JP2627052B2 - 台 車 - Google Patents

台 車

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JP2627052B2
JP2627052B2 JP6082330A JP8233094A JP2627052B2 JP 2627052 B2 JP2627052 B2 JP 2627052B2 JP 6082330 A JP6082330 A JP 6082330A JP 8233094 A JP8233094 A JP 8233094A JP 2627052 B2 JP2627052 B2 JP 2627052B2
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JP
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bogie
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caster
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connecting rod
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輝夫 牧田
宏 野口
Original Assignee
株式会社キョードー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、略矩形の台車枠とこ
の台車枠に取付けられたキャスタとを備えた台車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】荷物運搬用として、キャスタを有する台
車は知られている。台車は、荷物運搬用の他に、展示用
の台、保管用など種々の使用形態が知られている。この
種の台車の台車枠は、従来、金属製又は木製のものが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例で
は、台車枠が金属製のため、大重量となる。したがっ
て、キャスタにより床上を移動させる場合、台車を持ち
上げる場合などに人の負担が大きいなどの問題がある。
また、保管時に、スペース節約のために複数の台車を積
み上げておくことがあるが、この場合キャスタが回転し
て台車が移動するので不安定である。
【0004】この発明は上記のような技術的背景に基づ
いてなされたものであって、次の目的を達成するもので
ある。
【0005】この発明の目的は、軽量化を図り、取り扱
いを容易にした台車を提供することにある。
【0006】この発明の他の目的は、複数の台車を安定
して積み上げ可能とした台車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
【0008】すなわちこの発明は、略矩形の台車枠
(2)と、この台車枠(2)に取り付けられたキャスタ
(3a〜3d)とを備えた台車(1)において、前記台
車枠(2)は合成樹脂から作られ、かつ前記台車枠の裏
面に形成された補強リブ(4)と、前記台車枠(2)の
上面における前記キャスタ位置に対応する部位に形成さ
れたキャスタ嵌入凹部(13)と、前記キャスタ嵌入凹
部(13)の中心部より放射状に延びて形成された複数
の隔壁(16)とからなり、下の台車(1)の前記キャ
スタ嵌入凹部(13)の前記隔壁(16)間に上の前記
台車(1)の前記キャスタ(3a〜3d)が嵌入され
て、複数の台車が積上げ可能とされていることを特徴と
する台車である。
【0009】
【作用】下の台車の嵌入凹部13に上の台車のキャスタ
3a〜3dが嵌入されて、複数の台車が積み上げられ
る。キャスタ3a〜3dは隔壁16間に嵌入されるの
で、動きが規制される。また、キヤスタの向きを調整し
なくとも、キャスタはいずれかの隔壁間に嵌入される。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら以下
に説明する。
【0011】図1はこの発明の台車の一実施例を示す平
面図である。図2は台車の裏面を示す図である。図3は
図1のIII −III 線断面図である。図4は図1のIV−IV
線断面図である。図5は図1のV−V線断面図である。
図6は図1のVI−VI線断面図である。図7および図8は
台車の連結状態を示す平面図である。
【0012】図1および図2を参照して、台車1は、略
矩形の台車枠2と、この台車枠2の裏面のキャスタ3a
