JP4260981B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、医療廃棄物を回収するために使用されるとともに、その回収された医療廃棄物を運搬するために使用される運搬用容器に関するものである。より詳しくは、医療施術で使用され、患者の血液や医薬品等が付着した脱脂綿、ガーゼ、おむつ、注射器、点滴バッグ、人工透析用の器具等の医療廃棄物を回収し、それらを収容した状態で運搬した後、焼却又は滅菌処理を行うために使用される運搬用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の運搬用容器としては、有底四角箱状に形成された容器本体と、その容器本体の上部開口部に嵌合されるほぼ四角板状の蓋体51とから構成されたものが知られている。図9(a)に示すように、この運搬用容器を構成する蓋体51の周縁には、断面ほぼ逆U字状の周縁フランジ52が突設されるとともに、その周縁フランジ52の内側には段差部53が形成されている。さらに、蓋体51の周縁部には、段差部53の上面から周縁フランジ52の内側の側面にかけて、台形板状の補強リブ54が所定間隔をおいて突設されている。
【0003】
この運搬用容器は、通常、容器本体と蓋体51とを別々に積み重ねた状態で運搬及び保管され、蓋体51を容器本体の上部開口部に嵌合させて使用されていた。そして、上下に積み重ねられた複数の蓋体51は、下方に位置する蓋体51の周縁フランジ52の上端部に、上方に位置する蓋体51の周縁フランジ52の下端部が当接されることによって載置されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の運搬用容器では、多数の蓋体51同士が上下に積み重ねられた場合には、上方に位置する多数の蓋体51の荷重が下方に位置する蓋体51に偏って加えられることによって、図9(b)に示されるような状態になることがあった。すなわち、上方に位置する蓋体51一側部の周縁フランジ52の内側面下部が、下方の周縁フランジ52の外側面上部と当接されることによって、上下の蓋体51同士がその一側部において互いに係止されてしまっていた。さらに、上方の蓋体51の下面が下方の蓋体51の補強リブ54の上端部に当接されてしまう可能性もあった。
【0005】
このとき、上下に積み重ねられた多数の蓋体51は、前記の互いに係止された部分から斜め方向に傾斜して積み重ねられた状態となっている。このため、これらの蓋体51を運搬及び保管する際には、その収容空間が大きく必要とされるうえ、上下方向に立てた状態で収容したときには非常に倒れやすかったことから、取り扱い性が著しく悪いものであった。
【0006】
さらに、上下の蓋体51同士を離間させる作業において、上方の蓋体51を非常に強い力で引張る必要があったことから、作業効率が非常に悪いものであるうえ、例えば、力の弱い医療関係者がこの作業を行う場合には、離間させることができないおそれもあった。また、加えられる荷重が著しく大きい場合には、下方に位置する蓋体51の周縁フランジ52が破壊され、使用することができなくなってしまうおそれもあった。
【0007】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、複数の蓋体同士を容易に上下に揃えて積み重ねることができるとともに、積み重ねられた蓋体同士を容易に離間させることができる運搬用容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の運搬用容器は、有底筒状に形成された容器本体と、その容器本体の上部開口部に嵌合する蓋体とから構成され、蓋体の周縁に沿って容器本体の上部開口部と嵌合する周縁フランジを上方に突設するとともに、その周縁フランジから蓋体の内方に向かって規制リブを突設した運搬用容器であって、前記蓋体の底部の外周部を内方に凹むように凹部を形成するとともに、蓋体同士を積み重ねたとき、上部位置の蓋体の凹部より内側の底面が、下部位置の蓋体の規制リブの上面に載るように構成したものである。
【0009】
