JP6611121B2 - 蓋体及び蓋体付き容器 - Google Patents

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本発明は、容器の上面開口を閉塞する蓋体及び、その蓋体を有する蓋体付き容器に関する。
従来、この種の蓋体付き容器として、手を差し込むための持ち手孔が側壁に貫通形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭56−81880号公報(図1、図2)
上述した従来の蓋体付き容器においては、上面に蓋体を取り付けても、持ち手孔から内容物が飛び出してしまう虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、容器の持ち手孔からの内容物の飛び出しを防ぐことが可能な蓋体及び蓋体付き容器の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、上面開放の箱形をなしかつ側壁に持ち手孔が貫通形成された容器と、前記容器の上面開口を閉塞する蓋体とからなる蓋体付き容器であって、前記蓋体は、前記持ち手孔を前記容器の内側から覆う孔カバー部を下面に備え、前記容器は、前記側壁の内側面のうち前記持ち手孔の真上部分を陥没させてなる凹部を備える蓋体付き容器である。
請求項2の発明は、前記蓋体を前記容器に固定するための複数の係止片が前記蓋体に備えられている請求項1に記載の蓋体付き容器である。
本開示の構成によれば、蓋体が容器に取り付けられると、容器の持ち手孔が蓋体の孔カバー部によって覆われて、内容物の飛び出しが防がれる。また、孔カバー部は、容器の持ち手孔を容器の外側からではなく内側から覆うので、持ち手孔が孔カバー部により覆われた状態でも、持ち手孔に外方から手を差し込むことができる。
本発明の第1実施形態に係る蓋体付き容器の斜視図 容器の斜視図 蓋体付き容器の斜視断面図 蓋体の斜視図 蓋体の背面側斜視図 蓋体付き容器におけるコーナー突部周辺の拡大断面図 蓋体における係止片周辺の拡大図 蓋体付き容器の側断面図 蓋体付き容器を重ねた状態の孔カバー部周辺の断面図 蓋体付き容器の側断面図 蓋体付き容器の側断面図 蓋体付き容器の側断面図 蓋体付き容器の側断面図 蓋体を重ねた状態の斜視図 蓋体を重ねた状態の孔カバー部周辺の断面図 本発明の第2実施形態に係る蓋体付き容器の側断面図 変形例に係る蓋体付き容器の側断面図 変形例に係る蓋体付き容器の側断面図 変形例に係る蓋体付き容器の側断面図 変形例に係る蓋体付き容器の斜視断面図
[第1実施形態]
以下、本発明に係る第1実施形態を図1〜15に基づいて説明する。図1には、蓋体20を上端部に備えた容器11が示されている。この容器11は、例えば、鶏、野菜等の内容物を保管、運搬する際に使用される。なお、この蓋体20と容器11とから本発明の「蓋体付き容器10」が構成される。
図2に示すように、容器11は、平面視長方形状の底壁12の外周部から側壁13が起立した略直方体状をなし、上面に開口11Aを有している。底壁12及び側壁13は全体が貫通孔15を複数有した略格子構造になっていて、容器11がかご構造となっている。側壁13は、容器11の下端から上端に向かうに従って縦横の開口幅が徐々に大きくなるように傾斜している。なお、側壁13には、強度保持のための補強部13Hが複数形成されている。この補強部13Hは、僅かに外方に向けて膨らんでいる。
容器11の上端部には、周方向全体に亘って嵌合部14が形成されている。図3に示すように、嵌合部14は、容器11の側壁13における上端部を外側に折り返してなる。具体的には、嵌合部14は、側壁13の上端部から外側水平方向に張り出した鍔壁14Aと、その鍔壁14Aの先端部から垂直下方に垂下した折返壁14Bとを備え、これにより側壁13における上端部を外側に折り返した構造になっている。また、側壁13の外面には複数のリブ14Lが垂直方向に延びており、それらリブ14Lが嵌合部14の鍔壁14A及び折返壁14Bにも繋がっている。
