JP6329809B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体に収容される化粧料の上に、保護シートを介することなく直接化粧用パフを配置してなる化粧料容器に関するものである。
従来、ファンデーション等の化粧料を収容する容器として、例えば図7に示すように、容器本体1と、これを蓋する蓋体2とを、互いにその奥端部でヒンジ連結して開閉するようにしたコンパクトタイプの化粧料容器がよく知られている。2aは蓋体2の内側面に貼付される鏡である。
上記容器本体1には、その上面に、化粧料収容用の凹部3が設けられ、その凹部3内にファンデーション等の化粧料4が直接もしくは中皿に充填された状態で収容されている。そして、上記化粧料4の上面には、透明な保護シート5を介して、略板状の化粧用パフ6が載置されるようになっている。この保護シート5は、肌に使用して皮脂や水分が付着した化粧用パフ6が化粧料4と直接接しないよう両者を仕切るためのもので、化粧料4が衛生的に保たれるよう配慮したものである。
しかしながら、上記保護シート5は、化粧時には邪魔になるため、容器から取り出して近くに置くか容器と一緒に手に持つ必要があり、その取り扱いが面倒であるという問題がある。また、保護シート5は薄くて透明なため、近くに置いた場合や床に落とした場合、見つけにくく、紛失しやすいという問題もある。
そこで、最近は、上記保護シート5の一端側をコ字状に折り返して、その折り返し部分を容器本体1側に折り込んだものが多く出回っている(特許文献1等を参照)。また、容器本体1と蓋体2との間に、化粧用パフ6を載置するための中蓋を設けたものも提案されている(特許文献2等を参照)。
特開2005−230452号公報 特開平11−220号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、保護シート5を折り返して容器本体1に組み込んだものは、製造に手間を要する上、これを使用する顧客にとっても、使用の都度、折り目の付いた保護シート5を側方に開いたり閉じたりする手間がかかるため、使い勝手がいま一つ良好でないという問題を有している。また、上記特許文献2のように、化粧用パフ6を載置するための中蓋を設けたものは、容器の構造が複雑になる上、容器が厚み方向に嵩張るという問題を有している。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、保護シートや中蓋を用いる必要がなく簡単な構成で、しかも化粧料上面と化粧用パフとを、互いに隙間をあけた状態で容器内に収容することのできる、衛生的で使い勝手のよい化粧料容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、上面に化粧料収容用凹部が設けられ、その凹部内に化粧料が収容された容器本体と、この容器本体を蓋する蓋体と、上記凹部内に収容された化粧料の上に配置される化粧用パフとを備えた化粧料容器であって、上記容器本体の後端部には、蓋体とのヒンジ連結用の切欠き部が設けられており、上記容器本体の上面の周縁部には、上記切欠き部を除いた部分に、所定高さの周壁が設けられており、上記化粧用パフが、上記凹部の開口より一回り大きく、かつ上記容器本体上面の周壁内に収まる平面視形状に設定されているとともに、上記容器本体上面の周壁内側の、上記凹部開口の周縁部に、周方向に所定間隔で、上記周壁より一段低く上記凹部開口の周縁部より一段高い突出部が複数形成されており、上記化粧用パフの下面が、これらの突出部によって上記凹部内に収容された化粧料の上面から一段高く持ち上げられた状態で保持されるようになっている化粧料容器を第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記化粧用パフ下面の、周縁部の全長を1とすると、その周縁部のうち容器本体上面に設けられた突出部に当接する部分の周方向の長さの総和が、0.1〜0.5に設定されている化粧料容器を第2の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記化粧用パフが、厚み3.0〜12.0mmであり、上記突出部によって保持された化粧用パフの下面と化粧料の上面との間の距離が0.5〜3.0mmに設定されている化粧料容器を第3の要旨とし、上記容器本体上面の、化粧料収容用凹部の開口を含む面積を1とすると、その面のうち化粧用パフで覆われる部分の面積が、0.60〜0.90に設定されている化粧料容器を第4の要旨とする。