請求項2に記載の発明の運搬用容器は、請求項1に記載の発明において、前記規制リブを蓋体のコーナ部に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、この発明の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図2に示すように、第1実施形態の運搬用容器11は、ポリプロピレンにより有底四角箱状に形成された容器本体12と、ポリエチレン又はポリプロピレンによりほぼ四角板状に形成された蓋体13とから構成されている。
【0012】
図2及び図3(b)に示すように、この容器本体12は、ほぼ四角板状に形成された底壁14と、その底壁14の周縁に沿って立設された各一対の側壁15とから構成されている。さらに、各側壁15は上部側ほど僅かに拡がるテーパ形状に形成されている。
【0013】
また、一方の対向する両側壁15には、側壁凹所16が上下方向に延びるように凹設され、他方の対向する両側壁15の下部には下部凹所17が凹設されている。図4(a)に示すように、容器本体12の内面には、四角板状のネスティングリブ18が底壁14の各コーナ部と側壁15の下部とを繋ぐように突設され、容器本体12を上下に積み重ねる際の規制のためのネスティングリブとしての役割を果たすとともに、容器本体12の強度を高めることができるようになっている。
【0014】
図3(b)に示すように、容器本体12を構成する底壁14下面のコーナ部には、各一対の側壁15から延長して延びるように、L字状の底部リブ19が突設されている。さらに、これら底部リブ19の内側には、底部補強リブ20が円弧状に突設されるとともに、底部リブ19の一端部と他端部とを繋ぐように形成され、底部リブ19及び底壁14の強度を高めることができるようになっている。
【0015】
図2及び図5に示すように、容器本体12を構成する各側壁15の上部開口部には、上部係合フランジ21がその上端縁に沿って外方に延びるように突設されている。この上部係合フランジ21の下方には、各側壁15から外方に向かって延びる断面逆L字状の下部周面フランジ22が突設されている。
【0016】
図2及び図3(b)に示すように、一方の対向する両側壁15の中央には、前記側壁凹所16の上部を覆うように把持部23が底面コの字状に突設され、両把持部23に手の指を挿入することによって、容器本体12を把持して運搬することができるようになっている。
【0017】
図2及び図3(a)に示すように、この運搬用容器11を構成する蓋体13の中央には、平面ほぼ四角形状をなす平坦な上壁31が形成され、その上壁31の周囲は、上壁31よりも一段低い平坦な載置部32となっている。
【0018】
図2及び図5に示すように、蓋体13の外周部には、蓋体13の周縁に沿って断面逆U字状の周縁フランジ33が上方へ突設されている。さらに、この周縁フランジ33の内側下部には、蓋体13により容器本体12を閉鎖したとき、前記上部係合フランジ21と係合するための断面三角形状の係合突起34が突設されている。
【0019】
一方、周縁フランジ33の内側位置には、前記載置部32の周縁に沿うように段差部35が載置部32よりも一段高くなるように形成されている。また、図4(b)及び図5に示すように、前記段差部35が形成されることによって、蓋体13の外周部には、その周縁全体に渡って凹部36が形成されている。
【0020】
図2及び図3(a)に示すように、蓋体13上面の各コーナ部には、段差部35を跨いで周縁フランジ33と載置部32との間を繋ぐように、台形板状の規制リブ37が周縁フランジ33と直交する方向に突設されている。さらに、図2及び図5に示すように、この規制リブ37は、その上面に水平面38が形成されているうえ、内側の端縁の上部には斜め方向に傾斜した傾斜面39が形成されている。一方、この規制リブ37の上端から周縁フランジ33の上端までの高さは、前記段差部35の高さとほぼ同じ高さに形成されている。
【0021】
また、図5に示すように、複数の運搬用容器11を上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体12の下部と、下方に位置する蓋体13の規制リブ37の内側の端縁とは、ほぼ平行になるように配置されているうえ、非常に近接した位置に配置されるように構成されている。
【0022】
上記第1実施形態の運搬用容器11の作用について以下に記載する。
