JPH11180484A - 搬送容器 - Google Patents

搬送容器

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Publication number
JPH11180484A
JPH11180484A JP9366331A JP36633197A JPH11180484A JP H11180484 A JPH11180484 A JP H11180484A JP 9366331 A JP9366331 A JP 9366331A JP 36633197 A JP36633197 A JP 36633197A JP H11180484 A JPH11180484 A JP H11180484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
transport container
recess
container
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP9366331A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Hoshino
則男 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Co Ltd filed Critical Sanko Co Ltd
Priority to JP9366331A priority Critical patent/JPH11180484A/ja
Publication of JPH11180484A publication Critical patent/JPH11180484A/ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】搬送容器Cを、開口部が向かい合うように
突き合わせて、収容物が収容可能な空間を形成するとと
もに、上記突き合わせ部分に、突出部4と該突出部が嵌
合可能な凹部5を配設した搬送容器に関するものであ
る。 【効果】2つの搬送容器の開口部が、向かい合うように
突き合あわされて形成された空間に、生け花等を収容す
るようにしたので、従来の搬送容器のように、筒体や蓋
の回収や処理の必要がなく、また、嵌合可能な突出部及
び凹部を形成したので、搬送容器が横方向にずれるよう
なことがなく、安定した状態で、搬送することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切り花や草木等の
損傷しやすいものを直立状態でまとめて搬送するための
搬送容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、箱型の容器本体の上端縁に、段ボ
ールや合成樹脂製薄板材で形成された筒体を載置すると
ともに、筒体を蓋で覆うようにして形成された容器によ
り、切り花等を搬送するようにした搬送容器が知られて
いる(特開平1−124588号公報、特開平8−13
3370号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送容
器を回収する場合、箱型の容器本体自体は、空の容器本
体に、他の空の容器本体を、底部から挿入して、順次、
多数の容器本体を重ね合わせてことにより、コンパクト
な状態で回収することができるが、筒体や蓋の処理や回
収作業に手間がかかるという問題があった。
【0004】また、搬送スペースを有効利用するため
に、切り花等が収容された搬送容器を、上下方向に積み
重ねることが行われているが、容器本体の上端縁に載置
される筒体が、段ボールや合成樹脂製薄板材で形成され
ているために、十分な強度を有しておらず、従って、多
数の搬送容器を、上下方向に積み重ねることができず、
無駄な搬送スペースが増え、輸送コストが増加するとい
う問題があった。更に、筒体は、単に、容器本体の上端
縁に載置されているだけであるので、搬送容器の積み重
ねが不安定になるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の搬送容器
が有する課題を解決するとともに、高さの異なる切り花
等の収容物を、効率よく搬送することができる搬送容器
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、搬送容器を、開口部が向
かい合うように突き合わせて、収容物が収容可能な空間
を形成するとともに、上記突き合わせ部分に、突出部と
該突出部が嵌合可能な凹部を配設したものであり、第2
には、突出部と該突出部が嵌合可能な凹部をフランジの
各辺に配設するとともに、相対するフランジ辺に配設さ
れた上記突出部と凹部とを、それぞれ、点対象位置に配
置したものであり、第3には、底部同士を当接させた際
に、嵌合可能な突起と凹部を、底部の裏面に形成したも
のであり、第4には、底部の裏面の中心点を通る対角線
上に位置する垂直平面を有する半円柱状の突起を、底部
の裏面の角部付近に、それぞれ突設するとともに、上記
対角線を挟んで、上記突起が嵌合可能な、平面形状が半
円形状の凹部を形成したものであり、第5には、搬送容
器の高さのみを異なるように構成したものである。
【0007】
【実施例】Cは、上方に開口部を有する箱型の搬送容器
であり、側壁1は、平面形状がほぼ正方形の底部2の各
辺から開口部に向かって、外側に傾斜して形成されてお
り、各側壁1は、同じ大きさに形成されている。側壁1
の上端には、上端縁から外側に水平に延設された水平部
3’と該水平部3’の先端から下方に垂設された垂直部
3”とからなるフランジ3が、開口部を囲むように形成
されており、フランジ3の各辺は同じ長さに形成されて
いる。
【0008】4は、各側壁1の上方に位置するフランジ
3の水平部3’に立設された突出部であり、本実施例に
おいては、側壁1と平行な板状の台形状突出部4として