すなわち、本発明の化粧用容器は、化粧用パフを、容器本体に収容された化粧料の上面から隙間をあけた状態で保持するために保護シートや中蓋を用いるのではなく、容器本体の化粧料収容用凹部の開口縁部に、複数の突出部を所定間隔で直接設け、これら複数の突出部によって、化粧用パフを持ち上げて保持するようにしたものである。特に、本発明では、上記容器本体の上面の周縁部の、蓋体とのヒンジ連結用の切欠き部を除いた部分に、所定高さの周壁が設けられており、上記周壁内側に、特定の配置で上記突出部が設けられている。そして、上記化粧用パフが、上記凹部の開口より一回り大きく、かつ上記容器本体上面の周壁内に収まる平面視形状に設定されている。この構成によれば、容器内において、化粧用パフが、容器本体に収容された化粧料の上面から隙間をあけた状態で保持されるだけでなく、これを保持する突出部と突出部の間にも隙間が形成されて、これらの隙間で空気が出入りするため、上記化粧用パフと化粧料の間で空気がよどむことがない。したがって、使用によって皮脂や水分が付着した化粧用パフの下面や化粧料の上面がすぐに乾燥して、不衛生にならないという利点を有する。また、化粧料の表面を覆う保護シートがなくても、化粧料上面が、それより一回り大きな平面視形状の化粧用パフで覆われるため、蓋体の内側面やそこに貼付される鏡の表面に化粧料が付着して汚れることがないという利点も有する。
しかも、上記構成によれば、化粧用パフを持ち上げるために特殊な機構を組み込む必要がなく、容器本体上面の余白スペースを利用して複数の突出部を形成するだけで化粧用パフを持ち上げた状態で保持することができるため、化粧料収容用凹部の開口より一回り大きな化粧用パフを用いるにもかかわらず、化粧料容器自体は周方向に嵩張ることがなく、容器全体がコンパクトであるという利点を有する。
なお、本発明のなかでも、特に、上記化粧用パフ下面の、周縁部の全長を1とすると、その周縁部のうち容器本体上面に設けられた突出部に当接する部分の周方向の長さの総和が、0.1〜0.5に設定されているものは、化粧用パフをとりわけ安定的に保持することができ、しかもその保持手段である突出部と突出部との間隔が、空気の流動に適した大きな間隔となるため、好適である。
また、本発明のなかでも、特に、上記化粧用パフが、厚み3.0〜12.0mmであり、上記突出部によって保持された化粧用パフの下面と化粧料の上面との間の距離が0.5〜3.0mmに設定されているものは、化粧用パフと化粧料とを充分に衛生的に保つことができ、しかも化粧料容器全体が厚み方向に嵩張らないものとなるため、好適である。
さらに、本発明のなかでも、特に、上記容器本体上面の、化粧料収容用凹部の開口を含む面積を1とすると、その面のうち化粧用パフで覆われる部分の面積が、0.60〜0.90に設定されているものは、容器本体上面のスペースに納まる範囲で、従来に比べて大きな化粧用パフを提供することができ、好適である。
本発明の一実施の形態である化粧料容器の、蓋体を開けた状態を示す斜視図である。 上記化粧料容器の、蓋体を閉じた状態を示すA−A′断面図である。 上記化粧料容器の容器本体を示す平面図である。 (a)〜(d)は、いずれも上記化粧料容器における突出部の配置の変形例を示す模式的な平面図である。 本発明の他の実施の形態を示す説明図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示す説明図である。 従来の化粧料容器の一例を示す説明図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の化粧料容器の一実施の形態を示している。