JPH09290635A - 自動車の窓用ガードバーの取付構造 - Google Patents

自動車の窓用ガードバーの取付構造

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JPH09290635A
JPH09290635A JP10695396A JP10695396A JPH09290635A JP H09290635 A JPH09290635 A JP H09290635A JP 10695396 A JP10695396 A JP 10695396A JP 10695396 A JP10695396 A JP 10695396A JP H09290635 A JPH09290635 A JP H09290635A
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JP
Japan
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JP10695396A
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English (en)
Inventor
Akira Kobayashi
章 小林
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ガードバーの装備が義務づけられ
た商用車種と、通常、ガードバーを装備しない乗用車種
で、構成部品および内装材の共通化を図ることができる
自動車の窓用ガードバーの取付構造を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明は、自動車の窓ガラス5の両側に
配設された車室内パネル部分に形成された取付穴に、そ
れぞれ第1および第2のキャップ状ガードバーホルダー
11,12を装着し、これらガードバーホルダー11,
12に先端部を挿入してガードバー本体10の両端部を
取り付けた自動車の窓用ガードバーの取付構造におい
て、上記一方のガードバーホルダー11の側面に切り欠
き部11bを形成し、かつ、この一方のガードバーホル
ダー11の内側に開閉自在の蓋部11gを設け、該蓋部
11gを、ガードバー本体10の先端をガードバーホル
ダーに挿入することによって開放させるようにしたこと
にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガードバーの装備
が義務づけられた商用車種と、通常、ガードバーを装備
しない乗用車種で、構成部品および内装材の共通化を図
ることができる自動車の窓用ガードバーの取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すようなライトバン等の車で
は、座席の後部に形成された荷室に配置された荷物が走
行中の振動によって、荷崩れを生じることがある。この
ため、荷崩れによる窓ガラス50の破損を防止するた
め、商用車では、法規上、室内側の窓ガラス50前面に
保護用のガードバー51を設けることが義務づけられて
いる。
【0003】図9は商用車のクオーターウインドーに装
備された従来の窓用ガードバーの取付構造を示したもの
である。クオーターウインドーは、サイドボデイアウタ
パネル52に形成された窓用開口部53に窓ガラス50
を接着等により組み付けて構成されている。ガードバー
51は、サイドボデイアウタパネル52の室内側に配設
されたクオーターインナパネル54に、窓ガラス50の
室内側の前面を通して取り付けられている。窓ガラス5
0の室内側の上縁部に位置するクオーターインナパネル
54には、ガードバー51の取付穴54aが形成されて
おり、この取付穴54aにガードバー51取付用のキャ
ップ状の上部側ガードバーホルダー55が装着されてい
る。
【0004】上部側ガードバーホルダー55は、フラン
ジ部55aが基端筒部55bに対して傾斜して設けられ
ており、この基端筒部55bの先端側に、有底状円筒体
の側面に切り欠き部55cを設けて形成した胴部55d
が設けられている。一方、下部側ガードバーホルダー5
6は、上部側を開口させたキャップ状のもので、窓ガラ
ス50の室内側の下縁部に位置するクオーターインナパ
ネル54に形成された取付穴54bに装着されている。
ガードバー51の取付けに際しては、上部側ガードバー
ホルダー55の基端筒部55bからガードバー51を挿
通し、切り欠き部55cからガードバー51の上端を外
側に突出させた状態で、ガードバー51の下端を下部側
ガードバーホルダー56にはめる。そして、ガードバー
51の上端を基端筒部55bの端面55eに係止させて
ガードバー51を装着する。
【0005】一方、乗用車種では、デザイン面から、ガ
ードバー51を取り付けないのが一般的である。そし
て、通常、乗用車種では、デザイン面から、ルーフパネ
ルおよびクオーターインナパネル54の室内側に成形天
井材および内装トリムが配設されている。このため、商
用車種に成形天井材および内装トリムを配設する場合、
例えば上部側では、図10に示すように、上部側ガード
バーホルダー55の取付穴54aに対応させて成形天井
材57にも、ガードバー挿通用穴57aを開けなければ
ならなかった。したがって、商用車種と乗用車種で内装
材の共通化を図るために、上部側ガードバーホルダー5
5の取付穴54aに対応させて、成形天井材57にもガ
ードバー挿通用穴57aを形成すると、ガードバー51
を装着しない乗用車種の場合には、図10に示すよう
に、上部側ガードバーホルダー55の取付穴54aに穴
