JPH0537712Y2 - - Google Patents
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- JPH0537712Y2 JPH0537712Y2 JP1987005275U JP527587U JPH0537712Y2 JP H0537712 Y2 JPH0537712 Y2 JP H0537712Y2 JP 1987005275 U JP1987005275 U JP 1987005275U JP 527587 U JP527587 U JP 527587U JP H0537712 Y2 JPH0537712 Y2 JP H0537712Y2
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- JP
- Japan
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- locking hole
- protrusion
- stopper
- bracket
- console
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、自動車等の車内に配設され、小物
等を収納できるコンソールボツクスに関する。
等を収納できるコンソールボツクスに関する。
〈従来の技術〉
従来のコンソールボツクスでは、特開昭59−
167347号公報に記載されているように、外周側の
コンソール部と、内周側のボツクス部と、ボツク
ス部の開口部を覆うように、コンソール部の上部
にヒンジを介して接続されるドアと、を備えて構
成されていた。
167347号公報に記載されているように、外周側の
コンソール部と、内周側のボツクス部と、ボツク
ス部の開口部を覆うように、コンソール部の上部
にヒンジを介して接続されるドアと、を備えて構
成されていた。
そして、ドアには、ドアの開き角度を規制する
チエツクアームが配設されていた。
チエツクアームが配設されていた。
一方、コンソール部上部には、チエツクアーム
先端の鉤部を係止する係止孔が形成されていた。
先端の鉤部を係止する係止孔が形成されていた。
そして、この係止孔は、実開昭59−122949号公
報に記載されているように、強度上の観点から、
コンソールボツクス下方の車体に固定されるブラ
ケツトを上方へ延ばし、その部位に形成されてい
た。
報に記載されているように、強度上の観点から、
コンソールボツクス下方の車体に固定されるブラ
ケツトを上方へ延ばし、その部位に形成されてい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、強度上の観点から、チエツクア
ームとブラケツトとを共に金属製とするような場
合には、ドアを開いた際、チエツクアームの鉤部
と係止孔周縁とが干渉し、異音を生じさせてしま
う。
ームとブラケツトとを共に金属製とするような場
合には、ドアを開いた際、チエツクアームの鉤部
と係止孔周縁とが干渉し、異音を生じさせてしま
う。
この場合、ブラケツトの係止孔周縁に合成樹脂
製の被覆層を成形等により形成して、異音発生防
止を図ることが考えられるが、コンソールボツク
スのコストを増加させてしまう。
製の被覆層を成形等により形成して、異音発生防
止を図ることが考えられるが、コンソールボツク
スのコストを増加させてしまう。
この考案は、ブラケツトの係止孔内周面に簡単
に合成樹脂製の被覆層を設けることができ、共に
金属からなるチエツクアーム鉤部とブラケツト係
止孔周縁との干渉による異音発生を防止すること
ができるコンソールボツクスを提供することを目
的とする。
に合成樹脂製の被覆層を設けることができ、共に
金属からなるチエツクアーム鉤部とブラケツト係
止孔周縁との干渉による異音発生を防止すること
ができるコンソールボツクスを提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
この考案に係るコンソールボツクスは、車内に
配設され、外周側のコンソール部と、内周側のボ
ツクス部と、該ボツクス部の開口部を覆うよう
に、前記コンソール部の上部にヒンジを介して接
続されるドアと、を備えるとともに、 該ドアに、ドアの開き角度を規制する金属製の
チエツクアームが配設され、 前記コンソール部内に、前記コンソール部の側
部若しくは下方の車体に固定される金属製のブラ
ケツトが、配設され、 該ブラケツトに、前記チエツクアーム先端の鉤
部を係止するために開口する係止孔が形成される
コンソールボツクスであつて、 前記ブラケツトの係止孔内周面に、挿通孔を備
えた略四角環状体とする合成樹脂製のストツパが
組み付けられ、 該ストツパは、下面側の前記挿通孔周縁を前記
チエツクアーム鉤部の係止面とするとともに、 外周側の側面における対称的な二面において、
それぞれ、前記ブラケツトの係止孔周縁の肉厚分
の寸法を空けて、上部側と下部側とで突出する
上・下突起が形成され、 また、前記上突起の形成されていない外周側の
一つの側面に、前記下突起の配設位置より下方位
置から水平方向に延びる元部と、該元部先端で前
記下突起より上方へ隆起する隆起部と、からなる
突片が、突設され、 前記ブラケツトの係止孔が、一辺を、前記スト
ツパの上・下突起を備えた側面間の寸法と略等し
くし、他辺を、前記ストツパにおける前記突片の
突出方向の全長の寸法と略等しくする、略長方形
形状に開口されるとともに、 前記係止孔の内周面における前記上突起と対応
する二面において、前記上突起を挿入可能とし、
前記突片を除いた前記ストツパを、前記係止孔内
へ下方から配置可能とする凹部が、それぞれ形成
され、 前記ストツパが、前記ブラケツトの係止孔下方
から上方へ、前記上突起を前記凹部に挿入させ、
その後、前記下突起と前記上突起との間に前記係
止孔周縁を配置させた状態で、前記突片の突出方
向と反対側へスライドさせて、前記突片先端を前
記係止孔内に配置させることにより、前記係止孔
周縁に組み付けられてなる、 ことを特徴とする。
配設され、外周側のコンソール部と、内周側のボ
ツクス部と、該ボツクス部の開口部を覆うよう
に、前記コンソール部の上部にヒンジを介して接
続されるドアと、を備えるとともに、 該ドアに、ドアの開き角度を規制する金属製の
チエツクアームが配設され、 前記コンソール部内に、前記コンソール部の側
部若しくは下方の車体に固定される金属製のブラ
ケツトが、配設され、 該ブラケツトに、前記チエツクアーム先端の鉤
部を係止するために開口する係止孔が形成される
コンソールボツクスであつて、 前記ブラケツトの係止孔内周面に、挿通孔を備
えた略四角環状体とする合成樹脂製のストツパが
組み付けられ、 該ストツパは、下面側の前記挿通孔周縁を前記
チエツクアーム鉤部の係止面とするとともに、 外周側の側面における対称的な二面において、
それぞれ、前記ブラケツトの係止孔周縁の肉厚分
の寸法を空けて、上部側と下部側とで突出する
上・下突起が形成され、 また、前記上突起の形成されていない外周側の
一つの側面に、前記下突起の配設位置より下方位
置から水平方向に延びる元部と、該元部先端で前
記下突起より上方へ隆起する隆起部と、からなる
突片が、突設され、 前記ブラケツトの係止孔が、一辺を、前記スト
ツパの上・下突起を備えた側面間の寸法と略等し
くし、他辺を、前記ストツパにおける前記突片の
突出方向の全長の寸法と略等しくする、略長方形
形状に開口されるとともに、 前記係止孔の内周面における前記上突起と対応
する二面において、前記上突起を挿入可能とし、
前記突片を除いた前記ストツパを、前記係止孔内
へ下方から配置可能とする凹部が、それぞれ形成
され、 前記ストツパが、前記ブラケツトの係止孔下方
から上方へ、前記上突起を前記凹部に挿入させ、
その後、前記下突起と前記上突起との間に前記係
止孔周縁を配置させた状態で、前記突片の突出方
向と反対側へスライドさせて、前記突片先端を前
記係止孔内に配置させることにより、前記係止孔
周縁に組み付けられてなる、 ことを特徴とする。
〈考案の作用・効果〉
この考案に係るコンソールボツクスでは、合成
樹脂製のストツパを金属製のブラケツトの係止孔
に組み付ける際、まず、ブラケツトの係止孔の下
方から上方へ、ストツパの二つの側面にそれぞれ
形成された上突起を係止孔のそれぞれの凹部に挿
入させ、突片を除いたストツパを係止孔内に配置
させる。
樹脂製のストツパを金属製のブラケツトの係止孔
に組み付ける際、まず、ブラケツトの係止孔の下
方から上方へ、ストツパの二つの側面にそれぞれ
形成された上突起を係止孔のそれぞれの凹部に挿
入させ、突片を除いたストツパを係止孔内に配置
させる。
そして、ストツパの二つの側面に形成されたそ
れぞれの上突起と下突起との間に、係止孔周縁を
配置させた状態で、ストツパを、突片の突出方向
と反対側へスライドさせ、突片先端を係止孔内に
配置させる。その際、突片は、先端側の下突起よ
り上方へ高く隆起する隆起部が係止孔周縁と干渉
するが、元部が下突起より下方位置にあり、その
元部が撓んで、ストツパのスライドが可能とな
り、そして、突片先端の隆起部が係止孔内に入れ
ば、元部の撓みが復帰し、隆起部が係止孔内周面
と対向する位置に配置されることとなる。
れぞれの上突起と下突起との間に、係止孔周縁を
配置させた状態で、ストツパを、突片の突出方向
と反対側へスライドさせ、突片先端を係止孔内に
配置させる。その際、突片は、先端側の下突起よ
り上方へ高く隆起する隆起部が係止孔周縁と干渉
するが、元部が下突起より下方位置にあり、その
元部が撓んで、ストツパのスライドが可能とな
り、そして、突片先端の隆起部が係止孔内に入れ
ば、元部の撓みが復帰し、隆起部が係止孔内周面
と対向する位置に配置されることとなる。
そして、突片先端の隆起部が、係止孔内に配置
されれば、係止孔が、一辺を、ストツパの上・下
突起を備えた側面間の寸法と略等しくし、他辺
を、ストツパにおける前記突片の突出方向の全長
の寸法と略等しくする、略長方形形状に開口され
ているため、ストツパが、係止孔周縁に対し、移
動することなく組み付けられることとなる。
されれば、係止孔が、一辺を、ストツパの上・下
突起を備えた側面間の寸法と略等しくし、他辺
を、ストツパにおける前記突片の突出方向の全長
の寸法と略等しくする、略長方形形状に開口され
ているため、ストツパが、係止孔周縁に対し、移
動することなく組み付けられることとなる。
そして、ストツパが金属製のブラケツトの係止
孔周縁に組み付けられた後には、ドアを開いた
際、金属製のチエツクアームの鉤部が合成樹脂製
のストツパにおける挿通孔周縁の係止面と干渉す
るため、異音発生を防止することができる。
孔周縁に組み付けられた後には、ドアを開いた
際、金属製のチエツクアームの鉤部が合成樹脂製
のストツパにおける挿通孔周縁の係止面と干渉す
るため、異音発生を防止することができる。
したがつて、この考案に係るコンソールボツク
スでは、挿入させてスライドさせるだけの簡単な
操作で、ブラケツトの係止孔内周面に簡単に合成
樹脂製の被覆層としてのストツパを設けることが
でき、共に金属からなるチエツクアーム鉤部とブ
ラケツト係止孔周縁との干渉による異音発生を防
止することができる。
スでは、挿入させてスライドさせるだけの簡単な
操作で、ブラケツトの係止孔内周面に簡単に合成
樹脂製の被覆層としてのストツパを設けることが
でき、共に金属からなるチエツクアーム鉤部とブ
ラケツト係止孔周縁との干渉による異音発生を防
止することができる。
〈実施例〉
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
実施例のコンソールボツクス11は、第1〜3
図に示すように、内周壁を構成する収納用のボツ
クス部12と、ボツクス部12周囲を覆つて外周
壁を構成するコンソール部13とが別体で形成さ
れている。
図に示すように、内周壁を構成する収納用のボツ
クス部12と、ボツクス部12周囲を覆つて外周
壁を構成するコンソール部13とが別体で形成さ
れている。
ボツクス部12は、PVC・ABS等の形状保持
性を有する硬質若しくは軟質の合成樹脂の射出成
形品であり、上部外周にフランジ部12aが形成
され、さらに、フランジ部12a下方の外周には
非連続若しくは連続状の突起12dが形成されて
いる。
性を有する硬質若しくは軟質の合成樹脂の射出成
形品であり、上部外周にフランジ部12aが形成
され、さらに、フランジ部12a下方の外周には
非連続若しくは連続状の突起12dが形成されて
いる。
コンソール部13は、外表面に軟質PVC等か
らなる薄肉のシート13Aを成形時一体化させて
軟質PVC等を成形材料とする発泡させたパウダ
スラツシユ成形品であり、上部内周にフランジ部
13aが形成されている。
らなる薄肉のシート13Aを成形時一体化させて
軟質PVC等を成形材料とする発泡させたパウダ
スラツシユ成形品であり、上部内周にフランジ部
13aが形成されている。
そして、ボツクス部12は、フランジ部12a
をコンソール部フランジ部13a上面に当接させ
るとともに、突起12dをコンソール部フランジ
部13a下面にアンダカツト止めさせ、コンソー
ル部13内にねじを利用することなく組付けられ
ている。なお、ボツクス部12の突起12dをア
ンダカツト止めし易いように、コンソール部フラ
ンジ部13aには適宜スリツトを設けてもよい。
をコンソール部フランジ部13a上面に当接させ
るとともに、突起12dをコンソール部フランジ
部13a下面にアンダカツト止めさせ、コンソー
ル部13内にねじを利用することなく組付けられ
ている。なお、ボツクス部12の突起12dをア
ンダカツト止めし易いように、コンソール部フラ
ンジ部13aには適宜スリツトを設けてもよい。
また、コンソール部13の上部13bの一端に
は、2つのヒンジ15がねじ16止めされてボツ
クス部12の開口部12bを覆う硬質合成樹脂製
のドア17が配設されている。なお、このねじ1
6止めは、コンソール部13がねじ締付強度の低
いパウダスラツシユ成形品であることから、コン
ソール部上部13b裏面に剛性を有する硬質合成
樹脂製若しくは金属製の当て板14が配設され、
ねじ16をコンソール部上部13bを挟持するよ
う当て板14に螺着させて行なつている。
は、2つのヒンジ15がねじ16止めされてボツ
クス部12の開口部12bを覆う硬質合成樹脂製
のドア17が配設されている。なお、このねじ1
6止めは、コンソール部13がねじ締付強度の低
いパウダスラツシユ成形品であることから、コン
ソール部上部13b裏面に剛性を有する硬質合成
樹脂製若しくは金属製の当て板14が配設され、
ねじ16をコンソール部上部13bを挟持するよ
う当て板14に螺着させて行なつている。
ドア17裏面の所定位置には、枢着部17aが
形成され、この枢着部17aには、ドア17の開
き角度を規制する金属製のチエツクアーム18が
回動自在に接続されている。
形成され、この枢着部17aには、ドア17の開
き角度を規制する金属製のチエツクアーム18が
回動自在に接続されている。
このチエツクアーム18は、第3,4図に示す
ように、先端に鉤部18aを備えるとともに鉤部
18aの側面に半球状の突起18bを備え、ボツ
クス部フランジ部12aの所定位置に形成された
挿通孔12cを経て、コンソールボツクス11内
部へ挿通されている。
ように、先端に鉤部18aを備えるとともに鉤部
18aの側面に半球状の突起18bを備え、ボツ
クス部フランジ部12aの所定位置に形成された
挿通孔12cを経て、コンソールボツクス11内
部へ挿通されている。
そして、ボツクス部フランジ部12aの挿通孔
12c下方には、第1・4図に示すように、コン
ソール部13の側部13c裏面側にねじ19止め
された金属製のブラケツト21が配設されてい
る。
12c下方には、第1・4図に示すように、コン
ソール部13の側部13c裏面側にねじ19止め
された金属製のブラケツト21が配設されてい
る。
ブラケツト21における挿通孔12cの下方部
位には、後述するストツパ23を介して、チエツ
クアーム18の鉤部18aを係止するための係止
孔22が形成されている。
位には、後述するストツパ23を介して、チエツ
クアーム18の鉤部18aを係止するための係止
孔22が形成されている。
なお、ブラケツト21のねじ19止めは、コン
ソール部13がねじ締付強度の低いパウダスラツ
シユ成形品であることから、コンソール部13の
側部13c外表面にABS等の硬質合成樹脂若し
くは金属製の当て板20を配置させ、この当て板
20からコンソール部13を挟持するようにねじ
19をブラケツト21に螺合させて行なつてい
る。
ソール部13がねじ締付強度の低いパウダスラツ
シユ成形品であることから、コンソール部13の
側部13c外表面にABS等の硬質合成樹脂若し
くは金属製の当て板20を配置させ、この当て板
20からコンソール部13を挟持するようにねじ
19をブラケツト21に螺合させて行なつてい
る。
そして、ストツパ23は、POM,ABS等の形
状保持性を有する硬質若しくは軟質の合成樹脂か
ら射出成形によつて一体的に形成され、第3〜5
図に示すように、中央にチエツクアーム18を挿
通させる挿通孔23aを備える略四角環状体とし
ている。チエツクアーム18の鉤部18aの係止
面は、ストツパ23の下面側の挿通孔23a周縁
となる。
状保持性を有する硬質若しくは軟質の合成樹脂か
ら射出成形によつて一体的に形成され、第3〜5
図に示すように、中央にチエツクアーム18を挿
通させる挿通孔23aを備える略四角環状体とし
ている。チエツクアーム18の鉤部18aの係止
面は、ストツパ23の下面側の挿通孔23a周縁
となる。
また、ストツパ23は、下部にドア17の開閉
動作に伴なうチエツクアーム18の移動方向と平
行に下方へ延びる延設部23bを備えている。こ
の延設部23bには、ドア17を開いてチエツク
アーム18の鉤部18aがストツパ挿通孔23a
下部周縁に当接係止される際、延設部23bを外
方へ撓ませて鉤部18の突起18bを係止し、ド
ア17の開き状態を維持させる突起23cが突設
されている。
動作に伴なうチエツクアーム18の移動方向と平
行に下方へ延びる延設部23bを備えている。こ
の延設部23bには、ドア17を開いてチエツク
アーム18の鉤部18aがストツパ挿通孔23a
下部周縁に当接係止される際、延設部23bを外
方へ撓ませて鉤部18の突起18bを係止し、ド
ア17の開き状態を維持させる突起23cが突設
されている。
そしてさらに、このストツパ23には、延設部
23bを間にする左右方向の外周側の両側面に、
それぞれ、ブラケツト21の係止孔22周縁の肉
厚分上下方向で離れるとともに、上下方向で重な
らないように偏位している上突起23dと下突起
23eとが突設されている。
23bを間にする左右方向の外周側の両側面に、
それぞれ、ブラケツト21の係止孔22周縁の肉
厚分上下方向で離れるとともに、上下方向で重な
らないように偏位している上突起23dと下突起
23eとが突設されている。
また、上突起23dの形成されていない外周側
の一つの側面に(実施例では延設部23bが形成
されている外周側の側面)には、第5〜7図に示
すように、下突起23eと同等若しくは下方位置
から水平方向へ突出した突片24が形成されてい
る。この突片24は、下突起23eの高さ位置か
ら上方へ突出せずに薄肉となつて撓み易い元部2
4aと、元部24a先端で徐々に下突起23eの
高さ位置から下突起23eより上方へ突出する隆
起部24bと、を備えている。
の一つの側面に(実施例では延設部23bが形成
されている外周側の側面)には、第5〜7図に示
すように、下突起23eと同等若しくは下方位置
から水平方向へ突出した突片24が形成されてい
る。この突片24は、下突起23eの高さ位置か
ら上方へ突出せずに薄肉となつて撓み易い元部2
4aと、元部24a先端で徐々に下突起23eの
高さ位置から下突起23eより上方へ突出する隆
起部24bと、を備えている。
一方、このストツパ23が配設されるブラケツ
ト21の係止孔22は、第5図に示すように、そ
の横幅寸法Aをストツパ23の突起23d,23
eを除いた横寸法Xと等しいかあるいは若干大き
くするとともに、その奥行寸法Bをストツパ23
の突片24を含めた奥行寸法Yと等しいかあるい
は若干大きくした、略長方形形状に開口されてい
る。
ト21の係止孔22は、第5図に示すように、そ
の横幅寸法Aをストツパ23の突起23d,23
eを除いた横寸法Xと等しいかあるいは若干大き
くするとともに、その奥行寸法Bをストツパ23
の突片24を含めた奥行寸法Yと等しいかあるい
は若干大きくした、略長方形形状に開口されてい
る。
そして、係止孔22は、その左右両側面に、突
片24を除いたストツパ23を、後方周面に当接
させて係止孔22下方から差し込む際、ストツパ
上突起23dが通過できる凹部22a,22aを
備えている。
片24を除いたストツパ23を、後方周面に当接
させて係止孔22下方から差し込む際、ストツパ
上突起23dが通過できる凹部22a,22aを
備えている。
。 さらにまた、この係止孔22は、第5,6図
に示すように、ブラケツト21の外縁21Aから
の距離Cをストツパ23における突片24の元部
24aの突出長さZより小さくして配置されてい
る。
に示すように、ブラケツト21の外縁21Aから
の距離Cをストツパ23における突片24の元部
24aの突出長さZより小さくして配置されてい
る。
このストツパ23の組付作業を説明すると次の
ようである。
ようである。
まず、第6図に示すように、係止孔22後方
(第6図中右方)周面に当接させてストツパ23
を係止孔22下方から上方へ差し込む。すると、
上突起23d,23dが凹部22a,22aによ
つて上方へ突出されるとともに下突起22e,2
2eが係止孔22下部周縁に当接させ、突片24
の隆起部24aがブラケツト外縁21Aから水平
方向へ突出されて、ストツパ23が位置規制され
る。
(第6図中右方)周面に当接させてストツパ23
を係止孔22下方から上方へ差し込む。すると、
上突起23d,23dが凹部22a,22aによ
つて上方へ突出されるとともに下突起22e,2
2eが係止孔22下部周縁に当接させ、突片24
の隆起部24aがブラケツト外縁21Aから水平
方向へ突出されて、ストツパ23が位置規制され
る。
その後、第7図に示すようにストツパ23を前
方(第7図中左方)に移動させる。すると、上突
起23dは凹部22aから離れて、下突起23e
とで係止孔22周縁の上下面を挾持するようにな
り、ストツパ23が係止孔22前方周面に当接す
れば、突片24が元部24aを下方へ撓めた後復
帰させて隆起部24bを係止孔22後方端面部位
に配置させることとなつて、ストツパ23の係止
孔22内での位置が規制され、ストツパ23を簡
単に組付けることができ、既述の考案の作用・効
果で述べたと同様の効果を奏する。
方(第7図中左方)に移動させる。すると、上突
起23dは凹部22aから離れて、下突起23e
とで係止孔22周縁の上下面を挾持するようにな
り、ストツパ23が係止孔22前方周面に当接す
れば、突片24が元部24aを下方へ撓めた後復
帰させて隆起部24bを係止孔22後方端面部位
に配置させることとなつて、ストツパ23の係止
孔22内での位置が規制され、ストツパ23を簡
単に組付けることができ、既述の考案の作用・効
果で述べたと同様の効果を奏する。
なお、実施例では、ブラケツト21をコンソー
ル部側部13cに当て板20を介してねじ止めす
るものを示したが、当て板20を利用することな
く、固定箇所がコンソール部側部13cであれば
コンソールボツクス11上部からねじが見えにく
いことから、コンソール部13がパウダスラツシ
ユ成形品を含めた軟質合成樹脂製あるいは硬質合
成樹脂製に限らず、ねじ止め箇所を複数箇所にし
て締付力を分散させてねじ止めしてもよい。ま
た、このブラケツト21を、第4図に示すよう
に、コンソールボツクス11下方に配設される車
体板金30にねじ止めしたり、あるいは、コンソ
ール部13を車体に固定する車体板金31にねじ
止めしてもよい。
ル部側部13cに当て板20を介してねじ止めす
るものを示したが、当て板20を利用することな
く、固定箇所がコンソール部側部13cであれば
コンソールボツクス11上部からねじが見えにく
いことから、コンソール部13がパウダスラツシ
ユ成形品を含めた軟質合成樹脂製あるいは硬質合
成樹脂製に限らず、ねじ止め箇所を複数箇所にし
て締付力を分散させてねじ止めしてもよい。ま
た、このブラケツト21を、第4図に示すよう
に、コンソールボツクス11下方に配設される車
体板金30にねじ止めしたり、あるいは、コンソ
ール部13を車体に固定する車体板金31にねじ
止めしてもよい。
また、実施例では、ストツパ23において、そ
の両側面にブラケツト21の厚さ分上下方向で離
しかつ上下方向で重ならないように偏位させた上
突起23dと下突起23eを設けたものを示した
が、一側面における分離している2つの下突起2
3eを連続させたり、あるいは、上突起23d下
方で上下方向で重ねるように下突起23eを形成
してもよい。
の両側面にブラケツト21の厚さ分上下方向で離
しかつ上下方向で重ならないように偏位させた上
突起23dと下突起23eを設けたものを示した
が、一側面における分離している2つの下突起2
3eを連続させたり、あるいは、上突起23d下
方で上下方向で重ねるように下突起23eを形成
してもよい。
さらに、実施例では、ストツパ23において、
ドア17に開き状態を維持できるように延設部2
3bを設け、その配置位置を突片24とを同一側
としたが、例えば、チエツクアーム18の移動方
向及び鉤部18aの突起18bの配設部位に対応
して、延設部23bを対向側やあるいは上突起2
3d等が形成されている側に設けてもよい。
ドア17に開き状態を維持できるように延設部2
3bを設け、その配置位置を突片24とを同一側
としたが、例えば、チエツクアーム18の移動方
向及び鉤部18aの突起18bの配設部位に対応
して、延設部23bを対向側やあるいは上突起2
3d等が形成されている側に設けてもよい。
第1図はこの考案の一実施例を示すコンソール
ボツクスの斜視図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図の−断面図、第5図は同実施例のブラケ
ツト係止孔とその係止孔に配設させるストツパの
斜視図、第6図,第7図は同実施例のブラケツト
係止孔にストツパを組付ける状態を順に示す断面
図である。 11……コンソールボツクス、12……ボツク
ス部、13……コンソール部、15……ヒンジ、
17……ドア、18……チエツクアーム、18a
……鉤部、21……ブラケツト、22……係止
孔、22a……凹部、23……ストツパ、23a
……挿通孔、23d……上突起、23e……下突
起、24……突片、24a……元部、24b……
隆起部。
ボツクスの斜視図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図の−断面図、第5図は同実施例のブラケ
ツト係止孔とその係止孔に配設させるストツパの
斜視図、第6図,第7図は同実施例のブラケツト
係止孔にストツパを組付ける状態を順に示す断面
図である。 11……コンソールボツクス、12……ボツク
ス部、13……コンソール部、15……ヒンジ、
17……ドア、18……チエツクアーム、18a
……鉤部、21……ブラケツト、22……係止
孔、22a……凹部、23……ストツパ、23a
……挿通孔、23d……上突起、23e……下突
起、24……突片、24a……元部、24b……
隆起部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車内に配設され、外周側のコンソール部と、内
周側のボツクス部と、該ボツクス部の開口部を覆
うように、前記コンソール部の上部にヒンジを介
して接続されるドアと、を備えるとともに、 該ドアに、ドアの開き角度を規制する金属製の
チエツクアームが配設され、 前記コンソール部内に、前記コンソール部の側
部若しくは下方の車体に固定される金属製のブラ
ケツトが、配設され、 該ブラケツトに、前記チエツクアーム先端の鉤
部を係止するために開口する係止孔が形成される
コンソールボツクスであつて、 前記ブラケツトの係止孔内周面に、挿通孔を備
えた略四角環状体とする合成樹脂製のストツパが
組み付けられ、 該ストツパは、下面側の前記挿通孔周縁を前記
チエツクアーム鉤部の係止面とするとともに、 外周側の側面における対称的な二面において、
それぞれ、前記ブラケツトの係止孔周縁の肉厚分
の寸法を空けて、上部側と下部側とで突出する
上・下突起が形成され、 また、前記上突起の形成されていない外周側の
一つの側面に、前記下突起の配設位置より下方位
置から水平方向に延びる元部と、該元部先端で前
記下突起より上方へ隆起する隆起部と、からなる
突片が、突設され、 前記ブラケツトの係止孔が、一辺を、前記スト
ツパの上・下突起を備えた側面間の寸法と略等し
くし、他辺を、前記ストツパにおける前記突片の
突出方向の全長の寸法と略等しくする、略長方形
形状に開口されるとともに、 前記係止孔の内周面における前記上突起と対応
する二面において、前記上突起を挿入可能とし、
前記突片を除いた前記ストツパを、前記係止孔内
へ下方から配置可能とする凹部が、それぞれ形成
され、 前記ストツパが、前記ブラケツトの係止孔下方
から上方へ、前記上突起を前記凹部に挿入させ、
その後、前記下突起と前記上突起との間に前記係
止孔周縁を配置させた状態で、前記突片の突出方
向と反対側へスライドさせて、前記突片先端を前
記係止孔内に配置させることにより、前記係止孔
周縁に組み付けられてなる、 ことを特徴とするコンソールボツクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987005275U JPH0537712Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987005275U JPH0537712Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63112942U JPS63112942U (ja) | 1988-07-20 |
JPH0537712Y2 true JPH0537712Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=30786706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987005275U Expired - Lifetime JPH0537712Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537712Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167347A (ja) * | 1983-03-12 | 1984-09-20 | Toyota Motor Corp | 自動車用コンソ−ルボツクス |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122949U (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-18 | 小島プレス工業株式会社 | 車両用収納箱における蓋体の開閉装置 |
-
1987
- 1987-01-16 JP JP1987005275U patent/JPH0537712Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167347A (ja) * | 1983-03-12 | 1984-09-20 | Toyota Motor Corp | 自動車用コンソ−ルボツクス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63112942U (ja) | 1988-07-20 |
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