくなり、
従つて底面積を拡大して小物収容ボツクス2内の
容積を大きく設定することができなかつた。また
このような断面角形にして浮みのある小物収容ボ
ツクス2の内壁面に植毛加工することは、作業性
が悪く多大なる工数がかかると共に、特に凹状ボ
ツクス2の内壁面全体に均一密度の植毛加工を施
すことは技術的にも困難なものであるといつた問
題点があつた。
スにあつては、コンソールボツクス本体1と小物
収容ボツクス2とが一体の樹脂成形品であるため
に、そのコンソールボツクスの型抜きを可能なら
しめるための形状として、小物収容ボツクス2の
断面形状は、その底面より開口面の大きさを大き
くなるように逆台形に形成しなければならないこ
とから、その底面積が開口面積より小さくなり、
従つて底面積を拡大して小物収容ボツクス2内の
容積を大きく設定することができなかつた。また
このような断面角形にして浮みのある小物収容ボ
ツクス2の内壁面に植毛加工することは、作業性
が悪く多大なる工数がかかると共に、特に凹状ボ
ツクス2の内壁面全体に均一密度の植毛加工を施
すことは技術的にも困難なものであるといつた問
題点があつた。
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たものでコンソールボツクス本体と小物収容ボツ
クスとを別体に構成すると共に、その小物収容ボ
ツクスは、植毛作業を容易ならしめること、及び
ボツクス内容積の拡張を容易ならしめることがで
きる偏平状展開部材の組立によつてボツクス状に
容易に組立てることができるようにして、従来の
問題点を解消することができる自動車用コンソー
ルボツクスを提供することを目的とするものであ
る。
たものでコンソールボツクス本体と小物収容ボツ
クスとを別体に構成すると共に、その小物収容ボ
ツクスは、植毛作業を容易ならしめること、及び
ボツクス内容積の拡張を容易ならしめることがで
きる偏平状展開部材の組立によつてボツクス状に
容易に組立てることができるようにして、従来の
問題点を解消することができる自動車用コンソー
ルボツクスを提供することを目的とするものであ
る。
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
に基いて詳細に説明する。
10は自動車用コンソールボツクスであつて、
このコンソールボツクス10はフロアコンソール
本体11と小物収容ボツクス12とからなり、そ
のフロアコンソール本体11の一部には、小物収
容ボツクス12を取付けるための開口部13が形
成されている。小物収容ボツクス12は、第2図
に示すように、偏平状に展開された形状で金型成
形された樹脂製のボツクス構成部材14を組立て
ることによつて構成されるものであつて、このボ
ツクス構成部材14は、底板部14aと、この底
板部14aの一対の辺縁より薄肉ヒンジ14bを
介して建設される一対の側壁部14cと、底板部
14aの他の一対の辺縁より薄肉ヒンジ14bを
介して建設される一対の側壁部14dを有し、各
側壁部14c及び14dは底板部14aに対して
薄肉ヒンジ14bを境に起立させることができ
る。また各側壁部14c,14dの起立状態を保
持せしめるために、側壁部14dの辺縁部には、
他方の側壁部14cの辺縁部をくわえ保持せしめ
るための嵌合係止部14eが一体に形成されてい
る。14fは側壁部14eの上辺に鍔状に形成し
たフロアコンソール本体11への取付部、14g
は底板部14aの裏面に突設した受け部を示す。
このコンソールボツクス10はフロアコンソール
本体11と小物収容ボツクス12とからなり、そ
のフロアコンソール本体11の一部には、小物収
容ボツクス12を取付けるための開口部13が形
成されている。小物収容ボツクス12は、第2図
に示すように、偏平状に展開された形状で金型成
形された樹脂製のボツクス構成部材14を組立て
ることによつて構成されるものであつて、このボ
ツクス構成部材14は、底板部14aと、この底
板部14aの一対の辺縁より薄肉ヒンジ14bを
介して建設される一対の側壁部14cと、底板部
14aの他の一対の辺縁より薄肉ヒンジ14bを
介して建設される一対の側壁部14dを有し、各
側壁部14c及び14dは底板部14aに対して
薄肉ヒンジ14bを境に起立させることができ
る。また各側壁部14c,14dの起立状態を保
持せしめるために、側壁部14dの辺縁部には、
他方の側壁部14cの辺縁部をくわえ保持せしめ
るための嵌合係止部14eが一体に形成されてい
る。14fは側壁部14eの上辺に鍔状に形成し
たフロアコンソール本体11への取付部、14g
は底板部14aの裏面に突設した受け部を示す。
このように偏平状に樹脂形成されたボツクス構
成部材14の表面に植毛加工を施すが、この植毛
加工は、そのボツクス構成部材14が偏平化され
ていることで、その表面全体に均一の植毛加工が
きわめて容易かつ確実に行なえる効果がある。
成部材14の表面に植毛加工を施すが、この植毛
加工は、そのボツクス構成部材14が偏平化され
ていることで、その表面全体に均一の植毛加工が
きわめて容易かつ確実に行なえる効果がある。
このようにして植毛加工が終えたボツクス構成
部材14の側壁部14c,14dを底板部14a
に対して起立させ、側壁部14cの辺縁を側壁部
14dに設けた嵌合係止部14e内に嵌合係止さ
せることにより小物収容ボツクス12が組立構成
される。次いで、この組立てられた小物収容ボツ
クス12を、その取付部14fに挿通される取付
ねじ15によつてフロアコンソール本体11に設
けられている開口部13の辺縁部裏側に取付ける
ことにより、小物収容ボツクス12が一体に構成
された自動車用コンソールボツクス10が得られ
るものである。
部材14の側壁部14c,14dを底板部14a
に対して起立させ、側壁部14cの辺縁を側壁部
14dに設けた嵌合係止部14e内に嵌合係止さ
せることにより小物収容ボツクス12が組立構成
される。次いで、この組立てられた小物収容ボツ
クス12を、その取付部14fに挿通される取付
ねじ15によつてフロアコンソール本体11に設
けられている開口部13の辺縁部裏側に取付ける
ことにより、小物収容ボツクス12が一体に構成
された自動車用コンソールボツクス10が得られ
るものである。
このようにして得られるコンソールボツクス1
0は、フロアコンソール本体11と、小物収容ボ
ツクス12とが別成形部材であるので、その小物
収容ボツクス12の形状大きさを、フロアコンソ
ール本体11に組込まれる範囲で設定することが
できる。従つて従来のコンソール本体と一体の小
物収容ボツクスの断面形状は、その型抜きのため
に逆台形に形成しなければならないものであつた
が、本実施例によれば例えば第2図、第3図に示
すように小物収容ボツクス12の底面が上部開口
部より拡張できる台形に形成することができるの
で、その小物収容ボツクス12の容積を、フロア
コンソール本体11のスペースが許す範囲で大き
く設定することができる効果がある。また小物収
容ボツクス12の組立前の原形即ちボツクス構成
部材14は、偏平形状であるので、そのボツクス
構成部材14の表面全体に均一な植毛加工を施す
作業性が向上し、植毛品質の良好な小物収容ボツ
クスの生産性を高めることができる効果もある。
0は、フロアコンソール本体11と、小物収容ボ
ツクス12とが別成形部材であるので、その小物
収容ボツクス12の形状大きさを、フロアコンソ
ール本体11に組込まれる範囲で設定することが
できる。従つて従来のコンソール本体と一体の小
物収容ボツクスの断面形状は、その型抜きのため
に逆台形に形成しなければならないものであつた
が、本実施例によれば例えば第2図、第3図に示
すように小物収容ボツクス12の底面が上部開口
部より拡張できる台形に形成することができるの
で、その小物収容ボツクス12の容積を、フロア
コンソール本体11のスペースが許す範囲で大き
く設定することができる効果がある。また小物収
容ボツクス12の組立前の原形即ちボツクス構成
部材14は、偏平形状であるので、そのボツクス
構成部材14の表面全体に均一な植毛加工を施す
作業性が向上し、植毛品質の良好な小物収容ボツ
クスの生産性を高めることができる効果もある。
以上のように本考案は、フロアコンソール本体
11に、小物収容ボツクス12が内蔵された自動
車用コンソールボツクス10において、前記小物
収容ボツクス12は、方形の底板部14aの周囲
に薄肉ヒンジ14bを介して4枚の側板部14
a,14dが合成樹脂にて一体的に建設されると
共に、該底板部14a及び側板部14c,14d
の一面に植毛が被着され、該側板部14a,14
dを前記植毛が内側となるように略直角に起立せ
しめて箱状に組み立てられ、該小物収容ボツクス
12を前記フロアコンソール本体11の開口部1
3に対応させて固着したことを特徴とする自動車
用コンソールボツクスである。
11に、小物収容ボツクス12が内蔵された自動
車用コンソールボツクス10において、前記小物
収容ボツクス12は、方形の底板部14aの周囲
に薄肉ヒンジ14bを介して4枚の側板部14
a,14dが合成樹脂にて一体的に建設されると
共に、該底板部14a及び側板部14c,14d
の一面に植毛が被着され、該側板部14a,14
dを前記植毛が内側となるように略直角に起立せ
しめて箱状に組み立てられ、該小物収容ボツクス
12を前記フロアコンソール本体11の開口部1
3に対応させて固着したことを特徴とする自動車