さて、上記のように構成される運搬用容器11は、通常、容器本体12と蓋体13とを別々に積み重ねた状態で運搬及び保管され、容器本体12の上部開口部に蓋体13を嵌合させてから使用される。
【0023】
上下に積み重ねられた複数の蓋体13は、図6に示されるように、上方に位置する蓋体13外周部の凹部36の下端部が、下方に位置する蓋体13の規制リブ37上面に形成された水平面38と当接するように配置されている。このため、上方に位置する蓋体13の周縁フランジ33の下端部が、下方に位置する蓋体13の周縁フランジ33の上部を挟み込むように係合されるのを防止することができる。
【0024】
従って、多数の蓋体13同士を上下に積み重ねることによって、下方に位置する蓋体13に大きな荷重が加えられるような場合であっても、蓋体13同士を容易に離間させることができる。さらにこのとき、上下に積み重ねられた蓋体13は、一側部が斜め方向に傾斜して載置されることなく、全ての蓋体13の上壁31が水平方向に配向するように配置することができる。
【0025】
次に、この運搬用容器11は、図2に示されるように、容器本体12の上部開口部に蓋体13を載置させた後、蓋体13を下方に押し込むことによって、容器本体12の上部開口部に蓋体13を嵌合させて組み立てられる。
【0026】
この組み立てられた複数の運搬用容器11を上下に積み重ねる場合には、図5に示されるように、上方に位置する運搬用容器11を構成する容器本体12の底部リブ19を、下方に位置する運搬用容器11を構成する蓋体13の載置部32上に載置する。このとき、上方に位置する容器本体12の底部リブ19は、下方に位置する蓋体13の規制リブ37に設けられた傾斜面39上をスライドし、図5に示されるような所定の位置に配置される。
【0027】
上記のように上下に積み重ねた状態の運搬用容器11を運搬する場合には、運搬時の振動や衝撃等によって、互いに位置ずれしやすい状態となっている。ところが、上方に位置する容器本体12が横方向に位置ずれしようとした場合には、その容器本体12を構成する側壁15の下部が、下方に位置する蓋体13の規制リブ37の内側の端縁と当接されることによって、それ以上位置ずれするのを防止することができる。
【0028】
上記第1実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 第1実施形態の運搬用容器11は、蓋体13底部の外周部を内方に曲げることによって凹部36を形成するとともに、蓋体13同士を積み重ねたとき、上部位置の蓋体13の凹部36より内側の底面が、下部位置の蓋体13の規制リブ37の水平面38に載るように構成されている。このため、上下に積み重ねられた蓋体13は、一側部が斜め方向に傾斜して載置されることなく、全ての蓋体13の上壁31を水平方向に配向するように配置することができる。従って、複数の蓋体13同士を容易に上下に揃えて積み重ねることができるうえ、この状態の蓋体13を運搬及び保管する際には、小さくコンパクトに収容することができるとともに、上下方向に立てた状態で倒れ難く収容することが可能である。
【0029】
さらに、上下に積み重ねた状態の蓋体13は、周縁フランジ33の一側部同士が係止された状態にならないことから、積み重ねられた蓋体13同士を容易に離間させることができる。従って、その作業を行う際の作業効率を低下させることなく、力の弱い医療関係者でもその作業を容易に行うことが可能である。
【0030】
加えて、従来の運搬用容器の蓋体51において、多数の蓋体51同士を上下に積み重ねる場合には、上下の周縁フランジ52同士の当接により上方の蓋体51による荷重を受け止めることによって、段差部53が破壊される可能性が高かった。特に、最も下方に位置する蓋体51の周縁フランジ52は、床面又は運搬用車両の載置台上から離間して配置されており、上方の蓋体51による荷重を段差部53及び補強リブ54によって支持していることから、この部分が非常に破壊されやすくなっている。これに対し、本実施形態の運搬用容器11では、下部位置の蓋体13の規制リブ37の水平面38と上部位置の蓋体13の凹部36より内側の底面とが当接されることによって、周縁フランジ33が大きな荷重によって破壊されるのを効果的に防止することができる。
【0031】
