JP2577035Y2 - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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JP2577035Y2
JP2577035Y2 JP1992044166U JP4416692U JP2577035Y2 JP 2577035 Y2 JP2577035 Y2 JP 2577035Y2 JP 1992044166 U JP1992044166 U JP 1992044166U JP 4416692 U JP4416692 U JP 4416692U JP 2577035 Y2 JP2577035 Y2 JP 2577035Y2
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JP
Japan
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container
transport container
legs
side wall
stacked
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JP1992044166U
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English (en)
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JPH063839U (ja
Inventor
紘十郎 田川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、下段の容器に対して上
段の容器を入子式に重合(以下、ネスティングと言
う。)したり、下段の容器上に上段の容器を積み上げ
(以下、スタッキングと言う。)たりできるようになさ
れた運搬用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、下段の容器に対して上段の容器
をネスティングしたりスタッキングしたりできるよう
に、容器の側壁に、支脚部およびポケット部を形成した
各種の容器が提案されている。
【0003】従来より、この種の容器としては、側壁の
外面より、下段容器の開口縁上に乗る支脚部が突設さ
れ、側壁の内面より、支脚部を収納するポケット部が凹
設されていた。そして、下段の容器に対して上段の容器
を所定方向で積み重ねることで、下段の容器の開口縁上
に上段の容器の支脚部が積み上げられるようになされて
いた。また、下段の容器に対して上段の容器を所定方向
から180度回転させて積み重ねることで、下段の容器
のポケット部内に上段の容器の支脚部が入子式に重合さ
れるようになされていた(例えば、実開平2−1023
43号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の容
器の場合、側壁の内面よりポケット部が凹設されている
ので、容器の内面にこのポケット部に相当する窪みが形
成されることとなる。そのため、容器内に細かな物を入
れると、このポケット部まで入ってしまうこととなる。
特に、内容物が粉体などの場合、内容物を取り出すとき
にポケット部に付着して溜まりやすくなってしまうとい
った不都合を生じる。また、このようにポケット部に溜
まって付着した内容物は、掃除するのが煩わしく、ま
た、そのままにしておくと、ネスティングの際に容器が
うまくネスティングされなくなってしまうといった不都
合を生じる。
【0005】本考案は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、容器内面に出っ張りや窪みがなく、使い勝手の良い
運搬用容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案の運搬用容器は、上方が開口した容器であっ
て、下段の容器に対して上段の容器を所定方向もしくは
180度回転させて積み重ねることで、下段の容器内に
上段の容器が入子式に重合されるかもしくは下段の容器
上に上段の容器が積み上げられるようになされたものに
おいて、相対する側壁の外方には、それぞれ側壁外面に
対して垂直方向に立設するように支脚部が形成されてお
り、上記各支脚部は、上記容器を180度回転させて入
子式に重合させた場合に、相対する側壁に形成された支
脚部同士が互いに干渉することなく、かつ、その下部が
側壁の外面との間に適宜の間隙を有する状態となされた
ものである。
【0007】
【作用】本考案によると、相対する側壁の外方には、そ
れぞれ側壁外面に対して垂直方向に立設するように支脚
部が形成されており、上記各支脚部は、上記容器を18
0度回転させて入子式に重合させた場合に、相対する側
壁に形成された支脚部同士が互いに干渉することなく、
かつ、その下部が側壁の外面との間に適宜の間隙を有す
る状態となされているので、下段の容器の支脚部上に上
段の容器の支脚部を積み重ねると、下段の容器の支脚部
が上段の容器の支脚部を支持してスタッキング状態とな
る。また、下段の容器上に上段の容器を180度回転さ
せて積み重ねると、下段の容器の開口縁部が上段の容器
の側壁と支脚部との間の間隙に嵌まり込み、ネスティン
グ状態となる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1および図2は運搬用容器1の全体構成
の概略を示す斜視図である
【0010】すなわち、この運搬用容器1は、上方に開
口しており、相対する側壁11の外方には、それぞれ側
壁外面に対して垂直方向に立設するように支脚部12が
形成されており、上記各支脚部12は、上記容器を18
0度回転させて入子式に重合させた場合に、相対する側
壁に形成された支脚部同士が互いに干渉することがない
ように形成されたものである。
【0011】支脚部12は、運搬用容器1の側壁11の
外周面のうち、一方の短辺側に1か所と他方の短辺側の
両端角部に2か所の合計3か所に、垂直方向に沿って形
成されている。そして、図3に示すように、下段の運搬
用容器1に対して上段の運搬用容器1を、所定方向で積
み重ねた場合、下段の運搬用容器1の支脚部12が上段
