JP2517851Y2 - 食品包装用容器 - Google Patents

食品包装用容器

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JP2517851Y2
JP2517851Y2 JP2919092U JP2919092U JP2517851Y2 JP 2517851 Y2 JP2517851 Y2 JP 2517851Y2 JP 2919092 U JP2919092 U JP 2919092U JP 2919092 U JP2919092 U JP 2919092U JP 2517851 Y2 JP2517851 Y2 JP 2517851Y2
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JP
Japan
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container body
inner plate
recess
food packaging
handle
Prior art date
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JP2919092U
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JPH0588321U (ja
Inventor
正浩 高橋
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容器本体と中皿と蓋体
とで構成され、容器本体と中皿とに内容物を分けて収納
できるようにした食品包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の食品包装用容器としては本出願
人が先に出願した実開平3−55727号公報に開示さ
れるものがある。これは容器本体の上部に上面開口を覆
うように中皿を配置すると共に容器本体の上部の段部に
中皿の周縁を載置し、中皿の上から容器本体の上面開口
を覆う蓋体を被着すると共に蓋体の周縁を容器本体の上
端の周縁に嵌合している。かかる食品包装用容器は例え
ばカレーライスを収納する場合、容器本体内にご飯を収
納し、中皿内にカレーを収納し、食する場合、電子レン
ジで加熱して、蓋体を外し、中皿を外し、中皿のカレー
を容器本体内のご飯にかけるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、中皿は周縁
を容器本体内の上部の周縁の段部に載置して容器本体に
取り付けられており、内容物の入った中皿を取り出そう
としたとき中皿の周縁につかむ部分がなくて取り出しに
くいという問題がある。本考案は上記問題点に鑑みてな
されたものであって、本考案の目的とするところは中皿
を容易に取り外すことができる食品包装用容器を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案食品包装用容器は、容器本体1と、この容器本体
1の上部の段部2に周縁を載置して取り付けられる中皿
3と、容器本体1の上端に周縁を嵌合して容器本体1の
上面開口を覆うように被着される蓋体4とよりなる食品
包装用容器において、容器本体1の上縁に一対の取っ手
5を外方に突出するように設けると共に中皿3の外周に
上記取っ手5と対応するように一対の取り外し操作片6
を設け、取っ手5の上面に設けた凹所7に取り外し操作
片6を重ね、この凹所7に凹所7の中央部から両側に向
かって徐々に高くなるように傾斜して取っ手5の上面と
面一になる傾斜面8を設けた。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、蓋体4を外してから中皿
3を取り外すとき、両手の指で両側の取っ手5上の取り
外し操作片6を押さえ、中皿3を回転するように力を加
える。すると、傾斜面8にて取り外し操作片6が浮き上
がると共に中皿3が浮き上がり、取り外し操作片6を摘
まんで中皿3を上に持ち上げることができる。
【0006】
【実施例】本考案の食品包装用容器は、容器本体1と中
皿3と蓋体4とで構成されている。この容器本体1、中
皿3及び蓋体4は合成樹脂にて形成されている。容器本
体1は図1、図3に示すように平面から見て略円形にな
る容器状に形成されている。容器本体1の上端には外方
に突出するフランジ10を全周に亙るように設けてあ
り、容器本体1内の上部にはフランジ10より一段高さ
の低い位置で段部2を全周に亙って設けてある。フラン
ジ10と段部2との間の垂直部11には周方向の適所で
係止突起12を設けてあり、段部2の下方には嵌合凹所
13を全周に亙って設けてある。また容器本体1のフラ
ンジ10の部分には一対の取っ手5を外方に突出するよ
うに一体に設けてある。この取っ手5は周方向の180
度回転対称の位置に設けてある。この取っ手5が位置す
る部分では段部2から下方に至る凹没部14を設けてあ
る。この凹没部14は容器本体1内に収納した内容物の
水蒸気等を抜くためのものである。また取っ手5の上面
には凹没部14に対応する位置が最も低くなる凹所7を
設けてあり、この凹所7は中央部から両側に向けて徐々
に高さが高くなって取っ手5の上面と面一になる傾斜面
8を具備している。
