JPH0135693Y2 - - Google Patents

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JPH0135693Y2
JPH0135693Y2 JP12343585U JP12343585U JPH0135693Y2 JP H0135693 Y2 JPH0135693 Y2 JP H0135693Y2 JP 12343585 U JP12343585 U JP 12343585U JP 12343585 U JP12343585 U JP 12343585U JP H0135693 Y2 JPH0135693 Y2 JP H0135693Y2
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lid
hook
mounting plate
protrusion
grooves
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JP12343585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は、炊飯器等の片開き式の蓋に関するも
ので、特に、片開き式の蓋を閉じた状態にロツク
するロツク装置の構造に関するものであり、嵌め
込みのみで、このロツク装置が組み立てられるよ
うにして、生産性を向上させようとするものであ
る。
(従来技術及びその問題点) 炊飯器等の蓋として、第4図、第5図に示すよ
うな構造のものがある。
これは、蓋1の直径線上に、一対の突出部を設
けて一方を支点部、他方をロツク機構部としたも
ので、前記支点部は本体ケース2の上端に設けた
軸21とこれに係脱可能にまわり対偶し且蓋1に
連設される腕10とからなり、他方、ロツク機構
部は本体ケース2の上部に設け且係合凹部31を
具備する係合ブロツク3と、蓋1に回動自在に軸
支され且常時係合方向に付勢されたフツク4とか
らなる。
このものでは、フツク4の先端を係合凹部31
に係合させた状態で、蓋1と本体ケース2とが、
軸21と腕10及びフツク4と係合ブロツク3と
の相互の係合により、連結状態に装着されること
となり、逆に、フツク4をその付勢力に抗して回
動させると、フツク4と係合溝31との係合が外
れ、軸21を支点として片開き式に開閉できる。
又、必要な場合には、腕10と軸21との嵌合
を解くことができ、蓋1を本体ケース2から取外
せる。
ところが、この従来のものでは、第5図の如
く、フツク4が蓋1に対して内面側からネジ止め
されて固定されるものであるから、特に、この取
付が面倒でしかも、蓋1の内面に取付用ネジが露
出する不便がある。
フツク4をブラケツト50に付勢バネ組み込み
状態にセツトとし、これを蓋1のせまいスペース
からネジ止めしなければならないからである。
(技術的課題) 本考案は、このような、バネにより係合方向に
付勢させたフツク4を蓋1に設け、本体ケース2
にこのフツクの先端部が係合する係合ブロツク3
を設け、蓋1の前記フツク取付部の反対側を、本
体ケース2の上端部に回動自在で且取外し自在に
軸支するものにおいて、フツク4の取付を簡略化
して、蓋部分の組立効率を向上させるため、フツ
ク、付勢バネ及びこれらの支持体からなる組立体
を嵌め込みのみで蓋1に装着固定できるようにす
ることをその技術的課題とする。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、蓋1の軸支部の反対側にこの蓋
の周縁から突出させた突出部11に、一定の間隔
で水平方向内向きに開放する溝部12,12を形
成し、フツク4の中程を外側端部で軸支する取付
板5の幅を前記溝部12,12の幅に略一致さ
せ、フツク4と取付板5との間に係合付勢力を付
与するためのバネ6を介装し、この取付板5を突
出部11の溝部12,12間に挿入し、前記取付
板5の先端部と前記突出部の構成壁面における溝
部12,12の近傍の壁面とを、取付板5の挿入
位置において、一方に具備させた凸部と他方に形
成した凹部とのワンウエイ係合により抜止め状態
に係合させたことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
フツク4とバネ6及び取付板5は、予め一体的
に組み立てられる。この組立体の取付板5を突出
部11の溝部12,12間に挿入すると、この挿
入位置において、前記取付板5の先端部と、前記
突出部11の構成壁面における前記溝部近傍壁面
とが、相互に凸部と凹部とのワンウエイ係合によ
つて抜止め状態に係合する関係にあるから、この
取付板5が抜止め状態に取付けられる。
フツク4には上下方向の荷重が作用するから、
取付板5にはこの取付板に対して直角方向の力が
作用する。
取付板5は突出部11に水平方向に形成された
溝部12,12によりその両側で保持されている
から、取付板5及びこれらの組立体を固定する抜
け止め固定力が小さな場合でも、フツク4に作用
する上記外力によつては容易には外れない。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
フツク4、バネ6及び取付板5の組立体は、溝
部12,12間に挿入するだけで取付けられ且固
定されるから、従来のように、ネジ止めするもの
にくらべて組立作業の作業性が向上する。
又、取付ネジが露出しないから、外観的な見苦
しさも解消でき、しかも、洗浄等のときにネジ頭
部がじやまになることがない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。
この実施例では、蓋1の軸支部(開閉支点部)
の構造は既述従来例と全く同様に構成され、他
方、フツク取付部については、蓋1を合成樹脂製
とすることにより、第1図の如く、突出部11と
蓋1とが一体的に成形され、この突出部11は蓋
1の半径方向に開放する箱状に形成されている。
又、この箱状の突出部11の底部13と一定の
間隙をおいて、突出部11の側壁内面下部には、
突条14が突出し、この実施例では、この突条1
4と底部13とのあいだが溝部12となる。(第
2図参照) 尚、この突出部11の底部13の後端には開口
部15が設けられ、突出部11の後壁16に突設
した突条14の下方は開放状態にある。
次に、取付板5と、フツク4との関係は、第3
図の如くであり、取付板5の先端部(前端部)に
は軸受片51,51が形成され、フツク4の中程
に設けた突片41,41がこれら軸受片51,5
1間に内挿され、これら軸受片51,51と突片
41,41とに、バネ6を装着した状態で軸杆4
0を貫通させると、これら三者が第1図の状態に
組み立てられる。
この組立体を溝部12,12間に挿入すると、
既述した作用で突出部11内に組み付けられる
が、この実施例では、取付板5の後端52に係合
突起53が形成されているから、前記組み付け後
において、係合突起53が底部13の開口部15
に嵌入係合することとなり、これにより抜け止め
状態に取付けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部の断面図、第2図
は突出部11の断面図、第3図はフツク4と取付
板5の関係を示す分解図、第4図、第5図は従来
例の説明図であり、 図中、1……蓋、11……突出部、12……溝
部、2……本体ケース、3……係合ブロツク、4
……フツク、5……取付板、6……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バネにより係合方向に付勢させたフツク4を蓋
    1に設け、本体ケース2にこのフツクの先端部が
    係合する係合ブロツク3を設け、蓋1の前記フツ
    ク取付け部の反対側を、本体ケース2の上端部に
    回動自在で且取外し自在に軸支するものにおい
    て、蓋1の軸支部の反対側においてこの蓋の周縁
    から突出させた突出部11に一定の間隔で水平方
    向内向きに開放する溝部12,12を形成し、フ
    ツク4の中程を外側端部で軸支する取付板5の幅
    を前記溝部12,12間の幅に略一致させ、フツ
    ク4と取付板5との間に係合付勢力を付与するた
    めのバネ6を介装し、この取付板5を突出部11
    の溝部12,12間に挿入し、この挿入位置にお
    いて、前記取付板5の先端部と前記突出部の構成
    壁面における溝部12,12の近傍の壁面とを、
    一方に具備させた凸部と他方に形成した凹部との
    ワンウエイ係合により抜止め状態に係合させた調
    理器の蓋。
JP12343585U 1985-08-10 1985-08-10 Expired JPH0135693Y2 (ja)

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JP12343585U JPH0135693Y2 (ja) 1985-08-10 1985-08-10

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JPS6230735U JPS6230735U (ja) 1987-02-24
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