図2に示すように、側壁13のうち底壁12の短辺側外縁部から起立した短辺側壁13Aには、手を差し込むことが可能な持ち手孔16が貫通形成されている。持ち手孔16は、横長の長方形状をなし、短辺側壁13Aの上端寄り位置における横方向の中央に配されている。また、短辺側壁13Aの内側面における持ち手孔16の上方部分はその周囲から僅かに陥没した凹部13Bとなっている。
図4には、蓋体20が示されている。蓋体20は、容器11(図2参照)の平面形状に対応した長方形をなし、容器11の上面に取り付けられて容器11の開口11Aを閉塞する。また、図4及び図5に示すように、蓋体20の外縁部には溝形枠部21が備えられ、溝形枠部21の内部に容器11の嵌合部14(図3参照)が収容される。詳細には、溝形枠部21は、嵌合部14の鍔壁14Aに面当接する上面壁21Aと、上面壁21Aの外縁全体から下方に垂下して嵌合部14を側方から包囲する包囲壁21Bと、容器11の開口11A内側に嵌合する内側嵌合壁21Cとを備えてなる。
蓋体20のうち溝形枠部21の内側部分には、下方に向かって開放した溝形をなす溝形梁20Mが縦横に張り巡らされている。また、溝形梁20M同士の間に生じた開口20Nには、格子リブ20Lが設けられていて、蓋体20に複数の貫通孔26が形成されている。さらに、蓋体20には荷物収容口25が形成されていて、この荷物収容口25はスライド扉27により開閉されるようになっている。なお、本発明の「下面」は、蓋体20の裏面であればどこでもよく、本実施形態では、溝形梁20Mの上壁20Jの下面20U(図8参照)が本発明の「下面」に相当する。
図4に示すように、溝形枠部21のうち4隅の角部には、上方に突出したコーナー突部22が設けられている。コーナー突部22は、蓋体20の外縁部に沿ったL字状をなし、溝形枠部21の上面壁21Aを上方に突出させてなる。具体的には、図6に示すように、コーナー突部22は、上面壁21Aの外縁部から上面壁21Aの板厚の約2倍分内側にずれた位置から上方に起立した外側突壁22Aと、上面壁21Aの内縁部から上面壁21Aの板厚の約2倍分外側にずれた位置から上方に起立した内側突壁22Bと、外側突壁22Aと内側突壁22Bとの上端同士を連絡する連絡壁22Cと、を備えている。
また、図4に示すように、溝形枠部21の包囲壁21Bのうち蓋体20の長辺側外縁部に配された長辺側包囲壁21Nには、その両端寄り位置に、係止片23が設けられている。係止片23は、長辺側包囲壁21Nの下端部に配され、内側に向けて突出している。詳細には、図7に示すように、係止片23は、長辺側包囲壁21Nの外側面から面一に延びた外面23Aと、長辺側包囲壁21Nの内側面の下端部から内側に延びた上面23Bと、上面23Bの内側端部から下方に向かうに従って外方へ傾斜した内側傾斜面23Cと、外面23Aと内側傾斜面23Cとの下端部同士を水平に連絡する下面23Dと、を有したブロック状をなしている。そして、溝形枠部21の内部に容器11の嵌合部14(図2参照)が収容された状態で、この係止片23の上面23Bが嵌合部14の折返壁14Bの下端面に当接する。なお、蓋体20のコーナー突部22には、蓋体20同士を重ねたときに上方の蓋体20の係止片23との干渉を避けるための係止片受容孔22Kが形成されている(図4参照)。
さて、図1に示すように、蓋体20における短辺側外縁寄り位置の横方向の中央には、本発明の孔カバー部30が設けられている。孔カバー部30は、蓋体20の溝形梁20Mより下方に突出し、容器11の持ち手孔16を容器11の内側から覆っている。図5及び図8に示すように、孔カバー部30は、溝形梁20Mの側壁20Sを下方へ延長させて容器11の側壁13内面における持ち手孔16の開口に対して離れて対向した孔対向突壁30A(本発明の「孔対向部」に相当する)と、格子リブ20Lを下方へ延長させてなりかつ孔対向突壁30Aの両側縁部から持ち手孔16側に突出する1対の側方カバー壁30C,30Cと、孔対向突壁30Aの下縁部から持ち手孔16側に略水平に突出する下方カバー壁30Bとで構成されたフード構造をなしている。そして、孔カバー部30の孔対向突壁30Aと容器11の持ち手孔16の開口との間に、本発明の手差し空間31が形成されている。
