JP6198387B2 - 化粧料容器 - Google Patents
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Description
して携帯する化粧料容器として、化粧料が充填された中皿と、上面に上記中皿を収容する
ための凹部が形成された容器本体と、この容器本体の上面を蓋する蓋体とからなるコンパ
クトケース等が汎用されている。そして、このような化粧料容器の多くは、携帯の便を考
慮して、蓋体の内側面に鏡が取り付けられているとともに、中皿収容用の凹部とは別に、
化粧ブラシや化粧チップ、パフ等の化粧小物を収容する小物用凹部が設けられている。
く接近した配置となるため、中皿に充填された化粧料の表面や化粧小物が剥き出しのまま
では、中皿内で浮き上がった化粧料や化粧小物に付着した化粧料が鏡を汚染しやすいとい
う問題がある。また、鏡の有無に関わらず、中皿や化粧小物が並ぶ容器本体の上面や蓋体
の内側の面が化粧料で汚れやすく、見栄えが悪いとともに衛生的でない。
、容器内を清浄に保つことを配慮したものが多く出回っている。
とから、図9に示すように、保護シート1の一部を、中皿2を収容する凹部3内に折り込
んで、使用時には保護シート1を横に開くようにしたものが提案されている(後記の特許
文献1を参照)。なお、図において、4は容器本体、5は化粧料充填部、6は小物収容用
の凹部、7は蓋体、8は鏡である。
撃を受けたりすると、その衝撃によって中皿2内の化粧料がひび割れたり損傷したりする
ため、容器本体4と固形化粧料を収容する中皿2との間に、種々の緩衝機構(衝撃緩和あ
るいは衝撃吸収手段)を設けたものが多数提案されており、そのなかには、上記保護シー
ト1の落下防止を兼ねるものもいくつかある。
ート1と、中皿2と容器本体4との間に敷き込む狭接シート9とを連結して、保護シート
1の落下防止と、中皿2への衝撃吸収とを同時に果たすようにしたものが開示されている
(図9の構成と同様の部分は同一符号を付してその説明を省略、以下の図11も同じ)。
の衝撃を緩衝するよう構成された中皿保護容器10と、中皿2の表面を覆う保護シート1
とを一体的に形成した技術が開示されている。すなわち、図11(b)に示すように、こ
の中皿保護容器10の底面には、下向きの突出部11が設けられており、中皿2を容器本
体4の凹部3の底面から浮かせた状態で収容保持することができるため、中皿2に対し衝
撃緩衝作用を果たすのである。なお、12は、容器本体4の凹部3との係止用凸部である
。
全体形状を付与した後、中皿2の下に敷き込む部分に発泡シート等の衝撃吸収材料を貼付
して狭接シート9とするため、製造に手間を要するという問題がある。また、全体を衝撃
吸収材料で一体的に形成してもよいとの記載があるが、保護シート1として用いる部分が
、厚みのある衝撃吸収材料で形成されていると、この部分が嵩高くなって取り扱いにくい
という問題がある。
中皿2を容器本体4の凹部3の底面から浮かせるだけでは、耐衝撃性(耐落下衝撃性能)
が不充分であり、化粧品メーカー等が要望する高いレベルに応えるものではない。特に、
従来の化粧料容器は、横向きの落下(容器側面を下にした落下)に対して弱い傾向がみら
れるため、その耐衝撃性の改善が強く望まれている。
の方向に対しても優れた耐衝撃性を備えた中皿トレーと、保護シートとが一体的に形成さ
れた化粧料容器の提供をその目的とする。
トレー凹状部の側壁が、上記中皿の四隅の角部に当接する四つの平面視略L字状の側壁で
ある化粧料容器を第2の要旨とし、それらのなかでも、特に、上記容器本体と蓋体とが、
互いにその奥端部においてヒンジ連結されており、上記中皿トレー凹状部から延びる保護
シートが、その連結部の屈曲を伸ばすことにより、中皿上面から手前側に180度開くこ
とができるようになっている化粧料容器を第3の要旨とする。
粧料に関する説明表示がなされている化粧料容器を第4の要旨とし、それらのなかでも、