・ 規制リブ37を蓋体13のコーナ部に設けたことから、複数の蓋体13同士を容易かつ確実に上下に揃えて積み重ねることができるとともに、積み重ねられた蓋体13同士を容易かつ確実に離間させることができる。さらに、蓋体13の構成を簡略化することが可能であるうえ、蓋体13の各コーナ部は、蓋体13の変形等による影響を非常に受け難く、所定の形状を維持しやすいことから、蓋体13同士を確実に上下に積み重ねることができる。
【0032】
・ 段差部35の高さを、規制リブ37の上端から周縁フランジ33の上端までの高さとほぼ同じ高さに形成したことから、多数の蓋体13同士を上下に積み重ねる場合に、上下方向の嵩を小さくしてコンパクトに積み重ねることが可能である。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0033】
図7に示すように、第2実施形態の運搬用容器11を構成する容器本体12は、底壁14と各側壁15との境界部を湾曲させることによって丸みを帯びた形状に形成されている。この底壁14下面のコーナ部には、底壁14の周縁に沿うように平面L字状の底部リブ19が垂下されている。
【0034】
この運搬用容器11を構成する蓋体13のコーナ部には、周縁フランジ33と段差部35の上面との間を繋ぐように、台形板状の規制リブ37が周縁フランジ33と直交する方向に突設されている。さらに、この規制リブ37は、その上面に水平面38が形成されているうえ、内側の端縁全体には傾斜面39が形成され、その傾斜面39は段差部35の内側面から連続して延びるように形成されている。一方、この規制リブ37の上端から周縁フランジ33の上端までの高さは、前記段差部35の高さとほぼ同じ高さに形成されている。
【0035】
一方、蓋体13のコーナ部に位置する凹部36の下面には、平面L字状の支持リブ41が蓋体13の周縁に沿うように垂下されるとともに、その支持リブ41の高さは段差部35の高さとほぼ同じ高さに形成されている。さらに、この支持リブ41は、規制リブ37の水平面38の下方位置に形成されている。
【0036】
また、複数の運搬用容器11を上下に積み重ねたとき、上方に位置する容器本体12の下部と、下方に位置する蓋体13の規制リブ37及び段差部35の内側の端縁とは、非常に近接した位置に配置されるように構成されている。
【0037】
さて、上記のように構成される第2実施形態の運搬用容器11において、複数の蓋体13同士を上下に積み重ねたときには、図8に示されるように、上方に位置する蓋体13の支持リブ41が、下方に位置する蓋体13の規制リブ37上面に形成された水平面38と当接するように配置される。このため、上方に位置する蓋体13の周縁フランジ33の下端部が、下方に位置する蓋体13の周縁フランジ33の上端部を挟み込むように係合されるのを防止することができる。
【0038】
従って、この第2実施形態の運搬用容器11は、蓋体13底部の凹部36下面に支持リブ41を垂下させたことによって、上記第1実施形態の運搬用容器11と同様に、多数の蓋体13同士を上下に積み重ねることによって、下方の蓋体13に大きな荷重が加えられるような場合であっても、上下の蓋体13同士を容易に離間させることができる。さらにこのとき、上下に積み重ねられた蓋体13は、一側部が斜め方向に傾斜して載置されることなく、全ての蓋体13の上壁31が水平方向に配向するように配置することができる。
【0039】
なお、上記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 運搬用容器11の容器本体12を有底長四角箱状に形成するとともに、蓋体13を容器本体12の形状に対応させて、ほぼ長四角板状に形成すること。
【0040】
・ 第1実施形態の運搬用容器11において、段差部35を断面逆L字状に形成する代わりに、周縁フランジ33の下端部から載置部32の外周部に向かって斜め方向に直線で繋ぐように形成すること。或いは、段差部35の断面形状を、周縁フランジ33の下端部から載置部32の外周部に向かって斜め方向に円弧状に繋ぐように形成すること。
【0041】
・ 第1実施形態の運搬用容器11において、蓋体13周縁の各コーナ部間にも規制リブ37を突設すること。また、第2実施形態の運搬用容器11において、蓋体13周縁の各コーナ部間にも規制リブ37を突設するとともに、それらの規制リブ37の下方位置にも支持リブ41を形成すること。