〜3eとからなる。台車枠2は合成樹脂製であり一体成
形されている。この合成樹脂製の台車枠2を補強するた
め、図2に図3、図4を併せて参照すると、台車枠2の
裏面には、補強リブ4が複数条縦横に形成されている。
また、キャスタは、台車枠2の4隅に取付けられたキャ
スタ3a〜3dと、台車枠2の中央に取付けられたキャ
スタ3eとからなっている。
【0013】この中央のキャスタ3eは、他の4隅のキ
ャスタ3a〜3dに比較して台車枠2側に僅かに浮かし
て設計されている。すなわち、軽い荷物のときは接地せ
ず、所定以上の重量の荷物を台車1に載せると、台車枠
2が撓んで中央部のキャスタ3eが接地するようになっ
ている。台車枠2の長さ方向中央であって幅方向端部に
取手穴5が穿設されている。
【0014】図1を参照して、台車1の上面の長さ方向
両端と幅方向両端にそれぞれ係合部6,7,8,9が設
けられている。台車1の幅方向一端の係合部9には、図
1および図5に示すような第1保持窪み20が設けら
れ、その底部に係合穴9aが形成されている。一方、台
車1の幅方向他端の係合部8には、図1および図6に示
すような第2保持窪み15が設けられ、この第2保持窪
み15に連結杆8aが収容されている。連結杆8aは略
コの字状に形成されている。連結杆8aの一端は、台車
1と台車1との連結時に前記係合穴9aに嵌入される嵌
入部10である。連結杆8aの他端は、基軸11を中心
に旋回自在となっている。台車1の非連結時には、嵌入
部10は保持穴12に嵌入、保持されている。
【0015】連結杆8aはその上面が台車枠2の上面と
同一平面となるように、第2保持窪み15に嵌入されて
いる。図8に示すように、台車1の長さ方向の側面を密
着させて連結させるには、連結杆8aを持ち上げ、基軸
11を中心に台車1の外側に旋回させ、嵌入部10を第
1保持窪み20の係合穴9aに嵌入させる。連結時に連
結杆8aの端部は第1保持窪みに収容される。ストッパ
14は、連結杆8aを持ち上げたときに抜けないように
するためのものである。
【0016】台車1の長さ方向両端の係合部6,7の構
造も、図5と図6の係合部8,9とほぼ同様である。す
なわち、係合部6は第1保持窪み20と係合穴6a,6
bを有し、係合部7は第2保持窪み15と連結杆7aを
有している。連結杆7aは、係合穴6aまたは係合穴6
bに挿入される。図7に示すように、台車1,1を互い
に屈曲自在に連結するときは、連結杆7aは係合穴6a
に挿入される。第8図に示すように、台車1,1を密着
させるときは連結杆7aは係合穴6bに挿入され、連結
される。連結時に連結杆7aの端部は第1保持窪み20
に収容される。
【0017】図1を参照して、台車枠2の上面における
キャスタ3の位置に対応する部位にキャスタ嵌入凹部1
3が形成され、1つの台車1のキャスタ嵌入凹部13に
他の台車のキャスタ3を嵌入して、複数の台車1が積み
上げ自在とされている。キャスタ嵌入凹部13には、そ
の中心部の一定範囲を除いた部分に半径方向に延びる複
数の隔壁16が放射状に設けられ、キャスタ3は隔壁1
6間に嵌入される。
【0018】次に、前記のように構成された台車1の作
用を説明する。図2ないし図4を参照して、台車1に荷
物を載せていないとき、または軽量の荷物の場合には中
央のキャスタ3eは4隅のキャスタ3a〜3dに比較し
て台車枠2側に浮いた状態にある。しかし、所定以上の
重量の荷物を載せると、台車枠2の長さ方向中央部が撓
んで中央部のキャスタ3eが接地する。このように台車
枠2の撓み量が最も大きい中央部がキャスタ3eにより
支持される。したがって、合成樹脂製の台車枠2でも搭
載重量を大きくできる。
【0019】図1と図2を参照して、取手穴5を手に持
って台車1を持ち上げ、持ち運びができる。図1の台車
1の長さ方向端部の連結杆7aを持ち上げ、台車1の外
側に旋回させる。この連結杆7aを別の台車1の長さ方
向端部の係合穴6aに嵌入、係合させる。そして、図7
のように、複数の台車1を連結杆7aを介して一列に屈
曲自在に連結できる。
【0020】また、図1、図5および図6を参照して、
台車の幅方向の連結杆8aを係合穴9aに、連結杆7a
を係合穴6bに嵌入、係合させ、図8に示すように連結
杆8a、連結杆7aを介して台車1を幅方向と長さ方向
にも連結し、ステージなどの平面台を作成できる。
【0021】使用しないときには、図9のように、複数
の台車1を積み上げできる。このとき、下の台車1の嵌
入凹部13に上の台車1のキャスタ3c,3d,3eを
嵌入させる。キャスタ嵌入凹部13内の隔壁16(図1
参照)によりキャスタ3c、3d,3eの動作が規制さ
