JPH0451742Y2 - - Google Patents

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JPH0451742Y2
JPH0451742Y2 JP1985197832U JP19783285U JPH0451742Y2 JP H0451742 Y2 JPH0451742 Y2 JP H0451742Y2 JP 1985197832 U JP1985197832 U JP 1985197832U JP 19783285 U JP19783285 U JP 19783285U JP H0451742 Y2 JPH0451742 Y2 JP H0451742Y2
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JP
Japan
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handle
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fitted
receiving seat
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JP1985197832U
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JPS62104722U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭において使用する電気湯沸
し器などの把手取付装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の把手取付装置は、たとえば実公
昭60−8830号公報に示されるような構造となつて
いた。すなわち第5図および第6図に示すように
把手23の枢軸23′にブツシンク22をはめ、
この枢軸23′を外装ケース21の孔に挿通する
とともに下口部材24の垂下壁25の切欠き26
に係合して取付けていた。そして把手23をもつ
て器体を運搬できるようにしていた。
また実公昭55−44574号公報に示されているよ
うに、すなわち第7図〜第8図に示すように肩本
体31の上周縁から垂下形成した垂周片32に孔
33を設け、この部分に提手杆34の枢軸34′
を嵌め合せていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成においては、たと
えば誤まつて把手の、回動部取付部や、把手に転
倒で衝撃を加えた場合には、外装ケースの把手取
付近傍が変形し著しく外観をそこねたり、把手が
回動しなくなつて使用できなくなつていた。
また外装ケース等の成形時に外装ケースが内側
に変形した場合、把手は、ブツシユと把手間にス
キマを生じていた。そして把手の操作力も外装ケ
ースや把手の変形具合いにより異なり一定となら
なかつた。
また第2の従来例においては肩本体の垂周片に
提手杆(把手)を取りつけているため、デザイン
面で垂周片を小さくしコンパクトに見せようとし
ても、提手杆の軸を嵌め合わす寸法だけは最低限
必要であり、デザイン的にまとまりをかいてい
た。さらに肩本体の形状も垂周辺に提手杆用の穴
を必要とし金型構成も複雑となつていた。
本考案はこのような問題点に留意し、万一器体
の転倒等で把手に衝撃があつても外装ケースを変
形させることなく、常に一定した把手の操作性を
有した把手の取付装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、外壁と内壁を有す
る断面コ字状の注口と、この注口の外壁下端に着
脱自在に係合されたボデーと、前記注口の内壁の
内側下端に係合された容器と、前記ボデーに取付
けられた把手よりなり、前記ボデーの注口と近接
する部分に形成した把手取付穴に受け座を嵌合す
るとともに、この受け座に前記ボデーの内側より
同ボデー内面に接するように取付座を嵌合し、前
記把手に一体成形した回動軸部を外側より受け座
に回動自在に嵌め合わせ、さらにこの回動軸部に
形成した溝部に把手取付穴よりも径大の金属製の
抜け止め部材を係止することで取付座を抜け止め
して前記ボデーに把手をユニツト化し、かつ前記
把手の回動軸部先端を注口の内壁に対し当接また
は任意の隙間をおいて対向するように構成したも
のである。
作 用 上記構成によれば器体の転倒やその他の衝撃に
より把手に直接力が加わつた場合でも、注口の内
壁外側に把手の回動軸の先端が当接し、注口の弾
性で、衝撃を吸収し、ボデー等の薄板の鋼板の変
形を防止できるものである。また、把手と止め輪
の寸法は常に一定で回動時の荷重も一定にできる
ものである。
実施例 以下本考案の一実施例を添付図面にもとずいて
説明する。第1図〜第3図において1は略四角形
状の注口でこの注口1の外周部は外壁1aと内壁
1bとによつて断面略コ字状をなしている。この
注口1の外壁1aの下端にはボデー2が着脱自在
に係合されている。このボデー2の外壁側面には
一対の把手取付穴2aを形成している。この把手
取付穴2aは外周に切欠き2′を有している。前
記注口1の内壁1bの内側には容器3を係合して
あり、この容器3の上端フランジ部3aと注口1
間にパツキン4を介在している。
本体5に移動するために使用する把手7は略コ
字状に形成しており、両先端部に周溝6′を有し
た回動軸部6を一体に有している。前記ボデー2
の取付穴2aには前記回動軸部6を受ける受け座
8を嵌め込んであり、その外周の突起部8′を取
付穴2aの切欠き2′に係合させて回り止めして
いる。そして、ボデー2の内側からボデー2の内
面に接し、受け座8の外径に係合するように取付
座9をはめ合せ、取付座9の孔線の凹部9′を受
け座8の外周の突起部8′と係合させて回り止め
している。そして前記把手7の回動軸部6を前記
受け座8に嵌合し、ボデー2の内側に突出した部
分の溝6′にEリング等の止め輪10を嵌め合せ
て、把手7を抜け止めしている。
なお、注口1の内壁1bの外側は前記把手7の
回動軸部6の先端部に対し、当接または任意のス
キマを有するように対向させている。そして前記