特に、上記中皿トレーが、厚み0.1〜1.5mmの樹脂製シートを真空成形することに
より賦形されたものである化粧料容器を第5の要旨とする。
記中皿上面を覆うための保護シートが一体的に形成されており、別に保護シートを用意す
る必要がないため、全体の構成が簡単で、使い勝手にも優れているという利点を有する。
記中皿トレー凹状部の側壁が、上記中皿の四隅の角部に当接する四つの平面視略L字状の
側壁であるものは、上記中皿の四隅が、中皿の四隅に沿ってL字状に屈曲した、断面下向
き略コ字状の中空壁である側壁によって、安定的に保持されているため、とりわけ、角部
への衝撃に対して優れた衝撃緩衝性能を発揮し、中皿内の化粧料がダメージを受けにくい
という利点を有する。そして、中皿の四隅以外の部分では、上記平面視略L字状の中空壁
が途切れているため、凹状部の底壁の自由度が確保されており、どのような方向から衝撃
を受けても、底壁が撓むことによって、その衝撃をある程度緩和・吸収することができ、
より一層衝撃吸収性に優れている。
奥端部においてヒンジ連結されており、上記中皿トレー凹状部から延びる保護シートが、
その連結部の屈曲を伸ばすことにより、中皿上面から手前側に180度開くことができる
ようになっているものは、保護シートを開きやすく、取り扱いやすい。しかも、中皿トレ
ーにおいて、中皿を収容した凹状部から延びる連結部と保護シートの屈曲部が、容器本体
と蓋体のヒンジ連結部の反対側に配置されるため、比較的自由度の小さい容器奥側に比べ
て自由度の大きい容器手前側において、中皿を、上記中皿トレーの屈曲部で守る形になり
、より耐衝撃性に優れたものとなる。
化粧料に関する説明表示がなされているものは、中皿上面を覆っていた保護シートを開き
、そこに記載された化粧料に関する説明表示と、中皿に充填された実際の化粧料とを対比
しながら、化粧を行うことができるため、容器裏面や容器の包装箱等に表示された説明を
いちいち見直す必要がなく、便利である。
mmの樹脂製シートを真空成形することにより賦形されたものである場合には、中皿トレ
ーを効率よく低コストで製造することができる。そして、得られる中皿トレーが、弾性に
優れたものとなるため、衝撃や揺れ等を吸収して、これらが中皿へ伝達されるのを効果的
に防ぐことができる。
体20と、容器本体20の上面を蓋する蓋体21とを備えたコンパクトケースタイプの化
粧料容器であって、上記蓋体21の内側面には、鏡22が取り付けられている。また、上
記蓋体21の前端部中央にはフック23が設けられており、容器本体20の前端部に設け
られたフックピース24の切欠き部24a内に入り込んで容器本体20と係合し、上記フ
ックピース24を奥側に押し込むことによって、その係合が外れるようになっている。
26を介して収容するための凹部27が設けられ、その左右両側に、化粧ブラシ用凹部2
8と、化粧チップ用凹部29とが設けられている。なお、中央の凹部27と左右両側の凹
部28、29とは、仕切り壁を有することなく一続きの凹部として形成されている(図3
参照)。
方形状で、その上面に設けられた四個の凹部30内に、色の異なる4種類の粉末状固形化
粧料(この例では、白色のハイライトと、3種類のアイカラーとの組み合わせ)が充填さ
れている。
中皿25を収容するための凹状部31と、この凹状部31の前端縁から手前側に延設され
、容器奥側に折り返される保護シート32とを備えており、この保護シート32によって
、容器内が化粧料によって汚染されないようになっている。
保護シート32を手前に平たく開いた状態を図2(a)に示す。また、そのA−A′断面
図を図2(b)に示す。
状部31と、平面視横長の略長方形状の保護シート32の間に、両者を連結するための連
結部33を有し、これらが、1枚の透明樹脂シート(例えば厚み0.1〜1.5mm)を
真空成形することにより、一体的に形成されている。
すように、その断面が下向き略コ字状の中空壁で形成されている。そして、上記凹状部3
1の、奥側の左右の側壁35bの間の帯状部分41と、手前側の左右の側壁35aの間で
