JPS5841170Y2 - ケ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は商品の一部分を見えるようにし前記商品の他の
部分を見えないように収容したケースに関するものであ
る。

たとえば、シェーバ−などの商品を本体だけは外部から
見えるようにし、コードなどの見苦しい部分は外部から
見えないようにケースに収容することが商品の販売展示
上型まれていた。

本考案は上記要請に応するもので、その一実施例を図面
により以下説明する。

本考案ケースは、上蓋１１と下箱１２とからなる箱体１
０と透明カバー２０とからなる。

上蓋１１は塩化ビニル樹脂等の薄シートからつくられた
成形品で、上面部１１１．前側面部１１２、後側面部１
１３、左側面部１１４及び右側面部１１５を有する角箱
状のもので、上面部１１１には穴部１１１０が設けられ
ている。

上蓋１１は、上記角箱状のほか、三角屋根状、かまぼこ
屋根状等のものでもよい。

下箱１２は、上蓋１１と同様の薄シートからつくられた
成形品で、上蓋１１と嵌合できるもので、底面部１２１
、前側面部１２２、後側面部１２３、左側面部１２４及
び右側面部１２５を有する角箱状のものである。

下箱１２は、上記角箱状のほか上蓋１１と嵌合できる三
角屋根状、かまぼこ屋根状等のものでもよい。

透明カバー２０は肉厚のアクリル樹脂板等の透明板を折
曲げた成形品で、上蓋１１と嵌合した下箱１２とからな
る箱体１０の高さ又は横巾よりやや小さく引出し高さａ
又は（及び゛）引出し巾すが形成されて箱体１０を強制
被覆できるようになっている。

本考案は上記構成できるので、たとえばシェーバ−（図
示しない）を箱体１０に収容し、その本体を上蓋１１の
穴部１１１０からみえるようにし、コードなどの部品を
下箱１２内におくようにしたのち、箱体１０を手で少し
押圧しながら強制的に透明カバー２０の内側２１内に押
し込んでおけば、本考案ケースは商品の販売又は展示の
場合いかなる角度で取り扱われても箱体が脱落すること
はなく、そのまま商品の主要部をみせることができる。

商品を取り出すときは、透明カバー２０に対し箱体１０
を少し押圧して横方向に引き出せばよい。

本考案の別の実施例では、上蓋１１と下箱１２とを第５
図のようにヒンジ部１３を設けて嵌合し、箱体１０Ｂと
してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図及び第４図は本考案の実施例を
示す上蓋の斜視図、下箱の斜視図、箱体の斜視図及び透
明カバーの斜視図で、第５図は本考案の別の実施例を示
す箱体の斜視図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 穴部を設けた上蓋と前記上蓋に嵌合する下箱とからなる
   箱体で、これに収容した商品の一部分が前記上蓋の穴部
   からみえるようにしたものと、前記箱体の高さ又は横巾
   よりやや小さく引出′し高さ又は引出し巾が形成されて
   前記箱体を強制被覆し前記箱体を押圧して横方向から引
   き出せるようにした透明カバーとからなることを特徴と
   するケース。