塞ぎキャップ58を装着していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
技術によると、ガードバー51を設けない場合、上部側
ガードバーホルダー55の切り欠き部55cから、クオ
ーターインナパネル54の内部が見えるため、外観が悪
くなっていた。また、成形天井材57および内装トリム
を、商用車種に適用すると、成形天井材57では、ガー
ドバー51の取付穴57aが必要となり、乗用車種との
共通化ができなかった。また、成形天井材57に取付穴
57aを設けると、室内からよく見えるので、乗用車種
に適用する場合には、穴塞ぎキャップ58が必要であっ
た。
【0007】本発明は上記課題を解決し、ガードバーの
装備が義務づけられた商用車種と、通常、ガードバーを
装備しない乗用車種で、構成部品および内装材の共通化
を図ることができる自動車の窓用ガードバーの取付構造
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、自動車の窓ガラスの両側に配設された車室
内パネル部分に形成された取付穴に、それぞれ第1およ
び第2のキャップ状ガードバーホルダーを装着し、これ
らガードバーホルダーに先端部を挿入してガードバー本
体の両端部を取り付けた自動車の窓用ガードバーの取付
構造において、上記一方のガードバーホルダーの側面に
切り欠き部を形成し、かつ、この一方のガードバーホル
ダーの内側に開閉自在の蓋部を設け、該蓋部を、ガード
バー本体の先端をガードバーホルダーに挿入することに
よって開放させるようにしたことにある。また、本発明
は、自動車の窓ガラスの両側に配設された車室内パネル
部分に形成された取付穴に、それぞれ第1および第2の
キャップ状ガードバーホルダーを装着し、これらガード
バーホルダーに先端部を挿入してガードバー本体の両端
部を取り付けた自動車の窓用ガードバーの取付構造にお
いて、上記ガードバーホルダーの基端部側筒部外周面
に、上記ガードバーホルダーの基端部末端に形成された
フランジ部から所定間隔で溝部を形成し、該溝部を介し
てガードバーホルダーを車室内パネルの取付穴に組み付
けるとともに、上記フランジ部と車室内パネルとの間で
内装材を保持したことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、商用車のクオーターウイン
ドーに適用した本発明の実施の形態を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0010】図1ないし図3において、1は商用車の車
体パネル2の側面に設けられたクオーターウインドーで
ある。このクオーターウインドー1は、車体パネル2を
構成するサイドボデイアウタパネル3に形成された窓用
開口部4に窓ガラス5が接着等により組み付けて設けら
れている。サイドボデイアウタパネル3の室内側には、
クオーターインナパネル6が配設され、その上端部をル
ーフパネル7に接合している。ルーフパネル7からクオ
ーターインナパネル6にかけての室内側には、内装材と
しての成形天井材8が配設され、かつクオーターインナ
パネル6の室内側には、内装材としての室内トリム9が
配設されている。
【0011】窓ガラス5の室内側前面には、窓ガラス5
保護用のガードバー本体10が配設されており、このガ
ードバー本体10の上下端部を支持する第1および第2
のキャップ状ガードバーホルダー11,12が窓ガラス
5の上下端部に位置するクオーターインナパネル6の縁
部に装着されている。クオーターインナパネル6の縁部
には、図4に示すように、上下の取付穴6a,6bが形
成されており、この上部側取付穴6aに、第1の上部側
ガードバーホルダー11が装着され、下部側取付穴6b
に、第2の下部側ガードバーホルダー12が装着されて
いる。
【0012】上部側ガードバーホルダー11は、図5お
よび図6に示すように、先端に底面11aを設けた円筒
体の途中から先端にかけて半切状にしたもので、その側
面に切欠部11bを形成した胴部11cと、この胴部1
1cの基端部側筒部11d外周面に形成された溝部11
eと、この基端部側筒部11d末端に、胴部11cに対
して傾斜して設けられたフランジ部11fとで構成され
ている。上記胴部11cの基端部側筒部11d上端の内
側には、開閉自在の蓋部11gが設けられており、この
蓋部11gは、薄肉部11hを介して基端部側筒部11
dの内面とつながって回動可能に構成されている。この
ガードバーホルダー11は、溝部11eを介してクオー
ターインナパネル6(車室内パネル)の取付穴6aに組
み付けられ、上記ガードバーホルダー11のフランジ部
11fとクオーターインナパネル6(車室内パネル)と
の間で成形天井材8を保持している。ガードバーホルダ
ー11の溝部11eとフランジ部11fとの間は、成形
天井材8あるいは内装トリムの厚さを考慮して所定の間
隔Lに設定されている。
【0013】上記下部側ガードバーホルダー12は、有
底円筒体12aの外周面に形成された溝部12bを介し
てクオーターインナパネル6(車室内パネル)の取付穴
6bに組み付けられており、室内トリム9に形成された
ガードバー挿通用穴9aを通してガードバー本体10の
下端部を支持している。
【0014】次に、ガードバー10本体を取り付ける手
順を説明すると、ガードバー本体10の上端部を上部側
ガードバーホルダー11の円筒体11a内に蓋部11g
を開放させながら挿入し、ガードバー本体10の先端を
切欠部11bから円筒体11aの外側に、一旦、突き出
す。そして、ガードバー本体10の下端部を室内トリム
9に形成されたガードバー挿通用穴9aから下部側ガー
