JP2588735Y2 - 自動車用リレーブロック・カバー - Google Patents

自動車用リレーブロック・カバー

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JP2588735Y2
JP2588735Y2 JP1993035361U JP3536193U JP2588735Y2 JP 2588735 Y2 JP2588735 Y2 JP 2588735Y2 JP 1993035361 U JP1993035361 U JP 1993035361U JP 3536193 U JP3536193 U JP 3536193U JP 2588735 Y2 JP2588735 Y2 JP 2588735Y2
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relay block
opening
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wire harness
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義博 一色
正信 鈴木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数個のリレーブロッ
クを集約化する自動車用リレーブロック・カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車用ワイヤハーネスに使用さ
れるリレー・ヒューズ等の一体化されたブロック類は、
見栄えやメンテナンス性等の理由により、車両に搭載さ
れるリレーブロック・カバー内に組み込まれて集約化さ
れつつある。
【0003】例えば、図3及び図4に示すように、リレ
ーブロック・カバー1は、車両に搭載されて脚部2a,
2aで固定される略四角筒状のカバー本体2を備え、該
カバー本体2の底部は、図中右半分が開口2bで、右半
分が閉鎖部2cとなっており、フロント側の第1ワイヤ
ハーネス3に接続された第1リレーブロック4が底開口
2bからカバー本体2内に組み入れられて閉塞部2cの
上方にセットされた後、リヤ側の第2ワイヤハーネス5
に接続された第2リレーブロック6が上開口2dからカ
バー本体2内に組み入れられて上記底開口2bの上方に
セットされるようになっている。
【0004】上記カバー本体2は、同一高さの上面全体
が開口しており、該開口2dが上カバー7で閉じられ
て、ロック爪7aがロック穴2fに係合してロックされ
ると共に、底開口2bが別体の底カバー8で閉じられ
て、ロック爪8aがロック穴2gに係合してロックされ
る。上記第1ワイヤハーネス3は、底カバー8の小穴
(図示せず。)から外部へ導出され、第2ワイヤハーネ
ス5は、カバー本体2のスリット2eから外部へ導出さ
れる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、第1リ
レーブロック4は、底開口2bからカバー本体2内に組
み入れる必要があり、カバー本体2の底開口2b側の上
部は深い形状であることから、組み入れ作業性が悪いと
いう問題がある。また、第2リレーブロック6の第2ワ
イヤハーネス5は、上下方向に長いスリット2eから外
部へ導出する必要があるから、該スリット2eにより、
カバー本体2の強度が低下すると共に、雨水等がカバー
本体2内に浸入しやすいという問題がある。
【0006】さらに、第1リレーブロック4を挿入した
後、別体の底カバー8を取り付ける必要があり、手数が
かかると共に、底カバー8が別体であるため、底カバー
8の取り付け忘れが発生する恐れがあると共に、部品管
理が必要となる。
【0007】本考案は上記問題を解消するためになされ
たもので、リレーブロックの組み入れ性が向上し、カバ
ー本体の強度が向上すると共に、雨水等がカバー本体内
に浸入しにくく、しかも、底カバーを簡単確実に取り付
けられる自動車用リレーブロック・カバーを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、車両に搭載される筒状のカバー本体を備
え、該カバー本体の底部の一部に設けた底開口から、第
1ワイヤハーネスに接続された第1リレーブロックが挿
入されて上方閉塞部にセットされた後、第2ワイヤハー
ネスに接続された第2リレーブロックが上開口から挿入
され、上記底開口の上方にセットされる自動車用リレー
ブロック・カバーにおいて、上記カバー本体の底開口側
の上部が切除され、該切除部にカバーが係合され、該カ
バーの下部に、第2ワイヤハーネスを外部へ導出する小
穴が設けられていることを特徴とする自動車用リレーブ
ロック・カバーを提供するものである。
【0009】上記切除部を取り付けるカバーは、カバー
本体の上開口にかぶせる上カバーと一体に、あるいは別
体として設けられる。別体とする場合は、上記切除部さ
れた部分を補う四角筒状としている。また、上記第1リ
レーブロックが挿入される底開口を閉鎖する底カバーが
カバー本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられて
いる。
【0010】
【作用】本考案の自動車用リレーブロック・カバーによ
れば、カバー本体の底開口側の上部を切除したから、底
開口側の上部は浅い形状となり、第1リレーブロックを
底開口からカバー本体内に組み入れる作業性が向上す
る。また、カバー本体に、第2ワイヤハーネスを外部へ
導出するためのスリットを形成する必要がなく、切除部
に係合させたカバーの小穴から外部へ導出するから、カ
バー本体の強度が向上すると共に、雨水等がカバー本体
内に浸入しにくくなる。
【0011】さらに、第1リレーブロックをカバー本体
に挿入した後、カバー本体に取り付けられている底カバ
ーをヒンジを支点として回転し、底開口を閉鎖する。こ
のように、底カバーを略ワンタッチで取り付けることが
出来ると共に、カバー本体に取り付けているため、底カ
バーの取付忘れを防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図3以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図1に
示すように、リレーブロック・カバー11のカバー本体
2の底開口2bの上部は、上記従来のスリット2e(図
3参照)に相当する深さで切除されていて、切除部2h
が形成されている。
【0013】該切除部2hには、略四角筒状の別体カバ
