JP2595287Y2 - アルミ弁当ケース - Google Patents
アルミ弁当ケースInfo
- Publication number
- JP2595287Y2 JP2595287Y2 JP1991088054U JP8805491U JP2595287Y2 JP 2595287 Y2 JP2595287 Y2 JP 2595287Y2 JP 1991088054 U JP1991088054 U JP 1991088054U JP 8805491 U JP8805491 U JP 8805491U JP 2595287 Y2 JP2595287 Y2 JP 2595287Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- lunch box
- partition frame
- container
- lunch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は弁当ケースに関し、より
詳しくは、オールアルミニウム製の弁当ケースに関す
る。
詳しくは、オールアルミニウム製の弁当ケースに関す
る。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来よ
り、弁当ケース、殊に行楽用等に販売される用途では、
製造の容易さ、価格の節減、取扱い易さ、軽量性などの
点で、プラスチック製のケースが多用されている。弁当
ケースの場合には中に仕切り枠を設ける場合が殆どであ
るが、プラスチックは成形が容易であるので、本体容器
と仕切り枠を一体的に射出成形できる利点がある。
り、弁当ケース、殊に行楽用等に販売される用途では、
製造の容易さ、価格の節減、取扱い易さ、軽量性などの
点で、プラスチック製のケースが多用されている。弁当
ケースの場合には中に仕切り枠を設ける場合が殆どであ
るが、プラスチックは成形が容易であるので、本体容器
と仕切り枠を一体的に射出成形できる利点がある。
【０００３】しかしながら、近年、有害な産業廃棄物の
処理、資源の再利用などの観点から、プラスチック弁当
ケースに代え得るものが要請されるようになってきてい
る。この点、厚紙で製造された弁当ケースであれば、こ
れらの観点からの要求を一応満たすことができるが、使
い捨てとなるため、複数回使用することはできない。ま
た、弁当ケースに盛り付ける食品によっては液体がにじ
む等の問題があるため、厚紙に特殊な表面処理を施す必
要があり、コスト高になる。
処理、資源の再利用などの観点から、プラスチック弁当
ケースに代え得るものが要請されるようになってきてい
る。この点、厚紙で製造された弁当ケースであれば、こ
れらの観点からの要求を一応満たすことができるが、使
い捨てとなるため、複数回使用することはできない。ま
た、弁当ケースに盛り付ける食品によっては液体がにじ
む等の問題があるため、厚紙に特殊な表面処理を施す必
要があり、コスト高になる。
【０００４】本考案は、上記要請に応えるべくなされた
ものであって、その目的は、有害な産業廃棄物処理上の
問題がなく、資源の再利用に有利で軽量な弁当ケースを
提供することにある。
ものであって、その目的は、有害な産業廃棄物処理上の
問題がなく、資源の再利用に有利で軽量な弁当ケースを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本考案者は、プラスチックのような問題がなく、軽
く且つ成形し易さの点から弁当ケースをオールアルミ製
にする方策について鋭意研究を重ねた結果、ここに本考
案を完成したものである。
め、本考案者は、プラスチックのような問題がなく、軽
く且つ成形し易さの点から弁当ケースをオールアルミ製
にする方策について鋭意研究を重ねた結果、ここに本考
案を完成したものである。
【０００６】すなわち、本考案は、底面とその周縁に立
設された側壁からなる本体容器内に仕切り枠が設けられ
ている弁当ケースにおいて、本体容器がアルミニウム又
はアルミニウム合金の成形により一体に形成され、か
つ、側壁の上縁に１個又は複数個のクリップ用フラップ
が一体的に形成されており、該本体容器内に１個又は複
数個のアルミニウム又はアルミニウム合金製仕切り枠が
収納されていることを特徴とするものである。
設された側壁からなる本体容器内に仕切り枠が設けられ
ている弁当ケースにおいて、本体容器がアルミニウム又
はアルミニウム合金の成形により一体に形成され、か
つ、側壁の上縁に１個又は複数個のクリップ用フラップ
が一体的に形成されており、該本体容器内に１個又は複
数個のアルミニウム又はアルミニウム合金製仕切り枠が
収納されていることを特徴とするものである。
【０００７】
【０００８】以下に本考案を図面を参照して詳細に説明
する。
する。
【０００９】
【００１０】本考案に係るアルミニウム弁当ケースは、
本体容器をアルミニウム又はアルミニウム合金箔を用い
て一体成形し、この中にアルミニウム又はアルミニウム
合金製仕切り枠を収納した組立型弁当ケースである。な
お、本考案にいう弁当ケースとは、和食用、洋食用に限
らず、また弁当と類似の目的で食品を盛りつけるために
用いられるケースを包含するものである。
本体容器をアルミニウム又はアルミニウム合金箔を用い
て一体成形し、この中にアルミニウム又はアルミニウム
合金製仕切り枠を収納した組立型弁当ケースである。な
お、本考案にいう弁当ケースとは、和食用、洋食用に限
らず、また弁当と類似の目的で食品を盛りつけるために
用いられるケースを包含するものである。
【００１１】図１は参考例の一体型アルミニウム弁当ケ