形成されている。5は、各側壁1に形成された突出部4
に隣接して形成された、突出部4が嵌合可能な凹部であ
り、フランジ3及び側壁1の一部を下方に切り欠くこと
により形成されており、本実施例においては、台形状突
出部4を逆さにした逆台形状に形成されている。各側壁
1に対応する各フランジ辺3a〜3dに形成された突出
部4と凹部5とは、各側壁1の垂直中心線を挟んで左右
対象位置に配設されており、また、一方の相対するフラ
ンジ辺3a、3cに配設されている突出部4と凹部5と
は、それぞれ、点対象となるような位置に配設されてい
るとともに、もう一方の相対するフランジ辺3b、3d
に配設されている突出部4と凹部5も、それぞれ、点対
象となるような位置に配設されている。本実施例におい
ては、台形状に形成された突出部4の凹部5側の傾斜面
と、逆台形状に形成された凹部5の突出部4側の傾斜面
とが共通の傾斜面6として形成されている。
【0009】底部2の裏面の各角部には、半円柱状の突
起7が形成されており、該突起7の垂直平面7aは、図
2に一点鎖線で示されている対角線8上に位置している
とともに、対角位置にある突起7同士は、それぞれ、底
部2の裏面の中心点Aに対して点対象位置に配設されて
いる。また、対角線8を挟んで、突起7と反対側には、
突起7が嵌合可能な、平面形状が半円形状の凹部9が形
成されており、凹部9の垂直平面と突起7の垂直平面7
aとは面一になるように構成されている。
【0010】側壁1の外側角部の上端部には、邪魔板1
0が突設されている。下に位置する空の搬送容器Cの中
に、上に位置する空の搬送容器Cを嵌合させるようにし
て重ね合わせた際に、下に位置する空の搬送容器Cの中
に嵌合される搬送容器Cに突設された邪魔板10が、下
に位置する空の搬送容器Cのフランジ3の水平部3’に
当接し、上に位置する空の搬送容器Cが、下に位置する
空の搬送容器Cに深く嵌まり込まないように構成されて
いる。このように、邪魔板10を突設し、上に位置する
空の搬送容器Cが、下に位置する空の搬送容器Cに深く
嵌まり込まないように構成したので、上に位置する空の
搬送容器Cを、下に位置する空の搬送容器Cから抜き出
す際に、抜けにくかったり、あるいは、下に位置する空
の搬送容器Cが、一緒に持ち上がるようなことが防止で
きる。
【0011】11は、側壁1の上部に形成された通気孔
であり、各側壁1に、それぞれ形成することも、また、
1つの側壁1にのみ形成することもできる。また、多数
の孔を併設することもできる。
【0012】次に、図3〜図6を用いて、上述した構成
を有する搬送容器Cの使用方法について説明する。
【0013】1つの搬送容器C1の中に、切り花等を直
立状態でまとめて収容した後、図3に示されているよう
に、空の搬送容器C2を、底部2を上にして、開口部が
向かい合うようにして、搬送容器C1にかぶせる。する
と、下に位置する搬送容器C1に形成された突出部4
が、かぶせられた上に位置する搬送容器C2に形成され
た凹部5に嵌合するとともに、下に位置する搬送容器C
1に形成された凹部5に、かぶせられた上に位置する搬
送容器C2に形成された突出部4が嵌合し、かぶせられ
た上に位置する搬送容器C2が、下に位置する搬送容器
C1に対して横方向にずれるようなことがなく、下に位
置する搬送容器C1に、安定した状態で載置されること
になる。上述したように、側壁1には、通気孔11が形
成されているので、2つの搬送容器C1、C2を、開口
部が向かい合うようにして突き合わして形成された空間
の通気性が良好であり、中に収容された生け花等のもち
がよくなる。また、収容された生け花等を長持ちさせる
ために、必要に応じて、下に位置する搬送容器C1に、
水等を入れておくこともできる。
【0014】また、相対するフランジ辺3a、3cと3
b、3dに配設されている突出部4と凹部5とが、それ
ぞれ、点対象となるような位置に配置されているので、
開口部が向かい合うように、搬送容器Cを突き合わせた
際に、突出部4や凹部5の位置を気にすることなく、単
に、フランジ3の辺のみを一致させれば、突出部4と凹
部5が嵌合状態になるので、搬送容器Cのかぶせ作業が
容易になる。
【0015】また、図3に示されているように、開口部
が向かい合うように突き合わされた2つの搬送容器C
1、C2のペアの上に、図5に示されているように、更
に、2つの搬送容器C1’、C2’のもう1つのペアを
積み重ねることができる。2つの搬送容器C1、C2の
ペアの上に、2つの搬送容器C1’、C2’のもう1つ
のペアを積み重ねると、下のペアの上に位置する搬送容
器C2の底部2と、上のペアの下に位置する搬送容器C
1’の底部2とが接触することになるが、この際、下の
ペアの上に位置する搬送容器C2の底部2に突設された
半円柱状の突起7が、上のペアの下に位置する搬送容器
C1’の底部2に形成された平面形状が半円形状の凹部
9に嵌合するとともに、上のペアの下に位置する搬送容
器C1’の底部2に突設された半円柱状の突起7が、下
のペアの下に位置する搬送容器C1’の底部2に形成さ
れた平面形状が半円形状の凹部9に嵌合するように構成
されているので、下に位置する2つの搬送容器C1、C
2のペアに対して、上に位置する2つの搬送容器C
1’、C2’のペアが、横方向にずれるようなことがな
いので、安定した状態で、2つの搬送容器Cのペアを、
多段に積み重ねることができる。
【0016】対角位置にある突起7同士が、それぞれ、
底部2の裏面の中心点Aに対して点対象位置に配設され
ているとともに、対角線8を挟んで、突起7と反対側に
凹部9が形成されているので、底部2が一致するように
接触させるだけで、突起7と凹部9とが嵌合状態となる
ので、2つの搬送容器Cのペアの段積み作業が容易とな
る。
【0017】図7に示されている搬送容器C3は、図1
に示されている搬送容器Cの高さのみを低くしたもので
あり、搬送容器Cの中に収容される切り花等の高さに応