この化粧料容器は、上面に、中皿10に充填された化粧料11を収容する化粧料収容用凹部(以下「凹部」と略す)12が設けられた容器本体13と、これを蓋する蓋体14とが、互いの後端部でヒンジ連結された構成になっている。15は蓋体14の内側面に貼付された鏡であり、16は化粧料11の上に配置される化粧用パフである。なお、容器本体13の前端部には、蓋体14を開閉するためのフックピース17と係合用凸部18(図2参照)とが設けられ、蓋体14の前端部には、上記係合用凸部18と係合する係止片19が設けられている。そして、このフックピース17を押し込むことにより、容器本体13側の係合用凸部18と蓋体14側の係止片19との係合が外れて蓋体14が開くようになっている。
上記容器本体13は、図1のA−A′断面図である図2(蓋体14を閉じた状態)と、蓋体14を外して上からみた平面図である図3に示すように、その上面13aの周縁部のうち、後端部に設けられたヒンジ連結用の切欠き部20を除いた部分に、所定高さの周壁21が設けられている。なお、フックピース17が取り付けられている部分は、容器本体13の上面13aが一段低くなって凹んでいるため、この部分の周壁21′は、その凹形状に沿って薄肉で容器内側に入り込んだ形になっている。
そして、上記容器本体13の上面13aのうち、化粧料11を収容する凹部12の開口と上記周壁21とに挟まれた四隅の部分に、図3において細かい斜線で示すように、化粧用パフ16を持ち上げて保持するための突出部22〜25が形成されている。この四つの突出部22〜25によって、化粧用パフ16の下面と化粧料11の上面との間の距離(図2においてHで示す)が2.8mmとなるよう化粧用パフ16が持ち上げられ、両者の間に、空気が流動する隙間Pが形成されるようになっている。また、化粧用パフ16の上面は、蓋体14の内側面に設けられた鏡15と接さず、両者の間にわずかな隙間が形成されるようになっている。この隙間の距離(図2においてDで示す)は0.5mmに設定されている。
上記の構成によれば、容器本体13の凹部12の開口縁部に、複数の突出部22〜25(この例では4個)が所定間隔で直接設けられ、これら複数の突出部22〜25によって、化粧用パフ16が、容器本体13に収容された化粧料11の上面から隙間Pをあけた状態で保持されている。しかも、上記化粧用パフ16を保持する突出部22〜25同士の間にも隙間が形成されているため、その隙間を通して空気が出入りして動き、上記化粧用パフ16と化粧料11の間で空気がよどむことがない。したがって、使用によって皮脂や水分が付着した化粧用パフ16の下面や化粧料11の上面がすぐに乾燥して、不衛生にならないという利点を有する。また、化粧料11の上面が、それより一回り大きな化粧用パフ16で覆われるため、蓋体14の内側面やそこに貼付された鏡15の表面に化粧料11が付着して汚れることがないという利点も有する。
しかも、上記構成によれば、化粧用パフ16を持ち上げるために特殊な機構を組み込む必要がなく、容器本体13の上面13aの余白スペースを利用して複数の突出部22〜25を形成するだけでよいため、凹部12の開口より大きな化粧用パフ16を収容しても、容器自体は周方向に嵩張ることがなく、容器全体がコンパクトであるという利点を有する。
なお、上記の例において、化粧用パフ16持ち上げ用の突出部22〜25を形成する領域面積は、少ない方が、上記隙間Pにおける空気の流動性が大きく、化粧用パフ16と化粧料11を衛生的に保つ上で好ましいが、あまり少なすぎても、化粧用パフ16を安定的に保持することが困難となって好ましくない。したがって、例えば化粧用パフ16の周縁部の全長を1とした場合、その化粧用パフ16の周縁部が突出部22〜25に当接する部分の周方向の長さ(図3においてギザギザ線Xで示す)の総和が、0.1〜0.5となるよう設定することが好ましい。