あって連結部33を残した左右の正方形部分42とが、打ち抜き加工により切り欠かれて
いる。また、上記凹状部31と保護シート32の境界部43〔図2(a)において××で
示す〕も、上記打ち抜き加工時に切断処理されている。
状に囲う帯状部分とが上向きに突出して、凹凸面に形成されている。この突出部を、図2
(a)において幅の広い斜線領域Rで示す。
平面図を図3に示す。また、図3のB−B′断面図を図4(a)に示し、同じく図3のC
−C′断面図を図4(b)に示す。これらの図に示すように、容器本体20の凹部27に
は、上記中皿トレー26を抜け止めするための係止手段として、その手前側の内周面に、
上記中皿トレー26の側壁35aの前端部と係合する溝部55が形成されており、同じく
その奥側の内周面に、上記中皿トレー26の側壁35bの奥端部と係合する溝部56が形
成されている。
上記中皿トレー26の凹状部31に中皿25を収容し(図1参照)、凹状部31の前端縁
から延びる連結部33を垂直に起立させ、さらに、この連結部33から延びる保護シート
32を奥側に折り返すことにより、中皿25の上面を保護シート32で覆う。なお、上記
中皿トレー26の凹状部31に中皿25を収容する際、図4に示すように、凹状部31の
底壁50の上面中央に、弾力性を有するホットメルト等の粘着剤層60を形成し、その粘
着力によって中皿25を凹状部31内に固定することが行われる。
の凹部27内の、手前側の左右の溝部55(図3、図4参照)内に嵌入し、ついで奥側の
左右の側壁35bを、同じく凹部27内の奥側の左右の溝部56に嵌入する。これにより
、上記中皿トレー26を、凹部27内に収容することができる。
トによる保護機能とを兼ね備えているため、緩衝吸収機能を備えたトレイと別に保護シー
トを重ねる必要がなく、構成が簡単である。しかも、中皿トレー26の底壁50と保護シ
ート32との間に挟持した状態で取り扱うことができるため、中皿25を新品に交換する
場合等においても、中皿トレー26ごと交換すれば、交換作業が簡単で、中皿25内に残
留する化粧料の脱落等によって周囲を汚すこともない。
6の凹状部31において、上記中皿25が、環状の側壁ではなく、上記中皿25の四隅の
角部に当接する四つの平面視略L字状の側壁35a、35bで保持されているため、とり
わけ、角部への衝撃に対して優れた衝撃緩衝性能を発揮し、中皿25内の化粧料がダメージを受けにくいという利点を有する。そして、中皿25の四隅以外の部分では、上記平面視略L字状の側壁35a、35bが途切れ、前後の側壁同士(左側の側壁35aと35b同士、右側の側壁35aと35b同士)の間に、それぞれ一段低いガイド壁36、37が設けられているため、凹状部31の底壁50がある程度自由に撓むようになっており、どのような方向から衝撃を受けても、底壁50が撓むことによって、その衝撃をある程度緩和・吸収することができる。したがって、より一層衝撃吸収性に優れている。
する粘着剤層60が形成されているため、容器本体20の下方向から衝撃を受けた場合で
も、この衝撃が、中皿トレー26の撓みと粘着剤層60の弾性で、より緩和・吸収される
ようになっている。
(PP),ポリエチレン(PE),ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリスチレ
ン(PS),ポリ乳酸(PLA)等を使用することが可能で、なかでも、PETが好適に
用いられる。この中皿トレー26の厚みは、上記樹脂の種類にも依存するが、トレーとし
て成形(賦形)後に、一般的には0.1〜1.5mm程度、好ましくは0.2〜1.0m
mになるように形成される。なお、真空成形品であるため、必ずしもトレーの全ての部位
が、同じ厚みでなくても差し支えない。しかしながら、衝撃の吸収性に直接関与する、上
記底壁50の突出部Rと、側壁35a、35bおよびガイド壁36、37とは、この厚みの範囲であることが望ましい。
