JPH0213229Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0213229Y2
JPH0213229Y2 JP1982012348U JP1234882U JPH0213229Y2 JP H0213229 Y2 JPH0213229 Y2 JP H0213229Y2 JP 1982012348 U JP1982012348 U JP 1982012348U JP 1234882 U JP1234882 U JP 1234882U JP H0213229 Y2 JPH0213229 Y2 JP H0213229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
hinge
box body
lid
console box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982012348U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58115444U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1234882U priority Critical patent/JPS58115444U/ja
Publication of JPS58115444U publication Critical patent/JPS58115444U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0213229Y2 publication Critical patent/JPH0213229Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両用収納ボツクスに係り、自動
車等のコンソールボツクスあるいはグローブボツ
クスに関するものである。
近来、自動車のコンソールボツクスにおいては
ボツクス本体の収納部に加えて、コンソールのド
アに新たな収納部を特設したものが開発されてい
る。
また、このような収納ボツクスには、例えば、
実開昭54−13150号公報、実公昭56−120931号公
報等に開示されたものが知られている。
ところで、コンソールボツクス本体のドアが外
蓋と内蓋とで二重構造に構成されるものにおいて
は、コンソールボツクス本体に対するドアの開閉
支点をなす第1のヒンジ機構と、外蓋と内蓋との
開閉支点をなす第2のヒンジ機構とを配設しなけ
ればならない。このため、収納ボツクスの構成部
品の点数が多くなるとともに、コンソールボツク
ス本体に対するドアの組付け工数も多くなりコス
ト高となる。
この考案は、上記した従来の問題点に鑑み、部
品点数や組付け工数を軽減してコスト低減を図る
ことができる車両用収納ボツクスを提供すること
を目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
図面において、Cは合成樹脂にて形成されたコ
ンソールボツクス全体を示しており、1は内部に
収納部S1を有し、上側に開口する長筐状のボツ
クス本体、2は該ボツクス本体1を開閉可能に覆
蓋するドアである。
さて、ドア2は外蓋3と内蓋4とからなる2重
蓋構造をなしている。
外蓋3は、本例ではドアアウタ5とドアインナ
6とから中空状に形成されていて、両者は、例え
ばドアアウタ5の裏面の適所に突設されたボス部
7へドアインナ6側からそれぞれねじ8込むこと
によつて整合して固定されている。そして、ドア
インナ6の中央部には凹状に窪み9が形成されて
おり、内蓋4の凹部21と共に小物等の収納空間
S2を形成している。また、ドアインナ6の前側
(ドア2の操作側)には、内蓋4のロツク片22
と係合しうる係合凹部11が形成されている。こ
の係合凹部11には内部へ向けて取付け用ボス部
13が垂下形成されるとともに該ボス部13には
内蓋4側の鉄片23を吸着させて内蓋4のロツク
をなすためのマグネツト片14が埋込まれてい
る。さらに、係合凹部11の前側には外蓋3を開
放する際の押圧操作面12が形成されている。
平板略長方形状に形成された内蓋4は、その後
部側(ドア2の回動中心側)の中途において、幅
方向に沿つて組付け用の筒部15が形成されてい
る。該筒部15は外蓋3の後側壁において、下向
きコ字状に開口して形成された切欠き部16に嵌
合され、かつ同筒部15には回動支持ピン17が
挿通されており、この回動支持ピン17を切欠き
部16の左右両側に対し回動可能に取付けること
によつて、内蓋4が外蓋3に対し開閉方向の回動
をなしうる。また、内蓋4において、筒部15か
らはさらに後方へヒンジ片18が一体に延出形成
されており、ボツクス本体1の後壁内面にビス1
9着されている。このヒンジ片18の中途には、
幅方向へ薄肉ヒンジ縁20が形成されており、こ
れによりドア2全体がボツクス本体1に対し開閉
方向の回動をなしうる。さらに、内蓋4はドアイ
ンナ6の窪み9と整合されて、小物等の収納空間
S2を形成しうる凹部21が形成されるとともに、
該凹部21の周囲は、内蓋4の閉止時において、