孔カバー部30は、下方に向かうにつれて窄んでいる。詳細には、孔対向突壁30Aは、下方に向かうに従って外側に近づくように傾斜すると共に、水平方向の幅が少しずつ小さくなっている。そして、1対の側方カバー壁30C,30Cは、孔対向突壁30Aの両側辺に沿って、下方に向かうに従って互いに近づくように傾斜している。
図8に示すように、孔カバー部30のうち側方カバー壁30C,30Cは、孔対向突壁30Aの上端部と内側嵌合壁21Cとの間を連絡している。さらに、側方カバー壁30C,30Cの外側端面は、内側嵌合壁21Cの下端部から下方に向かうに従って内側に近づくように傾斜したのち鉛直下方に延びている。そして、下方カバー壁30Bは、その外側端面が側方カバー壁30C,30Cの外側端面と面一になるように構成されている。これにより、側方カバー壁30C,30C及び下方カバー壁30Bの外側端面と容器11の内側面との間に隙間が生じている。また、下方カバー壁30Bの上面は、持ち手孔16の下辺部内面に対して面一となっている。なお、本実施形態の孔カバー部30には水抜き孔30M(図5及び図8参照)が形成されているが、この水抜き孔30Mはあってもなくてもよい。
また、蓋体20のうち、孔カバー部30の孔対向突壁30A、側方カバー壁30Cと内側嵌合壁21Cとに囲まれた部分は孔カバー部30と連通した蓋孔20Aとなっていて、蓋体20を複数重ねたときに上側の蓋体20の孔カバー部30が、下側の蓋体20の孔カバー部30内に受容される。
本実施形態の構成は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態の蓋体20は、上方から押し込まれることで容器11に取り付けられる。このとき、蓋体20の係止片23が容器11の折返壁14Bの下端面に係止することで蓋体20が容器11に固定される。なお、係止片23には内側傾斜面23Cが形成されているので、蓋体20を容器11に向けてスムーズに押し込むことができる。また、本実施形態の蓋体20及び容器11は、貫通孔15,26が形成されているので、鶏等の生き物の収容にも適している。
保管時又は運搬時には、複数の容器11が蓋体20を取り付けられた状態で積み重ねられる。このとき、上側の容器11が、下側の容器11の蓋体20のコーナー突部22内に位置決めされるので、これら容器11のがたつきが抑えられる(図9参照)。
ここで、本実施形態の容器11には、手を差し込み可能な持ち手孔16が設けられているが、これにより持ち手孔16から内容物が飛び出してしまうことが考えられる。これに対して、本実施形態では、蓋体20を容器11に取り付けると、容器11の持ち手孔16が蓋体20の孔カバー部30に覆われるので、持ち手孔16からの内容物の飛び出しを防ぐことができる。また、容器11に鶏を収容した場合、鶏に手をつつかれることも防がれる。
また、孔カバー部30が蓋体20に形成されているため、蓋体20を取り付けるだけで容器11の持ち手孔16を防ぐことができ、持ち手孔16を覆う作業と蓋体20を取り付ける作業とを別個に行う構成とするよりも作業効率が高くなる。さらに、孔カバー部30は、容器の持ち手孔16を容器11の外側からではなく内側から覆うので、持ち手孔16が孔カバー部30により覆われた状態でも、持ち手孔16に外方から手を差し込むことができる。