ースを示す。この弁当ケースは、アルミニウム又はアル
ミニウム合金箔を用いてプレス成形、折り曲げ加工など
により、図１に示すように、本体容器１（底面１1、側
壁１2）と仕切り枠２を一体成形して製造される。仕切
り枠２によって小容器３を画成してもよい。
ースを示す。この弁当ケースは、アルミニウム又はアル
ミニウム合金箔を用いてプレス成形、折り曲げ加工など
により、図１に示すように、本体容器１（底面１1、側
壁１2）と仕切り枠２を一体成形して製造される。仕切
り枠２によって小容器３を画成してもよい。
【００１２】材料がアルミニウム箔であるため、プラス
チックに比べて伸びが低く、加工の進行に伴う材料補給
に難があるので、本体容器内に一体成形される仕切り枠
の高さが本体容器の高さより低くなり易い傾向にあり、
また隅部が鋭角になり難い。このような場合には、アル
ミニウム箔を加熱して温間加工で一体成形すれば解決し
得る。
チックに比べて伸びが低く、加工の進行に伴う材料補給
に難があるので、本体容器内に一体成形される仕切り枠
の高さが本体容器の高さより低くなり易い傾向にあり、
また隅部が鋭角になり難い。このような場合には、アル
ミニウム箔を加熱して温間加工で一体成形すれば解決し
得る。
【００１３】本実施例の組立式アルミニウム弁当ケース
は、図２に示すように、アルミニウム又はアルミニウム
合金箔を用いてプレス成形、折り曲げ加工などによって
本体容器１のみを一体成形する。本体容器の側壁の上縁
は内側又は外側に縁曲げ（カール）するのがよく、本体
容器の形状維持に有効である。その際、本体容器１の側
壁１2の上縁にクリップ用のフラップ４を適当な個数で
一体的に成形する。このクリップ用フラップ４は、通
常、仕切り枠を本体容器に係止するためのものである
が、場合によっては、小容器を係止するためにも用いら
れる。クリップ用フラップ４は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金箔製であり、アルミニウム又はアルミニウ
ム合金箔はホールド性に優れているので、クリップ効果
が大きく、更には特に弁当ケースを再度使用する場合に
もホールド性を維持している利点がある。
は、図２に示すように、アルミニウム又はアルミニウム
合金箔を用いてプレス成形、折り曲げ加工などによって
本体容器１のみを一体成形する。本体容器の側壁の上縁
は内側又は外側に縁曲げ（カール）するのがよく、本体
容器の形状維持に有効である。その際、本体容器１の側
壁１2の上縁にクリップ用のフラップ４を適当な個数で
一体的に成形する。このクリップ用フラップ４は、通
常、仕切り枠を本体容器に係止するためのものである
が、場合によっては、小容器を係止するためにも用いら
れる。クリップ用フラップ４は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金箔製であり、アルミニウム又はアルミニウ
ム合金箔はホールド性に優れているので、クリップ効果
が大きく、更には特に弁当ケースを再度使用する場合に
もホールド性を維持している利点がある。
【００１４】仕切り枠２は、図３に示すように、別途、
帯状のアルミニウム若しくはアルミニウム合金箔又は必
要に応じてアルミニウム又はアルミニウム合金薄板を用
いて、適宜の形状、寸法に成形する。仕切り枠の少なく
とも上縁を図４に示すように、危険防止のために縁曲げ
（折り曲げ）するのが好ましい。これを本体容器内に収
納するには、図５に示すように、本体容器１の上縁に一
体的に成形されたクリップ用フラップ４を内側に折り曲
げて挟み込めば、固定できる。
帯状のアルミニウム若しくはアルミニウム合金箔又は必
要に応じてアルミニウム又はアルミニウム合金薄板を用
いて、適宜の形状、寸法に成形する。仕切り枠の少なく
とも上縁を図４に示すように、危険防止のために縁曲げ
（折り曲げ）するのが好ましい。これを本体容器内に収
納するには、図５に示すように、本体容器１の上縁に一
体的に成形されたクリップ用フラップ４を内側に折り曲
げて挟み込めば、固定できる。
【００１５】なお、本体容器にクリップ用フラップを一
体成形せずに、仕切り枠に一体成形したクリップ用フラ
ップを使用するようにしてもよい。なお、クリップ用フ
ラップを別途製造し利用することも考えられるが、点数
が増加し、取扱い上問題がある。
体成形せずに、仕切り枠に一体成形したクリップ用フラ
ップを使用するようにしてもよい。なお、クリップ用フ
ラップを別途製造し利用することも考えられるが、点数
が増加し、取扱い上問題がある。
【００１６】組立型アルミ弁当ケースの場合、本体容器
内に仕切り枠のみを収納した弁当ケースと、仕切り枠と
アルミニウム製の小容器を併せて収納した弁当ケースと
がある。このアルミニウム製の小容器は、本体容器と同
様に、アルミニウム箔を用いて適宜の形状に一体成形す
ることは云うまでもない(図６参照)。
内に仕切り枠のみを収納した弁当ケースと、仕切り枠と
アルミニウム製の小容器を併せて収納した弁当ケースと
がある。このアルミニウム製の小容器は、本体容器と同
様に、アルミニウム箔を用いて適宜の形状に一体成形す
ることは云うまでもない(図６参照)。
【００１７】なお、弁当ケースの形状は、角型、円型な
ど、適宜決めることができる。本体容器はアルミニウム
箔のプレス成形等により一体的に成形されるので、側壁
が若干上向きに傾斜するが、この斜面があるため、複数
個のアルミ弁当ケースを積み重ねる場合に重ね易い。ま
た、本体容器の隅部には皺がより易いが、着色すれば皺
が目立ちにくくなる。
ど、適宜決めることができる。本体容器はアルミニウム
