JP2002065348A - コンパクト - Google Patents

コンパクト

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JP2002065348A
JP2002065348A JP2000263500A JP2000263500A JP2002065348A JP 2002065348 A JP2002065348 A JP 2002065348A JP 2000263500 A JP2000263500 A JP 2000263500A JP 2000263500 A JP2000263500 A JP 2000263500A JP 2002065348 A JP2002065348 A JP 2002065348A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料収納皿の支持枠にカバーシートの差込
み部を設け、カバーシートとケース本体を簡単に結合す
るようにしたコンパクトを提供すること。 【解決手段】 化粧料収納皿を載置する支持枠と、化粧
料収納皿を被うカバーシートとを具えたコンパクトであ
って、化粧料収納皿の支持枠は、周辺に設けた環状の膨
出部と平坦な上壁とを具え、膨出部の所定の個所に下面
をえぐった膨出壁が設けられ、該膨出壁と上壁との間に
スリットが形成されており、化粧料収納皿を被うカバー
シートには、支持部が設けられ、該支持部がスリットに
嵌挿可能とされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクト、とく
に化粧料収納皿の上面を覆うカバーシートに関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料収納皿の上面を覆う透明なカバー
シートを、コンパクトケース本体に廻動自在に取着し、
カバーシートがケース本体から取り外れて紛失しないよ
うにしたコンパクトは、例えば、実公平6−2584
号、実公平7−19376号公報等に記載されているよ
う従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報記載の従来技術は、いずれもケース本体にカバーシ
ート取着手段を取り付けており、取付のための部品が必
要となり、カバーシートの取着手段への結合も簡単では
ないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するため、ケ
ース本体を構成する化粧料収納皿の支持枠の一部に差込
み部を設け、該差込み部にカバーシートの支持部を装着
するようにし、カバーシートとケース本体を簡単に結合
するようにしたコンパクトを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、コンパクトとして、化粧料収納皿を載置
する支持枠と、化粧料収納皿を被うカバーシートとを具
えたコンパクトであって、化粧料収納皿の支持枠は、周
辺に設けた環状の膨出部と平坦な上壁とを具え、膨出部
の所定の個所に下面をえぐった膨出壁が設けられ、該膨
出壁と上壁との間にスリットが形成されており、化粧料
収納皿を被うカバーシートには、支持部が設けられ、該
支持部がスリットに嵌挿可能とされていることを特徴と
する構成を採用する。
【0006】また、スリットに面する上壁端部に、端面
を円弧状とした凹部を設け、カバーシートの支持部を湾
曲させて挿入できるようにしたことを特徴とする構成を
採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1,2において、Aは
ケース本体、Bはケース本体に取着された支持枠、Cは
化粧料収納皿、Dは化粧料収納皿の上面を覆うカバーシ
ート、Eはケース本体に取着された開閉蓋、Fはパフで
ある。
【0008】ケース本体Aは、底壁1と底壁1から弧状
に立ち上がる側周壁2とを具え、側周壁2の周面の一部
には、開閉蓋Eを取り付けるための切欠部3が設けら
れ、コ字状の側周壁4が形成されている。側周壁2の切
欠部3の反対側には、開閉機構を収納するための開口部
5が設けられている。
【0009】図3,4に示すように、側周壁2の上端面
6の内周縁には、段差が形成され、支持枠Bを載置する
支持面7となっている。側周壁2の切欠部3、開口部5
の中心線に直交する位置には、上端面6と面一とし、内
方に突出する一対の突出片8が設けられており、その上
面には、突起9が設けられている。
【0010】支持枠Bの外周縁は、コ字状の側周壁4の
上面と切欠部3を除く側周壁2の支持面7の形状と同一
の形状となっており、外周縁に沿って、前記支持面7に
載置される弧状側壁10が垂設されている。支持枠Bの
周辺の弧状側壁10の内周に沿って、ほぼ環状の膨出部
11が形成され、その内方には、膨出部11に連続して
上壁12が連設されている。
【0011】図2,4に示すように、支持枠Bの中央部
には、化粧料収納皿Cの受け皿13が設けられており、
該受け皿13は、前記上壁12に連続する四つの側壁1
4と底壁15とからなっている。切欠部3、開口部5の
側の両側壁14の内周には、内方に突出する係止片16
が設けられている。
【0012】膨出部11の前記突出片8に対向する部分
は、その下面がえぐられて断面弧状の膨出壁17が形成
されており、該膨出壁17部分は、突起9の両側面に一
