JP4558351B2 - 化粧用容器 - Google Patents

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本発明は、化粧料等を収容する化粧用容器に関するものである。
従来、化粧料等を収容する化粧用容器として、容器内に化粧料が飛散したり、ブラシ等の化粧具が鏡に接触することを防止するため、容器本体の上面に保護シートを載置したものがあった。しかし、化粧をする際に、保護シートを容器本体の上面から取り外して机の上等に置いておく必要があり、保護シートを紛失してしまうおそれがあった。
そこで、従来、保護シートを容器本体の周側壁上に水平方向に回動可能に軸支しており、化粧をする際に、保護シートを容器本体側方へ回動させて使用する化粧用容器が提案されている(特許文献1参照)。
また、保護シートを容器本体の周側壁の一辺側を中心に折り曲げることで回動するように支持しており、化粧をする際に、保護シートを容器本体側方へ折り返して使用する化粧用容器が提案されている(特許文献2参照)。
実公平7−19376号公報 実開昭62−7909号公報
しかしながら、特許文献1に記載の化粧用容器は、保護シートが下面を鉛直方向下側に向けたまま容器本体側方へ移動するため、化粧時に、保護シートを容器本体側方へ回動させた際に、保護シートの下面に付着していた化粧料等が容器外に落下してしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載の化粧用容器は、保護シートを容器本体側方へ折り返した状態で保持することができず、化粧時に、容器本体側方へ折り返した保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうという問題があった。
そこで本発明は、保護シートの紛失を防止するとともに、化粧時に化粧料等が容器外へ落下することや、保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうことを防止することができる化粧用容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る化粧用容器の第一の構成は、化粧料を収納する容器本体と、蓋体と、前記容器本体の上面を覆う保護シートと、を有する化粧用容器であって、前記保護シートは、樹脂を含浸させた紙又は布にて形成され、前記容器本体の上面を覆う開閉可能な保護部と、前記容器本体に支持された支持部とからなる可撓性のあるシートにて形成し、前記保護部の化粧料を覆う面が上を向くように前記容器本体の側方へ回動して開くことを特徴とする。
また、本発明に係る化粧用容器の第の構成は、第一の構成の化粧用容器であって、前記容器本体内に収納され、化粧料等の内容物を収容する中皿を有し、前記保護シートは、前記支持部を前記中皿と前記容器本体とで挟持して支持されることを特徴とする。
本発明に係る化粧用容器の第一の構成により、保護シートの紛失を防止するとともに、化粧時に化粧料等が容器外へ落下することや、保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうことを防止することができる。
また、本発明に係る化粧用容器の第の構成により、保護シートに化粧料が付着しにくくすることができ、保護シートを開いた際に保護部に付着した化粧料が容器外へこぼれることを防止できる。
本発明に係る化粧用容器の第の構成により、保護シートを接着剤等を用いることなく、容器本体に容易に取り付けることができる。
本発明に係る化粧用容器の実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る化粧用容器の保護シートを開いた状態の斜視図、図2は正面から見た容器本体及び保護シートの断面図、図3は化粧用容器の保護シートを閉じた状態の斜視図である。
図1に示すように、化粧料等を収容する化粧用容器1は、容器本体2、蓋体3、中皿4、保護シート5から構成される。
容器本体2は、内側に中皿4を囲って収納する周側壁2cを設け、周側壁2cにヒンジ用凹部2b、フック用凹部2aを設けている。ヒンジ用凹部2bは容器本体2の背面に形成され、フック用凹部2aは容器本体2の正面に形成される。
蓋体3は、その内面の中央に鏡6、内面の背面側にヒンジ用凸部3aを、内面の正面側にフック3bをそれぞれ設け、容器本体2にヒンジ結合している。
ヒンジ用凸部3aは、前記したヒンジ用凹部2bに嵌め込まれている。ヒンジ用凹部2bとヒンジ用凸部3aの軸穴に軸7を通すことにより、ヒンジ用凸部3aは両側を容器本体2に支持されることとなり、蓋体3が容器本体2に対して回動可能に蝶着される。