ー12が取付けられる。該別体カバー12には、上記カ
バー本体2の上開口2dの一部を構成する上開口12a
と、カバー本体2の切除部2hの切除開口2iに合致す
る底開口12bとを有している。
【0014】上記別体カバー12の上部外周には、上記
従来のロック穴2fに代えて、上カバー7のロック爪7
aが係合するロック穴12cが設けられると共に、該別
体カバー12の下部外周には、上記切除部2hの切除開
口2iの外周に設けたロック穴2j,…,2jに係合す
るロック爪12d,…,12dが設けられている。
【0015】上記別体カバー12を切除部2hに嵌め合
わせると、ロック爪12d,…,12dがロック穴2
j,…,2jに係合してロックされる。該別体カバー1
2の下部の1隅には小穴12eが形成されている。
【0016】上記カバー本体2の底開口2bの一側部の
外面に、底カバー13の一側部のヒンジ部13b,13
bをヒンジ結合して底カバー13を開閉自在に支持する
ヒンジ軸部2k,2kが設けられ、該底開口2bの他側
部の外面には、底カバー13の他側部のロック爪を係合
するロック穴(図示せず)が設けられている。また、該
カバー本体2の底開口2bの下方部には小穴2Lが形成
されている。
【0017】上記リレーブロック・カバー11に第1,
第2リレーブロック4,6を組み込むには、まず、フロ
ント側の第1ワイヤハーネス3に接続された第1リレー
ブロック4を、底開口2bからカバー本体2内に組み入
れて閉塞部2cの上方にセットする。この組み入れ時に
は、切除部2hに別体カバー12を嵌め合わせていない
から、底開口2b側の上部は、図1に示したように浅い
形状であり、第1リレーブロック4を底開口2bからカ
バー本体2内に組み入れる作業が容易に行え、作業性が
向上する。上記第1ワイヤハーネス3は、カバー本体2
の小穴2Lから外部へ導出する。
【0018】その後、リヤ側の第2ワイヤハーネス5に
接続された第2リレーブロック6を、上開口2d(切除
部2h)からカバー本体2内に組み入れて、底開口2b
の上方にセットする。次いで、別体カバー12を切除部
2hに嵌め合わせてロック爪12dをロック穴2jに係
合させると、別体カバー12はカバー本体2の切除部2
hにロックされる。上記第2ワイヤハーネス5は、図2
に示したように、別体カバー12の小穴12eから外部
へ導出する。したがって、従来のように、カバー本体2
にスリット2eを形成する必要がないので、カバー本体
2の強度が向上すると共に、雨水等がカバー本体2内に
浸入しにくくなる。上記別体カバー12を取り付けた状
態で、別体カバー12とカバー本体2の上端は、図2に
示すように直線状に連続し、この状態で上カバー7をか
ぶせて、上開口を閉鎖する。
【0019】上記底カバー13は、カバー本体2の底開
口2b側のヒンジ軸部2kにヒンジ部13bがヒンジ結
合されているので、底カバー13のワンタッチ閉じ操作
でロック爪がロック穴(図示せず)に係合してロックさ
れる。
【0020】尚、上記実施例では、切除部2hに取り付
けるカバーを上カバー7と別に形成して、別体カバー1
2としているが、上カバー7と別体カバー12とを連続
させて、一体に形成してもよい。
【0021】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
の自動車用リレーブロック・カバーは、カバー本体の底
開口側の上部を切除して、第1リレーブロックを底開口
からカバー本体内に組み入れ、第2リレーブロックを上
開口からカバー本体内に組み入れた後、切除部にカバー
を係合するようにしたから、第1リレーブロックの組み
入れ作業時には底開口側の上部は浅い形状となり、第1
リレーブロックの組み入れ作業性が向上する。
【0022】また、カバー本体に、第2ワイヤハーネス
を外部へ導出するためのスリットを形成する必要がな
く、切除部に係合したカバーの小穴から外部へ導出する
ようにしたから、カバー本体の強度が向上すると共に、
雨水等がカバー本体内に浸入しにくくなる。
【0023】さらに、第1リレーブロックの挿入後にカ
バー本体の底開口を閉鎖する底カバーを、カバー本体に
ヒンジ部を介して取り付けているため、該底カバーによ
りワンタッチで底開口を閉鎖することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の自動車用リレーブロック・カバーの
分解斜視図である。
【図2】 図1のリレーブロック・カバーの組立て斜視
図である。
【図3】 従来の自動車用リレーカバーの組立て斜視図
である。
【図4】 図3のリレーブロック・カバーの分解斜視図
である。
【符号の説明】
2 カバー本体 2b 底開口 2d 上開口 2h 切除部 2j ロック穴 3 第1ワイヤハーネス 4 第1リレーブロック 5 第2ワイヤハーネス 6 第2リレーブロック 8 底カバー 11 リレーカバー 12 別体カバー 12d ロック爪 12e 小穴 13 底カバー 13b ヒンジ部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 16/02 610 H02G 3/08

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される筒状のカバー本体を備
    え、該カバー本体の底部の一部に設けた底開口から、第
    1ワイヤハーネスに接続された第1リレーブロックが挿
    入されて上方閉塞部にセットされた後、第2ワイヤハー
    ネスに接続された第2リレーブロックが上開口から挿入
    され、上記底開口の上方にセットされる自動車用リレー
    ブロック・カバーにおいて、 上記カバー本体の底開口側の上部が切除され、該切除部
    にカバーが係合され、該カバーの下部に、第2ワイヤハ
    ーネスを外部へ導出する小穴が設けられていることを特
    徴とする自動車用リレーブロック・カバー。
  2. 【請求項2】 上記第1リレーブロックが挿入される底
    開口を閉鎖する底カバーがカバー本体にヒンジを介して
    開閉自在に取り付けられている請求項1記載の自動車用
    リレーブロック・カバー
JP1993035361U 1993-06-29 1993-06-29 自動車用リレーブロック・カバー Expired - Fee Related JP2588735Y2 (ja)

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