JPH0132884Y2 - - Google Patents

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JPH0132884Y2
JPH0132884Y2 JP1982137841U JP13784182U JPH0132884Y2 JP H0132884 Y2 JPH0132884 Y2 JP H0132884Y2 JP 1982137841 U JP1982137841 U JP 1982137841U JP 13784182 U JP13784182 U JP 13784182U JP H0132884 Y2 JPH0132884 Y2 JP H0132884Y2
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JP
Japan
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drawer
opening
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handle
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JP1982137841U
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JPS5941115U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、主として洋服類の収納保管に用い
られる段ボール製の抽斗式収納函に関する。
従来の技術と問題点 従来、一般に洋服函と称されるこの種段ボール
製の洋服類収納函は、底の浅い上面開放状の函本
体と、これに被嵌される対応形状の蓋体とよりな
るものが一般に広く用いられている。そしてま
た、このような従来の洋服収納函にあつては、洋
服類の購買者の持ち帰り時に便宜のために、一般
的には四周側面のうちの任意の一側面に、蓋体と
本体との両側壁を貫通する提手取付孔を穿ち、こ
れを利用して提手を取付けると共に、反対側の両
者の側壁どおしを樹脂製等の止鋲で結合して徒ら
に開かないようにすることにより、上記提手を持
つて提持携行を可能なものとしていた(例えば、
実公昭48−30923号公報)。
考案が解決しようとする課題 ところが、実際上この種収納函に洋服類を収納
して保管する場合、上下に複数個積重ね状態にし
て保管することが多いのに対し、従来の収納函で
は下段の収納函を開披する場合、それより上段の
収納函をすべて取卸してからでなければ下段のそ
れを開蓋開披することができず不便であつた。ま
た、携行用の提手は、洋服類の購買者が家庭に持
ち帰つたのちは全く不要のもので、取外して棄て
られるにすぎず、収納函の製作提供コストの面か
ら考えてもいささかに無駄であり不利益要因の1
つとなるものであつた。
この考案は上記のような問題点、不利益を解消
しつゝ、外観体裁、機能性、堅牢性、経済性等の
諸特性に優れた洋服類収納函を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この考案は、前面を開放し該開口部周縁に補強
用の内方折返し部3が設けられた扁平矩形状の段
ボール製胴本体1と、該胴本体1に挿入され該挿
入状態において前面板2aが胴本体1の前面開口
部内に僅かに入り込んだ状態に位置されるものと
なされた段ボール製抽斗2とよりなり、前記胴本
体内にその左右側面板1a,1bと後面板1cと
の内面に沿つてコ字状に帯状補強板6が破設され
ると共に、前記抽斗2の前面板2aに、その高さ
の中央部より底面側に片寄つた位置において提手
兼把手4が取付けられ、かつ同前面板2aの両端
に胴本体1の開口部内面との間を塞ぐ突出耳部
5,5が外方張り出し状に設けられ、更に、前記
胴本体1と抽斗2の互いに重なり合う面板部分に
貫通状の鋲孔7,8が穿設され、該鋲孔に着脱自
在に止鋲9が嵌め込まれることにより前記胴本体
1と抽斗2とが一体的に結合されてなることを特
徴とする抽斗式洋服類収納函を要旨とする。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
図示実施例の収納函は、いずれも表面に美粧処
理の施された段ボールからなる前面を開放した高
さの低い扁平な矩形状の胴本体1と、これに挿入
され該挿入状態において前面板2aが胴本体1の
開口部内に僅かに入り込んだ状態に位置されるも
のとなされた段ボール製の抽斗2とを主要構成部
材としてなるものであり、胴本体1の前面の開口
部周縁は、内方折返し部3によつて補強されると
共に、同左右両側面板1a,1bと後面板1cの
内側には、それらに沿つて段ボール製の帯状補強
板6がコ字状に配置され、積重ね時における胴本
体1の耐荷重強度を増大したものとなされてい
る。一方、抽斗2は、前面板2aの長さ方向の中
央部に合成樹脂製の提手兼把手4が取着されてい
る。かつこの提手兼把手4は前面板2aの高さh
の中央部より下方寄りの位置、即ち底面板2b側
に片寄つた位置に設けられており、これを持つて
収納函を提持した場合に、収納物の重量によつて
前面板2aが著しく外方に撓曲変形して胴本体1
との間で口が開いた状態になるのを防止しうるよ
うに配慮されている。また、抽斗2の前面板2a
は、その両端に左右側面板2c,2dより外方に
張り出した突出耳部5,5が形成されており、抽
斗2を閉めた場合にそれと胴本体1の開口部内面
との間の〓間を塞いで、外観体裁を良好に保持し
うるようになされている。
更に、胴本体1の底面板1dと抽斗2の底面板
2bには、抽斗の収納状態において互いに合致す
る位置に貫通状の鋲孔7,8が穿設されている。
そして、これらの鋲孔7,8に弾性合成樹脂製の
止鋲9が貫通状に嵌め込まれることにより、胴本
体1と抽斗2とを一体的に結合しうるものとなさ
れている。止鋲9は第5図に示すように扁平状頭
部9aと、その背面からL字状に延びた脚部9b
とよりなるもので、脚部9bを上記鋲孔7,8に
それ自体の弾力を利用して挿し込むことにより取
着されるようになつており、従つてまた逆の手順
で取り外しも可能なものである。
なお、止鋲9の取着位置は図示実施例に限定さ
れるのではなく、要は胴本体1と抽斗2とをそれ
らの互いに重り合う任意の面板部分において相互
に結合するものとすれば良い。従つて、例えば胴
本体1と抽斗2の側面板どうしを結合するように
しても良いし、後面板どうしを結合するものとし
ても良い。
上記収納函は、抽斗2に洋服等を入れ、それを
胴本体1内に挿入し止鋲9を止着した状態におい
