JP2504555Y2 - 廃棄物用容器 - Google Patents

廃棄物用容器

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JP2504555Y2
JP2504555Y2 JP1525692U JP1525692U JP2504555Y2 JP 2504555 Y2 JP2504555 Y2 JP 2504555Y2 JP 1525692 U JP1525692 U JP 1525692U JP 1525692 U JP1525692 U JP 1525692U JP 2504555 Y2 JP2504555 Y2 JP 2504555Y2
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JP
Japan
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container
lid
locking
container body
opening
Prior art date
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Application number
JP1525692U
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English (en)
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JPH0565904U (ja
Inventor
徹 嶋
哲行 平野
正広 高橋
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、廃油、廃酸あるいは
医療用廃棄物等の廃棄物を回収、収納するための廃棄物
用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】廃油、廃酸あるいは医療用廃棄物等の廃
棄物を回収、収納するために、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等で作られた蓋と直方体形状の容器本休とを作製
し、蓋と容器本体に夫々係止用の手段を設け、容器が積
み重ねられるように蓋に凸部、容器本体底面には凹部が
形成され、蓋には平行な把手が掛け渡されるような容器
が考案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】前記の従来の容器で
は、容器が一杯になるまで、蓋をとっておくと、蓋の置
き場所が別となり、蓋を紛失しやすく、又わざわざ蓋を
持ってこなければならず不便である。
【0004】次に容器を把手で持ち上げる場合、容器が
大型(例えば20l以上特に40l以上)になった場
合、強度に不安がある。又把手を強化しようとすれば重
量が増加し、かつ、省資源に反する。把手を金属製とす
れば焼却処理のとき、容器自体と分別の問題が生じる。
【0005】さらに容器が大型化したとき、底面の強度
が不足する惧がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】この考案では、前記の欠点を解消するため
に、「開口部を有する直方体形状の容器本体と、その開
口部を覆う蓋部とからなる廃棄物容器において、容器本
体の開口部の周縁に設けられた鉤状部と、蓋部の周縁に
設けられた屈曲部の外側の係止段部とが係止せられ、蓋
部の容器の前部の中央部と背部の中央部とには、前記の
係止段部のところから屈曲部とは直角に係止部が延びて
おり、容器本体の側板から外方に一体に張り出して設け
られている鍔部に、上記の係止部に対応してこの係止部
を受け入れる孔が設けられ、容器本体の底面には蓋部上
面に設けられた突部を受け入れる凹部が形成されてお
り、その凹部の周面には周面を巻回する溝が設けられて
いることを特徴とする廃棄物用容器。」を得たものであ
る。
【0007】
【作用】容器の背部において、蓋部に係止部を設け、容
器本体の鍔部にその係止部を受け入れる孔を設けたの
で、蓋部を開いたとき、蓋部を保持することができ、持
ち運ぶとき、把手ではなく、容器側面の鍔の部分に手を
かけることができ、堅牢であり、底面の凹部の周面に溝
形をつけているので、容器の底面が丈夫である。
【0008】
【実施例】図1は容器10の斜視図、図2は蓋部20を
開いた状態を示す図、図3は図1の円Aの部分の拡大図
で蓋部の取り付けを示し、図4は円Bの部分の拡大図
で、蓋を閉めたときの係止状態を示し、図5は同じく円
Cの部分の拡大図で、係止部以外の蓋部と容器本体との
嵌合状態を示している。
【0009】容器10は蓋部20と直方体形状の容器本
体30とからなり蓋部20は上面21、中央にある凸部
22、ならびに周縁の屈曲部23を有している。
【0010】容器本体30は開口部11を有し、側板3
1の上端は鉤状部34となっており、又容器本体30の
外方上端に鍔部32が張り出して設けられている。
【0011】図1に示すように蓋部20を閉めていると
きは、円Cの部分の拡大図である図5に示すように、蓋
部の周縁屈曲部23が容器本体30の側板31の上端の
鉤状部34に嵌合している。屈曲部23の内部にパッキ
ン26が設けられている。又屈曲部23に形成されてい
る係止段部27によって鉤状部34に係止されている。
【0012】円Bの拡大図である図4に示すように、容
器の前面部の中央部分において、蓋部20の周縁屈曲部
23の係止段部27のところから屈曲部23に直角に係
止部24が延びていて、係止爪25を有し、容器本体の
鍔部32の係止孔33に係止する。
【0013】図2は容器10の蓋部20を開いた状態を
示し、図3は図1の円Aの部分の拡大図であって、蓋部
を開いたときの状態を示している。
【0014】図2で矢印Rは蓋部20の開放方向を示
し、小さな矢印Pは蓋部20を開いたとき、図3で示す
如く、蓋部20の周縁に設けられた係止部24が鍔部の
孔33に入り込む方向を示している。図3に示すよう
に、蓋部の係止部24が鍔部の孔33中に嵌入し、図2
に示す如く、蓋部20は開いたまま容器本体30に保持
される。
【0015】したがって、蓋部を開いているときも蓋部
を別の場所にしないので、紛失の惧はない。又図示の如
く係止部24に係止爪25を設ければ蓋を開いていると
きに、蓋が動かないように強固に保持できる。係止爪2
5を設けないときは、蓋の開放時に蓋の移動が容易とな
る。
【0016】図1の円Dの部分を含めて容器本体30の
側面を拡大して示した図6に示すように、鍔部32の裏
側に細かいリブ35が設けられている。これによって、
容器を持ち上げて運搬するときの手当りが良好となると
ともに、鍔部の補強となり、又把手を用いないので、容
器を大型化することができる。
【0017】さらに図7に示す如く底面36に、蓋部2
0の上面21の中央部分にある凸部22と嵌合する凹部
37を設け、凸部22と凹部37とを嵌合させて容器を
積み重ねることができる。
【0018】又底面の強度を増大させるために、凹部3
7の周面を巻回して溝形38を形成する。
【0019】
【効果】この考案の廃棄物用容器は、前記のような構成
であって、蓋を開放したまま、容器本体に保持できるの
で使い勝手が良く、蓋を閉じたときは、密閉状態で強固
に係止でき、容器が大型でも確実に持ち上げることがで
き、又大型の容器でも底面の強度をを保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の容器の斜視図
【図2】 蓋を開いた状態を示す図
【図3】 図1の円Aの部分の、蓋を開いた状態の拡
大図
【図4】 図1の円Bの部分の拡大図
【図5】 図1の円Cの部分の拡大図
【図6】 図1の円Dの部分を含む容器本体の側面の
拡大図
【図7】 底面を示す図
【符号の説明】
10 容器 11 開口部 20 蓋部 21 上面 22 凸部 23 周縁屈曲部 24 係止部 25 係止爪 26 パッキン 27 係止段部 30 容器本体 31 外側板 32 鍔部 33 係止孔 34 鉤状部 35 リブ 36 底面 37 凹部 38 溝形

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する直方体形状の容器本体
    30と、その開口部を覆う蓋部20とからなる廃棄物用
    容器10において、 容器本体30の開口部11の周縁に設けられた鉤状部3
    4と、蓋部20の周縁に設けられた屈曲部23の外側の
    係止段部27とが係止せられ、 蓋部20の容器10の前部の中央部と背部の中央部とに
    は、上記の係止段部27のところから屈曲部23とは直
    角に係止部24が延びており、 容器本体30の側板31から外方に一体に張り出して設
    けられている鍔部32に、上記の係止部24に対応して
    この係止部24を受け入れる孔33が設けられ、 容器
    本体の底面36には蓋部上面21に設けられた突部22
    を受け入れる凹部37が形成されており、その凹部37
    の周面には周面を巻回する溝形38が設けられているこ
    とを特徴とする廃棄物用容器。
  2. 【請求項2】 前記の係止部24は係止爪25を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の廃棄物用容器。
JP1525692U 1992-02-05 1992-02-05 廃棄物用容器 Expired - Lifetime JP2504555Y2 (ja)

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JPH0565904U JPH0565904U (ja) 1993-08-31
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