箔のプレス成形等により一体的に成形されるので、側壁
が若干上向きに傾斜するが、この斜面があるため、複数
個のアルミ弁当ケースを積み重ねる場合に重ね易い。ま
た、本体容器の隅部には皺がより易いが、着色すれば皺
が目立ちにくくなる。
【００１８】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
有害な産業廃棄物処理上の問題がなく、更に資源の再利
用に有利である。またオールアルミ製であるので軽量で
あるほか、耐熱性、耐食性に優れ、特に繰返し使用に有
利である。
有害な産業廃棄物処理上の問題がなく、更に資源の再利
用に有利である。またオールアルミ製であるので軽量で
あるほか、耐熱性、耐食性に優れ、特に繰返し使用に有
利である。
【図１】一体型アルミ弁当ケースを示す斜視図である。
【図２】組立型アルミ弁当ケースにおける本体容器を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】組立型アルミ弁当ケースに用いられる仕切り枠
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図４】仕切り枠の上縁が縁曲げ(折り曲げ)されている
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図５】組立型アルミ弁当ケースにおいて仕切り枠を本
体容器の側壁にクリップした状態を説明する図である。
体容器の側壁にクリップした状態を説明する図である。
【図６】小容器を示す斜視図である。
１ 本体容器 １1 本体容器の底面 １2 本体容器の側壁 ２ 仕切り枠 ３ 小容器 ４ クリップ用フラップ
Claims (3)
- 【請求項１】 底面とその周縁に立設された側壁からな
る本体容器内に仕切り枠が設けられている弁当ケースに
おいて、本体容器がアルミニウム又はアルミニウム合金
の成形により一体に形成され、かつ、側壁の上縁に１個
又は複数個のクリップ用フラップが一体的に形成されて
おり、該本体容器内に１個又は複数個のアルミニウム又
はアルミニウム合金製仕切り枠が収納されていることを
特徴とするアルミニウム弁当ケース。 - 【請求項２】 前記本体容器内にアルミニウム製の小容
器が収納されている請求項１に記載のアルミニウム弁当
ケース。 - 【請求項３】 アルミニウム又はアルミニウム合金製仕
切り枠の少なくとも上縁が危険防止用に縁曲げされてい
る請求項１又は２に記載のアルミニウム弁当ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991088054U JP2595287Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | アルミ弁当ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991088054U JP2595287Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | アルミ弁当ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529419U JPH0529419U (ja) | 1993-04-20 |
| JP2595287Y2 true JP2595287Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13932127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991088054U Expired - Fee Related JP2595287Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | アルミ弁当ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595287Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230009061A (ko) * | 2021-07-08 | 2023-01-17 | (주)더그리트 | 회수 및 재사용이 가능한 다회용 용기 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5818728U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-04 | 大野 秀茂 | インテリヤ用スクリ−ン |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP1991088054U patent/JP2595287Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230009061A (ko) * | 2021-07-08 | 2023-01-17 | (주)더그리트 | 회수 및 재사용이 가능한 다회용 용기 |
| KR102627443B1 (ko) | 2021-07-08 | 2024-01-19 | (주)더그리트 | 회수 및 재사용이 가능한 다회용 용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0529419U (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |