JPS625426Y2 - - Google Patents

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JPS625426Y2
JPS625426Y2 JP1981118039U JP11803981U JPS625426Y2 JP S625426 Y2 JPS625426 Y2 JP S625426Y2 JP 1981118039 U JP1981118039 U JP 1981118039U JP 11803981 U JP11803981 U JP 11803981U JP S625426 Y2 JPS625426 Y2 JP S625426Y2
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JP
Japan
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cover
spare tire
trim
trunk
opening
Prior art date
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JP1981118039U
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JPS5823782U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ≪考案の分野≫ この考案は、トランクルームトリムにおけるス
ペアタイヤカバーの改良に関する。
≪従来技術とその問題点≫ 最近、自動車のトランクルーム内には、トラン
クルームの床面および4周壁面を構成するインナ
ーパネルの立体形状に合わせて、複合樹脂ボード
等の芯材表面に、カーペツトまたは塩化ビニルシ
ート等の表皮材を貼り合せて成形されたトランク
ルームトリムが、内装されている。
この場合、上記インナーパネルの床面中央部に
は、スペアタイヤを格納する凹所が形成されてい
るので、上記トランクルームトリムの同所位置に
は、この凹所を覆うためのスペアタイヤカバーが
設けられている。
しかし、第1図に示すように、従来のトランク
ルームトリム12における上記凹所を覆うための
スペアタイヤカバー11は、該トランクルームト
リム12の中央位置に設けられたタイヤ出入口部
12aの内径に嵌合可能な円板状に形成されてい
た。
このため、凹所内にスペアタイヤがない場合は
このカバー11が落ちるので、上記タイヤ出入口
部12aの内周縁には、帯状小片のストツパ板1
3が、その一端を出入口部12aの内側に突出す
るように取り付けられていて、このストツパ板1
3上に載せるだけの態様により、上記スペアタイ
ヤカバー11は着脱自在に取着されていた。
また、このカバー11には、把手がなくて指の
挿入により着脱するための把手孔11aが円板面
の一部に設けられていた。
このように、従来のスペアタイヤカバー11
は、トランクルームトリム12のタイヤ出入口部
12aに、各ストツパ板13による保持だけでの
つているため、カバー11に偏荷重が作用した場
合、ストツパ板13がない位置の周縁面がインナ
ーパネル7の凹所側に落込んで、波打ち状になつ
たり、あるいは、その部分が永久変形して上記出
入口部12aからハミ出たりするという不都合な
事態が生じていた。
また、上記スペアタイヤカバー11の外周縁部
は、素材を切貼りしたままの形態であるため、正
常な被着状態時でも、上記タイヤ出入口部12a
からその端末が見えて、見栄えを悪くしていた。
その上、このカバー11はトランクルームトリ
ム12とは別体の構成であることから、スペアタ
イヤ8の交換時に取外した場合、外部に置き忘れ
て紛失することがあつた。
さらに、前記のタイヤ交換時には、上記出入口
部12aの内径下縁部から各ストツパ板13の端
部が突出しているため、スペアタイヤ8の取出し
時に、このストツパ板13に手が触れたりして危
険であるという問題点もあつた。
≪考案の目的≫ この考案は、上述の各問題点を解決するために
なされたものであり、本考案の目的とするところ
は、スペアタイヤカバーをトランクルームトリム
に布ヒンジを介して開閉自在に取着し、このカバ
ーの周縁に係止用フランジを備えた縁枠を取り付
けることにより、該カバー部の落込みや端末の露
出をなくし、これによつて商品価値の高いトラン
クルームトリムにおけるスペアタイヤカバーを提
供することにある。
≪考案の構成と効果≫ 上記目的を達成するために本考案に係るスペア
タイヤカバーは、トランクルームトリムのフロア
部にスペアタイヤを収納する開口を打抜き形成
し、この打抜き品により、トランクルームトリム
の表皮材を布ヒンジとして、上記開口を開閉自在
に覆うスペアタイヤカバーを構成するとともに、
前記カバーの周縁部に断面略コ字状で、上部に係
止用フランジを備えた縁枠が取着され、 上記縁枠の係止用フランジが、トランクルーム
トリムの開口周縁に沿つて保持されるようにした
ことを特徴とする。
すなわち、前記構成によれば、スペアタイヤカ
バーをトランクルームトリムのフロア部から打抜
き形成し、この打抜き品をスペアタイヤカバーと
して利用するとともに、トランクルームトリムの
表皮材を布ヒンジとしてこのカバーを開閉自在に
トランクルームトリムに取着したものであり、か
つこのカバーの周縁部には係止フランジを備えた
縁枠が取り付けられているため、このカバーは縁
枠により周縁部が強化されるので、上方からの偏
加重にも落込みや波打ちによる変形が防止でき、
かつ該カバーの端末の見栄えが向上するととも
に、タイヤ出入口部の端末も上記縁枠のフランジ
により覆われてトランクルームを含む該カバー部
の見栄えを極めて良好なものにすることができる
ものであるから、スペアタイヤカバーにおける商
品価値が著しく向上する効果がある。
さらに、スペアタイヤカバーはトランクルーム
トリムのフロアを打抜き形成されていて、別部材
を用いないため、部品点数を削減することがで
き、しかもカバーはトランクルームトリムとの同
一素材による表皮材をもつて布ヒンジとしている
ため、カバーの取付工数が簡略化でき、このこと
により、トランクルームトリムにおけるスペアタ
イヤカバーのコストを大幅に低減することができ
る利点がある。
≪実施例の説明≫ 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。
まず本考案に係るスペアタイヤカバーの構成を
説明すると、第2図および第3図に示すように、
トランクルームトリム2は、インナーパネル7の
立体形状に合わせてフロア部2aと4周壁部2b
とを備えており、上記トランクルームトリム2
は、複合樹脂ボードの芯材面に、カーペツトまた