フック3bは、蓋体3を閉じた際に容器本体2のフック用凹部2a内に設けられた掛止凸部2dに掛止されて、蓋体3を容器本体2に閉蓋状態でロックするようになっている。また、フック3bを押し上げることで掛止凸部2dとフック3bのロックを解除し、蓋体3が開く。
中皿4は、長方形の平面形状に形成されており、化粧料、化粧具を収納する収納部4a、4bが形成されている。
図2(a)、図3に示すように、保護シート5は、樹脂を含浸させた和紙、布等の可撓性のあるシートにて形成されている。この樹脂は、少なくとも保護部5aの化粧料を覆う面に含浸されている。また、保護シート5は、保護部5aと支持部5bとからなり、容器本体の上面に対して開閉可能に形成されている。
保護部5aは、容器本体2の上面を覆うように、中皿4とほぼ同じ長方形の平面形状に形成されている。保護部5aは、蓋体3を閉じた際には鏡6と化粧料との間に介在し、容器本体2の上面を覆う。
支持部5bは、容器本体2の底面から周側壁2cの内側に渡って、中皿4と容器本体2とでL字状に挟持して支持されている。
化粧用容器1を使用する際は、まず、上述のごとく、化粧用容器1が閉じた状態から、フック3bを押し上げることで掛止凸部2dとフック3bのロックを解除し、蓋体3を開く。
続いて、図3の状態から保護部5aと支持部5bの境界線を中心に保護シート5の右辺を持ち上げる。そして、そのまま保護部5aを容器本体2の側方へ回動して開き、保護部5aの化粧料を覆う面を上に向けた状態で保護部5aを机等に載置する。この状態で、容器本体2の側方へ開いた保護シート5が邪魔にならず、保護シート5を取り外すことなく、中皿4内の化粧具、化粧料を用いて化粧を行うことができる。
また、図2(b)に示すように、開いた保護部5aをさらに容器本体2の裏面側まで回して手の平Hの上に載せて化粧を行うこともできる。かかる使用方法でも開いた保護シート5が邪魔になることがない。
上述のごとく、保護シート5は、容器本体2の上面を覆う開閉可能な保護部5aと、容器本体2に支持された支持部5bとからなる可撓性のあるシートにて形成し、保護部5aの化粧料を覆う面が上を向くように容器本体2の側方へ回動して開くこととした。
これにより、化粧用容器1を閉じた状態で、鏡6を傷つけることなく、化粧料の飛散を防止することができる。また、化粧用容器1の使用時に保護シート5を容器本体2から取り外す必要がなく、保護シート5の紛失を防止することができる。また、保護シート5が容器本体2の上面に倒れてしまうことを防止することができる。
また、保護シート5は、樹脂を含浸させた紙又は布にて形成したことにより、保護シート5に化粧料が付着しにくくすることができ、保護シート5を開いた際に保護部5aに付着した化粧料が容器外へこぼれることを防止できる。
また、保護シート5を支持部5bを中皿4と容器本体2とで挟持して支持する構成とした。これにより、保護シート5を接着剤等を用いることなく、容器本体2に容易に取り付けることができる。また、化粧用容器1の廃棄の際に、保護シート5、容器本体2、中皿4を簡単に分離することができ、分別回収が容易となる。
本発明は、化粧料以外の様々な内容物を収容するコンパクト容器にも適用出来る。
本実施形態に係る化粧用容器の保護シートを開いた状態の斜視図である。 (a)保護シートを開いた状態における正面から見た容器本体及び保護シートの断面図である。(b)保護シートを容器本体の裏面側に回した状態における正面から見た容器本体及び保護シートの断面図である。 化粧用容器の保護シートを閉じた状態の斜視図である。
符号の説明
H …手の平
1 …化粧用容器
2 …容器本体
2a …フック用凹部
2b …ヒンジ用凹部
2c …周側壁
2d …掛止凸部
3 …蓋体
3a …ヒンジ用凸部
3b …フック
4 …中皿
4a …化粧料収納部
4b …収納部
5 …保護シート
5a …保護部
5b …支持部
6 …鏡
7 …軸

Claims (2)

  1. 化粧料を収納する容器本体と、蓋体と、前記容器本体の上面を覆う保護シートと、を有する化粧用容器であって、
    前記保護シートは、樹脂を含浸させた紙又は布にて形成され、前記容器本体の上面を覆う開閉可能な保護部と、前記容器本体に支持された支持部とからなる可撓性のあるシートにて形成し、前記保護部の化粧料を覆う面が上を向くように前記容器本体の側方へ回動して開くことを特徴とする化粧用容器。
  2. 請求項1記載の化粧用容器であって、
    前記容器本体内に収納され、化粧料等の内容物を収容する中皿を有し、
    前記保護シートは、前記支持部を前記中皿と前記容器本体とで挟持して支持されることを特徴とする化粧用容器。
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