ドバーホルダー12に挿入し、ガードバー本体10の上
端部を上部側ガードバーホルダー11の底面11aに係
止させる。こうして、ガードバー本体10を窓ガラス5
の室内側前面に配設することができる。
【0015】そして、ガードバーを装備しない乗用車種
においては、ガードバーホルダー11の蓋部11gによ
って、クオーターインナパネル6の内部が塞がれるの
で、従来の穴塞ぎキャップが不要である。また、上記実
施の態様では、上部側ガードバーホルダー11にのみ、
蓋部11gを設けたが、下部側ガードバーホルダー12
にも蓋部を設ければ、より外観の向上を図ることができ
る。なお、蓋部11gを設ける位置は、図7に示すよう
に、フランジ部11fの内側に設けることで、より外観
の向上を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
の窓用ガードバーの取付構造によれば、以下のような効
果を奏する。
【0017】請求項1において、自動車の窓ガラスの両
側に配設された車室内パネル部分に形成された取付穴
に、それぞれ第1および第2のキャップ状ガードバーホ
ルダーを装着し、これらガードバーホルダーに先端部を
挿入してガードバー本体の両端部を取り付けた自動車の
窓用ガードバーの取付構造において、上記一方のガード
バーホルダーの側面に切り欠き部を形成し、かつ、この
一方のガードバーホルダーの内側に開閉自在の蓋部を設
け、該蓋部を、ガードバー本体の先端をガードバーホル
ダーに挿入することによって開放させるようにしたの
で、ガードバーホルダーをガードバーを装着する車種
と、ガードバーを装着しない車種とに兼用することがで
きる。請求項2において、自動車の窓ガラスの両側に配
設された車室内パネル部分に形成された取付穴に、それ
ぞれ第1および第2のキャップ状ガードバーホルダーを
装着し、これらガードバーホルダーに先端部を挿入して
ガードバー本体の両端部を取り付けた自動車の窓用ガー
ドバーの取付構造において、上記ガードバーホルダーの
基端部側筒部外周面に、上記ガードバーホルダーの基端
部末端に形成されたフランジ部から所定間隔で溝部を形
成し、該溝部を介してガードバーホルダーを車室内パネ
ルの取付穴に組み付けるとともに、上記フランジ部と車
室内パネルとの間で内装材を保持したので、ガードバー
を装着する車種と、ガードバーを装着しない車種で内装
材の共通化を図ることができる。また、ガードバーホル
ダーによって内装材の固定を図ることができるので、内
装材の固定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様による自動車の窓用ガード
バーの取付構造で、内装材を外した状態を示す概念図で
ある。
【図2】成形天井材を取り付けた状態を示す図1のA−
A線断面図である。
【図3】内装トリムを取り付けた状態を示す図1のB−
B線断面図である。
【図4】図1の窓用ガードバーの取付け手順を示す概念
図である。
【図5】ガードバー本体の取付前のガードバーホルダー
部を示す図1のA−A線断面図である。
【図6】上部側ガードバーホルダーを示す斜視図であ
る。
【図7】上部側ガードバーホルダーの他の実施の態様を
示す断面図である。
【図8】自動車の窓用ガードバーの取付構造を示す概念
図である。
【図9】従来の上部側ガードバーホルダーを示す断面図
である。
【図10】従来の窓用ガードバーを使用しない場合の概
念断面図である。
【符号の説明】
1 クオーターウインドー 2 車体パネル 3 サイドボデイアウタパネル 4 窓用開口部 5 窓ガラス 6 クオーターインナパネル 7 ルーフパネル 8 成形天井材(内装材) 9 内装トリム(内装材) 10 ガードバー本体 11 上部側(第1の)ガードバーホルダー 12 下部側(第2の)ガードバーホルダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の窓ガラスの両側に配設された車
    室内パネル部分に形成された取付穴に、それぞれ第1お
    よび第2のキャップ状ガードバーホルダーを装着し、こ
    れらガードバーホルダーに先端部を挿入してガードバー
    本体の両端部を取り付けた自動車の窓用ガードバーの取
    付構造において、上記一方のガードバーホルダーの側面
    に切り欠き部を形成し、かつ、この一方のガードバーホ
    ルダーの内側に開閉自在の蓋部を設け、該蓋部を、ガー
    ドバー本体の先端をガードバーホルダーに挿入すること
    によって開放させるようにしたことを特徴とする自動車
    の窓用ガードバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 自動車の窓ガラスの両側に配設された車
    室内パネル部分に形成された取付穴に、それぞれ第1お
    よび第2のキャップ状ガードバーホルダーを装着し、こ
    れらガードバーホルダーに先端部を挿入してガードバー
    本体の両端部を取り付けた自動車の窓用ガードバーの取
    付構造において、上記ガードバーホルダーの基端部側筒
    部外周面に、上記ガードバーホルダーの基端部末端に形
    成されたフランジ部から所定間隔で溝部を形成し、該溝
    部を介してガードバーホルダーを車室内パネルの取付穴
    に組み付けるとともに、上記フランジ部と車室内パネル
    との間で内装材を保持したことを特徴とする自動車の窓
    用ガードバーの取付構造。
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