は塩化ビニルシート等による表皮材3が一体的に
貼着されている。
さらに、上記トランクルームトリム2のフロア
部2aのほぼ中央部は、スペアタイヤ8を格納す
るために設けられているインナーパネル7の凹所
に合わせてスペアタイヤ8収納用の開口2cが略
円形状に開設されている。そしてこの開口2cを
形成するため、トランクルームトリム2を打抜
き、この打抜き品をスペアタイヤカバー1として
利用している。このカバー1は一端が表皮材3の
布ヒンジ3aにより、トランクルームトリム2に
連設され、このカバー1は開口2cに対して開閉
自在に閉蓋する。
さらにこのカバー1には、上記布ヒンジ3aを
残す以外の周縁部に、断面略コ字状でその上部に
係止用フランジ4aを備えた縁枠4が縁取り状に
嵌合されている。
この縁枠4は上記カバー1の裏面におけるタツ
カー6の打ち込み、または接着あるいは溶着によ
りこのカバー1の周縁に固着されている。
また、布ヒンジ3aの対向位置に当たる上記ス
ペアタイヤカバー1の周縁部には、二つ折の帯状
による把手5が、設けられている。
従つて、スペアタイヤカバー1を杷手5により
持ち上げると、このカバー1は布ヒンジ3aを基
点として回動するため、上記開口2cから凹所内
にスペアタイヤ8を容易に格納することができ
る。
次に、上記スペアタイヤカバー1を降下させ
て、開口2cを閉蓋しているとき、スペアタイヤ
カバー1上面に偏加重が作用しても、該カバー1
の周縁部には縁枠4が嵌着されていて、その係止
用フランジ4aが開口2cの周縁に係止している
ため、インナーパネル7の凹所側に落込むのを確
実に防止するこができる。
従つて、このカバー1の周縁は波打ち状になつ
たり、あるいは永久変形することなく、常にフラ
ツトな形状を維持できる。
そのうえ、このカバー1はフロア部2aから打
抜かれた端末が、前記縁枠4により完全に縁取り
されていて、外部からは見えないため見栄えを良
くすることができる。
また、上記スペアタイヤカバー1はトランクル
ームトリム2のフロア部2aから打抜いて形成し
たものであるが、このカバー1の基部が布ヒンジ
3aになつていて、トランクルームトリム2のフ
ロア部2aに連接しているため、スペアタイヤ8
の出入れ時、布ヒンジ3aにより上記フロア部2
aとスペアタイヤカバー1が連接しているため、
このスペアタイヤカバー1の紛失を防止すること
ができる。
さらに、タイヤの交換時にスペアタイヤカバー
1を開口しても、開口2cにはブラケツト等の突
出物が設けられていないため、スペアタイヤ8の
出入れの際、安全かつ迅速に作業を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のトランクルームトリムにおけ
るスペアタイヤカバーを示す一部を破断した要部
斜視図、第2図はこの考案によるスペアタイヤカ
バーを備えたトランクルームトリムの平面図、第
3図は第2図中A−A線断面図である。 1……スペアタイヤカバー、2……トランクル
ームトリム、2a……フロア部、2c……開口、
3……表皮材、3a……布ヒンジ、4……縁枠、
4a……係止用フランジ、5……把手、7……イ
ンナーパネル、8……スペアタイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トランクルームトリムのフロア部にスペアタイ
    ヤを収納する開口を打抜き形成し、この打抜き品
    により、トランクルームトリムの表皮材を布ヒン
    ジとして、上記開口を開閉自在に覆うスペアタイ
    ヤカバーを構成するとともに、前記カバーの周縁
    部に断面略コ字状で、上部に係止用フランジを備
    えた縁枠が取着され、 上記縁枠の係止用フランジが、トランクルーム
    トリムの開口周縁に沿つて保持されるようにした
    ことを特徴とするトランクルームトリムにおける
    スペアタイヤカバー。
JP11803981U 1981-08-08 1981-08-08 トランクル−ムトリムにおけるスペアタイヤカバ− Granted JPS5823782U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11803981U JPS5823782U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 トランクル−ムトリムにおけるスペアタイヤカバ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP11803981U JPS5823782U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 トランクル−ムトリムにおけるスペアタイヤカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5823782U JPS5823782U (ja) 1983-02-15
JPS625426Y2 true JPS625426Y2 (ja) 1987-02-06

Family

ID=29912181

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11803981U Granted JPS5823782U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 トランクル−ムトリムにおけるスペアタイヤカバ−

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4673207A (en) * 1986-10-14 1987-06-16 Collins & Aikman One-piece automotive trunk liner
DE102008047703A1 (de) * 2008-09-18 2010-03-25 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Ablagefach mit Deckelelement
JP7216273B2 (ja) * 2018-10-31 2023-02-01 キョーラク株式会社 樹脂製パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5587839U (ja) * 1978-12-14 1980-06-17

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JPS5823782U (ja) 1983-02-15

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