致して位置決めされている。図6に示すように、膨出部
11と上壁12との間には、一定巾の水平なスリット1
8が水平方向に延びるよう穿設されており、スリット1
8を形成する上壁12の端部は、傾斜面となっており、
端面を円弧状のえぐり部とした凹部19が設けられてい
る。スリット18の対向する側の膨出部11には、所定
巾の切込み20が刻設されている。
【0013】図3,4に示すように、化粧料収納皿C
は、四つの側壁25と底壁26とからなり、受け皿13
に嵌挿され、開口部5側の側壁25は、受け皿13の側
壁内周面との間に隙間が設けられており、中央部に係止
凹部27が形成されている。
【0014】図5に示すように、カバーシートDは、透
明なシートまたはフィルムによって形成され、上壁12
を被う円形部30と、該円形部30から突出した支持部
31と摘み32とからなっており、支持部31の先端両
側は、側部より突出した係止片33となっている。前記
支持部31は、スリット18に挿入されるが、図6に示
すように、支持部31の係止片33の巾aは、スリット
18の巾cより大きく、支持部31の根本部の巾bは、
スリット18の巾cよりやや小さくなっている。
【0015】挿入にあたっては、上壁12のスリット1
8側の端部には、端面を円弧状とした凹部19が設けら
れているので、係止片33の部分を湾曲させると容易に
押し込むことができ、通常時には平面に戻るので、係止
片33がスリット18の両側に引っかかり、抜け出るこ
とはない。そして、使用時には、カバーシートDは、ス
リット18を支軸として廻動させることができる。
【0016】図2,3に示すように、開閉蓋Eは、頂壁
40と頂壁40より断面弧状に垂下する側周壁41とを
具えており、ケース本体Aの切欠部3に対応する位置に
は、蝶番用の連結片42が垂設されている。連結片42
には、蝶番用軸孔43が穿設されており、ケース本体A
の切欠部3に架設された蝶番ピンに枢支され、ばねによ
って開蓋方向に付勢されている。側周壁41の連結片4
2の反対側には、係止片44が設けられており、開閉機
構45の係止部に係合されるようになっている。頂壁4
0の裏面には、鏡46が取り付けられている。
【0017】開閉機構45は、押え47と係止片44に
係合する係止部48と、ばね部材49とからなってお
り、押え47の指先による押圧操作に応じて、係止片4
4が係止部48から外れ、開閉蓋Eが開くようになって
いる。
【0018】次に、本発明コンパクトの作用効果につい
て説明する。コンパクトの使用にあたっては、開閉蓋E
を開いてパフFを取り出し、次いで、切込み20に指先
を入れ、カバーシートDの摘み32を持ってカバーシー
トDをめくり上げ、スリット18を支軸として少なくと
も90゜以上廻動させると、カバーシートDの支持部3
1は、上壁12のスリット18側端面に接触し、カバー
シートDのそれ以上の廻動を阻止し、反転位置に維持さ
れる。次いで、化粧料収納皿Cを露出させ、パフFに化
粧料を付着させて、肌に塗布する。
【0019】使用後に、カバーシートDを復元させる
と、化粧料収納皿Cを被い、その上にパフFを置いて、
開閉蓋Eを閉じることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。支持枠に、上壁と、上壁から
膨出する膨出壁を設け、該膨出壁にスリットを形成し、
該スリットにカバーシートの支持部を廻動自在に装着す
るようにしたから、使用にあたって、カバーシートを廻
動して反転位置に維持することができ、またカバーシー
トが支持枠から外れて紛失することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンパクトの斜視図である。
【図2】コンパクトの正面断面図である。
【図3】開蓋した状態の支持枠の一部を取り除いた上面
図である。
【図4】開蓋した状態の側面断面図である。
【図5】カバーシートの説明図である。
【図6】カバーシート取付部の説明図で、(a)は断面
図、(b)は図(a)のA−A線における断面図であ
る。
【符号の説明】
A ケース本体 B 支持枠 C 化粧料収納皿 D カバーシート E 開閉蓋 F パフ 14 側壁 15 底壁 17 膨出壁 18 スリット 19 凹部 20 切込み 25 側壁 26 底壁 30 円形部 31 支持部 32 摘み 33 係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料収納皿を載置する支持枠と、化粧
    料収納皿を被うカバーシートとを具えたコンパクトであ
    って、 化粧料収納皿の支持枠は、周辺に設けた環状の膨出部と
    平坦な上壁とを具え、膨出部の所定の個所に下面をえぐ
    った膨出壁が設けられ、該膨出壁と上壁との間にスリッ
    トが形成されており、 化粧料収納皿を被うカバーシートには、支持部が設けら
    れ、該支持部がスリットに嵌挿可能とされていることを
    特徴とするコンパクト。
  2. 【請求項2】 スリットに面する上壁端部に、端面を円
    弧状とした凹部を設け、カバーシートの支持部を湾曲さ
    せて挿入できるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のコンパクト。
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