JPS6018333Y2 - 角形缶 - Google Patents

角形缶

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JPS6018333Y2
JPS6018333Y2 JP1976082019U JP8201976U JPS6018333Y2 JP S6018333 Y2 JPS6018333 Y2 JP S6018333Y2 JP 1976082019 U JP1976082019 U JP 1976082019U JP 8201976 U JP8201976 U JP 8201976U JP S6018333 Y2 JPS6018333 Y2 JP S6018333Y2
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JP
Japan
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square
handle
top plate
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attachment member
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Application number
JP1976082019U
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English (en)
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JPS532360U (ja
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守哉 南浦
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は20e入程度の比較的大型の缶に適用して好
適な角形缶に関する。
缶胴を多角形の筒状とした角形缶としては、石油缶がよ
く知られているが、これでは缶胴の上下に上蓋と底蓋を
一体に巻締め、上蓋に設けた注口から物を出し入れする
ようになっており、上蓋これ自体が着脱自在になってお
らない。
したがって流体物以外の物の出し入れが不便である。
それに、この種の角形缶では缶胴が下すぼまりテーパー
状になっておらないので、空缶の状態において入れ子犬
に重合できず、したがって大量に保管するときや搬送時
に嵩張って不便である。
一方、缶胴を円形筒状とした円形缶のなかには、缶胴を
下くぼまりのテーパー状とし、又はその上蓋を開閉可能
としたものがある。
しか腰この種の円形缶は内に物を入れて平面的に並置し
たとき、隣接缶同士の間に余分の空間ができ、所要スペ
ースが大きくなる。
これが多段に重ねたとき一層問題になる。
また、円形缶は座屈強度の点を別にして、角形缶ど比較
したとき、断面積が小さいから缶胴に加えられる外圧に
対して強度的に劣る。
更に、円形缶においてその上蓋を開閉可能としたとき、
チョボと称される提手取付部材は缶胴の外面の上部対向
位置に溶着することになる。
そのうえて、この提手取付部材に逆U字状に曲折形成し
た提手の両端部を係止することになるが、缶胴の外面は
突曲面をなしている。
そのため、提手取付部材をその取付部位に確実にフィツ
トさせて溶着することが困難であり、溶接不良による取
り外れを生ずる欠点があった。
本考案はかかる点に鑑み、円形缶においては公知の缶胴
を下すぼまりテーパー状とすること、又は上蓋を開閉可
能とすること、の二点を角形缶に採用腰在来の円形と角
形缶にない特有の長所を有する折衷タイプの言うなれば
形状が四角形の缶を提供せんとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明すると、図
面は202入りの缶を例示している。
第1図において、1は錆の生じ難いブリキ板製の缶胴で
、これはその材料もさることながら四角筒状であって、
かつ下すぼまりテーパー状とした形状に特徴がある。
この缶胴1は、その板材料の両端つぎ回部をシーム溶接
してまず円筒状となし、次に缶胴が下すぼまりテーパー
状となるようにエキスパンダー加工する際に、同時に横
断面が正四角形となるようにして製作される。
なお、缶胴1の角部は緩いアール面に形成し、そのテー
パ一度は例えは缶の高さを350771771としたと
き、上端部の内径が285mmで下端部の内径が265
rIrJn程度となるようにしである。
この缶胴1の下面には、常法通り底蓋2をシール材3を
はさんで一体に外巻締めし、缶胴1の上面にはその上端
周縁を外側にカールして口縁4を形成することにより、
該口縁4に上蓋5を着脱自在に掛は止めして開閉可能と
する。
上蓋5は四角形状とした天板6の周縁部から外周側縁7
を立上げたのち垂下し、これの内側に前記口縁4の外側
に嵌係止する係合溝8を形成し、そのうち外周側縁7の
各四隅部分を限ってここには多数のペール9を形成し、
この各ペール9に穴10を透設した構造とする。
そうして、上蓋5の開閉はまず、保合溝8に適宜、環状
パツキン12を嵌合した状態で該係合溝8を缶胴1の口
縁4に上から圧嵌し、前記ペール9をそれぞれ口縁4の
外側に巻き締めることにより、缶胴1の上面を閉蓋でき
るようにする。
次に、各ペール9の穴10に器具を挿し込んでこれを口
縁4から強制的に捲りはがすことにより、上M5を缶胴
1から取り外して開蓋できるものとなっている。
次に、缶胴1の上端部には、上下に適当間隔離して平行
する周回突条13,13を外側に一体膨出し、この周回
突条13,13の間にあって対向する位置の各外面に、
別に用意した一対の提手取付部材14.14をそれぞれ
溶着する。
この提手取付部材14.14は一般にチョボと俗称され
ているが、その構造は第2図に示すように、天板15を
有する円筒部16の下端開口縁から環状の鍔縁17を一