把手7の回動等の操作力の調整は前記受け座8の
内面にリブを設けることにより容易に調整でき
る。なお、図中の11は注口2の一部と係合し開
閉自在に設けられた蓋ユニツト、12はボデー2
と係合する基台、13,14はボデー2に係止さ
れ、表示ランプ(図示せず)を収納する表示板、
15は前記、基台12はボデー2等を前記容器の
金具(図示せず)に取付ける裏板である。
上記構成において、たとえば器体を転倒した場
合、把手7部に衝撃Fが加わつた場合、ボデー2
の変形をきたす前に注口1の外周部の内壁1bの
外側面に、把手7の回動軸6の先端に当つて、衝
撃を緩和し、かつ把手の引抜き方向の力やこじり
の力が加わつたとしても取付座9がボデー2の内
面に接しているため薄板で構成されたボデー2の
変形を防止出来るものである。
また把手7の回動軸部6の溝6′により、常に
ボデー2との締付力が一定となり、把手7の回動
操作力が一定となり、かつ受け座のリブの寸法、
数等により回動操作力を調整でき、スムーズな回
動をする把手取付構造を提供できるものである。
さらにボデー2に受け座8、把手7をはめ、次に
ボデー2の内側から取付座9を取付け、把手7の
回動軸部の溝に金属性のEリング等の抜け止め部
材10を取付けることにより、ボデーとのユニツ
ト化ができ、本体への組立も簡単となるものであ
る。
考案の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本考
案によれば器体の転倒やその他の衝撃により、把
手に外力が加わつた場合にもボデーが変形するこ
となく、かつ回動動作もスムーズにでき、成形時
の把手やボデーの変形においても、常に把手の回
動荷重が一定にでき、かつ把手の回動軸部のこじ
りについても把手の回動軸部に溝を設けこの溝に
金属性のEリングで取付座金を係止しているため
軸方向の引抜き力についても荷重を受けることが
できる。また、取付座、Eリングを全体で応力を
受けることができるため、強度が確保でき、信頼
性の高い把手装置を提供でき、さらに、注口部に
把手を設けていないため注口の金型構成を簡単に
でき、デザイン的に注口部を小さくでき、さらに
組立作業においてもボデーと把手がユニツト化が
図れ、組立工数も少なくてすみ、その実用的効果
は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の把手取付装置を採
用した電気湯沸し器の要部破断断面図、第2図は
同分解斜視図、第3図は同把手取付装置の要部分
解斜視図、第4図は同把手取付装置を採用した電
気湯沸し器の全体を示す斜視図、第5図は従来の
把手取付装置の要部断面図、第6図は同把手取付
け装置における分解斜視図、第7図は従来の他の
例における把手取付装置の側面図、第8図の同把
手の部分の分解斜視図である。 1……注口、1a……外壁、1b……内壁、2
……ボデー、2a……取付穴、5……本体、6…
…回動軸、6′……溝部、7……把手、8……受
け座、8′……突起部、9……取付座、9′……凹
部、10……止め輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外壁と内壁を有する断面コ字状の注口と、こ
    の注口の外壁下端に着脱自在に係合されたボデ
    ーと、前記注口の内壁の内側下端に係合された
    容器と、前記ボデーに取付けられた把手よりな
    り、前記ボデーの注口と近接する部分に形成し
    た把手取付穴に受け座を嵌合するともとに、こ
    の受け座に前記ボデーの内側より同ボデー内面
    に接するように取付座を嵌合し、前記把手に一
    体形成した回動軸部を外側より受け座に回動自
    在に嵌め合わせ、さらにこの回動軸部に形成し
    た溝部に把手取付穴よりも径大の金属製の抜け
    止め部材を係止することで取付座を抜け止めし
    て前記ボデーに把手をユニツト化し、かつ前記
    把手の回動軸部先端を注口の内壁に対し当接ま
    たは任意の隙間をおいて対向するように構成し
    た電気湯沸し器などの把手取付装置。 (2) 把手取付穴は穴縁に切欠を有し、受け座は外
    周に前記切欠に嵌合する突部を有して回り止め
    されてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の電気湯沸し器などの把手取付装置。
JP1985197832U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0451742Y2 (ja)

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JP1985197832U JPH0451742Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP1985197832U JPH0451742Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JPS62104722U JPS62104722U (ja) 1987-07-03
JPH0451742Y2 true JPH0451742Y2 (ja) 1992-12-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333906U (ja) * 1976-08-30 1978-03-24
JPS546092U (ja) * 1977-06-15 1979-01-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933307Y2 (ja) * 1981-01-21 1984-09-17 タイガー魔法瓶株式会社 保温容器のハンドル取付装置

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Publication number Publication date
JPS62104722U (ja) 1987-07-03

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