JPH08169460A - ヒンジキャップ - Google Patents

ヒンジキャップ

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JPH08169460A
JPH08169460A JP6318159A JP31815994A JPH08169460A JP H08169460 A JPH08169460 A JP H08169460A JP 6318159 A JP6318159 A JP 6318159A JP 31815994 A JP31815994 A JP 31815994A JP H08169460 A JPH08169460 A JP H08169460A
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coil spring
upper lid
cap body
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敬一 高士
Yoshirou Mochino
義朗 茂知野
Fumio Kinoshita
文男 木下
Takayuki Jinbo
孝之 仁保
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 上蓋をキャップ本体に装着する際のコイルス
プリングのガタツキが防止され、装着作業をスムーズに
且つ効率よく行うことができ、しかも上蓋のキャップ本
体からの脱着も有効に防止されたコイルスプリング付の
ヒンジキャップを提供する。 【構成】 上蓋2には、旋回軸11,12の上部を覆う
様な突片48が設けられており、該突片48により、コ
イルスプリング13の一方の移動が制限されており、キ
ャップ本体1に形成されている溝23は、上蓋2を取り
付けるにあたって旋回軸11,12が通過する導入部
と、該導入部に連続し且つ導入された旋回軸を旋回可能
に保持するための軸支持部とから成っており、該溝23
の底面には、導入部から軸支持部に向かって滑らかに盛
り上がり且つ急激に降下している盛り上がり部が形成さ
れ、旋回軸11,12は、導入部から挿入されて盛り上
がり部を乗り越えて軸支持部内に保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプリングの作用によ
り、蓋がワンタッチで開放されるヒンジキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、容器口部に装着されるキャップ本
体に、上蓋を旋回可能に取り付けたヒンジキャップが知
られている。この種のキャップにおいて、上蓋にコイル
スプリングが巻かれた旋回軸を設け、この旋回軸をキャ
ップ本体と係合させた構造のものは、ワンタッチで上蓋
を開けることができ、容器内容物を取り出している際に
にも上蓋の開放状態がスプリングにより保持されている
ため、取り出し操作が容易であり、例えば塩、胡椒等の
各種調味料などが入れられた容器のキャップとして広く
実用に供されている。
【0003】このキャップにおいて、上蓋は、その周縁
部から下方に延びている旋回係合部を有しており、該係
合部は互いに反対方向に延びており且つ実質上同一直線
上に位置している第1及び第2の一対の旋回軸を有して
おり、第1の旋回軸にはコイルスプリングが設けられて
いる。またキャップ本体は、容器内容物排出用の開口を
有する天井壁と、天井壁周縁から下方に垂下した筒状の
スカート側壁とから構成されており、該天井壁の周縁部
からスカート側壁にかけて階段状の凹部が形成されてい
る。この凹部内に上蓋の旋回係合部が収容されるもので
あり、該凹部の互いに対面する両側面には、それぞれ前
記旋回軸が挿入され且つ旋回可能に保持される溝が形成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
構造のヒンジキャップでは、上蓋の旋回係合部をキャッ
プ本体の凹部に挿入して旋回軸を該凹部内の溝と係合さ
せる作業中に、旋回軸に設けられているコイルスプリン
グが外れてしまったり、或いはコイルスプリングが回転
してがたついてしまうため、挿入及び係合作業をスムー
ズに効率よく行うことが困難となっている。また、上記
溝は、旋回軸が容易に挿入されるような形状に作成され