じて、図1に示されている背の高い搬送容器C同士を、
図3に示されているように、開口部が向かい合うように
突き合わせて使用したり、或いは、図8に示されている
ように、図1に示されている背の高い搬送容器Cと図7
に示されている背の低い搬送容器C3とを、開口部が向
かい合うように突き合わせて使用したり、或いは、図3
に示されている背の低い搬送容器C同士を、開口部が向
かい合うように突き合わせて使用することができる。こ
のように、高さの異なる複数種類の搬送容器を、適宜、
組み合わせて使用することにより、高さの異なる生け花
等の収容物に対応することができる。
【0018】なお、上述した実施例においては、フラン
ジ3を形成した例が示されているが、このようなフラン
ジ3を省略し、側壁1の上端縁に、突出部4及び凹部5
を形成することもできる。また、突出部4及び凹部5の
形状や配置は、上述した実施例に何ら限定されることな
く、種々の形状や配置が可能である。
【0019】同様に、突起7と凹部9の形状や配置も、
上述した実施例に何ら限定されることなく、種々の形状
や配置が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0021】2つの搬送容器の開口部が、向かい合うよ
うに突き合あわされて形成された空間に、生け花等を収
容するようにしたので、従来の搬送容器のように、筒体
や蓋の回収や処理の必要がなく、また、嵌合可能な突出
部及び凹部を形成したので、搬送容器が横方向にずれる
ようなことがなく、安定した状態で、搬送することがで
きる。
【0022】2つの搬送容器の開口部が向かい合うよう
に突き合わされたペアを、互いの底部が接触するように
多段に積み重ねることができるので、省スペース化が実
現できる。また、嵌合可能な突起及び凹部を、底部の裏
面に形成したので、2つの搬送容器の開口部が向かい合
うように突き合わされたペアを、安定した状態で、多段
に積み重ねることができる。
【0023】高さの異なる複数種類の搬送容器を、適
宜、組み合わせて使用することにより、高さの異なる生
け花等の収容物に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の搬送容器の斜視図である。
【図2】図2は本発明の搬送容器を底部側から見た斜視
図である。
【図3】図3は開口部が向かい合うように突き合わされ
た状態の本発明の2つの搬送容器の正面図である。
【図4】図4は図3のI−I線に沿った断面図である。
【図5】図5は開口部が向かい合うように突き合わされ
た本発明の2つの搬送容器同士を積み重ねた状態の正面
図である。
【図6】図6は本発明の搬送容器の底部を接触させる状
態を示す部分斜視図である。
【図7】図7は本発明の他の実施例の搬送容器の斜視図
である。
【図8】図8は開口部が向かい合うように突き合わされ
た状態の本発明の高さの異なる2つの搬送容器の正面図
である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・搬送容器 1・・・・・・・・・側壁 2・・・・・・・・・底部 3・・・・・・・・・フランジ 4・・・・・・・・・突出部 5・・・・・・・・・凹部 7・・・・・・・・・突起 9・・・・・・・・・凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送容器を、開口部が向かい合うように突
    き合わせて、収容物が収容可能な空間を形成するととも
    に、上記突き合わせ部分に、突出部と該突出部が嵌合可
    能な凹部を配設したことを特徴とする搬送容器。
  2. 【請求項2】突出部と該突出部が嵌合可能な凹部をフラ
    ンジの各辺に配設するとともに、相対するフランジ辺に
    配設された上記突出部と凹部とが、それぞれ、点対象位
    置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    搬送容器。
  3. 【請求項3】底部同士を当接させた際に、嵌合可能な突
    起と凹部を、底部の裏面に形成したことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の搬送容器。
  4. 【請求項4】底部の裏面の中心点を通る対角線上に位置
    する垂直平面を有する半円柱状の突起を、底部の裏面の
    角部付近に、それぞれ突設するとともに、上記対角線を
    挟んで、上記突起が嵌合可能な、平面形状が半円形状の
    凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の
    いずれか1項に記載の搬送容器。
  5. 【請求項5】高さのみが異なることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のいずれか1項に記載の搬送容器。
JP9366331A 1997-12-24 1997-12-24 搬送容器 Pending JPH11180484A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124036A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Dekker Chrysanten Bv さし穂用輸送容器
CN102975940A (zh) * 2012-11-06 2013-03-20 无锡市羊尖兴达包装箱厂 具有咬合功能的包装箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124036A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Dekker Chrysanten Bv さし穂用輸送容器
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