JP2543116Y2 - 金属箔成形容器 - Google Patents
金属箔成形容器Info
- Publication number
- JP2543116Y2 JP2543116Y2 JP1216993U JP1216993U JP2543116Y2 JP 2543116 Y2 JP2543116 Y2 JP 2543116Y2 JP 1216993 U JP1216993 U JP 1216993U JP 1216993 U JP1216993 U JP 1216993U JP 2543116 Y2 JP2543116 Y2 JP 2543116Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- rising portion
- flange
- metal foil
- rising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、金属箔を成形した容
器に関する。
器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の容器は、食品を包装するために
多く用いられており、蓋で封止する場合には、容器の開
口部に蓋を嵌合させるか或は容器の保形性を利用して蓋
をかしめ保持するなどの方法が採られている。
多く用いられており、蓋で封止する場合には、容器の開
口部に蓋を嵌合させるか或は容器の保形性を利用して蓋
をかしめ保持するなどの方法が採られている。
【0003】
【考案の課題】後者の容器は、図4及び図5に示すよう
に、容器1の開口部周縁に設けたられたフランジ2の外
周に立ち上り部3を設け、この立ち上り部3の上縁に縁
巻き4を設けている。この縁巻き4は、補強と同時に外
観を良くし、さらに取り扱い時に手指等を傷つけないよ
うに設けられたものである。
に、容器1の開口部周縁に設けたられたフランジ2の外
周に立ち上り部3を設け、この立ち上り部3の上縁に縁
巻き4を設けている。この縁巻き4は、補強と同時に外
観を良くし、さらに取り扱い時に手指等を傷つけないよ
うに設けられたものである。
【0004】しかしながら、図示のような多角形容器の
場合、コーナ部5に対応する立ち上り部3には、縁巻き
が設けられていない。この部分にも設けると、立ち上り
部3をフランジ2の方向に倒してかしめ、蓋を保持する
作業が困難になるからである。従って直線状の辺部6の
みに縁巻き4が設けられている。
場合、コーナ部5に対応する立ち上り部3には、縁巻き
が設けられていない。この部分にも設けると、立ち上り
部3をフランジ2の方向に倒してかしめ、蓋を保持する
作業が困難になるからである。従って直線状の辺部6の
みに縁巻き4が設けられている。
【0005】ところが、コーナ部5に縁巻きがないと、
外観を損うばかりか、強度上も問題が生じる。また、取
り扱い時に手指等を傷つけるおそれもある。
外観を損うばかりか、強度上も問題が生じる。また、取
り扱い時に手指等を傷つけるおそれもある。
【0006】そこで、この考案の課題は、上記の問題を
解決し、外観、強度共に優れた安全性の高い金属箔成形
容器を提供することである。
解決し、外観、強度共に優れた安全性の高い金属箔成形
容器を提供することである。
【0007】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この考
案は、底壁と周壁を有し、周壁の上端縁にフランジを設
け、このフランジの外周に立ち上り部を設けた多角形容
器において、前記立ち上り部の全長にわたって縁巻きを
形成し、容器コーナ部に対応する立ち上り部を辺部に対
応する立ち上り部よりも低くしたことを特徴とする。
案は、底壁と周壁を有し、周壁の上端縁にフランジを設
け、このフランジの外周に立ち上り部を設けた多角形容
器において、前記立ち上り部の全長にわたって縁巻きを
形成し、容器コーナ部に対応する立ち上り部を辺部に対
応する立ち上り部よりも低くしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】立ち上り部の全長にわたって縁巻きが形成され
ているので、強度が向上し、外観的にも良好となり、ま
た手指等を傷つけることもない。
ているので、強度が向上し、外観的にも良好となり、ま
た手指等を傷つけることもない。
【0009】さらに、容器のコーナ部に対応する立ち上
り部を低くして、辺部に対応する立ち上り部のみを倒し
て蓋をかしめ保持するようにしたので、コーナ部の縁巻
きがかしめ作業の障害になることはない。
り部を低くして、辺部に対応する立ち上り部のみを倒し
て蓋をかしめ保持するようにしたので、コーナ部の縁巻
きがかしめ作業の障害になることはない。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0011】図1に示すように、この考案の容器10
は、底壁11とこの底壁11から立ち上る周壁12と、
周壁12の上端外周に設けられたフランジ13と、この
フランジ13の外周に設けられた立ち上り部14a、1
4bより成り、立ち上り部14の全長にわたって縁巻き
15が設けられている。
は、底壁11とこの底壁11から立ち上る周壁12と、
周壁12の上端外周に設けられたフランジ13と、この
フランジ13の外周に設けられた立ち上り部14a、1
4bより成り、立ち上り部14の全長にわたって縁巻き
15が設けられている。
【0012】前記容器10は、図示のように四角形にな
