JPH0532414Y2 - - Google Patents

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JPH0532414Y2
JPH0532414Y2 JP9837187U JP9837187U JPH0532414Y2 JP H0532414 Y2 JPH0532414 Y2 JP H0532414Y2 JP 9837187 U JP9837187 U JP 9837187U JP 9837187 U JP9837187 U JP 9837187U JP H0532414 Y2 JPH0532414 Y2 JP H0532414Y2
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JP
Japan
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container
ribs
containers
transportation
side walls
Prior art date
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JP9837187U
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JPS642712U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、横積み可能は運搬用容器に関する。
[従来の技術] 近年、スーパー等では運搬用容器に商品を収納
したまま横積みにして陳列しておき、消費者に自
由に商品を抜き取つて貰う方式が広く行われてい
る。この場合、売り場スペースの有効利用と消費
者の便宜を考慮して、従来より通常の運搬用容器
を五段程度に横積みする方法が採られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、縦積みを前提とした通常の運搬
用容器を多段に横積みした容器の場合には、下段
の容器に大きな荷重が加わり、特に容器の上半分
は窓があると強度が弱くなるため、開口部側の側
壁が撓んだり、容器同士がずれて荷崩れを起す危
険性があつた。例えば、実公昭54−14242号公報
には、容器本体の各隅角部の外側壁からほぼ対角
線方向に補強リブを設けたものが開示されている
が、この運搬用容器は補強リブの先端が、側壁の
上縁に突設したフランジの端面と面一となつてお
らず、また滑り止め部が設けられていない。この
ため運搬用容器を横積みした場合には前述した如
く容器の側壁が撓んだり、容器同士がずれて、荷
崩れを起す危険性があつた。また、実公昭49−
1779号公報には容器本体の隅角部付近に、一方の
側壁と平行で、かつその端面が他方の側壁外面と
面一となつたリブを設けたものが開示されている
が、この運搬用容器は二重壁構造の運搬用容器を
前提としたものであり、容器本体の重量化が避け
られない上、やはりすべりへの配慮がされておら
ず、荷崩れを起す危険性があつた。
本考案はかかる課題を解決したものであつて、
通常仕様の運搬用容器の縦リブを工夫することに
より、軽量化を図りつつ、しかも横積みしたとき
に容器の側壁が過度に撓んだり、荷崩れをおこす
ことのない運搬用容器を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案の運搬用容器
においては、容器本体の側壁の各隅角部の外側壁
に補強用の縦リブを配してなる運搬用容器におい
て、少なくとも開口部付近の縦リブを各隅角部の
外側壁からほぼ対角線方向に突出させ、該縦リブ
の先端部を隣接するいずれかの側壁と平行になる
ように伸長すると共に、その端面を他方の側壁の
上縁に突設したフランジの端面と面一とし、また
該縦リブと隣接してその内側寄りに前記フランジ
の端面より突出した滑り止め部を設けたものであ
る。
[実施例] 以下、本考案を図面とともに更に詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一例を示す運搬用容器の斜視
図であり、第2図は第1図の−断面図であ
る。
第1図及び第2図において、Cは容器本体で、
上方に開口部を有する箱状体の底部の四周には側
壁1,2を有し、その上半分には窓部を設けてい
る。
容器本体Cの側壁1,2の角隅角部の外側壁に
は補強用の縦リブ3を配して、このうち少なくと
も開口部付近の縦リブ3を各隅角部の外側壁から
ほぼ対角線方向に突出させつつ屈曲して、該縦リ
ブ3の先端部を隣接する短手面の側壁1と平行に
なるように伸長する。そして、その端面31を他
方の側壁2の上縁に突設したフランジ21の端面
と面一とする。尚、本実施例では突設したフラン
ジ21の下方に平行して設けたフランジ22とも
面一としている。
また側壁2には、縦リブ3と隣接してその内側
寄りにフランジ21の端面より突出した滑り止め
部4を設ける。滑り止め部4は、その表面の凹凸
は少なくとも上下の運搬用容器が横に動かないよ
うに設けるのが好ましいが、運搬用容器成形時に
一体的に形成すればよい。
本考案の運搬用容器を横積みする場合は、第2
図に2点鎖線で示す様に、上下の縦リブ3,3′
の端面31,31′同士を突き合わせるとともに、
滑り止め部4,4′同士が互いに係合するように
載置する。これにより、上の運搬用容器の荷重が
バランスよく分散されて、側壁2を撓ませる荷重
を減じることができる。
尚、運搬用容器を横積みする態様に応じて縦リ
ブ3の折曲方向を本実施例とは逆にその端面31
が短手面側に来るようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は以上のような構成にしたので下記の様
な効果を奏する。
即ち、本考案の運搬用容器同士を横積みした
際、隅角部の縦リブでも荷重を支えるので、力が
バランスよく分散して、荷重に対し極めて強い耐
性を有し、該容器側壁の変形が少ない。しかも滑
り止め部により、確実に係合されて横ずれを生じ
ることもないので、多段に重ねても荷崩れの虞が
なく、確実に横積みすることが可能となつた。そ
の上、本考案の運搬用容器は重量をほとんど増大
させることもなく、その取扱いも容易である等
種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の運搬用容器の斜視図、第2図
は第1図の−断面図である。 C……容器本体、1,2……側壁、11,21
……フランジ、3……縦リブ、31……端面、4
……滑り止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体Cの側壁1,2の各隅角部の外側壁に
    補強用の縦リブ3を配してなる運搬用容器におい
    て、少なくとも開口部付近の縦リブ3を各隅角部
    の外側壁からほぼ対角線方向に突出させ、該縦リ
    ブの先端部を隣接するいずれかの側壁1,2と平
    行になるように伸長すると共に、その端面31を
    他方の側壁1,2の上縁に突設したフランジ1
    1,21の端面と面一とし、また該縦リブ3と隣
    接してその内側寄りに、前記フランジ11,21
    の端面より突出した滑り止め部4を設けたことを
    特徴とする運搬用容器。
JP9837187U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH0532414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9837187U JPH0532414Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JP9837187U JPH0532414Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642712U JPS642712U (ja) 1989-01-10
JPH0532414Y2 true JPH0532414Y2 (ja) 1993-08-19

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JP9837187U Expired - Lifetime JPH0532414Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JPS642712U (ja) 1989-01-10

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