ドアインナ6を密着しうるように張り出し形成さ
れている。さらにまた、内蓋4の前縁部には内蓋
4の閉止時において前記係合凹部11に係合しう
る厚肉のロツク片22が形成されている。そし
て、このロツク片22の上面側には前記マグネツ
ト片14に吸着される鉄片23が取付けられる一
方、下面側には、ボツクス本体1の前壁に形成さ
れた係止孔24に対し係脱可能に係合しうるロツ
ク部材25が装着されている。但し、このロツク
部材25は合成樹脂材にて形成され、係止孔24
への係脱のために若干の弾性変形が許容されてい
る。
なお、本例ではボツクス本体1は、前記係止孔
24の上部側においてその前壁上部の中央部がコ
字状に切欠かれており、ドア2の閉止時にあつて
も、ロツク部材25の取付け基部25Aがボツク
ス本体1に当接しないようになしてある。また、
詳しく図示はしないが、ドアインナ6の周縁部の
適所にはボツクス本体1に対する緩衝材(例えば
ゴム等)が複数個配設されている。
引き続いて、上記構成に係る本例の作用と効果
を具体的に説明する。
ボツクス本体1の収納部S1を使用する場合に
は、まずロツク部材25を操作して係止孔24か
ら離脱変形させる。この状態で、ドア2全体を上
方へ持上げれば、ドア2は薄肉ヒンジ縁20を中
心として回動され、これによりボツクス本体1の
収納部S1が開放される。
次に、ドア2側の収納空間S2を使用する場合に
は、マグネツト片14と鉄片23との吸着を解除
して外蓋3と内蓋4とを解離させれば、収納空間
S2が開放される。この際において、本例によれば
ボツクス本体1の収納部S1を覆蓋したまま、ドア
2側の収納空間S2を開放しうる。すなわち、ドア
2の閉止状態において、内蓋4はボツクス本体1
に対しロツク部材25にて係合されているため、
押圧操作面12を上方へ押圧すれば、前記マグネ
ツト片14による吸着が解離されるため、外蓋3
を容易に開放回動させうる。
したがつて、従来と異なり、内蓋4を閉止させ
たまま、つまり収納空間S2を水平状態に保持した
まま、該収納空間S2を使用することができるた
め、小物等の出入れの際に、こぼし落とすことな
くスムーズに収容させうる。
このように本例では、ドア2を閉止させたま
ま、ロツク部材25あるいはマグネツト片14の
両係合手段の選択により、ボツクス本体1側の収
納部S1およびドア2側の収納空間S2の使い分けを
なすことができる。
なお、上記した実施例のロツク部材25および
マグネツト片14といつたロツク手段等は図示の
ものに限定されない技術である。
以上述べたように、この考案は、コンソールボ
ツクス本体に対し同本体を覆蓋するドアを開閉回
動可能に装着してなる車両用収納ボツクスにおい
て、 前記ドアは外蓋と同外蓋に対し開閉回動可能で
かつドアの閉止状態ではほぼ水平姿勢にてに支持
される内蓋とからなる二重蓋とされ、かつ両蓋間
には小物等を収納しうる収納空間が形成され、し
かも前記ドアには、前記コンソールボツクス本体
に係脱自在に係合するロツク部材が設けられると
ともに、外蓋と内蓋とを係脱自在に係合する他の
ロツク部材とが設けられ、 さらに、前記ドアの基部には、コンソールボツ
クス本体の一側に結合されるヒンジ片が設けら
れ、このヒンジ片には、前記ドア全体の開閉支点
をなす第1のヒンジ並びに、内蓋と外蓋との相互
の開閉支点をなす第2のヒンジがそれぞれ設けら
れている車両用収納ボツクスである。
したがつて、この考案によれば、コンソールボ
ツクス本体とドアとのロツク状態を解除してドア
全体の開放を行うことができるとともに、外蓋と
内蓋とのロツク状態を解除して収納空間を開放さ
せることもでき、使い勝手が向上する。
特に、ドアの基部に設けられたヒンジ片には、
ドア全体の開閉支点をなす第1のヒンジ並びに内
蓋と外蓋との相互の開閉支点をなす第2のヒンジ
がそれぞれ設けられるため、コンソールボツクス
本体に対するドアの組付け工数や、収納ボツクス
の構成部品の点数を軽減して構造を簡単化するこ
とができ、この分だけコスト低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は本例コンソールボツクスを示す斜視
図、第2図はドアの断面図、第3図イ,ロはそれ
ぞれドアの動作を示す動作説明図である。 1……ボツクス本体、2……ドア、3……外
蓋、4……内蓋、14……マグネツト片、25…
…ロツク部材、S1……収納部、S2……収納空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンソールボツクス本体に対し同本体を覆蓋す
    るドアを開閉回動可能に装着してなる車両用収納
    ボツクスにおいて、 前記ドアは外蓋と同外蓋に対し開閉回動可能で
    かつドアの閉止状態ではほぼ水平姿勢にてに支持
    される内蓋とからなる二重蓋とされ、かつ両蓋間
    には小物等を収納しうる収納空間が形成され、し
    かも前記ドアには、前記コンソールボツクス本体
    に係脱自在に係合するロツク部材が設けられると
    ともに、外蓋と内蓋とを係脱自在に係合する他の
    ロツク部材が設けられ、 さらに、前記ドアの基部には、コンソールボツ