て、提手兼把手4を持つて、提持携行に使用す
る。また、家庭内等での保管に際しては止鋲9を
取外した状態において任意に複数段に積重ね、収
納物を取出すさいには抽斗2を引出すことによつ
てその取出しを行うものである。
考案の効果 この考案は上述のような収納函であるから、こ
れを多段に積重ねた状態においても、止鋲9を外
しておけば抽斗2を前方に引き出すことによつて
下段部の収納函の収納物の出し入れをも前面側か
ら自在に行うことができ、店舗や家庭での洋服類
の整理保管に好都合に用いることができるのはも
ちろん、止鋲9の取付けによつて胴本体1と抽斗
2とを任意に結合しうるから、該結合状態におい
て提手兼把手4を提持することにより、携行用に
もそのまゝ使用でき、例えば洋服函として持ち帰
り用と整理保管用との両機能を兼備しつゝそのい
ずれにも便利に使用しうる卓越した実用機能性を
有する。
また、上記両用途においてそれぞれに次のよう
な効果も奏する。先ず、提手兼把手4が抽斗2の
前面板の下方寄りの位置、即ち前面板2aの高さ
の中央部より底面側に片寄つた位置に取付けられ
ていることにより、提持携行時、収納物の重量に
よつて前面板2aが著るしく外方に撓曲変形して
胴本体1との間で口が開いたような状態になるの
を防止し、体裁良く、安定的な提持携行を可能と
する。かつ、抽斗2の前面板2aの両端に張り出
し状態に突出耳部5,5が設けられていることに
より、抽斗2の左右側面板2c,2dの間隔を胴
本体1の幅より小さいものに製作して、抽斗2の
スムーズな出し入れ操作を可能なものとしなが
ら、抽斗2を挿入したときにはその前面板2aと
胴本体1の開口部内面との間に生じる間〓を塞い
で、外観体裁を良好なものとし、収納保管時にお
いて内部に埃が入り込むのを防止しうる。
更に、胴本体1の開口部周縁に内方折返し部3
が設けられて補強されていること、抽斗2の挿入
状態においてその前面板2aが胴本体1の開口部
内の僅かに入り込んだ状態に位置されるものとな
されていること、及び胴本体1内にその左右側面
板1a,1bと後面板1cとの内面に沿つてコ字
状に帯状補強板6が配設されていること、により
堅牢で特に耐荷重性に優れており、多段に積重ね
ても荷重で胴本体1が座屈変形するおそれがな
く、ひいては抽斗2のスムーズな開閉作動を保ち
つゝ、変形による体裁劣化を防止し耐久性を向上
しうる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は一部切欠斜視図、第2図は携行時の使用状態に
おける斜視図、第3図は第1図−線の断面
図、第4図は第3図−線の断面図、第5図は
第2図−線の断面図である。 1……胴本体、2……抽斗、2a……前面板、
4……提手兼把手、5……突出耳部、6……帯状
補強板、7,8……鋲孔、9……止鋲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面を開放し該開口部周縁に補強用の内方折返
    し部3が設けられた扁平矩形状の段ボール製胴本
    体1と、該胴本体1に挿入され該挿入状態におい
    て前面板2aが胴本体1の前面開口部内に僅かに
    入り込んだ状態に位置されるものとなされた段ボ
    ール製抽斗2とよりなり、前記胴本体内にその左
    右側面板1a,1bと後面板1cとの内面に沿つ
    てコ字状に帯状補強板6が配設されると共に、前
    記抽斗2の前面板2aに、その高さの中央部より
    底面側に片寄つた位置において提手兼把手4が取
    付けられ、かつ同前面板2aの両端に胴本体1の
    開口部内面との間を塞ぐ突出耳部5,5が外方張
    り出し状に設けられ、更に、前記胴本体1と抽斗
    2の互いに重なり合う面板部分に貫通状の鋲孔
    7,8が穿設され、該鋲孔に着脱自在に止鋲9が
    嵌め込まれることにより前記胴本体1と抽斗2と
    が一体的に結合されてなることを特徴とする抽斗
    式洋服類収納函。
JP13784182U 1982-09-10 1982-09-10 抽斗式洋服類収納函 Granted JPS5941115U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13784182U JPS5941115U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 抽斗式洋服類収納函

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13784182U JPS5941115U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 抽斗式洋服類収納函

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941115U JPS5941115U (ja) 1984-03-16
JPH0132884Y2 true JPH0132884Y2 (ja) 1989-10-06

Family

ID=30309476

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13784182U Granted JPS5941115U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 抽斗式洋服類収納函

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101096667B1 (ko) * 2009-10-10 2011-12-21 김성민 상품 케이스 일체형 쇼핑백

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513822B2 (ja) * 1976-09-06 1980-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513822U (ja) * 1978-07-10 1980-01-29

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JPS5513822B2 (ja) * 1976-09-06 1980-04-11

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JPS5941115U (ja) 1984-03-16

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