【0007】中皿3の周縁には載置縁15を外周に突出
するように全周に亙って設けてあり、載置縁15の下部
には全周に亘って嵌合部16を設けてある。中皿3の外
周には一対の取り外し操作片6を外方に突出するように
形成してある。この一対の取り外し操作片6は180度
回転対称の位置に設けてある。この中皿3は容器本体1
の上面開口を閉塞するように配置してあり、載置縁15
を段部2に載置すると共に嵌合部16を嵌合凹所13に
嵌合してある。このとき取り外し操作片6を取っ手5の
上の凹所7の中央部に重ねるように配置してある。
【0008】蓋体4の周縁には載置縁17を全周に亙っ
て突設してあり、載置縁17の内周側に断面略U字状の
嵌合部18を全周に亙って凹設してある、嵌合部18の
下端の外周には係止突部19を全周に亙って設けてあ
る。また蓋体4の適所には補強リブ20を設けてある。
この蓋体4は容器本体1の上面開口を閉塞するように中
皿3の上に配置され、載置縁17をフランジ10上に重
ねると共に嵌合部18が段部2上に嵌合される。このと
き係止突起12と係止突部19が係止して蓋体4が固定
される。このようにして図2に示すように食品包装用容
器が組み立てられる。
【0009】このように組み立てられる食品包装用容器
は容器本体1及び中皿3に別の内容物を入れて使用さ
れ、食品を食するときは電子レンジ等で加熱したりされ
る。食品を食するときは、蓋体4を外し、中皿3を外
し、中皿3の内容物と容器本体1内の内容物を混ぜたり
される。蓋体4を外して中皿3を外すときは、図4
(a)の状態で両手の指で一対の取り外し操作片6を押
さえ、図4(a)の矢印のように中皿3を回転させるよ
うに力を加える。すると、傾斜面8の傾斜にて取り外し
操作片6が徐々に浮き上がると共に中皿3も浮き上が
る。この状態で取り外し操作片6を摘まんで中皿3を持
ち上げる。
【0010】
【考案の効果】本考案は叙述のように中皿の外周に上記
取っ手と対応するように一対の取り外し操作片を設け、
取っ手の上面に設けた凹所に取り外し操作片を重ね、こ
の凹所に凹所の中央部から両側に向かって徐々に高くな
るように傾斜して取っ手の上面と面一になる傾斜面を設
けてあるので、蓋体を外してから中皿を取り外すとき両
手の指で両側の取っ手上の取り外し操作片を押さえ、中
皿を回転するように力を加えると、傾斜面にて取り外し
操作片が浮き上がると共に中皿が浮き上がり、取り外し
操作片を摘まんで中皿を上に持ち上げることができるも
のであって、中皿を容易に上に取り外すことができて取
り扱いが容易にできるものであり、しかも取り外し操作
片を指で押さえて中皿を回転するとき両側に傾斜面があ
るので左右のいずれの方向に回転しても浮き上がって取
り外すことができて一層取り扱いがしやすいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上の組み立て状態を示し、(a)は正面断面
図、(b)は側面断面図である。
【図3】同上の容器本体を示し、(a)は正面断面図、
(b)は側面断面図である。
【図4】(a)(b)は同上の中皿を取り外す状態を説
明する平面図である。
【符号の説明】 1 容器本体 2 段部 3 中皿 4 蓋体 5 取っ手 6 取り外し操作片 7 凹所 8 傾斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、この容器本体の上部の段部
    に周縁を載置して取り付けられる中皿と、容器本体の上
    端に周縁を嵌合して容器本体の上面開口を覆うように被
    着される蓋体とよりなる食品包装用容器において、容器
    本体の上縁に一対の取っ手を外方に突出するように設け
    ると共に中皿の外周に上記取っ手と対応するように一対
    の取り外し操作片を設け、取っ手の上面に設けた凹所に
    取り外し操作片を重ね、この凹所に凹所の中央部から両
    側に向かって徐々に高くなるように傾斜して取っ手の上
    面と面一になる傾斜面を設けて成る食品包装用容器。
JP2919092U 1992-05-01 1992-05-01 食品包装用容器 Expired - Lifetime JP2517851Y2 (ja)

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JP2919092U JP2517851Y2 (ja) 1992-05-01 1992-05-01 食品包装用容器

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JPH0588321U JPH0588321U (ja) 1993-12-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5243183B2 (ja) * 2008-10-28 2013-07-24 シーピー化成株式会社 食品容器
KR102128745B1 (ko) * 2018-11-21 2020-07-08 송기룡 발열체를 이용한 식품 용기

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JPH0588321U (ja) 1993-12-03

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