しかも、孔カバー部30はフード構造をなし、持ち手孔16の開口と孔カバー部30の孔対向突壁30Aとの間に手差し空間31が形成されるので、図10に示すように、容器11の持ち手孔16に容易に手を差し込める。また、孔対向突壁30Aから側方カバー壁30C,30Cと下方カバー壁30Bとが持ち手孔16側に突出しているので、孔対向突壁30Aと持ち手孔16の開口との間から内容物が飛び出ることが防がれる。さらに、孔カバー部30をフード構造として孔対向突壁30Aと持ち手孔16の開口との間からの内容物の飛び出しを規制することで、手差し空間31を大きくとることができるので、持ち手孔16に手を差し込むことがさらに容易となる。また、この持ち手孔16には、図11に示すように、フックなどを差し込んでもよい。
また、蓋体20から孔対向突壁30Aが突出しているだけの構造では、孔対向突壁30Aの先端部により内容物が傷つけられる虞があるが、孔カバー部30をフード構造とし、孔対向突壁30Aの下縁部から略水平に突出した下方カバー壁30Bを設けることで、内容物に傷がつくことも防がれる。さらに、下方カバー壁30Bの上面が、持ち手孔16の下辺部内面に対して面一となっているので、下方カバー壁30Bの先端部にひっかかることなく、持ち手孔16に手をスムーズに差し込める。しかも、側方カバー壁30C,30C及び下方カバー壁30Bが、それらの外側端面と容器11の内側面との間に隙間が生じるように構成されているため、容器11に蓋体20を取り付ける際に、例えば、下方カバー壁30Bの下面が容器11の短辺側壁13Aにおける持ち手孔16の下辺部内面に当接するなどして手間取ることが防がれる。
また、蓋体20における孔カバー部30の上方部には蓋孔20Aが形成されているので、図12に示すように、蓋孔20Aに手やフックをかけて引き摺るように容器11を移動させることも可能となる。さらに、持ち手孔16と蓋孔20Aとが連通するので、図13に示すように、嵌合部14及び溝形枠部21を握るようにして、容器11を持ち上げることもできる。また、持ち手孔16から蓋孔20Aにかけてロープ等を通して結ぶことで蓋体20と容器11との固定を強固にすることもできる。
また、蓋体20は使用されないときは、蓋体20同士を重ねて保管される。ここで、本実施形態の蓋体20には孔カバー部30が設けられているため、この孔カバー部30が下方の蓋体20とぶつかり、嵩張ると考えられる。しかしながら、本実施形態の蓋体20には、蓋孔20Aが形成されていて、蓋体20を複数重ねたときに上側の蓋体20の孔カバー部30が、下側の蓋体20の孔カバー部30内に受容されるので、複数の蓋体20をコンパクトにまとめることができる(図14及び図15参照)。なお、図14及び図15においては、蓋体20が裏返された状態で重ねられている。
[第2実施形態]
本発明に係る第2実施形態は図16に示されていて、上記第1実施形態とは蓋体20Wの孔カバー部30Wの構成が異なっている。詳細には、本実施形態の蓋体20Wでは、孔カバー部30Wの側方カバー壁30C,30C及び下方カバー壁30Bが、孔対向突壁30Aから容器11Wの短辺側壁13Aの内側面まで延びていて、孔カバー部30Wが容器11の短辺側壁13Aにおける持ち手孔16の開口縁に突き合わされている。また、孔カバー部30Wの孔対向突壁30Aは、溝形梁20Mにおける上壁20Jの下面20Uから孔対向突壁30Aの中間位置まで延びた第1傾斜部30Lと、その中間位置から下方カバー壁30Bまで延びた第2傾斜部30Mとを有している。第1傾斜部30Lは水平方向に対して80度程の傾斜になっているのに対し、第2傾斜部30Mは、水平方向に対して50度程の傾斜になっている。
本実施形態によれば、孔カバー部30Wと容器11Wの持ち手孔16の開口縁との間に隙間がなくなるため、持ち手孔16からの内容物の飛び出しがより防がれる。
