JPH0425055Y2 - - Google Patents

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JPH0425055Y2
JPH0425055Y2 JP16248284U JP16248284U JPH0425055Y2 JP H0425055 Y2 JPH0425055 Y2 JP H0425055Y2 JP 16248284 U JP16248284 U JP 16248284U JP 16248284 U JP16248284 U JP 16248284U JP H0425055 Y2 JPH0425055 Y2 JP H0425055Y2
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hook
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bent
container
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、炊飯器、炊飯ジヤー等米飯容器のフ
ツク取付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のフツク取付構造として第3図、
第4図及び第5図に示すものが公知である。
1は、大略くの字形に屈曲する帯板の下端にフ
ツク2と、上端にフツクボタン3と、屈曲部の近
傍の両側端にリブ4とを有するフツク本体であ
る。このフツク本体1は、蓋体5に取付けられた
フツク取付台6に設けた2つの支持片7の間に差
し込み、2つの捩りばね8を、前記リブ4の間で
かつ一端が前記フツク本体1の押圧側に、他端が
取付台6に当接するように若干の初期変形を与え
て配設した後、第4図に示すように、ピン9によ
り前記リブ4に設けたピン穴10、前記支持片7
に設けたピン穴11及び捩りばね8の三者を挿通
することによつて、ピン9を支点として回動自在
になつている。
一方、容器本体12の開口端の外面に突設する
フツク係止部13によつて、第5図に示すよう
に、前記フツク2が係止可能になつている。
なお、14及び15は、前記フツク本体1及び
フツク係止部2を被うカバーであり、このうちカ
バー14は、蓋体5を開閉する際の把手の一部を
形成するものである。
そして、フツクボタン3を押すことにより、フ
ツク本体1はピン9を支点として回動し、先端の
フツク2が、フツク係止部13と係脱自在に移動
するので、蓋体5の開閉が可能となつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このフツク取付構造におけるフ
ツク本体1の支点は、ピン9、フツク本体1のリ
ブ4、取付台6の支持片7及び捩りばね8の4つ
の部品によつて形成されているため、ピン9が通
しにくいという問題を有している。
また、フツク本体1は外面に取付けられるた
め、蓋体5及び容器本体12は無用の出つ張りを
有することになる。この出つ張りは、炊飯器等米
飯容器に意匠を施す上で邪魔な存在となつてい
る。
本考案は、斯る問題点に鑑みてなされたもの
で、組立性がよく、かつ、外面に出つ張ることの
ない炊飯器等米飯容器のフツク取付構造を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、上方に開
口する容器本体と、ヒンジを介して前記容器本体
を開閉自在にするとともに、前記容器本体に設け
たフツク係止部に係脱自在に形成したフツクを有
する蓋体とからなる炊飯器等米飯容器において、
大略くの字形に屈曲する屈曲部を有する帯板から
なり、その一端にフツクを、他端に押圧部を、屈
曲部近傍に係止片を設けたフツク本体と、前記押
圧部に対し押圧方向と逆の方向にばね反力を加え
るばね手段と、押圧部の前面及び背後より押圧部
を冠着する第1フツクカバー及び第2フツクカバ
ーと、前記フツク本体の屈曲部と係止片の間に嵌
り込むピンと、このピンを保持するとともに、前
記第1フツクカバー及び第2フツクカバーの少な
くともいずれか一方に取付けられるフツク取付台
と、からなるフツクユニツトを、前記蓋体に設け
た取付孔に嵌着した際、蓋体内面に設けた突部が
前記フツク本体の屈曲部の外面を押圧するよう形
成するとともに、蓋体を閉じた際、前記フツクが
容器本体に設けた前記フツク係止部と係止可能に
形成したものである。
(実施例) 次に、本考案の実施例を第1図、第2図に従つ
て説明する。
第2図は、本考案に係るフツク取付構造を適用
したフツクユニツトの分解斜視図であり、第1図
は、このフツクユニツトを取り付けた炊飯器の部
分断面図である。
第1図、第2図において、21はフツク本体
で、第1屈曲部22とこれと逆に屈曲する第2屈
曲部23とにより、大略くの字形に屈曲する帯板
からなり、一端の両側にフツク24を突設し、他
端にフツクボタン25を有し、第1屈曲部22と
第2屈曲部23の中間で、かつ、第1屈曲部22
の近傍の両側に形の係止片26を形成したもので
ある。
そして、フツクボタン25は、第1フツクカバ
ー27及び第2フツクカバー28によつて冠着さ
れ、第1フツクカバー27に設けた窓29よりフ
ツクボタン25が押圧可能になつている。第2フ
ツクカバー28の内面に設けた突起30には捩り
ばね31が嵌着され、その一端はフツク本体21
に当接するようになつている。フツク取付台32
は、帯板の一端両側に立設するリブ33にピン3
4を挿通し、他端に前記第1フツクカバー27及
び第2フツクカバー28の下方に設けた突部35
と係止する係止片36を設けたものである。そし
て、このフツク取付台32を第1フツクカバー2
7と第2フツクカバー28に取付けた際、前記捩
りばね31の他端がフツク取付台32に当接して
捩りばね31に変形が与えられるとともに、前記
ピン34がフツク本体21の第1屈曲部22の内
面と係止片26の間に嵌り込むようになつてい
る。
以上の構成からなるフツクユニツトを組み立て
た後、第1図に示すように、蓋体5aに設けた取
付孔37にこのフツクユニツトを嵌入する。この
時、取付孔37の縁に形成した突起38が、第1
フツクカバー27及び第2フツクカバー28の下
方に設けた溝39に嵌着すると同時に、蓋体5a
の内面に形成した突部40がフツク本体21の第
1屈曲部22の外面を押圧するようになつてい
る。
従つて、フツク本体21は、ピン34によつて
下方から支持されるとともに、自らの第1屈曲部
22と係止片26によつて長手方向の移動が阻止
され、かつ、蓋体5aの内面に形成した前記突部
40によつて、ピン34の位置におけるフツク本
体21の面に対し垂直方向の動きが拘束される。
このため、フツクボタン25を押圧すると、フツ
ク本体21は、ピン34を支点にして回動する。
同時に、捩りばね31が捩られてそのばね力によ
つてフツクボタン25を押し戻そうとする力が働
く。
一方、容器本体12aの開口端の溝41内に設
けたフツク係止部13aに、フツク本体21のフ
ツク24が係止可能になつているので、フツクボ
タン25を押し、離すことにより、フツク24が
係脱自在に移動し、蓋体5aを開閉することがで
きる。
本考案においては、フツク本体21の支点は、
捩りばね31とは別個に、かつ、ピン穴を設ける
ことなくピンを中心とする2方向の動きを拘束す
ることによつね形成されているものであるから、
前記フツクユニツトの組立に際して、従来のよう
にピンを挿通する必要がなく、組立が簡単であ
る。
また、フツク本体21は、蓋体5aの内部に嵌
入されているので、蓋体5aの外面に出つ張る部
分は、第1フツクカバー27とこれより突出する
フツクボタン25と第2フツクカバー28のみで
あるが、これらの部分は、蓋体5aを開閉するの
に必要最少限のつまみを形成する。さらに、フツ
ク係止部13aは、フツク24と係合するよう容
器本体12aの開口端の溝41内に設けてある。
従つて、炊飯器等米飯容器の外面には、無用の出
つ張りが全くなくなる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、フツクユニツトの組立てが簡単であり、ま
た、このフツクユニツトを炊飯器等米飯容器の蓋
体に嵌着するだけで取付けられるので組立性が良
い。また、炊飯器等米飯容器の外面に、無用の出
つ張りがなくなり、意匠的にも非常にすつきりと
した斬新なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るフツク取付構造を適用
した炊飯器の部分断面図、第2図は、本考案に係
るフツク取付構造を適用したフツクユニツトの分
解斜視図、第3図は、従来のフツク取付構造を持
つ炊飯器の部分断面図、第4図は、第3図の−
線断面図、第5図は、第3図の−線断面図
である。 5a……蓋体、12a……容器本体、13a…
…フツク係止部、21……フツク本体、22……
第1屈曲部、23……第2屈曲部、24……フツ
ク、25……フツクボタン、26……係止片、2
7……第1フツクカバー、28……第2フツクカ
バー、31……捩りばね、32……フツク取付
台、34……ピン、37……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に開口する容器本体と、ヒンジを介して前
    記容器本体を開閉自在にするとともに、前記容器
    本体に設けたフツク係止部に係脱自在に形成した
    フツクを有する蓋体とからなる炊飯器等米飯容器
    において、大略くの字形に屈曲する屈曲部を有す
    る帯板からなり、その一端にフツクを、他端に押
    圧部を、屈曲部近傍に係止片を設けたフツク本体
    と、前記押圧部に対し押圧方向と逆の方向にばね
    反力を加えるばね手段と、押圧部の前面及び背後
    より押圧部を冠着する第1フツクカバー及び第2
    フツクカバーと、前記フツク本体の屈曲部と係止
    片の間に嵌り込むピンと、このピンを保持すると
    ともに、前記第1フツクカバー及び第2フツクカ
    バーの少なくともいずれか一方に取付けられるフ
    ツク取付台と、からなるフツクユニツトを、前記
    蓋体に設けた取付孔に嵌着した際、蓋体内面に設
    けた突部が前記フツク本体の屈曲部の外面を押圧
    するよう形成するとともに、蓋体を閉じた際、前
    記フツクが容器本体に設けた前記フツク係止部と
    係止可能に形成したことを特徴とする炊飯器等米
    飯容器のフツク取付構造。
JP16248284U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH0425055Y2 (ja)

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JP16248284U JPH0425055Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JPS6177920U JPS6177920U (ja) 1986-05-24
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