ているため、上蓋をキャップ本体に取り付けた状態で旋
回軸が溝内でガタツキ易く、このため上蓋がキャップ本
体から容易に脱着してしまうという欠点もあった。
【0005】従って本発明の課題は、上蓋をキャップ本
体に装着する際のコイルスプリングのガタツキが防止さ
れ、装着作業をスムーズに且つ効率よく行うことがで
き、しかも上蓋のキャップ本体からの脱着も有効に防止
されたコイルスプリング付のヒンジキャップを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、容器口
部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体に旋回可
能に取り付けられた上蓋とから成り、上蓋は、その周縁
部から下方に延びている旋回係合部を有しており、該係
合部は互いに反対方向に延びており且つ実質上同一直線
上に位置している第1及び第2の一対の旋回軸を有して
おり、第1の旋回軸にはコイルスプリングが設けられて
おり、キャップ本体は、容器内容物排出用の開口を有す
る天井壁と、天井壁周縁から下方に垂下した筒状のスカ
ート側壁とから構成され、該天井壁の周縁部からスカー
ト側壁にかけて階段状の凹部が形成されており、該凹部
内に上蓋の旋回係合部が収容されるものであって、該凹
部の互いに対面する両側面には、それぞれ前記旋回軸が
挿入され且つ旋回可能に保持される溝が形成されている
ヒンジキャップにおいて、前記上蓋に設けられた旋回係
合部は、第1の旋回軸の起点となる壁面を備えた一面開
口のボックス形状のスプリング収容室と、第2の旋回軸
の起点となる壁面とを有しており、第1の旋回軸に設け
られたコイルスプリングは、一部が前記スプリング収容
室から飛び出て、且つその先端が第1の旋回軸から離れ
て延びており、スプリング収容室内のコイルスプリング
の先端は、第1の旋回軸から離れて該軸の上方(上蓋閉
塞状態において上側)に延びており、前記収容室内に
は、第1の旋回軸の上部(上蓋閉塞状態において上側)
を覆う様な突片が設けられており、該突片により、スプ
リング収容室内のコイルスプリングの先端の移動が制限
されていると共に、前記キャップ本体の凹部に形成され
ている各溝は、前記旋回係合部を該凹部に挿入する際
に、旋回軸が通過する導入部と、該導入部に連続し且つ
導入された旋回軸を旋回可能に保持するための軸支持部
とから成っており、該溝の底面には、導入部から軸支持
部に向かって滑らかに盛り上がって急激に降下している
盛り上がり部が形成され、前記旋回軸は、導入部から挿
入されて盛り上がり部を乗り越えて軸支持部内に保持さ
れ、前記凹部の正面壁には、切欠き部が形成されてお
り、前記旋回係合部を該凹部内に収容する際に、該切欠
き部により、前記コイルスプリングのスプリング収容室
内から飛び出している端部が保持され、これにより、前
記上蓋が開放状態に賦勢されていることを特徴とするヒ
ンジキャップが提供される。
【0007】
【作用】本発明においては、スプリング収容室に設けら
れている突片によって、第1の旋回軸に設けられている
コイルスプリングの一端の移動が制限されているため、
上蓋をキャップ本体に取り付ける際にコイルスプリング
ががたついたり、第1の旋回軸から外れたり、或いはさ
らに正常な装着が困難となるトラブルが有効に抑制さ
れ、上蓋のキャップ本体への装着をスムーズに且つ効率
よく行うことが可能となる。
【0008】またキャップ本体に設けられている旋回軸
支持用の溝には、導入部から軸支持部に向かって滑らか
な面を有する盛り上がり部が形成されているため、該軸
を溝内への挿入装着を至って容易に行うことができ、ま
た該溝に係合保持された旋回軸は、盛り上がり部によっ
て、該溝内からの離脱が有効に防止されている。従っ
て、上蓋がキャップ本体から脱着するトラブルも有効に
防止できるのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づ
いて詳細に説明する。
【0010】本発明のヒンジキャップの分解斜視図を示
す図1において、このキャップは、容器口部(図示せ
ず)に固定されるキャップ本体1と、これに旋回可能に
保持される上蓋2とから成る。キャップ本体1は、天井
壁5と、その周縁から下方に垂下したスカート側壁6と
