JPH0234176Y2 - - Google Patents

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JPH0234176Y2
JPH0234176Y2 JP6277386U JP6277386U JPH0234176Y2 JP H0234176 Y2 JPH0234176 Y2 JP H0234176Y2 JP 6277386 U JP6277386 U JP 6277386U JP 6277386 U JP6277386 U JP 6277386U JP H0234176 Y2 JPH0234176 Y2 JP H0234176Y2
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JP
Japan
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ribs
containers
container
side wall
bottom wall
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JP6277386U
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JPS62174012U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、運搬用容器に関し、特に側壁に傾斜
したリブを有する容器であつて、積み重ねた場合
十分な強度を保てるようにした運搬用容器に関す
る。
(従来の技術及びその問題点) 従来より運搬用容器の側壁に縦方向にリブを設
けることは一般に行なわれている。このうち、成
形上の要請から垂直方向より多少傾斜した傾斜リ
ブとすることも行なわれているが、この斜め方向
のリブは第3図に示す如く同形状の容器C′,C′を
上下に積み重ねた場合には、上段側の容器の斜め
リブ5′下端と下段側の容器の斜めリブ5′上端と
が合致せず、強度上極めて弱い状態となるもので
あつた。
特に重量物を収納した容器を多段に積んだ場
合、容器の側壁や上縁の撓みあるいはねじれ等に
より、荷くずれ事故の危険性もあり、このため、
斜めリブを採用する場合には肉厚を厚くする等重
量が重くなつても強度上の対策を採らねばならな
かつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は従来のこれらの欠点を改善したもので
あつて、その要旨は、底壁とこれを囲繞する側壁
とからなる上方が開口した容器であつて、側壁の
上縁部に外向きに鍔を周設するとともに、側壁の
外壁にはコーナー部から所定距離離れた位置に2
本1組の平行でかつ傾斜したリブを前記鍔より底
壁付近まで設け、前記リブのうち一方のリブの上
端と他方のリブの下端とが同一垂線上に来るよう
にしたことを特徴とする運搬用容器にある。
(実施例) 以下、本考案を図面とともに更に詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は他の実施例の斜視図である。
本考案に係わる運搬用容器は第1図に示す如く
底壁1と該底壁1を囲繞する側壁2とからなる上
方が開口した容器本体の開口縁に鍔3を外向きに
周設するとともに、側壁2には容器のコーナー部
4から所定距離離れた位置に平行な2本一組のリ
ブ5を傾斜した状態で配設したものである。各リ
ブ51,52は上方から下方に伸びるにつれて、
中心部から外方に拡がるように傾斜させるが、こ
の傾斜角度θは必要に応じて適宜設定することが
できる。そして、各2本のリブの5うち一方のリ
ブ51の上端と、他方のリブ52の下端とは垂線
L上に位置するようにする。こうすることによ
り、同一形状の容器を上下に重ねた際に上段の容
器のリブ52と下段の容器のリブ51とが一直線
に延びた状態となるので、強度的に極めて強いも
のとなる。
尚、第1図には同じ大きさの容器を積み重ねた
場合について説明したが、第2図に示す如く異な
る大きさの容器A,B,Cを積み重ねる場合につ
いても適用できる。第2図において、容器Cは容
器Bの半分の大きさで、容器Bは容器Aの半分の
大きさになつており、それぞれの容器A,B,C
の側壁には所定位置に第1図に示したと同様な平
行する2本のリブ5A,5B,5Cが設けられて
いる。これらの容器を上下に積み重ねた場合、第
1図に示したと同様に上下の容器A,Bのリブと
容器B,Cのリブが一直線となるので、上位の容
器の荷重は効果的に支持されることとなる。この
時リブ5A,5B,5Cの各コーナー4からの距
離はいずれの容器も同じとするので、各容器に不
都合のない距離を決定する。
尚、大、中、小各容器A,B,Cの積み重ね順
は適宜選択できる。
(考案の効果) 本考案は以上述べた構成であるので、以下に述
べるごとき利点がある。
すなわち、本考案の運搬用容器は傾斜したリブ
を有する容器であつても、本考案の容器同士を上
下に重ねた場合、少なくとも一本は上下の容器の
リブが一直線に並ぶので、強度上極めて強くな
り、大きな荷重に耐えることができる。しかも従
来に比して容器の肉厚が増すこともなく、リブの
傾斜した点については十分その利点をいかすこと
ができる等種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は他の実施例の斜視図、第3図は従来例を示す
正面図である。 1……底壁、2……側壁、3……鍔、4……コ
ーナー部、5,5A,5B,5C,51,52…
…リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁1とこれを囲繞する側壁2とからなる上方
    が開口した容器であつて、側壁2の上縁部に外向
    きに鍔3を周設するとともに、側壁2の外壁には
    コーナー部4から所定距離離れた位置に2本1組
    の平行でかつ傾斜したリブ5を前記鍔3より底壁
    1付近まで設け、前記リブ5のうち一方のリブ5
    1の上端と他方のリブ52の下端とが同一垂線上
    に来るようにしたことを特徴とする運搬用容器。
JP6277386U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0234176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6277386U JPH0234176Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6277386U JPH0234176Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62174012U JPS62174012U (ja) 1987-11-05
JPH0234176Y2 true JPH0234176Y2 (ja) 1990-09-13

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ID=30897370

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JP6277386U Expired JPH0234176Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05211822A (ja) * 1992-02-03 1993-08-24 Motoda Electron Co Ltd 生物の育成施設
JPH084423Y2 (ja) * 1992-06-10 1996-02-07 天昇電気工業株式会社 収納容器の係合構造

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Publication number Publication date
JPS62174012U (ja) 1987-11-05

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