    クス本体の一側に結合されるヒンジ片が設けら
    れ、このヒンジ片には、前記ドア全体の開閉支点
    をなす第1のヒンジ並びに、内蓋と外蓋との相互
    の開閉支点をなす第2ヒンジがそれぞれ設けられ
    ていることを特徴とする車両用収納ボツクス。
JP1234882U 1982-01-30 1982-01-30 車両用収納ボツクス Granted JPS58115444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1234882U JPS58115444U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 車両用収納ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1234882U JPS58115444U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 車両用収納ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58115444U JPS58115444U (ja) 1983-08-06
JPH0213229Y2 true JPH0213229Y2 (ja) 1990-04-12

Family

ID=30024926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1234882U Granted JPS58115444U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 車両用収納ボツクス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58115444U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974145U (ja) * 1982-11-10 1984-05-19 愛知機械工業株式会社 自動車用グロ−ブボツクス
JPH0417397Y2 (ja) * 1985-08-27 1992-04-17
JP5658003B2 (ja) * 2010-11-15 2015-01-21 ヤンマー株式会社 電動乗用作業車両

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413150B2 (ja) * 1972-08-15 1979-05-29

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473442U (ja) * 1971-01-30 1972-09-05
JPS584735Y2 (ja) * 1977-06-29 1983-01-27 マツダ株式会社 車両用ボックスの構造
JPS6217320Y2 (ja) * 1980-01-29 1987-05-02
JPS56120931U (ja) * 1980-02-18 1981-09-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413150B2 (ja) * 1972-08-15 1979-05-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58115444U (ja) 1983-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050023280A1 (en) Storage apparatus
JPH0213229Y2 (ja)
JPH1120552A (ja) コンソールボックス
JP2506401Y2 (ja) 収納装置の蓋体開閉構造
JPH0123294Y2 (ja)
JP2590904Y2 (ja) シガレットケース
JPH0225706Y2 (ja)
JP2599667Y2 (ja) アッシュトレーのヒンジ構造
JPH0241259Y2 (ja)
JP2576812Y2 (ja) 収 納 箱
JP2540687Y2 (ja) 自動車用サンバイザ
JPS6329444Y2 (ja)
JPH0444450Y2 (ja)
JPS5923637Y2 (ja) 車両のコンソ−ルボツクス
JPH0315727Y2 (ja)
JP2545675Y2 (ja) リッドの開閉装置
JPS6039300Y2 (ja) 自動車用フロアコンソ−ルボツクスのコツプ置きを備えた蓋体
JP2599661Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPH0537712Y2 (ja)
JPH017649Y2 (ja)
JP2599662Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPH0112650Y2 (ja)
JP2599663Y2 (ja) 自動車用灰皿
JP2523383Y2 (ja) ラゲージルームの収納装置
JPS6010225Y2 (ja) 自動車の小物入