から成り、天井壁5には、容器内容物排出用の開口7が
少なくとも1個形成されている(図中には3個形成され
ている)。上蓋2には、その周縁部から下方に延びてい
る旋回係合部10が形成され、この旋回係合部10に
は、第1の旋回軸11と第2の旋回軸12とが設けら
れ、第1の旋回軸11には、コイルスプリング13が挿
入される。
【0011】(キャップ本体の構造)キャップ本体1の
平面図を示す図2及び図2のキャップ本体のA−A断面
を示す図3、及びキャップ本体の背面図を示す図4を図
1と共に参照して、そのスカート側壁6の内面には、容
器口部の外面と螺子係合するための螺子20が形成され
ており、これにより、キャップ本体1は、容器口部に固
定される。スカート側壁6の上端部の一部分には凹み2
1が形成されているが、これは、上蓋2を閉じた場合、
その周縁部を手で引っかけて容易に開放できるようにす
るために設けられているものである。容器内容物排出用
の開口7の内の少なくとも1つには、容器側に向かって
先細状のテーパー面が形成されているが(図3参照)、
これは、上蓋2を閉じた際に、上蓋2の内面に設けられ
た筒状突起(後述する)がスムーズに開口部7内に入り
込んできっちりと嵌め込まれるようにするためである。
【0012】本発明においては、天井壁5の周縁部から
スカート側壁6にかけて階段状の凹部22が形成されて
いる。この凹部22内に上蓋2の旋回係合部10が収容
され、上蓋2が旋回可能に保持される。
【0013】本発明によれば、上記凹部22の両側面に
はそれぞれ溝23が形成されており、この溝23によっ
て、前述した上蓋2の旋回係合部10に設けられている
第1及び第2の旋回軸11,12を旋回可能に保持す
る。この溝23を図5に拡大して示すが、図5(a)は
その平面図であり、図5(b)は、そのB−B断面を示
す。
【0014】この図5において、溝23は、旋回軸を旋
回可能に保持するための軸支持部30と、旋回軸を、こ
の支持部30に挿入するための案内路となる旋回軸導入
部31とから成っている。導入部31は、上端の幅が広
く形成されており、第1及び第2の旋回軸11,12を
容易に導入部31内に挿入し得るようになっている。ま
た支持部30と導入部31との連結部分は幅狭に形成さ
れ(図5(a)参照)、且つ、該部分には、盛り上がり
部32が形成されている(図5(b)参照)。この盛り
上がり部32は、導入部31側から支持部30に向かっ
てなだらかに上昇しており、支持部30近傍では急激に
降下して段差33を形成している。本発明によれば、溝
23がこのような形状に構成されているため、旋回軸1
1,12の装着を容易に行うことができ、しかも支持部
30内に入り込んで保持された旋回軸11,12は容易
に支持部30から外れることがなく、上蓋2の脱着を有
効に防止することができるのである。
【0015】また図4から明らかな通り、凹部22の正
面には、第1の旋回軸11が装着される溝23が形成さ
れた側面近傍に、切欠き35が形成される。この切欠き
35は、第1の旋回軸11に装着されているコイルスプ
リング13の一端を係止するためのものである。即ち、
切欠き35内のコイルスプリング13の先端が入りこむ
ことにより、その位置決めがされる。
【0016】(上蓋の構造)上蓋2の側面を示す図6及
び上蓋の下面を示す図7において、上蓋2の内面には、
前記開口7に対応して、筒状の突起40が設けられてい
る。即ち、少なくとも1個の突起40の先端は、開口7
の径よりも若干大きな外径を有しており、上蓋2を閉じ
た際に、該開口7と嵌合し、開口7を通って内容物が飛
び出ない様にすると共に、開口7との嵌合により上蓋2
を固定するものである。
【0017】旋回係合部10は、上蓋2の外周縁から下
方に延びている背面45を有しており、その一方側の側
部には、一面が開口されたボックス形状のスプリング収
容室46が形成され、他方側の側部には、側壁47が形
成されている。スプリング収容室46からは第1の旋回
軸11が延びており、また側壁47からは第2の旋回軸
12が延びている。図6及び図7から明らかな通り、第
1の旋回軸11と第2の旋回軸12とは互いに反対方向
の外方に延びており、且つ両者は実質状同一直線上に位
置している。
【0018】旋回係合部10の側面を拡大して示す図8
を参照して、第1の旋回軸11は、その先端部がスプリ