また、上記突出部22〜25の配置によっても、化粧用パフ16の保持安定性や、化粧用パフ16と化粧料11とを清浄に保つ衛生性、さらには容器サイズのコンパクト性が左右されるのであり、より効果的な配置を選択することが望ましい。すなわち、上記の例では、平面視矩形の化粧料容器において、通常、余白スペースになっている容器本体13の上面13aの四隅にそれぞれ突出部22〜25を形成することにより、容器サイズをコンパクトに保ち、しかも突出部22〜25同士の間に充分な隙間があくようにして、化粧用パフ16と化粧料11との間での空気の流動性を確保しているが、この配置は、上記の例に限るものではない。
例えば、図4(a)は、化粧用パフ16持ち上げ用の突出部として、3つの突出部22、23、26を設けた例であり(参考例)、図4(b)は、2つの突出部27、28を設けた例である。すなわち、図4(a)では、図1に示す例と同様、容器手前側の余白スペースを利用して、左右2個の突出部22、23を設けるとともに、奥側に、左右方向に細長く延びる突出部26を設けている。また、図4(b)では、左右の、周壁21と凹部12の開口との間に、前後に細長く延びる突出部27、28を設けている。ただし、図4(a)に示す例のように、容器本体13の奥側に突出部26を左右方向に延びた状態で設けると、隙間Pにおける空気の流動性がやや劣ることが判明した。これは、容器本体13と蓋体14とのヒンジ連結部において比較的隙間があり、この部分において容器の内外で空気がより流動しやすいにもかかわらず、図4(a)に示すように、この部分に突出部26を形成すると、上記空気の流動が遮られるため、図4(b)に示す例に比べて空気の流動性がやや劣るようになると考えられる。
また、化粧用パフ持ち上げ用の突出部を、容器手前の中央に設けることも考えられるが、化粧用パフ16を使用する場合、前後に化粧用パフ16を動かして化粧料11をこすり取る動作を行うため、容器手前の中央に突出部が設けられていると、化粧用パフ16が突出部に当たりやすく、動作の邪魔になるおそれがあり、好ましくない。
さらに他の例として、図4(c)に示すように、容器奥側に左右2個の突出部24、25を設け、容器手前側には突出部を設けないようにしたものをあげることができる。この例では、化粧用パフ16を、奥側の突出部24、25だけで片持ち状態で持ち上げることにより、化粧料11の上面との間に隙間Pをつくるようしたものである。この例において、化粧用パフ16の下面と化粧料11の上面との距離H(図2参照)は、傾いた化粧料パフ16の中間の高さにある下面と化粧料11の上面との距離とする。この例によれば、化粧用パフ16の手前側を手で把持して化粧を行った後、化粧料11が付着した部分を容器奥側に向けて置くことにより、その部分を容器本体13内の化粧料11の上面から持ち上げた状態で保持することができ、衛生的である。
また、図1〜3に示す例と同様、容器本体13の上面13aの四隅に突出部22〜25を設ける際、図4(d)に示すように、突出部22〜25の形成領域をより狭くして、容器本体13の上面の四隅を空けるようにしてもよい。このようにすると、周壁21に囲われた四隅においても空気が流動するため、化粧用パフ16をより衛生的に保つことができる。
また、本発明において、化粧用パフ16を持ち上げ保持するための突出部22等は、必ずしも容器本体13の上面13aから垂直に突出させる必要はなく、例えば図5に示すように、上面13aに緩やかなテーパをつけて突出部22等を形成するようにしてもよい。
さらに、本発明は、平面視矩形状の化粧料容器に限るものではなく、様々な形状の容器に適用することができる。例えば、図6に示すような、平面視円形のものであってもよい。この場合も、図示のように、容器本体13の上面13aのうち、周壁21で囲われた部分と凹部12の開口縁部との間に、周方向に沿って、複数個所(この例では4個所)に突出部22′〜25′を設けることにより、容器を嵩高くすることなく、化粧用パフ16を衛生的に持ち上げ保持することができる。
そして、本発明において、上記突出部22等の高さは、化粧用パフ16の厚みや容器全体のデザイン等を考慮して設計されるが、通常、化粧用パフ16の厚みが3.0〜12.0mmの場合、化粧用パフ16の下面と化粧料11の上面との間の距離H(図2参照)が0.5〜3.0mmとなるような高さに設定することが好適である。すなわち、上記の範囲よりもHが小さすぎると、化粧用パフ16と化粧料11の乾燥性が低下して衛生面で期待するほどの効果が得られなくなるおそれがあり、逆に、上記の範囲よりもHが大きすぎると、容器全体が厚み方向に嵩高いものとなるおそれがあり、好ましくない。