の運搬用容器1の支脚部12を支持し、該運搬用容器1
をスタッキングさせるようになされている。
【0012】そのため、各支脚部12は、支持状態が安
定するように、その上面に台座部13が形成されてい
る。また、スタッキング状態から上段の運搬用容器1を
取り除く場合、下段の運搬用容器1の長辺方向に上段の
運搬用容器1をスライドさせて持ちやすい位置まで移動
させて持ち上げることが行われるため、長辺側壁11の
上辺には、台座部13に隣接してレール部14が形成さ
れている。そして、台座部13から離脱して長辺方向に
スライドさせた運搬用容器1の支脚部12が、このレー
ル部14をスライドするようになされている。
【0013】なお、下段の運搬用容器1の支脚部12の
上に上段の運搬用容器1の脚部12をスタッキングして
いくので、運搬用容器1の外周面に形成される支脚部1
2の配置は、かたよりがなく安定したスタッキング状態
にできるように配置されていなければならない。ただ
し、後述するネスティングの際に、下段の運搬用容器1
に対して上段の運搬用容器1を180度回転させてネス
ティングさせるため、支脚部12は、運搬用容器1の中
心点oを通過する垂線Lに対して線対称の位置で、他の
支脚部12と緩衝しないように配置しておかなければな
らない。具体的には、図4に示すように、各種の配置状
態を考えることができる。また、同図に示すように、支
脚部12は、上述の要件をみたし、かつ、上段にスタッ
キングされる運搬用容器1の底部を支持するだけの充分
な強度が確保できるものであれば、その数や形状を特に
限定さるものではない。
【0014】また、支脚部12は、その下端から所定の
深さdで、側壁11との間に間隙15が形成されてい
る。そして、図5に示すように、下段の運搬用容器1に
対して上段の運搬用容器1を、所定方向から180度回
転させた状態で積み重ねた場合、上段の運搬用容器1の
側壁11と支脚部12との間に形成される間隙15に、
下段の運搬用容器1の側壁11が収納され、該運搬用容
器1がネスティングできるようになされている。そのた
め、各間隙15は、側壁11を収納可能な幅で形成され
ている。
【0015】なお、間隙15の所定深さdによってネス
ティング状態が決定されることとなるので、この深さd
は、所望のネスティング状態に応じて決定すればよい。
【0016】この運搬用容器1によると、側壁11の外
面に設けた支脚部12と、側壁11と支脚部12との間
に形成される間隙15とによってスタッキングおよびネ
スティングすることができるので、運搬用容器1の内面
は、出っ張りや窪みのないなめらかな状態にすることが
できる。
【0017】これにより、粒状物や粉体、その他の各種
内容物であっても、容器1の隅などに溜めることなく容
易に出し入れを行うことができる。
【0018】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によると、容
器の外面に形成した支脚部のみによってスタッキングお
よびネスティングできるので、容器内面を凸凹させるこ
となく滑らかに構成することができる。その結果、内容
物の出し入れを容易にすることができる。特に、内容物
が粉体などの場合であっても、容器の隅などに溜まるこ
となく綺麗に出し入れができる。また、粉体などであっ
ても容器の隅などに溜めることなく容易に出し入れをす
ることができるので、ネスティングの際に、これら付着
物によってひっかったりすることなく、作業性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】運搬用容器の全体構成の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】運搬用容器の他の方向からの全体構成の概略を
示す斜視図である。
【図3】運搬用容器のスタッキング状態を示す断面図で
ある。
【図4】運搬用容器の他の形状を示す平面図である。
【図5】運搬用容器のネスティング状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 運搬用容器 11 側壁 12 支脚部 15 間隙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口した容器であって、下段の容
    器に対して上段の容器を所定方向もしくは180度回転
    させて積み重ねることで、下段の容器内に上段の容器が
    入子式に重合されるかもしくは下段の容器上に上段の容
    器が積み上げられるようになされたものにおいて、 相対する側壁の外方には、それぞれ側壁外面に対して垂
    直方向に立設するように支脚部が形成されており、 上記各支脚部は、上記容器を180度回転させて入子式
    に重合させた場合に、相対する側壁に形成された支脚部
    同士が互いに干渉することなく、かつ 、その下部が側壁
    の外面との間に適宜の間隙を有する状態となされたこと
    を特徴とする運搬用容器。
JP1992044166U 1992-06-25 1992-06-25 運搬用容器 Expired - Lifetime JP2577035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992044166U JP2577035Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 運搬用容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992044166U JP2577035Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 運搬用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH063839U JPH063839U (ja) 1994-01-18
JP2577035Y2 true JP2577035Y2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=12684010

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