接着して固定したが、上記粘着剤層60は必ずしも必要ではなく、中皿トレー26の底壁
50と保護シート32との間に、中皿25を挟むだけにしても差し支えない。
皿トレー26と容器本体20との間に、衝撃吸収効果を奏するよう充分な隙間を形成する
ものであることが重要であり、その凹凸による高低差S〔図4(a)参照〕を、0.3〜
2mmに設定することが好適である。
、そのD−D′断面図である。この中皿トレー26′は、中皿25の四隅に当接する四つ
の平面視略L字状の側壁35a、35bが、図2に示すものに比べて、前後方向に長く延
びており、前後の側壁35a、35bの間にガイド壁36、37はなく、完全に両者の間
が途切れた構造になっている。また、図2の中皿トレー26では、凹状部31と保護シー
ト32とを連結する連結部33が一つであったのに対し、この中皿トレー26′では、上
記連結部33が2本、左右に設けられている。それ以外は、図2の中皿トレー26と同様
であり、同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
トレー26′の凹状部31内に中皿25を収容した状態で、これを容器本体20の凹部2
7内に嵌入する際、上記左右の連結部33を、図5(a)において鎖線で示す折り目にし
たがって屈曲させ、この部分を手前に突出させて、容器本体20の凹部27の溝部55に
入り込ませる構成となるため、図2の中皿トレー26に比べて組立にやや手間を要する。
したがって、図2に示す中皿トレー26の方がより好適である。
面も併せて示したものを図6(a)に示し、図5のF−F′断面図であって、これを収容
する容器本体20の断面も併せて示したものを図6(b)に示す。
端縁から連結部33を手前に延設して保護シート32を設けているが、保護シート32の
配置は、必ずしも手前側である必要はなく、例えば図7(a)に示すように、保護シート
32を側方(この例では左側)に配置させたり、図7(b)に示すように、奥側に配置さ
せてもよい。
25の隣に、図1に示すように化粧ブラシ等の収容用凹部28が設けられている場合は、
この凹部28の内周面に連結部33を折り込んで、邪魔にならないようにすることが必要
である。また、図7(b)に示すように、保護シート32を奥側に設ける場合は、蓋体2
1(図1参照)の内側に鏡22が設けられていない構造の化粧料容器に適用することが望
ましい。
連結部33と保護シート32の屈曲部が、図2や図5に示すように、容器本体20と蓋体
21のヒンジ連結部(図1参照)の反対側に配置されるものは、比較的自由度の小さい容
器奥側に比べて自由度の大きい容器手前側において、中皿25を、上記中皿トレー26、
26′の屈曲部で守る形になり、より耐衝撃性に優れたものとなる。
護する中皿25内に充填されている化粧料に関する説明表示をつけることができる。この
例では、保護シート32を容器本体20の上面に重ねた状態で、その下の中皿25の化粧
料と同一となる配置で、それぞれの化粧料を簡単に説明する化粧料説明部70が設けられ
ている。また、その化粧料説明部70の中央に、目と眉のイラスト71が表示されており
、どの化粧料をどの部分に塗るべきかが一目でわかるようになっている。さらに、上記化
粧料説明部70の向かって左側には、容器本体20の左側に収容される化粧ブラシのイラ
スト72が表示され、同じくその右側には、容器本体20の右側に収容される化粧チップ
のイラスト73が表示されている。そして、上記化粧ブラシと化粧チップのどの部分がど
の化粧料用であるかが一目でわかるようになっている。
化粧の際、保護シート32を手前等に開き、そこに記載された化粧料に関する説明表示と
、中皿25に充填された実際の化粧料とを対比しながら、化粧を行うことができるため、
化粧に不慣れな者であっても、容器裏面や容器の包装箱等に表示された説明をいちいち見
直す必要がなく、スムーズに化粧することができ、便利である。
の実施例に限定されるものではない。
本発明の一実施の形態として図2に示す形状の中皿トレーの凹状部内に、粘着剤層を介