体に外折れ連設し、該鍔縁17の内側下面に円筒部16
から等間装置きに多数の突条18を突出形威し、前記天
板15の中央部に外側から提手挿嵌穴19を内向きに打
出し形成した構造となっている。
この提手取付部材14.14は第3図に示すように、缶
胴1の取付部位にその各突条18を添接してプロジェク
ト(突起)溶接をする。
これにより、電流抵抗の大となる各突条18の部分が缶
胴1へ確実にフィツトした状態で均一に溶着される。
かくして、提手20は針金を逆U字状に折曲げ、その両
端部に係止部20a、20aをそれぞれ折曲げ形成した
ものとする。
そうして、この両件止部20 a、 20 aを各提
手取付部材14,14の天板15に明けた各穴19に挿
嵌し、抜止め状としたうえで回動自在に枢支せしめる構
造としたものである。
なお、図の例では、缶の上蓋5がその外周側縁7の四隅
部にのみペール9を形成したものを以って説明したが、
これに限られず、外周側縁7の全周に亘ってペール9を
形成した、いわゆるベール缶としてもよい。
また、ペール9を省略して、係合溝8が缶胴1の口縁4
へ着脱自在に嵌係合するものとしてもよい。
以上のようにした本考案によれば、次の効果が期待でき
る。
(1)角形缶ではあるが、缶胴1に対して上蓋5を着脱
自在としたので、流体物に限らず固形物などでも出し入
れが便利である。
(2)缶胴1の上端部は2本の周回突条13,13で補
強したので、内容物を入れたまま提手20にて持ち上げ
たときにも、缶胴1の上部が変形することをよく防止で
きる。
したがって、大型缶においてとくに有利である。
(3)缶胴1から上蓋5が分離でき、かつ缶胴1が下す
ぼまりテーパー状をなしているので、空缶状態において
缶胴1を上下多段に重合できる。
また、缶胴1は正四角形としたので、空缶状態又は内に
物を入れた状態においても、隣接する缶どうしはその角
面を接当させて平面的に並べ置くことができる。
したがって、これら相まって収納保管および搬送に際し
ては嵩ばらす便利である。
(4)缶と・うじを上下に重合したとき、下の缶胴1の
上端[1縁4の上の缶胴1の下側周回突条13が接当し
、上下の缶どうしが密着嵌合状態にならないので、重合
状態からの缶の抜き外しも容易に行なえる。
(5)提手取付部材14.14はよく補強された缶胴1
の上部の周回突条13,13間に取付けるものとし、か
つ缶胴1の扁平面にプロジェクト溶接する形態としたの
で、提手取付部材14゜14の溶着を容易確実なものに
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る角形缶の一部切欠き斜視図、第2
図のイ図および口図は本考案の構成部材のひとつである
提手取付部材のそれぞれ斜視図、第3図は本考案の構成
部材のひとつである提手の取付構造を示す要部縦断面図
である。 1・・・・・・缶胴、2・・・・・・底蓋、4・・・・
・・缶胴の上端口縁、5・・・・・・上蓋、6・・・・
・・上蓋の天板、7・・・・・・上蓋の外周側縁、8・
・・・・・係合溝、13・・・・・・周回突条、14・
・・・・・提手取付部材、15・・・・・・天板、16
・・・・・・円筒部、17・・・・・・鍔縁、18・・
・・・・突条、19・・・・・・提手挿嵌穴、20・・
・・・・提手、20a・・・・・・提手の係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正四角筒状の下すぼまりテーパー状をなしており、上端
    口縁4が外巻きカールされ、上端部の外周面の上下に平
    行する2本の周回突条13,13を一体に膨出形成上て
    なる缶胴1と、缶胴1の下面に外巻締めされる底M2と
    、天板6の外周に側縁7を立上げたのち垂下]、て該外
    周側縁7の内側に前記口縁4に嵌係合する係合溝8を形
    成してなり、缶胴1の開口上面を着脱自在に蓋する四角
    形状の上蓋5と、天板15を有する円筒部16の下端開
    口縁から環状の鍔縁17を一体に外折れ連設し、該鍔縁
    17の内面に多数の突条18を等間装置きに突設し、天
    板15の中央に提手挿嵌穴19を透設してなり、缶胴1
    の外表面の前記周回突条13.13間の対向する位置に
    各突条18を介してプロジェクト溶接される提手取付部
    材14と、逆U字状に折曲げ形成され、その両端に係止
    部20a、20aをそれぞれ折曲げ形成してなり、両係
    止部20ay20aが各提手取付部材14,14の提手
    挿嵌穴19,19にそれぞれ回動自在に嵌係止される針
    金製の提手20とからなる角形缶。
JP1976082019U 1976-06-21 1976-06-21 角形缶 Expired JPS6018333Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976082019U JPS6018333Y2 (ja) 1976-06-21 1976-06-21 角形缶

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JP1976082019U JPS6018333Y2 (ja) 1976-06-21 1976-06-21 角形缶

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS532360U JPS532360U (ja) 1978-01-11
JPS6018333Y2 true JPS6018333Y2 (ja) 1985-06-04

Family

ID=28562189

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JP1976082019U Expired JPS6018333Y2 (ja) 1976-06-21 1976-06-21 角形缶

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