JP2594427Y2 - アルミニウム箔成形容器 - Google Patents
アルミニウム箔成形容器Info
- Publication number
- JP2594427Y2 JP2594427Y2 JP1991092417U JP9241791U JP2594427Y2 JP 2594427 Y2 JP2594427 Y2 JP 2594427Y2 JP 1991092417 U JP1991092417 U JP 1991092417U JP 9241791 U JP9241791 U JP 9241791U JP 2594427 Y2 JP2594427 Y2 JP 2594427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- rim
- aluminum foil
- container
- molded container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、開口部周縁のフラン
ジに立ち上りリム(rim)を設けたタイプのアルミニ
ウム箔成形容器に関する。
ジに立ち上りリム(rim)を設けたタイプのアルミニ
ウム箔成形容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、この種の容器1は、
フランジ2の周縁に立ち上りリム3が設けられ、立ち上
りリム3のしわ成形されたコーナ部4は、フランジ2に
対してほぼ垂直になっている。
フランジ2の周縁に立ち上りリム3が設けられ、立ち上
りリム3のしわ成形されたコーナ部4は、フランジ2に
対してほぼ垂直になっている。
【0003】この容器1は、図5に示すように、フラン
ジ2に蓋5の周縁部を載せ、立ち上りリム3を蓋5の周
縁部にかしめてフランジ2と共に挾持するようになって
いる。
ジ2に蓋5の周縁部を載せ、立ち上りリム3を蓋5の周
縁部にかしめてフランジ2と共に挾持するようになって
いる。
【0004】ところで、このタイプの容器1を積み重ね
る場合、上記コーナ部4が垂直になっているため上下の
コーナ部4が干渉しあって、図6に示すようにスタッキ
ングが正確に行われず、例えば自動機による取り扱いに
支障が生じる問題があり、また、嵩高になる問題もあっ
た。
る場合、上記コーナ部4が垂直になっているため上下の
コーナ部4が干渉しあって、図6に示すようにスタッキ
ングが正確に行われず、例えば自動機による取り扱いに
支障が生じる問題があり、また、嵩高になる問題もあっ
た。
【0005】
【考案の課題】そこで、この考案の課題は、スタッキン
グを正確に行なうことができかつ嵩高にならないアルミ
ニウム箔成形容器を提供することである。
グを正確に行なうことができかつ嵩高にならないアルミ
ニウム箔成形容器を提供することである。
【0006】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この考
案は、フランジ周縁に辺部とコーナ部から成る立ち上り
リムを有し、この立ち上りリムをかしめることによって
フランジと共に蓋の周縁部を挾持する容器において、前
記立ち上りリムの辺部に縁巻きを形成すると共に前記コ
ーナ部を垂直線に対して8〜15°外側に開くテーパ状
にし、複数の容器をスタッキングする際に隣接する縁巻
き同士がほぼ接するようにしたのである。
案は、フランジ周縁に辺部とコーナ部から成る立ち上り
リムを有し、この立ち上りリムをかしめることによって
フランジと共に蓋の周縁部を挾持する容器において、前
記立ち上りリムの辺部に縁巻きを形成すると共に前記コ
ーナ部を垂直線に対して8〜15°外側に開くテーパ状
にし、複数の容器をスタッキングする際に隣接する縁巻
き同士がほぼ接するようにしたのである。
【0007】
【作用】上記のようにコーナ部が垂直線に対して8〜1
5°外側に開くテーパ状になっているため、重なり合い
に障害がなく、正確にスタッキングできると同時に嵩が
低くなる。また、蓋を取り付ける際のかしめ作業にも支
障が生じない。さらに、縁巻き同士がほぼ接して、容器
同士が深く嵌り込むのを防止する。
5°外側に開くテーパ状になっているため、重なり合い
に障害がなく、正確にスタッキングできると同時に嵩が
低くなる。また、蓋を取り付ける際のかしめ作業にも支
障が生じない。さらに、縁巻き同士がほぼ接して、容器
同士が深く嵌り込むのを防止する。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、アルミニウム
箔成形容器10は、ほぼ4角形をなし、底面11と、周
壁12及び開口部13の周縁に設けられたフランジ14
より成り、このフランジ14の周縁には、立ち上りリム
15が設けられている。
箔成形容器10は、ほぼ4角形をなし、底面11と、周
壁12及び開口部13の周縁に設けられたフランジ14
より成り、このフランジ14の周縁には、立ち上りリム
15が設けられている。
【0010】上記立ち上りリム15の辺部には縁巻き1
6、17が形成され、コーナ部18はしわ成形され、そ
