JPH084423Y2 - 収納容器の係合構造 - Google Patents

収納容器の係合構造

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JPH084423Y2
JPH084423Y2 JP1992046400U JP4640092U JPH084423Y2 JP H084423 Y2 JPH084423 Y2 JP H084423Y2 JP 1992046400 U JP1992046400 U JP 1992046400U JP 4640092 U JP4640092 U JP 4640092U JP H084423 Y2 JPH084423 Y2 JP H084423Y2
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JP
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container
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opening
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JP1992046400U
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JPH061238U (ja
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偉久男 鈴木
秀行 大見
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Tensho Electric Industries Co Ltd
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Tensho Electric Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、種々のものを収納保管
する収納容器を積層する際の係合構造に係り、特に容量
が異なる収納容器の積み重ねに際し積載効率に優れ、ひ
いては保管、物流に極めて好適な収納容器の係合構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来収納容器として、収納体の上部開口
部端縁を、蓋体周縁に形成した下方開口の周回係合部に
嵌入して閉止する構造の収納容器が広く用いられてい
る。このような構造で同一形状、同一容量の収納容器を
複数個積載するための係合構造としては、収納体底面周
縁に突条を形成し、そして蓋体の周回係合部内方上面に
前記突条に係合する凹部を形成したものが存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の収納容器の係合構造にあっては、同一形状、
同一容量の収納容器(以下、標準容量容器という)しか
係合できず、例えば高さと縦が略同一で横が1/2で容
量が約1/2の収納容器(以下、少容量容器という)2
個を、標準容量容器の上に載置係合させることはできる
ものの、逆に2個の少容量容器の上に標準容量容器を積
み重ねた場合には、標準容量容器の突条が少容量容器の
周回係合部に当接し乗り上げてしまうことから、確実な
係合状態を得ることができなかった。
【0004】更に、上面の略中央部分に把手を設けた標
準容量容器にあっては、標準容量容器の上に2個の少容
量容器を積み重ねる場合にも、少容量容器の突条が前記
把手に乗り上げて、確実な係合状態が得られなかった。
【0005】また、一般家庭は勿論のこと、特に大規模
の工場、ホテル、病院等においては、各セクション毎に
排出されるごみ、廃棄物の量が異なるとともに、収納物
の種類、用途に応じても収納容量の異なる容器を複数個
用意しなければならないことが通常であり、しかもその
保管及び運搬等にあっては容量が異なることから、その
外形も異ならざるを得ない複数個の容器を積み重ねなけ
ればならず、これにより積み重ね不可能な場合、不安定
な積み重ねを余儀なくされる場合、あるいは積み重ねに
てデッドスペースが生じ積載効率の悪い積み重ね状態を
余儀なくされる場合等が生じ、保管及び運搬時において
極めて不都合であった。
【0006】そこで、本考案にあっては、標準容量容器
相互のみならず、標準容量容器と少容量容器相互の積載
係合を可能とし、保管及び運搬時において極めて好適な
収納容器の係合構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成すべ
く、本考案の収納容器の係合構造は、上部を開口し底面
周縁に突条を備えた略長方体の第1の収納体と、該第1
の収納体の開口部端縁を嵌入する下方開口の周回係合部
を周縁に備えかつ該周回係合部より内方上面に前記第1
の収納体の突条に係合し前記周回係合部を形成した周縁
上縁より低い凹部を設けてなる略矩形の第1の蓋体とか
らなる第1の収納容器、前記第1の収納体と高さと縦又
は横の何れか一辺とが略同一で縦又は横の何れか他辺が
第1の収納体の約1/2の幅径を有するとともに上部を
開口し底面周縁に突条を備えた略長方体からなる第2の
収納体と、該第2の収納体の開口部端縁を嵌入する下方
開口の周回係合部を周縁に備えかつ該周回係合部より
方上面に前記第2の収納体の突条に係合し周回係合部を
形成した周縁上縁より低い凹部を設けてなる略矩形の第
2の蓋体とからなる第2の収納容器からなり、前記第1
の蓋体及び第2の蓋体の略中央部分に前記第2の収納体
及び第1の収納体の突条の高さより低い高さからなる把
手を突設し、かつ前記第2の容器体底面の突条には、前
記第1の蓋体の把手に当接することなく第1の蓋体の凹
部に2個の第2の容器体を並設してその突条を載置係合
するための凹欠部を形成するとともに、前記第1の蓋体
上面の凹部は2個の前記第2の容器体底面の突条を載置
係合し、更に前記第1の容器体底面の突条には、2個の
第2の蓋体の一辺同士を当接することにより並設された
周回係合部に当接することなく前記凹部に載置係合する
ための凹欠部を形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上部を開口し底面周縁に突条を備えた略長方体
の第1の収納体と、該第1の収納体の開口部端縁を嵌入
する下方開口の周回係合部を周縁に備えかつ該周回係合
より内方上面に前記第1の収納体の突条に係合し前記
周回係合部を形成した周縁上縁より低い凹部を設けてな
る略矩形の第1の蓋体とからなる第1の収納容器、前記
第1の収納体と高さと縦又は横の何れか一辺とが略同一
で縦又は横の何れか他辺が第1の収納体の約1/2の幅
径を有するとともに上部を開口し底面周縁に突条を備え
た略長方体からなる第2の収納体と、該第2の収納体の
開口部端縁を嵌入する下方開口の周回係合部を周縁に備
かつ該周回係合部より内方上面に前記第2の収納体の
突条に係合し周回係合部を形成した周縁上縁よりより低
凹部を設けてなる略矩形の第2の蓋体とからなる第2
の収納容器からなり、前記第1の蓋体及び第2の蓋体の
略中央部分に前記第2の収納体及び第1の収納体の突条
の高さより低い高さからなる把手を突設し、かつ前記第
2の容器体底面の突条には、前記第1の蓋体の把手に当
接することなく第1の蓋体の凹部に2個の第2の容器体
を並設してその突条を載置係合するための凹欠部を形成
するとともに、前記第1の蓋体上面の凹部は2個の前記
第2の容器体底面の突条を載置係合し、更に前記第1の
容器体底面の突条には、2個の第2の蓋体の一辺同士を
当接することにより並設された周回係合部に当接するこ
となく前記凹部に載置係合するための凹欠部を形成した
ことで、第1の蓋体上面の凹部に2個の第2の容器体底
面の突条が載置係合するのは勿論のこと、第1の容器体
底面の突条は第2の蓋体周縁の周回係合部に乗り上げる
ことなく並設した2個の第2の蓋体の凹部に載置係合
し、また第1の蓋体上面の凹部に2個の第2の容器体底
面の突条を、第1の蓋体の略中央部分に形成された把手
に乗り上げることなく載置係合させることができる。
【0009】
【実施例】図1は、本考案における標準容量容器の斜視
図、図2は本考案における少容量容器の斜視図、図3は
本考案における標準容量容器を下から見た斜視図、図4
は本考案における少容量容器の上に標準容量容器を積載
した状態を示す正面図、図5は本考案における標準容量
容器の上に少容量容器を積載した状態を示す正面図であ
る。
【0010】図中1は本考案における標準容量容器であ
り、11は上部に開口部端縁12を形成し、底面周縁に
突条13を突設する収納体であり、14は周縁に収納体
11の開口部端縁12を嵌入する周回係合部15を備
え、この周回係合部15の内方に収納体11の突条13
と係合する凹部16を設けた蓋体である。
【0011】2は本考案における少容量容器であり、前
記標準容量容器1と高さ及び縦横何れかの一辺が略同一
で縦横何れかの他辺が1/2で、容量を標準容量容器1
の約1/2としている。そしてこの少容量容器2は、上
部に開口部端縁22を形成し、底面周縁に突条23を突
設した収納体21と、周縁に収納体21の開口部端縁2
2を嵌入する周回係合部25を備え、この周回係合部2
5の内方に収納体21の突条23と係合する凹部26を
設けた蓋体24とから構成されるものである。
【0012】前記標準容量容器1における収納体11底
面の突条13は、容器長辺方向の略中央部分に凹欠部1
7を形成している。この凹欠部17の長さは、図4に示
す如く、少容量容器2を2個並設し、この上に標準容量
容器1を載置する際、標準容量容器1底部の突条13が
少容量容器2上部の周回係合部25に乗り上げないため
に充分な長さを有している。また、蓋体14の略中央部
分には、容器長辺方向に周回係合部15と略同一高さの
把手18が形成されている。この把手18は、容器内に
廃棄物、汚物等を収納する場合に、汚損しがちな蓋体1
4周縁を把持することなく蓋体14を開閉することがで
きるので極めて好適である。
【0013】前記少容量容器2における収納体21底面
の突条23は、容器長辺方向の略中央部分に凹欠部27
を形成している。この凹欠部27の長さは、図5に示す
如く、標準容量容器1の上に少容量容器2を載置する
際、少容量容器2底部の突条23が標準容量容器1上部
の把手18に乗り上げないために充分な長さを有してい