ング収容室46から飛び出ており、前述した溝23の支
持部30内に収容され、旋回可能に保持される。この旋
回軸11には、コイルスプリング13が装着されてお
り、その一方側の先端13aは、スプリング収容室46
から飛び出ており、前述した凹部22の正面に設けられ
ている切欠き35内に挿入されて位置決めされる。また
他方側の先端13bは、第1の旋回軸11の根本部分、
即ちスプリング収容室46内に位置している。
【0019】図8において、本発明においては、スプリ
ング収容室46内の旋回軸11の上側に突片48が設け
られている。即ち、このような突片48を設けることに
より、コイルスプリング13の先端13bは、突片48
と背面45との間に位置し、コイルスプリング13の回
転が制限される。例えば、このような突片48が設けら
れていない場合には、コイルスプリング13の回転の幅
が大きく、これを旋回軸11に装着して上蓋2をキャッ
プ本体に取り付ける際に、コイルスプリング13が大き
く回転し得るため、取り付け作業中にコイルスプリング
13が旋回軸11から外れるというトラブルを生じ易い
のである。しかるに本発明によれば、上記の突片48に
より、コイルスプリング13の回転が制限されているた
め、上蓋2のキャップ本体1への取り付け作業に際して
コイルスプリング13が旋回軸11から外れるというト
ラブルが有効に防止され、その取り付け作業を効率よく
スムーズに行うことが可能となる。
【0020】(ヒンジキャップの組み立て)本発明のヒ
ンジキャップは、上蓋2の旋回軸11にコイルスプリン
グ13を取り付けた後、該スプリング13の先端13a
をキャップ本体1の凹部22に設けられている切欠き3
5内に通しながら、旋回軸11及び12を溝13内に挿
入し、その溝23内の支持部30に係合保持させること
により組み立てられる。この上蓋2を閉じると、図9に
示す様に、コイルスプリング13の先端13aがキャッ
プ本体1の切欠き35で位置決めされているので、上蓋
2にはコイルスプリング13により開放方向へのバネ賦
勢力が常時作用している。上蓋2が閉じているこの状態
は、前述した筒状突起40と開口7との嵌合により保持
されているが、上蓋2の先端を持ち上げ、その嵌合を解
除すると、コイルスプリング13のバネ賦勢力によって
自動的に旋回し、開放状態に保たれる。従って、本発明
のヒンジキャップはワンタッチで開放することができ、
しかも容器内容物を排出する際に上蓋2が閉じてしまう
こともない。
【0021】(他の態様)本発明のヒンジキャップは、
上述した図面に示す態様に限定されず、種々の変更が可
能である。例えば、上蓋2が閉じた状態を保持するため
に、筒状突起40と開口7との嵌合を利用する必要はな
く、上蓋2とキャップ本体1の天井壁5とに適当な係合
突起を設けてもよい。また筒状突起40内に、小径の筒
状突起等を設けておけば、開口7の目詰まりを防止する
こともできる。更に本発明では、図10に示す様に、コ
イルスプリング13の先端13aにカール部を形成して
おくこともできる。該先端13aをカールしておけば、
上蓋2をキャップ本体2に装着する際に、コイルスプリ
ング13の先端13aを切欠き35内にスムーズに挿入
することができるので、上蓋2の装着作業性がさらに向
上する点で有利となる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上蓋をキャップ本体に
取り付ける際にコイルスプリングががたついたり、第1
の旋回軸から外れたりするトラブルが有効に抑制される
ため、上蓋の装着作業をスムーズに且つ効率よく行うこ
とができ、しかも、キャップ本体に装着された上蓋がキ
ャップ本体から外れてしまうというトラブルも有効に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒンジキャップの分解斜視図を示す
図。
【図2】図1のヒンジキャップのキャップ本体の平面
図。
【図3】図2のA−A断面を示す図。
【図4】キャップ本体の背面図。
【図5】キャップ本体に設けられている溝を拡大して示
す図であり、(a)は該溝の平面図、(b)はそのB−
B断面を示す図。
【図6】上蓋の側面図。
【図7】上蓋の下面図。
【図8】旋回係合部の側面を拡大して示す図。
【図9】上蓋がキャップ本体に装着された状態の要部を