用コンソールボツクスである。
従つてこの自動車用コンソールボツクスによて
ば、小物収容ボツクス12の底面が上部開口部よ
り拡張できる台形に形成することができるので、
その小物収容ボツクス12の容積を、フロアコン
ソール本体11のスペースが許す範囲で大きく設
定することができる効果がある。また小物収容ボ
ツクス12の組立前の原形即ちボツクス構成部材
14は、偏平形状であるので、そのボツクス構成
部材14の表面全体に均一な植毛加工を施す作業
性が向上し、植毛品質の良好な小物収容ボツクス
の生産性を高めることができる効果もある。
ば、小物収容ボツクス12の底面が上部開口部よ
り拡張できる台形に形成することができるので、
その小物収容ボツクス12の容積を、フロアコン
ソール本体11のスペースが許す範囲で大きく設
定することができる効果がある。また小物収容ボ
ツクス12の組立前の原形即ちボツクス構成部材
14は、偏平形状であるので、そのボツクス構成
部材14の表面全体に均一な植毛加工を施す作業
性が向上し、植毛品質の良好な小物収容ボツクス
の生産性を高めることができる効果もある。
第1図は本考案よりなるコンソールボツクスの
実施例を示した要部切断側面図、第2図は小物収
容ボツクスの展開斜視図、第3図は第1図におけ
る−線断面図、第4図は従来のコンソールボ
ツクスを示した要部切断側面図、第5図は第4図
における−線断面図である。 10……自動車用コンソールボツクス、11…
…フロアコンソール本体、12……小物収容ボツ
クス、13……開口部、14……ボツクス構成部
材、15……取付ねじ。
実施例を示した要部切断側面図、第2図は小物収
容ボツクスの展開斜視図、第3図は第1図におけ
る−線断面図、第4図は従来のコンソールボ
ツクスを示した要部切断側面図、第5図は第4図
における−線断面図である。 10……自動車用コンソールボツクス、11…
…フロアコンソール本体、12……小物収容ボツ
クス、13……開口部、14……ボツクス構成部
材、15……取付ねじ。
Claims (1)
- フロアコンソール本体11に、小物収容ボツク
ス12が内蔵された自動車用コンソールボツクス
10において、前記小物収容ボツクス12は、方
形の底板部14aの周囲に薄肉ヒンジ14bを介
して4枚の側板部14a,14dが合成樹脂にて
一体的に建設されると共に、該底板部14a及び
側板部14c,14dの一面に植毛が被着され、
該側板部14a,14dを前記植毛が内側となる
ように略直角に起立せしめて箱状に組み立てら
れ、該小物収容ボツクス12を前記フロアコンソ
ール本体11の開口部13に対応させて固着した
ことを特徴とする自動車用コンソールボツクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11715086U JPH037223Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11715086U JPH037223Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323165U JPS6323165U (ja) | 1988-02-16 |
JPH037223Y2 true JPH037223Y2 (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=31002399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11715086U Expired JPH037223Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037223Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4296061B2 (ja) * | 2003-08-27 | 2009-07-15 | 株式会社イノアックコーポレーション | コンソールボックス |
JP5799070B2 (ja) * | 2013-10-09 | 2015-10-21 | 小島プレス工業株式会社 | ボックス |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP11715086U patent/JPH037223Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323165U (ja) | 1988-02-16 |
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