JPH0539002Y2 - - Google Patents

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JPH0539002Y2
JPH0539002Y2 JP1987136072U JP13607287U JPH0539002Y2 JP H0539002 Y2 JPH0539002 Y2 JP H0539002Y2 JP 1987136072 U JP1987136072 U JP 1987136072U JP 13607287 U JP13607287 U JP 13607287U JP H0539002 Y2 JPH0539002 Y2 JP H0539002Y2
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JP
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JP1987136072U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用スイツチボツクスに関する。
〔従来の技術〕
一般に、車両のインストルメントパネルやコン
ソールボツクスには、標準仕様のスイツチ類を装
備するスペースに加えて、オプシヨン仕様の機器
のためのスイツチを取り付けるスペースを設けた
りスイツチボツクスを別途取り付けている。そし
て、このオプシヨン仕様のスイツチ取付孔を使用
しない場合には、所謂メクラ蓋をこれに装着した
り、或いは実公昭59−27302号公報又は実開昭59
−100647号公報に開示されるように様々な工夫が
凝らされている。
上記公報に開示される前者の考案は、従来のメ
クラ蓋に代えて、使用していないオプシヨン仕様
のスイツチの取付孔や開口部を隠して装飾性を向
上するために、インストルメントパネルのスイツ
チ部に予めオプシヨン仕様のスイツチを含めた全
てのスイツチに対応したスイツチ取付孔を形成す
ると共に、このスイツチ部の表面にシート部材を
貼着し、このシート部材を貫通して必要なスイツ
チを取り付けるようにしたもので、又、後者の考
案は、不要なスイツチ取付孔に装着される蓋体に
貨幣保持部を設けたことを特徴としている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、前者の考案にあつては、不要となつ
たオプシヨン仕様のスイツチ取付孔をシート部材
で覆つてしまうために、スイツチ取付孔をメクラ
蓋で覆つた従来構造と同様、当該部分を他の用途
に使用できず、又、後者の考案にあつては、不要
な取付孔が貨幣の保持としての機能しか果たさな
いため、不要となつたオプシヨン仕様のスイツチ
取付孔の部分を多目的に使用でき、然も、様々な
スイツチ仕様に対応できる構造が要望されてい
た。
尚、この種の構造のものとして、特開昭58−
185341号公報に示すようなオプシヨン仕様のスイ
ツチ取付用の開口孔を形成するカツトラインが形
成されたもの、或いは実公昭61−7950号公報に示
すようなオプシヨン仕様のユニツト取付用の開口
孔を形成するカツトラインが形成されたものがあ
る。
しかし、いずれのカツトラインも一つのカツト
ラインであり、また開口孔も所定の大きさであ
り、所定の大きさのスイツチ又は機器しか取付ら
れない。
従つて、多目的に使用できず、然も様々なスイ
ツチに対応できなく、またカツトラインは一部連
結部がある細孔で形成されているので、その細孔
から塵等が内部に侵入し易く、体裁も悪い。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
様々なスイツチ仕様に対応でき、然も、多目的に
使用でき、また塵等の内部の侵入もなく、体裁の
よい車両用スイツチボツクスを提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するための本考案に係る車両
用スイツチボツクスは、ボツクス本体とそのボツ
クス本体の表面部を覆う蓋体とからなる車両用ス
イツチボツクスにおいて、上記ボツクス本体の表
面部にスイツチ取付用開口孔を形成するカツトラ
インを多重に形成すると共に物入れ挿入用開口孔
を形成するカツトラインを形成し、蓋体の裏面部
に物入れとなる凸状函体を設けると共に該凸状函
体の切り離し用カツトラインを形成し、蓋体の表
面部にスイツチ用開口孔を形成するカツトライン
を形成すると共に物入れ用開口孔を形成し、前記
カツトラインをV字に切り込んだV字溝で形成し
たことを特徴とする。
〔考案の作用〕
本考案によれば、スイツチボツクスにスイツチ
を取り付けるには、ボツクス本体の必要なカツト
ラインを選択して裁断してスイツチ取付用開口孔
を形成した後、スイツチを取り付ければよい。し
かる後、蓋体の所定のカツトラインを裁断すれ
ば、蓋体をボツクス本体に冠着した際にスイツチ
が外部に露出する。
又、スイツチボツクスに物入れを形成したい場
合には、ボツクス本体側のカツトラインを裁断し
て物入れ挿入用開口孔を形成し、この物入れ挿入
用開口孔に凸状函体を挿入し乍ら蓋体をボツクス
本体に冠着すればよい。尚、この場合には、蓋体
側に設けたカツトラインを裁断して凸状函体を開
