JPH0322100Y2 - - Google Patents

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JPH0322100Y2
JPH0322100Y2 JP6693787U JP6693787U JPH0322100Y2 JP H0322100 Y2 JPH0322100 Y2 JP H0322100Y2 JP 6693787 U JP6693787 U JP 6693787U JP 6693787 U JP6693787 U JP 6693787U JP H0322100 Y2 JPH0322100 Y2 JP H0322100Y2
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JP
Japan
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drawer
box body
outer box
case
open
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JP6693787U
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JPS63177216U (ja
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  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、家庭内で主に季節外れの衣類等を
整理収納するのに用いられる簡易ケースに関す
る。
従来の技術 従来、この種の衣類用簡易ケースは、一般に衣
裳缶あるいは衣裳ケース等と称される金属製、合
成樹脂製のもののほか、近時ダンボール製のもの
も広く使用されているが、その構造としてはいず
れも上面を開放した矩形の箱本体に、嵌合方式の
上蓋を組合わせたものである。
考案が解決しようとする問題点 ところが、この種のケースの使い勝手を考える
とき、その使用は主に季節の変り目に内容物を例
えば夏物から冬物へ、あるいはその逆に大量に入
れ替える場合のほか、いつたん収納した衣類等の
うちのいずれかを個別選択的に出し入れする場合
も多い。ところが、従来の衣類ケースでは、それ
自体を例えば押入れの上段部とかタンスの上等か
らいつたん取り卸し、上蓋を開いて出し入れを行
わなければならず、まして複数段上下に積重ねて
載置しているような場合の下段部のケースを取り
出す場合には愈々面倒なものであつた。
問題点を解決するための手段 この考案は上記のような事情に鑑み、収納物の
大半あるいは全部を大幅に入れ替え整理するよう
な場合には、上蓋を開き上面を全面的に開放して
作業する方が行い易い反面、それ以外の個々の衣
類の出し入れを行うような場合には抽斗方式によ
つて行う方が便利であることの着想から、両機能
を兼ね備えて実用便宜性を一段と向上した簡易衣
類ケースを提供することを目的としてなされたも
のである。
而して、この考案は、四周側壁の前面を開放
し、上面に一側壁から連設した開閉自在な上蓋を
備えた外箱体と、上記開放前面から外箱体内に装
入された前面に把手を有する抽斗とよりなる抽斗
付き衣類等収納用簡易ケースを要旨とする。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基いて更に詳し
く説明する。
図示実施例のこの考案に係る衣類収納用簡易ケ
ースは、第1図に示すようにいずれもダンボール
製である外箱体1と、これに挿入された抽斗2と
よりなる。
外箱体1は、第4図に展開状態を示すように、
底板11と、その両側縁から連続した左右側壁1
2,13と、同底板11の後側縁から連続した後
側壁14と、右側壁13から連続した上蓋15と
を主要部分として備え、左右側壁12,13の後
端には折目を介して接合用舌片12a,13a
が、また後側壁14の外側縁には細幅の水平折込
縁14aが、更に上蓋15の外側辺には同じく細
幅の垂下折込縁15aがそれぞれ連設されたもの
となされている。従つて、外箱体1は、上記各側
壁12,13,14を折り上げ、接合舌片12
a,13aを後側壁14の内面側に重ねて対応部
分の鋲孔16,16を通じて合成樹脂製の止鋲1
7(第1図参照)で止着し、折込縁14aを内方
に水平状に折込むことにより、第1図乃至第3図
に示すように前面側を開口し、上面を上蓋15で
開閉自在としたものに組立てられている。なお、
上記水平折込縁14aは左右側壁12,13の後
端部上面に重なつて外箱体1後端部の耐荷重強度
を増大すると共に保形性の向上に役立つものであ
る。また、後側壁14には、その中央部に通気用
透孔18が穿たれ、抽斗2の出し入れに空気抵孔
を与えないように配慮されている。更に上蓋15
は、その先端の垂下折込縁15aの両端部近くと
左側壁12の対応位置の外面に取付けられた紐止
片19,19に止め紐20をかけ渡すことによつ
て閉蓋状態を保ちうるものとなされている。
一方、抽斗2は、第5図にその展開状態を示す
ように、底板21と、その四側辺から連続した左
右及び前後の側壁22,23,24,25と、左
右側壁の両端から連設した接合用舌片22a,2
2b,23a,23bと、前側壁24の外側辺か
ら連続した補強2重壁を形成するための内側面板
24aとよりなる。而して、各側壁22,23,
24,25を折上げ、接合用舌片22a,22
b,23a,23bをそれぞれ前後側壁24,2
5の内面側に重ね合わせると共に、内側面板24
aを下方に折返した状態で接合用舌片を対側側壁
に鋲孔26を通じて止鋲27で止着することによ
り、上面を開放し、かつ前面壁を2重としてこれ
に把手28を取付けた抽斗2が構成されている。
しかもこの抽斗2はその奥行が外箱体1の内部の
奥行寸法よりも僅かに短いものとなされ、外箱体
1にその前面開口部から挿入した状態において、
その前面壁が外箱体1の開放前面の周縁より僅か
に内方に位置せられるものとなつている。これは
ケースを上下に複数段積重ねた場合、外箱体1の
前端部が耐荷重力の弱点となるのを抽斗2の前面
壁で補つて外箱体1に有害な変形が起こるのを防
止する作用を期待するものである。
なお、この考案は上記実施例に示したダンボー
ル製のものゝほか、合成樹脂製、あるいは金属
製、更には木製のものとする場合もその範囲に含
まれるものとする。
考案の効果 この考案は上述のような構成を有するものであ
るから、上蓋を開いてケースの上面を全体的に開
放しうるほか、上蓋を閉じた状態下にあつても、
抽斗をもつてそれに収納した内容物を外箱体から
前方に引出すことができる。
従つて、収納衣類の整理のために内容物の大幅
な入れ替えを行うような場合には、上蓋を開いて
従来品同様に好都合に収納内容物の整理を行いう
るのはもちろん、上蓋を閉じたまゝ、したがつて
ケースを載置位置から動かすことなく、抽斗を引
き出すことによつて所望の内容物の個別的な出し
入れを行うこともできる。従つて、整理収納後、
特にケースを複数段に積重ねて載置しているよう
な場合にあつても、それを取り卸すことなく、抽
斗をもつて内容物の出し入れを簡易に行うことが
でき、実用上至便である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は上蓋を開き、抽斗を引出した状態の斜視図、第
2図は縦断面図、第3図は横断面図、第4図は外
箱体の展開図、第5図は抽斗の展開図である。 1……外箱体、2……抽斗、15……上蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 四周側壁の前面を開放し、上面に一側壁から
    連設した開閉自在な上蓋を備えた外箱体と、上
    記開放前面から外箱体内に装入された前面に把
    手を有する抽斗とよりなる抽斗付き衣類等収納
    用簡易ケース。 (2) 外箱体及び抽斗がいずれもダンボール紙から
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の抽斗
    付き衣類等収納用簡易ケース。 (3) 抽斗の前面壁が外箱体の開放前面の周縁より
    僅かに内方に位置せられてなる実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載の抽斗付き衣
    類等収納用簡易ケース。
JP6693787U 1987-05-01 1987-05-01 Expired JPH0322100Y2 (ja)

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JP6693787U JPH0322100Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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JP6693787U JPH0322100Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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Publication Number Publication Date
JPS63177216U JPS63177216U (ja) 1988-11-16
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WO2011099163A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 株式会社 ステップ 履物用段ボール箱及び履物用段ボール箱の組立体

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JPS63177216U (ja) 1988-11-16

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