また、本発明では、化粧用パフ16の大きさを、容器本体13の凹部12の開口よりも一回り大きくすることができることが一つの利点である。すなわち、化粧用パフ16を化粧料11の上面から持ち上げて保持するため、化粧用パフ16を大きくしても、これを衛生的に保つことができる。そして、化粧用パフ16が大きいと、化粧がしやすく使い勝手がよい。
ちなみに、本発明において、容器本体13の上面13aの、凹部12の開口を含む面積[容器本体13の平面視輪郭形状で囲われた部分、すなわち図4(a)において斜め格子状の斜線で示す部分S1の面積]を1とすると、この面のうち化粧用パフ16で覆われる部分の面積[図4(b)において粗い斜線で示す部分S2の面積]が0.60〜0.90となるよう設定すると、使い勝手のよい大きさの化粧用パフ16となる。ただし、化粧用パフ16で覆われる面積の占める割合が大きすぎると、容器から化粧用パフ16を取り出しにくくなったり、空気の流動性が損なわれて湿気がこもりやすくなったりするおそれがあり、好ましくない。
また、化粧用パフ16の材質は、パフとして用いられているどのようなものであってもよく、例えば、NBR、ウレタン発泡ゴム、ラテックス、ポリビニルアルコール系ゴム、天然海綿等をあげることができる。なかでも、肌への使用感に優れ、しかも経時的にへたりにくい、NBRやウレタン発泡ゴムを用いることが好適である。
そして、本発明において、凹部12内に収容する化粧料11は、化粧用パフ16を用いて化粧するものであれは、どのようなものであってもよく、ファンデーションの他、下地料、コンシーラー、フェイスカラー等、各種の化粧料をあげることができる。
本発明は、化粧用パフが化粧料上面に対して隙間をあけた状態で収容され、衛生的で使い勝手のよい化粧料容器に利用することができる。
11 化粧料
12 凹部
13 容器本体
13a 上面
14 蓋体
16 化粧用パフ
22〜25 突出部

Claims (4)

  1. 上面に化粧料収容用凹部が設けられ、その凹部内に化粧料が収容された容器本体と、この容器本体を蓋する蓋体と、上記凹部内に収容された化粧料の上に配置される化粧用パフとを備えた化粧料容器であって、
    上記容器本体の後端部には、蓋体とのヒンジ連結用の切欠き部が設けられており、
    上記容器本体の上面の周縁部には、上記切欠き部を除いた部分に、所定高さの周壁が設けられており、
    上記化粧用パフが、上記凹部の開口より一回り大きく、かつ上記容器本体上面の周壁内に収まる平面視形状に設定されているとともに、
    上記容器本体上面の周壁内側の、上記凹部開口の周縁部に、周方向に所定間隔で、上記周壁より一段低く上記凹部開口の周縁部より一段高い突出部が複数形成されており、
    上記化粧用パフの下面が、これらの突出部によって上記凹部内に収容された化粧料の上面から一段高く持ち上げられた状態で保持されるようになっていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 上記化粧用パフ下面の、周縁部の全長を1とすると、その周縁部のうち容器本体上面に設けられた突出部に当接する部分の周方向の長さの総和が、0.1〜0.5に設定されている請求項1記載の化粧料容器。
  3. 上記化粧用パフが、厚み3.0〜12.0mmであり、上記突出部によって保持された化粧用パフの下面と化粧料の上面との間の距離が0.5〜3.0mmに設定されている請求項1または記載の化粧料容器。
  4. 上記容器本体上面の、化粧料収容用凹部の開口を含む面積を1とすると、その面のうち化粧用パフで覆われる部分の面積が、0.60〜0.90に設定されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧料容器。
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