また、蓋体20Wが取り付けられた状態で容器11Wを水洗いすると、蓋孔20Aから孔カバー部30W内に流入した水が容器11Wの持ち手孔16から排出される。このとき、孔対向突壁30A上を流れる水が第1傾斜部30Lで略垂直方向に落下したのちに、第2傾斜部30Mによって持ち手孔16側に案内されるので、孔カバー部30W外へスムーズに排出されやすくなり、孔カバー部30Wに水が残ることが防がれる。特に、鶏を収容した場合、鶏の排泄物が孔カバー部30Wの内側に溜ってしまうことが考えられるが、本実施形態によれば、洗浄時の水がスムーズに排出されるので、孔カバー部30Wを衛生的に保つことができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、孔カバー部30,30Wが容器11,11Wの持ち手孔16の全体を覆っていたが、図17に示すように、持ち手孔16の一部のみを覆う構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、孔カバー部30,30Wがフード構造をなしていたが、図18及び図19に示すように孔対向突壁30Aが垂下しただけの構成であってもよい。この場合、図18に示すように孔対向突壁30Aと持ち手孔16の開口との間に手差し空間31を有していてもよいし、図19に示すように手差し空間31を有していなくてもよい。
また、図19に示される構成とした場合であっても、容器11に凹部13Bが形成されているので、容器11に手をかけやすくなっている。なお、この凹部13Bは形成されていなくてもよい。その場合、孔対向突壁30Aを可撓性部材とすることが好ましい。
(3)上記実施形態では、孔カバー部30,30Wが持ち手孔16に対応する部分のみから垂下されていたが、図20に示すように、蓋体20の短辺側外縁部の全体から垂下される構成であってもよい。また、蓋体20の外縁部全体から垂下される構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、孔カバー部30,30Wの下方カバー壁30Bの上面が、持ち手孔16の下辺部内面に対して面一となっていたが、これに限られるものではない。例えば、下方カバー壁30Bの上面が持ち手孔16の下辺部内面の下方に位置する場合であっても、持ち手孔16に手をスムーズに差し込むことができる。
(5)上記実施形態では、蓋体20,20Wにおける孔カバー部30,30Wの上方部に蓋孔20Aが設けられていたが、この部分に格子リブ20L等を設けた構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、容器11が貫通孔15を有するかご構造になっていたが、貫通孔を有さない箱構造であってもよい。
(7)また、蓋体20,20Wも、貫通孔を有さない構成であってもよい。この場合、第2実施形態のように、孔カバー部30Wを持ち手孔16の開口縁に突き合わせる構成とすることで、密閉性を向上することができる。
(8)上記実施形態では、蓋体20が容器11と別体となっていたが、ヒンジ等で回動可能に固定されていてもよい。
(9)孔対向突壁30Aと下方カバー壁30Bとの接続部分を上記実施形態よりも大きなRで形成してもよい。同様に、孔対向突壁30Aと側方カバー壁30C,30Cとの接続部分や下方カバー壁30Bと側方カバー壁30C,30Cとの接続部分を上記実施形態よりも大きなRで形成してもよい。
(10)また、孔対向突壁30Aと下方カバー壁30Bとが継ぎ目なく連続して延び、持ち手孔16の開口縁寄り位置まで大きく湾曲している構成であってもよい。
11,11W 容器
13 側壁
16 持ち手孔
20,20W 蓋体
20A 蓋孔
30,30W 孔カバー部
30A 孔対向突壁
30B 下方カバー壁
30C 側方カバー壁
31 手差し空間

Claims (2)

  1. 上面開放の箱形をなしかつ側壁に持ち手孔が貫通形成された容器と、前記容器の上面開口を閉塞する蓋体とからなる蓋体付き容器であって、
    前記蓋体は、前記持ち手孔を前記容器の内側から覆う孔カバー部を下面に備え
    前記容器は、前記側壁の内側面のうち前記持ち手孔の真上部分を陥没させてなる凹部を備える蓋体付き容器。
  2. 前記蓋体を前記容器に固定するための複数の係止片が前記蓋体に備えられている請求項1に記載の蓋体付き容器。
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