っているが、他の多角形であってもよい。そして、この
容器10のコーナ部16は丸められ、このコーナ部16
に対応する立ち上り部14bは、容器10の辺部17に
対応する立ち上り部14aよりも低くなっている。従っ
て前記立ち上り部14bは、ほとんど無くてもよい。
っているが、他の多角形であってもよい。そして、この
容器10のコーナ部16は丸められ、このコーナ部16
に対応する立ち上り部14bは、容器10の辺部17に
対応する立ち上り部14aよりも低くなっている。従っ
て前記立ち上り部14bは、ほとんど無くてもよい。
【0013】なお、容器10の材質は、アルミニウム等
の金属箔であればいずれでもよい。
の金属箔であればいずれでもよい。
【0014】上記のような容器10に蓋を取り付けるに
は、図2及び図3に示すように、蓋20のフランジ21
を容器10のフランジ13に載置し、辺の立ち上り部1
4aをフランジ21の方向に倒してかしめ、蓋20のフ
ランジ21を挾持する。このとき、コーナ部に対応する
立ち上り部14bは、折り曲げないので縁巻き15があ
っても妨げにならない。
は、図2及び図3に示すように、蓋20のフランジ21
を容器10のフランジ13に載置し、辺の立ち上り部1
4aをフランジ21の方向に倒してかしめ、蓋20のフ
ランジ21を挾持する。このとき、コーナ部に対応する
立ち上り部14bは、折り曲げないので縁巻き15があ
っても妨げにならない。
【0015】
【効果】この考案によれば、以上のように、容器のフラ
ンジ外周に設けた立ち上り部の全周にわたって縁巻きを
設けたので、容器の強度を増大することができ、外観的
にも優れ、取り扱い時に手指等を傷つけることがない。
ンジ外周に設けた立ち上り部の全周にわたって縁巻きを
設けたので、容器の強度を増大することができ、外観的
にも優れ、取り扱い時に手指等を傷つけることがない。
【0016】さらに、容器コーナ部に対応する立ち上り
部を辺部に対応する立ち上り部より低くしたので、辺部
の立ち上り部のみを倒すことによって蓋をかしめ保持す
ることが可能となり、コーナ部の縁巻きがかしめ作業の
妨げになることがなく、かつコーナ部をかしめる必要が
ないので作業が容易である。
部を辺部に対応する立ち上り部より低くしたので、辺部
の立ち上り部のみを倒すことによって蓋をかしめ保持す
ることが可能となり、コーナ部の縁巻きがかしめ作業の
妨げになることがなく、かつコーナ部をかしめる必要が
ないので作業が容易である。
【図1】この考案の容器の一例を示す斜視図
【図2】同上の容器に蓋を取り付けた状態を示す平面図
【図3】同上の縦断面図
【図4】従来の容器を示す平面図
【図5】同上の縦断面図
10 金属箔成形容器 11 底壁 12 周壁 13 フランジ 14a、14b 立ち上り部 15 縁巻き 16 コーナ部 17 辺部 20 蓋 21 フランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 底壁と周壁を有し、周壁の上端縁にフラ
ンジを設け、このフランジの外周に立ち上り部を設けた
多角形容器において、前記立ち上り部の全長にわたって
縁巻きを形成し、容器コーナ部に対応する立ち上り部を
辺部に対応する立ち上り部よりも低くしたことを特徴と
する金属箔成形容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1216993U JP2543116Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 金属箔成形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1216993U JP2543116Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 金属箔成形容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671459U JPH0671459U (ja) | 1994-10-07 |
JP2543116Y2 true JP2543116Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=11797939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1216993U Expired - Lifetime JP2543116Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 金属箔成形容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543116Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844205B1 (ko) * | 2007-02-21 | 2008-07-04 | 김종선 | 밀폐용기 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP1216993U patent/JP2543116Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671459U (ja) | 1994-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |