JP3825905B2 - 家具用キーの保管ポケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスチール製家具に設けられた錠前用のキーを、そのキーを使用する錠前を具備した家具に、紛失したり散逸することがないように保管するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、錠前を具備した家具における当該錠前用のキーは、袋等に収容して取手に下げたり、粘着テープで、錠前の近くに貼着した状態で家具本体が販売されているため、前記キーはその家具のユーザが夫々の都合に合った保管場所で保管するようになっている場合が多い。
【0003】
しかし、このような保管形態、特に錠前不使用時のキーの保管は、日々に錠前を使用する機会が少ないと、保管場所を忘れたり、他のものと一緒になって散逸したりすることが多く、いざ錠前を施錠しようとするとき、キーが見当たらずに用を為さないといった事態が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点を改善することができる家具用錠前の保管手段を提供することを、その課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明の主な構成は、家具における扉,鏡板の裏面に凸出形成された補強リブ、又は、扉,鏡板の表板の周囲を折曲げて形成した縁部に前記表板との間にその縁部の厚みと同等の空隙を介して貼着した裏板に、穴又は凹部を形成し、当該穴又は凹部に、キーを収容するための保管ポケットとして箱状容器を嵌合装着したことを特徴とするものである。
【0006】
本発明は上記構成において、箱状容器は、プラスチック成形により形成した開口縁外周にフランジを有する箱体の構成としてもよい。
【0007】
また、本発明では、箱状容器は、開口部に開閉自在の蓋を具備する構成としてもよい。
【0008】
本発明は上記構成であるから、スチール製家具は勿論、木製家具に適用することができ、また、穴や凹部を設けず前記キー収容箱状容器を、家具の扉や鏡板の裏面に設けるため、前記箱状容器の裏面(家具への接合貼合をする側)にシート状磁石等による磁力を付与したり、両面粘着テープ等による粘着力を付与し、これら磁力や粘着力によって取付けることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図に拠り説明する。図1はスチール製キャビネットの開き戸の裏面に本発明キー保管用ポケットを形成した一例の要部の斜視図、図2は本発明キー保管用ポケットの別例の要部の斜視図、図3は抽出の鏡板裏面に形成した本発明キー保管用ポケットの一例の斜視図、図4は本発明キー保管用ポケットとなる箱状容器の一例の斜視図である。
【0010】
図1,図2において、1はキャビネットの正面開口部に、例えば観音開き形式や、引き戸形式等により設けられる扉で、この扉1の裏面は、図1の例では、部分的にしか表わしていないが、四周に表板1aを折曲げて形成した縁部1bが形成されていると共に、施錠用のラッチ2,補強用の平断面略凹状のリブ3とが配設されている。2aはラッチ2の作動杆である。
【0011】
図2の扉の裏面は、表板1aと縁部1bについては図1の例と略同様であるが、裏面には、裏化粧材としての裏板4が表板1aとの間に縁部1bの厚みと同等の空隙を介して貼設されている。
【0012】
図3は抽出を背面から視た要部で、1′は鏡板、5は鏡板1′を形成する表板1aの周囲を曲げて形成した縁部1bに貼合した裏板、6は抽出の側壁である。
【0013】
本発明は上記に述べたような家具の扉や鏡板の裏面に、図4に例示した蓋付きプラスチック製の箱状容器Aによるキー収容用ポケットを形成したものであるから、以下、この点について説明する。
【0014】
図4に例示した容器Aは、プラスチック成形により、開口縁外周にフランジ11を設けた有底箱体10の開口部下部に、この箱体10と一体のヒンジ12を介した開閉自在の蓋13を具備して形成されると共に、内部にキーKを保持する帯部材Hを設けて形成されている。なお、蓋13は前記箱体10の下半側にのみ、開閉できないようにして、又は、開閉可能に設けてもよい。
【0015】
この箱状容器Aは、箱体10の周壁外面であってフランジ11の下面に、リブ状をなし、かつ、先細になった取付用キー14を一体成形して具備しており、この取付用キー14と、前記図1〜図3により説明した扉1や鏡板1′の裏面におけるリブ3や裏板4,5に形成した、前記箱状容器10の外形に即した穴15や凹部(図示せず)の縁との摩擦係合により、前記穴10や凹部に着脱可能に取付けられる。
【0016】
上記例は、穴15を設けるリブ3や裏板4,5がスチール製,プラスチック製の例であるが、木製家具であってもリブや裏板4,5が薄板であって内側に空間があれば、穴15を設けることにより、上記例と同様の態様で取付けることができるが、リブ3や裏板4,5が木製乃至は木質系製で内部が充実して空間が無い場合、上記穴15に代えてその部分に、有底箱体10を嵌合できる凹部(図示せず)を形成し、当該箱体10を前記凹部に埋設する形態で取付ければよい。この場合においても、前記箱体10の外周に形成したリブは、取付用キー14として作用をする。