れる。キャスタがどの方向を向いていても、その向きを
調整することなく、キャスタはいずれかの隔壁16間に
嵌入される。
【0022】前記実施例の台車によると、次の利点があ
る。
【0023】合成樹脂製の台車枠2を補強リブ4により
剛性を強化している。したがって、薄肉の合成樹脂製の
台車枠2により、台車1の軽量化を実現でき、移動、持
ち上げなどの取扱いが容易になる。
【0024】中央のキャスタ3eは4隅のキャスタ3a
〜3dに比較して台車枠側に浮いて設けられている。所
定以上の重量の荷物を台車1に載せると、台車枠2の長
手方向中央部が撓んで中央部のキャスタ3eが接地す
る。つまり、台車枠2の撓み量が最も大きい中央部がキ
ャスタ3eにより支持される。したがって、合成樹脂製
の台車枠でも搭載重量を大きくできる。
【0025】台車枠2の取手穴5を持って容易に持ち上
げ、持ち運びできる。
【0026】一の台車1の連結杆7aを他の台車1の係
合穴6aに係合させて複数の台車1を互いに屈曲自在に
連結できる。複数の台車1を連結杆7aと係合部9aと
の係合、連結杆8aと係合穴9aとの係合を介して縦横
に連結できる。したがって、任意広さの平面台を形成で
きる。
【0027】台車1の連結杆7a,8aが、保持穴12
に嵌入、係合され、台車1の上面から引抜きかつ台車外
側に旋回自在に構成されている。すなわち、台車1を連
結していないときに、連結杆7a,8aが台車1の外側
に突出していない。したがって、台車1の非連結時に、
連結部が障害とならない。
【0028】下の台車1のキャスタ嵌入凹部13の隔壁
16間に上の台車1のキャスタ3a〜3eを嵌入させる
ことにより、キャスタ3a〜3eの動作が規制される。
したがって、任意数の台車1の積み上げが可能となる。
【0029】[その他の実施例]前記実施例ではキャス
タを5個設けたが、必ずしも5個設ける必要はなく、3
個または4個でも良い。前記台車には、手押し用のハン
ドルを設けていないが必要に応じて着脱自在なハンドル
を設けても良い。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、台車の軽量化を実現
できるとともに、複数の台車を積み上げることができ
る。台車の積み上げ時には、下の台車の嵌入凹部の隔壁
間に上の台車のキャスタが嵌入されるので、キャスタの
動きが規制され安全である。またキャスタの向きを調節
しなくとも、キャスタはいずれかの隔壁間に嵌入される
ので、積み上げ作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明による台車の一実施例を示す
平面図である。
【図2】図2は、台車の裏面図である。
【図3】図3は、図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図4は、図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図5は、図1のV−V線断面図である。
【図6】図6は、図1のVI−VI線断面図である。
【図7】図7は、台車の連結状態を示す平面図である。
【図8】図8は、台車の連結状態を示す平面図である。
【図9】図9は、台車を積み重ねた状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…台車 2…台車枠 3a〜3e…キャスタ 4…補強リブ 5…取手穴 6a,6b,9a…係合穴 7a,8a…連結杆 13…キャスタ嵌入凹部 15…第2保持窪み 16…隔壁 20…第1保持窪み

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略矩形の台車枠(2)と、この台車枠
    (2)に取り付けられたキャスタ(3a〜3d)とを備
    えた台車(1)において、 前記台車枠(2)は合成樹脂から作られ、かつ前記台車
    枠の裏面に形成された補強リブ(4)と、 前記台車枠(2)の上面における前記キャスタ位置に対
    応する部位に形成されたキャスタ嵌入凹部(13)と、 前記キャスタ嵌入凹部(13)の中心部より放射状に延
    びて形成された複数の隔壁(16)とからなり、 下の台車(1)の前記キャスタ嵌入凹部(13)の前記
    隔壁(16)間に上の前記台車(1)の前記キャスタ
    (3a〜3d)が嵌入されて、複数の台車が積上げ可能
    とされていることを特徴とする台車。
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