【0042】
このように構成した場合、多数の蓋体13同士を上下に積み重ねた場合に、より一層大きな荷重に耐えることができる。
・ 第2実施形態の運搬用容器11において、支持リブ41を蓋体13の外周部全体に形成すること。
【0043】
・ 規制リブ37の傾斜面39を省略して構成すること。
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1) 前記蓋体の凹部より内側の底面を、規制リブの下方位置に形成した請求項1又は請求項2に記載の運搬用容器。
【0044】
このように構成した場合、複数の蓋体同士をより一層容易に上下に揃えて積み重ねることができる。
(2) 前記規制リブの上面を水平面によって構成した請求項1、請求項2及び前記(1)のいずれかに記載の運搬用容器。
【0045】
このように構成した場合、積み重ねられた蓋体同士をより一層容易に離間させることができる。
(3) 前記凹部の高さを、規制リブの上端から周縁フランジの上端までの距離と対応するように構成した請求項1、請求項2、前記(1)及び前記(2)のいずれかに記載の運搬用容器。
【0046】
このように構成した場合、複数の蓋体同士を上下に積み重ねる際の上下方向の嵩を小さくして、コンパクトに積み重ねることができる。
(4) 前記蓋体の凹部の下面に支持リブを垂下させるとともに、蓋体同士を積み重ねたとき、上部位置の蓋体の支持リブが下部位置の蓋体の規制リブの上面と当接するように構成した請求項1、請求項2及び前記(1)から前記(3)のいずれかに記載の運搬用容器。
【0047】
このように構成した場合、複数の蓋体同士を容易に上下に揃えて積み重ねることができるとともに、積み重ねられた蓋体同士を容易に離間させることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の運搬用容器によれば、複数の蓋体同士を容易に上下に揃えて積み重ねることができるとともに、積み重ねられた蓋体同士を容易に離間させることができる。
【0049】
請求項2に記載の発明の運搬用容器によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、蓋体の構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の蓋体同士を積み重ねた状態を示す分解斜視図。
【図2】 第1実施形態の運搬用容器を示す分解斜視図。
【図3】 (a)は第1実施形態の運搬用容器を示す平面図、(b)は第1実施形態の運搬用容器を示す底面図。
【図4】 (a)は第1実施形態の容器本体を示す平面図、(b)は第1実施形態の蓋体を示す底面図。
【図5】 第1実施形態の運搬用容器を積み重ねた状態の部分拡大断面図。
【図6】 第1実施形態の蓋体を積み重ねた状態を示す部分拡大断面図。
【図7】 第2実施形態の積み重ねた運搬用容器を示す部分拡大断面図。
【図8】 第2実施形態の蓋体を積み重ねた状態を示す部分拡大断面図。
【図9】 (a)及び(b)は、いずれも従来の運搬用容器の蓋体同士を積み重ねた状態の一部を示す部分拡大断面図。
【符号の説明】
11…運搬用容器、12…容器本体、13…蓋体、14…容器本体の底部を構成する底壁、21…容器本体の上部開口部を構成する上部係合フランジ、33…周縁フランジ、36…凹部、37…規制リブ、38…規制リブの上面としての水平面。

Claims (2)

  1. 有底筒状に形成された容器本体と、その容器本体の上部開口部に嵌合する蓋体とから構成され、蓋体の周縁に沿って容器本体の上部開口部と嵌合する周縁フランジを上方に突設するとともに、その周縁フランジから蓋体の内方に向かって規制リブを突設した運搬用容器であって、
    前記蓋体の底部の外周部を内方に凹むように凹部を形成するとともに、蓋体同士を積み重ねたとき、上部位置の蓋体の凹部より内側の底面が、下部位置の蓋体の規制リブの上面に載るように構成した運搬用容器。
  2. 前記規制リブを蓋体のコーナ部に設けた請求項1に記載の運搬用容器。
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