る。また、蓋体24の略中央部分には、容器長辺方向に
周回係合部25と略同一高さの把手28が形成されてい
る。
【0014】本考案の係合構造を有する収納容器にあっ
ては、標準容量容器1と少容量容器2とを相互に載置係
合させることが可能となって積載効率が向上することか
ら、収納容器の保管時のみならず、内容物を収納した異
なる容量の収納容器を混載して運搬する際に、積載順序
に関係なく効率良く且つ確実に積載できるので、近年高
騰している物流経費の低減にも大いに貢献するものであ
る。
【0015】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案の収納容器の
係合構造によれば、第1の蓋体上面の凹部に2個の第2
の容器体底面の突条が載置係合するのは勿論のこと、第
1の容器体底面の突条は第2の蓋体周縁の周回係合部に
乗り上げることなく並設した2個の第2の蓋体の凹部に
載置係合し、また第1の蓋体上面の凹部に2個の第2の
容器体底面の突条を、第1の蓋体の略中央部分に形成さ
れた把手に乗り上げることなく載置係合させることがで
きるものである。
【0016】すなわち、蓋体周縁に周回係合部を形成し
た構造の収納容器にあっては、従来異なる容量の収納容
器を互いに積載した場合に、周回係合部に容器底面が乗
り上げて確実な載置係合状態が得られなかったのである
が、本考案の収納容器の係合構造によれば、デッドスペ
ースを生ずることなく異なる容量の収納容器を互いに確
実に載置係合させることが可能となり、したがって収納
容器の積載効率が向上し、収納容器の保管及び運搬等に
おいて極めて有効である。
【0017】したがって、例えば大規模なホテルあるい
は病院のようにごみあるいは医療廃棄物が沢山出るセク
ションと、少量しか出ないセクションとが多数混在し、
しかもその集積、保管、積み出し作業を一個所にて一括
して行うケースにあっては、保管者にとっても又運搬者
にとっても本考案の収納容器の係合構造は極めて好適と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における標準容量容器の斜視図である。
【図2】本考案における少容量容器の斜視図である。
【図3】本考案における標準容量容器を下から見た斜視
図である。
【図4】本考案における少容量容器の上に標準容量容器
を積載した状態を示す正面図である。
【図5】本考案における標準容量容器の上に少容量容器
を積載した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 標準容量容器 2 少容量容器 11 収納体 12 開口部端縁 13 突条 14 蓋体 15 周回係合部 16 凹部 17 凹欠部 18 把手 21 収納体 22 開口部端縁 23 突条 24 蓋体 25 周回係合部 26 凹部 27 凹欠部 28 把手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口し底面周縁に突条を備えた略
    長方体の第1の収納体と、該第1の収納体の開口部端縁
    を嵌入する下方開口の周回係合部を周縁に備えかつ該周
    回係合部より内方上面に前記第1の収納体の突条に係合
    し前記周回係合部を形成した周縁上縁より低い凹部を設
    けてなる略矩形の第1の蓋体とからなる第1の収納容
    器、前記第1の収納体と高さと縦又は横の何れか一辺と
    が略同一で縦又は横の何れか他辺が第1の収納体の約1
    /2の幅径を有するとともに上部を開口し底面周縁に突
    条を備えた略長方体からなる第2の収納体と、該第2の
    収納体の開口部端縁を嵌入する下方開口の周回係合部を
    周縁に備えかつ該周回係合部より内方上面に前記第2の
    収納体の突条に係合し前記周回係合部を形成した周縁上
    縁より低い凹部を設けてなる略矩形の第2の蓋体とから
    なる第2の収納容器からなり、前記第1の蓋体及び第2
    の蓋体の略中央部分に前記第2の収納体及び第1の収納
    体の突条の高さより低い高さからなる把手を突設し、か
    つ前記第2の容器体底面の突条には、前記第1の蓋体の
    把手に当接することなく第1の蓋体の凹部に2個の第2
    の容器体を並設してその突条を載置係合するための凹欠
    部を形成するとともに、前記第1の蓋体上面の凹部は2
    個の前記第2の容器体底面の突条を載置係合し、更に
    記第1の容器体底面の突条には、2個の第2の蓋体の一
    辺同士を当接することにより並設された周回係合部に当
    接することなく前記凹部に載置係合するための凹欠部を
    形成したことを特徴とする収納容器の係合構造。
JP1992046400U 1992-06-10 1992-06-10 収納容器の係合構造 Expired - Lifetime JPH084423Y2 (ja)

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JPH061238U JPH061238U (ja) 1994-01-11
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