簡略して示す図。
【図10】コイルスプリングの好適例を示す図。
【符号の説明】
1:キャップ本体 2:上蓋 5:
天井壁 6:スカート側壁 7:開口 10:
旋回係合部 11:第1の旋回軸 12:第2の旋回軸 1
3:コイルスプリング 20:螺子 21:凹み 2
2:凹部 23:溝 30:軸支持部 3
1:旋回軸導入部 32:盛り上がり部 33:段差 3
5:切欠き 40:筒状突起 45:背面 4
6:スプリング収容室 47:側壁 48:突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁保 孝之 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 日 本クラウンコルク株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に装着されるキャップ本体と、
    キャップ本体に旋回可能に取り付けられた上蓋とから成
    り、 上蓋は、その周縁部から下方に延びている旋回係合部を
    有しており、該係合部は互いに反対方向に延びており且
    つ実質上同一直線上に位置している第1及び第2の一対
    の旋回軸を有しており、第1の旋回軸にはコイルスプリ
    ングが設けられていると共に、 キャップ本体は、容器内容物排出用の開口を有する天井
    壁と、天井壁周縁から下方に垂下した筒状のスカート側
    壁とから構成され、該天井壁の周縁部からスカート側壁
    にかけて階段状の凹部が形成されており、該凹部内に上
    蓋の旋回係合部が収容されるものであって、該凹部の互
    いに対面する両側面には、それぞれ前記旋回軸が挿入さ
    れ且つ旋回可能に保持される溝が形成されているヒンジ
    キャップにおいて、 前記上蓋に設けられた旋回係合部は、第1の旋回軸の起
    点となる壁面を備えた一面開口のボックス形状のスプリ
    ング収容室と、第2の旋回軸の起点となる壁面とを有し
    ており、 第1の旋回軸に設けられたコイルスプリングは、一部が
    前記スプリング収容室から飛び出て、且つその先端が第
    1の旋回軸から離れて延びており、スプリング収容室内
    のコイルスプリングの先端は、第1の旋回軸から離れて
    該軸の上方に延びており、 前記収容室内には、第1の旋回軸の上部を覆う様な突片
    が設けられており、該突片により、スプリング収容室内
    のコイルスプリングの先端の移動が制限されていると共
    に、 前記キャップ本体の凹部に形成されている各溝は、前記
    旋回係合部を該凹部に挿入する際に、旋回軸が通過する
    導入部と、該導入部に連続し且つ導入された旋回軸を旋
    回可能に保持するための軸支持部とから成っており、 該溝の底面には、導入部から軸支持部に向かって滑らか
    に盛り上がり且つ急激に降下している盛り上がり部が形
    成され、前記旋回軸は、導入部から挿入されて盛り上が
    り部を乗り越えて軸支持部内に保持され、 前記凹部の正面壁には、切欠き部が形成されており、前
    記旋回係合部を該凹部内に収容する際に、該切欠き部に
    より、前記コイルスプリングのスプリング収容室内から
    飛び出している端部が保持され、これにより、前記上蓋
    が開放状態に賦勢されていることを特徴とするヒンジキ
    ャップ。
  2. 【請求項2】 前記溝は、導入部の上端が幅広に形成さ
    れ、導入部から軸支持部にかかる部分において幅狭とな
    っている請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 【請求項3】 前記コイルスプリングのスプリング収容
    室内から飛び出している端部は、カールされている請求
    項1に記載のヒンジキャップ。
  4. 【請求項4】 前記上蓋の内面には、キャップ本体の天
    井壁に形成されている容器内容物排出用の開口と嵌合す
    る筒状突起が形成されており、この嵌合により、上蓋の
    閉塞状態が保持される請求項1に記載のヒンジキャッ
    プ。
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