して粉末化粧料が充填された中皿を収容した。そして、この中皿を、中皿トレーごと容器
本体の凹部に収容してコンパクトケース(図1参照)を準備した。なお、化粧料は、目の
メイクアップに用いるハイライトと3種類のアイカラーである。
中皿トレーを、本発明の他の実施の形態として図5に示す形状のものに変えた。それ以
外は、実施例1と同様にしてコンパクトケースを準備した。
中皿トレーを用いず、中皿を、容器本体の凹部に直接収容した。ただし、容器本体の凹
部内と中皿との間に粘着剤層を設けた。
下させることを繰り返し、中皿に充填された化粧料に「割れ」が生じるまでの落下回数を
計測した。なお、落下回数は、一試料につき最大100回までとした。その結果を、後記
の表1に示す。
(1)水平落下試験
落下形態:容器底面を下にして水平状態のまま落下
落下距離:40cm
(2)側面落下試験(縦方向)
落下形態:容器側面の縦辺部を下にしてそのまま落下
落下距離:20cm
(3)側面落下試験(横方向)
落下形態:容器側面の横辺部を下にしてそのまま落下
落下距離:20cm
久性が高く、耐衝撃性に優れていることがわかる。
填した中皿を内部に収容するコンパクトケース等の化粧料容器に適する。
21 蓋体
25 中皿
26 中皿トレー
27 凹部
31 凹状部
32 保護シート
33 連結部
35a、35b 側壁
Claims (5)
- 化粧料充填用の凹部を有する中皿と、上記中皿を収容するための凹状部を有する中皿トレーと、上記中皿トレーの凹状部を収容するための凹部を有する容器本体と、上記容器本体の上面を蓋する蓋体とを備えた化粧料容器であって、
上記中皿トレーの凹状部が、底壁と、この底壁の周端縁から所定幅だけ内側に入り込んだ所定領域が上向きに突出してなる環状の側壁もしくは周方向に配置される複数の側壁とで構成され、上記凹状部の片端縁から連結部を介して、上記凹状部に収容された中皿上面を覆うための保護シートが一体的に形成されており、
上記凹状部の底壁は、容器本体の凹部底面との間に衝撃吸収用の隙間を形成するための凹凸面で形成され、上記凹状部の側壁は、容器本体の凹部側面との間に衝撃吸収用の隙間を形成するための、断面下向き略コ字状の中空壁で形成され、上記中空壁の、空間を囲う壁面の下端部は全て上記凹状部の底壁に連なった状態で容器本体の凹部底面に接しており、
上記容器本体の中皿トレー収容用の凹部は、上記中皿トレーの凹状部を、その内側に完全に入り込ませることができる深さに設定され、かつその凹部内に、上記中皿トレーの凹状部を抜け止めするための係止手段が形成されており、
上記中皿が、中皿トレーの凹状部を介して容器本体の中皿トレー収容用凹部内に、凹部底面と凹部側面から隙間を保った状態で収容され、その状態で、上記中皿トレーの連結部を屈曲させることにより、中皿トレーの凹状部から延びる保護シートが中皿上面を覆うようになっていることを特徴とする化粧料容器。 - 上記中皿の平面視形状が矩形であり、上記中皿トレー凹状部の側壁が、上記中皿の四隅の角部に当接する四つの平面視略L字状の側壁である請求項1記載の化粧料容器。
- 上記容器本体と蓋体とが、互いにその奥端部においてヒンジ連結されており、上記中皿トレー凹状部から延びる保護シートが、その連結部の屈曲を伸ばすことにより、中皿上面から手前側に180度開くことができるようになっている請求項1または2記載の化粧料容器。
- 上記保護シートに、中皿に充填された化粧料に関する説明表示がなされている請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧料容器。
- 上記中皿トレーが、厚み0.1〜1.5mmの樹脂製シートを真空成形することにより賦形されたものである請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧料容器。
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