JPH0671459U - 金属箔成形容器 - Google Patents

金属箔成形容器

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JPH0671459U
JPH0671459U JP1216993U JP1216993U JPH0671459U JP H0671459 U JPH0671459 U JP H0671459U JP 1216993 U JP1216993 U JP 1216993U JP 1216993 U JP1216993 U JP 1216993U JP H0671459 U JPH0671459 U JP H0671459U
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container
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rising
metal foil
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JP1216993U
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丈司 浅田
諭 畑
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東洋エコー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観、強度に優れた安全性の高い金属箔成形
容器を提供することである。 【構成】 底壁11と周壁12を有し、周壁12の上端
縁にフランジ13を設け、このフランジ13の外周に立
ち上り部14a、14bを設けた多角形容器10におい
て、前記立ち上り部14a、14bの全長にわたって縁
巻き15を形成し、容器のコーナ部16に対応する立ち
上り部14bの高さを辺部17に対応する立ち上り部1
4aよりも低くしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、金属箔を成形した容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の容器は、食品を包装するために多く用いられており、蓋で封止する場 合には、容器の開口部に蓋を嵌合させるか或は容器の保形性を利用して蓋をかし め保持するなどの方法が採られている。
【0003】
【考案の課題】
後者の容器は、図4及び図5に示すように、容器1の開口部周縁に設けたられ たフランジ2の外周に立ち上り部3を設け、この立ち上り部3の上縁に縁巻き4 を設けている。この縁巻き4は、補強と同時に外観を良くし、さらに取り扱い時 に手指等を傷つけないように設けられたものである。
【0004】 しかしながら、図示のような多角形容器の場合、コーナ部5に対応する立ち上 り部3には、縁巻きが設けられていない。この部分にも設けると、立ち上り部3 をフランジ2の方向に倒してかしめ、蓋を保持する作業が困難になるからである 。従って直線状の辺部6のみに縁巻き4が設けられている。
【0005】 ところが、コーナ部5に縁巻きがないと、外観を損うばかりか、強度上も問題 が生じる。また、取り扱い時に手指等を傷つけるおそれもある。
【0006】 そこで、この考案の課題は、上記の問題を解決し、外観、強度共に優れた安全 性の高い金属箔成形容器を提供することである。
【0007】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、底壁と周壁を有し、周壁の上端縁に フランジを設け、このフランジの外周に立ち上り部を設けた多角形容器において 、前記立ち上り部の全長にわたって縁巻きを形成し、容器コーナ部に対応する立 ち上り部を辺部に対応する立ち上り部よりも低くしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
立ち上り部の全長にわたって縁巻きが形成されているので、強度が向上し、外 観的にも良好となり、また手指等を傷つけることもない。
【0009】 さらに、容器のコーナ部に対応する立ち上り部を低くして、辺部に対応する立 ち上り部のみを倒して蓋をかしめ保持するようにしたので、コーナ部の縁巻きが かしめ作業の障害になることはない。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0011】 図1に示すように、この考案の容器10は、底壁11とこの底壁11から立ち 上る周壁12と、周壁12の上端外周に設けられたフランジ13と、このフラン ジ13の外周に設けられた立ち上り部14a、14bより成り、立ち上り部14 の全長にわたって縁巻き15が設けられている。
【0012】 前記容器10は、図示のように四角形になっているが、他の多角形であっても よい。そして、この容器10のコーナ部16は丸められ、このコーナ部16に対 応する立ち上り部14bは、容器10の辺部17に対応する立ち上り部14aよ りも低くなっている。従って前記立ち上り部14bは、ほとんど無くてもよい。
【0013】 なお、容器10の材質は、アルミニウム等の金属箔であればいずれでもよい。
【0014】 上記のような容器10に蓋を取り付けるには、図2及び図3に示すように、蓋 20のフランジ21を容器10のフランジ13に載置し、辺の立ち上り部14a をフランジ21の方向に倒してかしめ、蓋20のフランジ21を挾持する。この とき、コーナ部に対応する立ち上り部14bは、折り曲げないので縁巻き15が あっても妨げにならない。
【0015】
【効果】
この考案によれば、以上のように、容器のフランジ外周に設けた立ち上り部の 全周にわたって縁巻きを設けたので、容器の強度を増大することができ、外観的 にも優れ、取り扱い時に手指等を傷つけることがない。
【0016】 さらに、容器コーナ部に対応する立ち上り部を辺部に対応する立ち上り部より 低くしたので、辺部の立ち上り部のみを倒すことによって蓋をかしめ保持するこ とが可能となり、コーナ部の縁巻きがかしめ作業の妨げになることがなく、かつ コーナ部をかしめる必要がないので作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の容器の一例を示す斜視図
【図2】同上の容器に蓋を取り付けた状態を示す平面図
【図3】同上の縦断面図
【図4】従来の容器を示す平面図
【図5】同上の縦断面図
【符号の説明】
10 金属箔成形容器 11 底壁 12 周壁 13 フランジ 14a、14b 立ち上り部 15 縁巻き 16 コーナ部 17 辺部 20 蓋 21 フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と周壁を有し、周壁の上端縁にフラ
    ンジを設け、このフランジの外周に立ち上り部を設けた
    多角形容器において、前記立ち上り部の全長にわたって
    縁巻きを形成し、容器コーナ部に対応する立ち上り部を
    辺部に対応する立ち上り部よりも低くしたことを特徴と
    する金属箔成形容器。
JP1216993U 1993-03-18 1993-03-18 金属箔成形容器 Expired - Lifetime JP2543116Y2 (ja)

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JPH0671459U true JPH0671459U (ja) 1994-10-07
JP2543116Y2 JP2543116Y2 (ja) 1997-08-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100844205B1 (ko) * 2007-02-21 2008-07-04 김종선 밀폐용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100844205B1 (ko) * 2007-02-21 2008-07-04 김종선 밀폐용기

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