して、図2に明らかなように、垂直線Pに対して約8〜
15°程度外側に傾斜させてテーパをつけてある。あま
り角度が大きくなるとかしめ作業がし難くなり、角度が
小さいとスタッキングし難くなるからである。
6、17が形成され、コーナ部18はしわ成形され、そ
して、図2に明らかなように、垂直線Pに対して約8〜
15°程度外側に傾斜させてテーパをつけてある。あま
り角度が大きくなるとかしめ作業がし難くなり、角度が
小さいとスタッキングし難くなるからである。
【0011】上記のようにコーナ部18にテーパをつけ
ておくと、図3に示すように、上下の容器10のフラン
ジ14及び立ち上りリム15がうまく嵌り合いスタッキ
ングが正確に行なわれ、縁巻き16、17がほぼ接する
ようにきれいに揃う。
ておくと、図3に示すように、上下の容器10のフラン
ジ14及び立ち上りリム15がうまく嵌り合いスタッキ
ングが正確に行なわれ、縁巻き16、17がほぼ接する
ようにきれいに揃う。
【0012】
【効果】この考案によれば、以上のように、容器フラン
ジの立ち上りリムのコーナ部に8〜15°のテーパをつ
けたので、上下の容器がぴったりと重なり合ってスタッ
キングが正確に行なわれ、蓋を取り付ける際のかしめ作
業にも支障がないので、自動機による取り扱いにエラー
が生じず、また嵩が低くなるため、梱包、運搬、保管等
にも効率的となる。
ジの立ち上りリムのコーナ部に8〜15°のテーパをつ
けたので、上下の容器がぴったりと重なり合ってスタッ
キングが正確に行なわれ、蓋を取り付ける際のかしめ作
業にも支障がないので、自動機による取り扱いにエラー
が生じず、また嵩が低くなるため、梱包、運搬、保管等
にも効率的となる。
【図1】この考案の容器の一実施例を示す斜視図
【図2】同上のコーナ部を通る縦断面図
【図3】同上のスタッキング状態を示す正面図
【図4】従来の容器を示す斜視図
【図5】同上に蓋を取り付ける状態を示す縦断面図
【図6】同上のスタッキング状態を示す正面図
1 従来の容器 2 フランジ 3 立ち上りリム 4 コーナ部 10 この考案の容器 11 底壁 12 周壁 13 開口部 14 フランジ 15 立ち上りリム 18 コーナ部
Claims (1)
- 【請求項1】 フランジ周縁に辺部とコーナ部から成る
立ち上りリムを有し、このリムをかしめることによって
フランジと共に蓋の周縁部を挾持する容器において、前
記リムの辺部の上縁に縁巻きを形成すると共に前記コー
ナ部を垂直線に対して8〜15°外側に開くテーパ状に
形成し、複数の容器をスタッキングする際に隣接する縁
巻き同士がほぼ接するようにしたことを特徴とするアル
ミニウム箔成形容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991092417U JP2594427Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | アルミニウム箔成形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991092417U JP2594427Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | アルミニウム箔成形容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544815U JPH0544815U (ja) | 1993-06-15 |
JP2594427Y2 true JP2594427Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=14053843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991092417U Expired - Fee Related JP2594427Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | アルミニウム箔成形容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594427Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216881B2 (ja) * | 1973-11-12 | 1977-05-12 | ||
JPH02206543A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-16 | Showa Alum Corp | 調理済み食品密封用容器 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP1991092417U patent/JP2594427Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544815U (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |