JP2537530Y2 - 内容物を保護する紙製包装容器 - Google Patents

内容物を保護する紙製包装容器

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JP2537530Y2
JP2537530Y2 JP6801391U JP6801391U JP2537530Y2 JP 2537530 Y2 JP2537530 Y2 JP 2537530Y2 JP 6801391 U JP6801391 U JP 6801391U JP 6801391 U JP6801391 U JP 6801391U JP 2537530 Y2 JP2537530 Y2 JP 2537530Y2
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JP
Japan
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box
central
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tray
outer box
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JP6801391U
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JPH0519122U (ja
Inventor
信俊 谷口
Original Assignee
株式会社小野部製凾所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は内容物を保護する紙製容
器、更に詳しくは物品を収容する紙製トレイと該紙製ト
レイを収納する紙製外箱とからなる紙製容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来例えばファミコン等のゲーム用セッ
ト、各種カセット、電子手帖等の各種計算器のごとき多
量生産品の容器としては、一般にプラスチック製のトレ
イに収容したものを紙製筒形の容器に収納した形式のも
のが使用されて来たが、環境汚染問題の点でプラスチッ
ク材料の使用は望ましくないのでその代替品が要望され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、紙を素材と
するトレイと外箱とからなり、該外箱は1個の紙素材の
加工品から形成されてトレイの外周を二重的にカバーし
て内容物を外力から保護する形状とした包装容器を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の内容物を保護す
る紙製包容器は、上記目的を達成するための手段として
下記の構成を具えている。 (1)外箱部とトレイ部とからなり、該外箱部は1枚の
紙素材から切断折畳まれて、左右の側部用箱状片と中央
の二重底とを有し前記トレイ部を収納する中央部と、該
中央部に連続し中央部を密閉する中央蓋部と、該中央部
の前後の左右端に連続する補強用舌片、および該中央蓋
部の前後端に連続する閉止用折畳み舌片とを有し、また
前記トレイ部は紙素材製で偏平U字状断面の外皮の内面
に両端の二重仕切片を有する内皮を固着してなること。 (2)前記外箱部の中央部において、二重底を形成する
内底部の前後端に切欠部を設けて前記閉止用折畳み舌片
の挿入を容易にしたこと。 (3)前記外箱部は左右に順次連続する中央蓋部、右側
部、底部、左側部、左箱上部、左箱内側部、内底部、右
箱内側部、右箱上部と、左右側部の前後端に連続する補
強用舌片、および中央蓋部の前後端に連続する閉止用折
畳み舌片とからなること。
【0005】
【実施例】図1は、本考案の1実施例を示す外箱の斜視
図、図2は同じくトレイの斜視図、図3は同じく組立状
態の斜視図、図4は図3におけるA−A線に沿う断面
図、図5は図3におけるB−B線に沿う断面図、図6は
図1の展開図である。外箱は図6に示す通り1枚の紙素
材から切断折畳まれ形成される。図6を上部が右方とな
るように横向きにして、外箱素材は左右に順次連続する
中央蓋部1、右側部2、底部3、左側部4、左箱上部
5、左箱内側部6、内底部7、右箱内側部8、右箱上部
9と、左右側部の前後端に連続する補強用舌片10、お
よび中央蓋部1の前後端に連続する閉止用折畳み舌片1
1とからなる。図1は図6の素材の組立途中の状態を示
し、4,5,6により左方の側部用箱状片が、また2,
9,8により右方の側部用箱状片が形成され、3,7を
接着して二重底が形成される。上記左右の側部用箱状片
と二重底とは外箱の中央部を形成し、この中央部に後述
のトレイを収納する。そして舌片10を折り込んで左箱
上部5と中央蓋部1とを接着して二重底と左右の側部用
箱状片を有する筒状に形成し、内部にトレイを収納した
のち、折畳み舌片11を押込んで組立を完了する。な
お、二重底を形成する内部片7には前後端に切欠部を設
けて前記折畳み舌片11の押込みを容易にする。
【0006】図2に示すトレイにおいて、12は偏平U
字状断面の外皮、13は12に接着された内皮で両端近
くに二重仕切片13aを形成する。トレイには、例えば
ファミコンセットを説明書と共に収容して外箱内に収納
し、閉止用折畳み舌片11を差込むと包装は完備であ
る。この状態は図4または図5に示すごとく、内容物は
上方は外箱の1とトレイの12,13により、また下方
は外箱の二重底3,7により共に二重的に保護され、左
右はトレイの外皮12と外箱に形成された左右の側部用
箱状片とにより三重的に保護され、また前後はトレイの
内皮の二重仕切片13aと補強用舌片10および折畳み
舌片11により三重的に保護されている。
【0007】
【考案の効果】本考案により奏せられる効果は次の通り
である。 (1)外箱とトレイの全部が紙素材より形成されるので
プラスチック素材のごとき環境破壊の問題が無く、また
再生紙が使用できるので資源節約上の効果も生じる。 (2)外箱とトレイとも紙素材から機械的に切断形成さ
れるので多量生産的である。 (3)内容物を収容時、上下、左右、前後とも二重、三
重に保護されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1実施例を示す外箱の斜視図である。
【図2】 1実施例を示すトレイの斜視図である。
【図3】 1実施例を示す組立状態の斜視図である。
【図4】 図3におけるA−A線に沿う断面図である。
【図5】 図3におけるB−B線に沿う断面図である。
【図6】 図1の展開図である。
【符号の説明】
1 中央蓋部 2 右側部 3 底部 4 左側部 5 左側上部 6 左箱内側部 7 内底部 8 右箱内側部 9 右箱上部 10 補強用舌片 11 閉止用折畳み舌片 12 トレイ外皮 13 トレイ内皮

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱部とトレイ部とからなり、該外箱部
    は1枚の紙素材から切断折畳まれて、左右の側部用箱状
    片と中央の二重底とを有し前記トレイ部を収納する中央
    部と、該中央部に連続し中央部を密閉する中央蓋部と、
    該中央部の前後の左右端に連続する補強用舌片、および
    該中央蓋部の前後端に連続する閉止用折畳み舌片とを有
    し、また前記トレイ部は紙素材製で偏平U字状断面の外
    皮の内面に両端の二重仕切片を有する内皮を固着してな
    ることを特徴とする内容物を保護する紙製包装容器。
  2. 【請求項2】 前記外箱部の中央部において、二重底を
    形成する内部片の前後端に切欠部を設けて前記閉止用折
    畳み舌片の挿入を容易にしたことを特徴とする請求項1
    に記載の内容物を保護する紙製包装容器。
  3. 【請求項3】 前記外箱部は左右に順次連続する中央蓋
    部、右側部、底部、左側部、左箱上部、左箱内側部、内
    底部、右箱内側部、右箱上部と、左右側部の前後端に連
    続する補強用舌片、および中央蓋部の前後端に連続する
    閉止用折畳み舌片とからなることを特徴とする請求項1
    に記載の内容物を保護する紙製包装容器。
JP6801391U 1991-08-27 1991-08-27 内容物を保護する紙製包装容器 Expired - Lifetime JP2537530Y2 (ja)

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JPH0519122U JPH0519122U (ja) 1993-03-09
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