口させる。又、スイツチの取付けに際し凸状函体
が不要の時は、蓋体の裏面に設けた切り離し用カ
ツトラインを裁断して取り去ればよい。
また、カツトラインはV字溝で形成されてお
り、メクラ蓋として使用してもそのカツトライン
から内部への塵等の侵入はなく、体裁もよい。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図に於て、符号1は本考案の一実施例に係
る車両用スイツチボツクスで、この車両用スイツ
チボツクス(以下、「スイツチボツクス」という)
1は、ブロー成形によつて一体成形された樹脂製
のボツクス本体3と蓋体5からなり、これらはヒ
ンジ7を介して連接している。そして、上記スイ
ツチボツクス1は、第2図に示すようにコンソー
ルボツクス9に装着されて使用に供されるもので
ある。
そして、上記ボツクス本体3の表面部には、第
1図に示すようにスイツチ取付用の三つの開口孔
を形成するV字に切り込んだV字溝からなる開口
孔外郭を二重にしたカツトライン11,13,1
5と、後述する凸状函体17が挿入される物入れ
用の開口孔を形成するカツトライン19が設けら
れており、このボツクス本体3にスイツチを取り
付けるには、第3図の如く所要の外側の開口孔外
郭に沿つて形成されたカツトライン11、それぞ
れ内側の開口孔外郭に沿つて形成されたカツトラ
イン13,15を裁断し、切片11a,13a,
15aを取り去つてスイツチ取付用開口孔11
b,13b,15bを形成すればよく、又、スイ
ツチ取付用開口孔13b,15bが不要の際にこ
の部分を物入れとして利用したい場合には、第4
図の如くカツトライン19を裁断し、切片19a
を取り去つてボツクス本体3に凸状函体の挿入用
開口孔19bを形成すればよいようになつてい
る。尚、上記カツトライン11,13,15は第
1図に示すように内外に二重に形成されており、
取り付けるスイツチの大きさに応じて外側又は内
側のカツトライン11,13,15を裁断すれば
よいようになつている。
又、上記蓋体5は第5図に示すように表面部5
aと裏面部5bの二重構造からなり、そして、表
面部5aには第6図又は第7図に示すように矩形
状のカツトライン21,23,25,25′が形
成されており、特にカツトライン23とカツトラ
イン25は一辺を共通に連接されている。尚、第
6図中、符号27は連結片で、この連結片27の
上下にもカツトライン27aが形成されている。
そして、例えば第3図に示すように、カツトラ
イン21,27a,23,25′を同時に裁断し
て切片21a及び凸状函体17を取り去ることに
よつて、蓋体5をボツクス本体3に冠着した際に
上記スイツチ取付用開口孔11b,13bが外部
に露出するようになつており、又、第8図に示す
ようにカツトライン21を裁断して切片21bを
取り去ると共に、カツトライン23,25を併せ
て裁断して切片23aを取り去ることによつて、
スイツチ取付用開口孔11bが外部に露出し、
又、凸状函体17の出入口17aが開口するよう
になつている。
更に、蓋体5の裏面部5bには、蓋体5をボツ
クス本体3に冠着した際に、上記挿入用開口孔1
9bに挿入されて物入れとなる凸状函体17が形
成されており、上述したようにカツトライン2
3,25を併せて裁断することによつて、当該凸
状函体17の出入口17aが蓋体5に開口するよ
うになつている。又、蓋体5の裏面部5bに於け
る上記凸状函体17の基部には、その全長に亘つ
て凸状函体17の切り離し用のカツトライン29
が設けられており、第3図に示すように当該カツ
トライン29を裁断して凸状函体17を蓋体5か
ら切り離せるようになつている。その他、第7図
に於て、符号31は蓋体5の表面部5aに設けら
れた断面コ字状のカバーである。
本実施例はこのように構成されているから、第
2図に示すように車両の製造時に上記スイツチボ
ツクス1をコンソールボツクス9又はインストル
メントパネル(図示せず)等に取り付ければよ
い。そして、第9図に示すように上記スイツチ取
付用開口孔11bにバツクミラー等(図示せず)
のリモコンスイツチ33を取り付けるには、第4
図の如くカツトライン11を裁断し、切片11a
を取り去つてスイツチ取付用開口孔11bを形成
した後、リモコンスイツチ33等を取り付ければ
よい。しかる後、第8図に示すように、蓋体5の
カツトライン21を裁断して切片21bを取り去
れば、蓋体5をボツクス本体3に冠着した際に上
記リモコンスイツチ33が外部に露出することと
なる。而して、カツトライン13,15で形成さ
れる他のスイツチ取付用開口孔13b,15bは
不要であるから、第4図の如くカツトライン19
を裁断し、切片19aを取り去つて挿入用開口孔
19bを形成すると共に、第8図に示すようにカ
ツトライン23,25を併せて裁断し、切片23
aを取り去つて凸状函体17の出入口17aを開
口した後、上記挿入用開口孔19b内に凸状函体
17を挿入すれば、第9図の如く表面に物入れが
開口したスイツチボツクス1となり、スイツチボ
ツクス1の不要なスイツチ取付用開口孔13b,
15bの部分を物入れとして活用できることとな
る。尚、第10図は第9図の−線端面図であ
る。
又、ボツクス本体3のスイツチ取付用開口孔1
1b,13b,15bの総てにスイツチ(図示せ
ず)を取り付ける場合には、第3図の如くカツト
ライン11,13,15を夫々裁断し、切片11
a,13a,15aを取り去つてスイツチ取付用
開口孔11b,13b,15bを形成した後、ス
イツチを取り付け、そして、第8図の如く蓋体5
の各カツトライン21,23,25と連結片27
のカツトライン27aを併せて裁断し、切片21
b,23a、連結片27と凸状函体17を取り去
ればよい。又、上記スイツチ取付用開口孔15b
に緊急用スイツチ(図示せず)を設け、然も、通
常時にこの緊急用スイツチに触れて誤操作を防ぐ
には、第3図の如く蓋体3側のカツトライン2
1,27a,23を同時に裁断して切片21aを
取り去ると共に、凸状函体17を蓋体5から切り
離した後、蓋体5をボツクス本体3に冠着するこ
とによつて、第11図の如く緊急用スイツチがカ
バー31で覆われたスイツチボツクス1とするこ
とができる。
このように、本実施例によれば、ボツクス本体
3及び蓋体5の必要なカツトライン11,13等
を選択することで様々なスイツチ仕様に対応する
ことができ、然も、不要となつたスイツチ取付用
開口孔13b等の部分を物入れとして利用できる
ために、多目的に使用できる。また、カツトライ
ン11,13等はV字溝からなるので、メクラ蓋
として使用したときにカツトライン11、13等
から内部への塵等の侵入がなく、また体裁もよ
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、必要なカ
ツトラインを選択することで様々なスイツチ仕様
に対応することができ、然も、不要となつたスイ
ツチ取付用開口孔の部分を物入れとして利用でき
るために、多目的に使用でき、カツトラインから
内部への塵等の侵入もなく、体裁もよいものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例に係るスイツチボツクス
の全体斜視図、第2図は本考案実施例に係るスイ
ツチボツクスをコンソールボツクスに取り付けた
状態を示す斜視図、第3図及び第4図は必要なカ
ツトラインを裁断して切片を取り去つた状態を示
す斜視図、第5図は第1図の−線端面図、第
6図は蓋体の正面図、第7図は蓋体の斜視図、第
8図は蓋体から必要なカツトラインを裁断して切
片を取り去つた状態を示す斜視図、第9図は本実
施例にバツクミラーのリモコンスイツチを取り付
けた使用例の斜視図、第10図は第9図の−
線端面図、第11図は他の使用例の斜視図であ
る。 1……スイツチボツクス、3……ボツクス本
体、5……蓋体、11,13,15,19,29
……カツトライン、17……凸状函体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクス本体とそのボツクス本体の表面部を覆
    う蓋体とからなる車両用スイツチボツクスにおい
    て、上記ボツクス本体の表面部にスイツチ取付用
    開口孔を形成するカツトラインを多重に形成する
    と共に物入れ挿入用開口孔を形成するカツトライ
    ンを形成し、蓋体の裏面部に物入れとなる凸状函
    体を設けると共に該凸状函体の切り離し用カツト
    ラインを形成し、蓋体の表面部にスイツチ用開口
    孔を形成するカツトラインを形成すると共に物入
    れ用開口孔を形成するカツトラインを形成し、前
    記カツトラインをV字に切り込んだV字溝で形成
    したことを特徴とする車両用スイツチボツクス。
JP1987136072U 1987-09-04 1987-09-04 Expired - Lifetime JPH0539002Y2 (ja)

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JP1987136072U JPH0539002Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JPS6440747U JPS6440747U (ja) 1989-03-10
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58185341A (ja) * 1982-04-23 1983-10-29 Nissan Motor Co Ltd 樹脂パネルの開口部閉鎖構造
JPS617950U (ja) * 1984-06-18 1986-01-18 日立プラント建設株式会社 動物飼育室

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58185341A (ja) * 1982-04-23 1983-10-29 Nissan Motor Co Ltd 樹脂パネルの開口部閉鎖構造
JPS617950U (ja) * 1984-06-18 1986-01-18 日立プラント建設株式会社 動物飼育室

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JPS6440747U (ja) 1989-03-10

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