【0017】
本発明は、上記例のように穴15や凹部を全く形成できない場合であっても、そのような家具に適用できる。即ち、そのような場合、有底箱体10の底部外面に両面テープ等による粘着力を形成したり、これに代えて、又は、併用して前記底部にシート状磁石等による磁力を付与しておき、その粘着力又は磁力によって穴や凹部が形成できない扉や鏡板の裏面に、キー収容用ポケットを形成するのである。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上の通りであって、錠前を具備した家具における扉,鏡板の裏面に凸出形成された補強リブ、又は、扉,鏡板の表板の周囲を折曲げて形成した縁部に前記表板との間にその縁部の厚みと同等の空隙を介して貼着した裏板に、穴又は凹部を形成し、当該穴又は凹部に、キーを収容するための保管ポケットとして箱状容器を嵌合装着したので、従来のように不使用時のキーを紛失したり、置き場所を忘れて、使用時に困惑することは全くなくなる。
【0019】
また、そのためのポケットは、予め成形したプラスチック製の箱体を、その箱体に合わせて家具の扉等の裏面側に形成する穴や凹部に嵌合するだけで形成できるので、ポケットが裏面に突出せずに体裁もよく、また、その箱体の構造も至ってシンプルであるから、製造手間もそれ程増えず、従って、容易かつ低コストに製造できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スチール製キャビネットの開き戸の裏面に本発明キー保管用ポケットを形成した一例の要部の斜視図。
【図2】 本発明キー保管用ポケットの別例の要部の斜視図。
【図3】 抽出の鏡板裏面に形成した本発明キー保管用ポケットの一例の斜視図。
【図4】 本発明キー保管用ポケットとなる箱状容器の一例の斜視図。
【符号の説明】
1 扉
1′ 鏡板
2 ラッチ
3 リブ
4,5 裏板
6 側板
A 箱状容器
10 有底箱体
11 フランジ
12 ヒンジ
13 蓋
14 取付用キー
15 穴
Claims (3)
- 家具における扉,鏡板の裏面に凸出形成された補強リブ、又は、扉,鏡板の表板の周囲を折曲げて形成した縁部に前記表板との間にその縁部の厚みと同等の空隙を介して貼着した裏板に、穴又は凹部を形成し、当該穴又は凹部に、キーを収容するための保管ポケットとして箱状容器を嵌合装着したことを特徴とする家具用キーの保管ポケット。
- 箱状容器は、プラスチック成形により形成した開口縁外周にフランジを有する箱体である請求項1の家具用キーの保管ポケット。
- 箱状容器は、開口部に開閉自在の蓋を具備する請求項1又は2の家具用キーの保管ポケット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36491597A JP3825905B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 家具用キーの保管ポケット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP36491597A JP3825905B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 家具用キーの保管ポケット |
Publications (2)
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JPH11178668A JPH11178668A (ja) | 1999-07-06 |
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Family
ID=18482977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36491597A Expired - Fee Related JP3825905B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 家具用キーの保管ポケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3825905B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP36491597A patent/JP3825905B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11178668A (ja) | 1999-07-06 |
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