JP6836261B2 - 保護シート付化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料の表面を被覆する保護シートが設けられた保護シート付化粧料容器に関するものである。
従来、ファンデーションやアイカラー、リップカラー等のメイクアップ化粧料を収容する容器としては、化粧料が充填された浅皿状の中皿と、この中皿を収容する凹部が上面に設けられた容器本体と、この容器本体を蓋する蓋体を備えたコンパクトタイプの化粧料容器が汎用されている。
このような化粧料容器では、一般に、蓋体の内側面に鏡が貼着されているため、鏡の表面が化粧料で汚れないように、また化粧料自体に異物が混入して汚染されないように、容器本体内に収容された化粧料の表面には、透明プラスチック製の保護シートが載せられている。しかし、上記保護シートを載せておくだけでは、化粧をする際に、保護シートを容器本体の上面から取り外して机の上等に置かなければならず、化粧後に保護シートを戻し忘れたり、蓋体の開閉時に保護シートが脱落したりして、紛失しやすいという問題がある。また、紛失しなくても、保護シートが容器内でずれて、鏡の表面や周囲が化粧料で汚れてしまうおそれもある。
そこで、最近は、例えば図6に示すように、保護シート50の一端側を側面視コ字状に折り返し、その折り返し面部50aを容器本体60側に折り込んだものが多く出回っている(特許文献1を参照)。なお、図において、51は蓋体、52は鏡、53は中皿63を収容するための凹部、54は化粧チップ等の塗布具を収容するための凹部である。また、図7に示すように、保護シート50と敷き込み部61とを2つの折り曲げ部62で連結し、上記敷き込み部61を完全に中皿63の底に敷き込んだものも提案されている(特許文献2を参照)。なお、64はパフを収容するための凹部である。
さらに、全体の分解図である図8(a)と、これを組み立てた状態の部分断面図である図8(b)に示すように、中皿63′の片側が側方に張り出したものを用い、その張り出し部80の下面に凹溝70を設け、この中皿63′と容器本体60の凹部53の開口との間に隙間ができるように配置したものも提案されている(特許文献3を参照)。このものは、上記中皿63′と凹部53の開口との隙間に、保護シート50から延びる係合片71を挿入し、係合片71の折り返し部72を、中皿63′の凹溝70に係合させて、保護シート50を固定できるようになっている。なお、図において、73は、化粧用のスポンジである。他の構成は、図7に示すコンパクト容器と同様であり、同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
また、図8(a)、(b)に示すものとは逆に、図9に示すように、容器本体60の凹部53の開口部側に張り出し部81を設け、この張り出し部81の下面に凹溝70′を設けるとともに、この凹部53の開口部と中皿63との間に隙間ができるように配置したものも提案されている(特許文献4を参照)。このものは、上記中皿63と凹部53の開口との隙間に、保護シート50から延びる係合片71を挿入し、係合片71の折り返し部72を、凹部53の張り出し部81の下面の凹溝70′に係合させて、保護シート50を固定できるようになっている。
特開2005−230452号公報 特許第4216619号公報 特開2015−226724号公報 特開2015−226725号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載されたコンパクト容器を得るには、中皿63より先に、保護シート50の折り返し面部50aや敷き込み部61を容器本体60の凹部53内に配置し、保護シート50の、上方に延びる部分(化粧料充填面を被覆するための部分)を側方に大きく開いた状態で中皿63を収容しなければならず、その作業に手間を要するという問題がある。すなわち、容器本体60の凹部53内に配置された保護シート50の折り返し面部50aや敷き込み部61がずれないように、中皿63の底面でこれらを押さえながら嵌め込む動作と、保護シート50の上方に延びる部分が元に戻って容器本体60の凹部53を塞がないよう持ち上げておく動作とを同時に行う必要があるからである。
一方、上記特許文献3、4に記載されたコンパクト容器では、凹部53と中皿63、63′との隙間に、保護シート50から延びる係合片71を差し込むだけで、簡単に保護シート50を係止することができる。しかしながら、保護シート50を係止する係合片71が、保護シート50の片縁部から部分的に延びる、幅の狭いものであるため、保護シート50を開閉する際、係合片71が動いて保護シート50に位置ずれが生じやすいという問題がある。また、繰り返し保護シート50を開閉すると、係合片71の根元部に無理な力がかかって歪んだり折れシワが付いたりするおそれがあり、好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、保護シートの取り付けが簡単で、しかも保護シートを繰り返し開閉しても位置ずれや無理な変形を生じることのない、安定した品質の保護シート付化粧料容器の提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、化粧料が充填された浅皿状の中皿と、この中皿を収容する中皿収容用凹部が上面に設けられ後端部にヒンジ連結用の切り欠き部が設けられた容器本体と、後端部にヒンジ連結用ブロックが下向きに突設されこのヒンジ連結用ブロックを上記容器本体の切り欠き部に嵌入させた状態で容器本体とヒンジ連結され容器本体に対し前後方向に開閉する蓋体と、上記容器本体の中皿収容用凹部内に収容された中皿の上面を被覆する保護シートとを備えた化粧料容器であって、上記容器本体の中皿収容用凹部において、その後端側の、ヒンジ連結用の切り欠き部が設けられていない部分に対応する内壁面に、後端小凹部が設けられており、上記保護シートは、一枚の可撓性シートからなり、上記中皿の上面を被覆する保護面部と、上記保護面部の一端縁から折り目を介して延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って垂下する連結部と、上記連結部の先端縁からさらに折り目を介して延設され上記中皿収容用凹部の底面の少なくとも周縁部に重なる折り返し面部と、上記折り返し面部の周縁部のうち後端縁から折り目を介して、上記後端縁の一部が延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って立ち上がる後端起立部とを備えており、上記後端起立部は、上記中皿収容用凹部の内壁面側に突出する後端突出部と、上記後端突出部の周囲に枠状に設けられるフランジ部とを有し、上記フランジ部が上記中皿収容用凹部の内壁面に当接し、上記後端突出部が上記中皿収容用凹部の内壁面に設けられた後端小凹部内に入り込んで係合することにより、保護シートの抜け止めがなされている保護シート付化粧料容器を第1の要旨とする。
また、本発明は、上記第1の要旨である保護シート付化粧料容器のなかでも、特に、上記保護シートの折り返し面部の、後端起立部が設けられている側とは異なる側の縁部から折り目を介して、上記縁部の一部が延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って立ち上がる補助起立部が設けられ、その補助起立部、上記中皿収容用凹部の内壁面側に突出する補助突出部と、上記補助突出部の周囲に枠状に設けられるフランジ部とを有しており、上記中皿収容用凹部の、上記補助起立部に対峙する内壁面に、補助小凹部が設けられており、上記フランジ部が上記中皿収容用凹部の内壁面に当接し、上記補助突出部が上記補助小凹部内に入り込んで係合することにより、折り返し面部の浮き上がりが抑制されている保護シート付化粧料容器を第2の要旨とする。
さらに、本発明は、同じく上記第1の要旨である保護シート付化粧料容器のなかでも、特に、上記保護シートの折り返し面部において、その前端縁から手前側に延びる前端延設部が設けられているとともに、上記容器本体の中皿収容用凹部において、その内壁面のうち前端側にスリット部が設けられており、上記前端延設部が、上記スリット部に差し込まれることにより、折り返し面部の浮き上がりが抑制されている保護シート付化粧料容器を第3の要旨とする。
さらに、本発明は、上記第2の要旨である保護シート付化粧料容器において、上記補助起立部における補助突出部と補助小凹部との係合位置が、上記後端起立部における後端突出部と後端小凹部との係合位置よりも低くなるよう配置されている保護シート付化粧料容器を第の要旨とする。
なお、本発明において、「後端側」とは、容器本体と蓋体とがヒンジ連結されている側をいい、その反対側を「前端側」という。そして、容器の後端側を奥に配置し、前端側を手前に配置した状態を基準として、手前側から見た容器の左右を「左右」とする。
すなわち、本発明の保護シート付化粧料容器は、容器本体の中皿収容用凹部において、その後端側の、ヒンジ連結用の切り欠き部が設けられていない部分に対応する内壁面に、後端小凹部が設けられている。また、上記中皿収容用凹部に収容された中皿の上面を被覆する保護シートのうち、上記中皿収容用凹部の底面に沿う折り返し面部に、その後端縁から折り目を介して立ち上がる後端起立部が設けられている。そして、上記後端起立部に設けられた、中皿収容用凹部の内壁面側に突出する後端突出部が、上記中皿収容用凹部の内壁面に設けられた後端小凹部と係合することにより、保護シートの抜け止めがなされるようになっている。
したがって、上記中皿収容用凹部の底面と中皿との間に挟み込まれる折り返し面部が、その後端縁から立ち上がる後端起立部の後端突出部と、中皿収容用凹部側の後端小凹部との係合によって、確実に固定されており、保護シートの保護面部を上方に引き上げたり側方に繰り返し開閉したりしても、ずれることがない。このため、折り返し面部と連結部の境界となる折り目や、連結部と保護面部の境界となる折り目が、無理な力を受けて歪んだり千切れたりすることがなく、保護シートの取り付け状態が、長期にわたって良好に維持される。
しかも、上記保護シート側の後端起立部は、保護シートの折り返し面部を中皿収容用凹部内に沿わせるだけで中皿収容用凹部の内壁面に沿って立ち上がるため、その立ち上がった後端起立部の後端突出部を、中皿収容用凹部の後端小凹部内に押し込むだけで、簡単に係合させることができ、作業効率がよい。そして、上記中皿収容用凹部の後端小凹部は、容器本体の後端側において、ヒンジ連結用の切り欠き部が設けられていない厚肉の部分を利用して設けられているため、この係合のための凹部を形成するために、わざわざ容器本体の中皿収容用凹部の周囲に厚みを持たせる必要がない。したがって、容器全体の外形をコンパクトに保つことができるという利点を有する。
なお、本発明のなかでも、特に、上記保護シートの折り返し面部の、後端起立部が設けられている側とは異なる側の縁部から折り目を介して延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って立ち上がる補助起立部が設けられ、その補助起立部に、上記中皿収容用凹部の内壁面側に突出する補助突出部が設けられているとともに、上記中皿収容用凹部の、上記補助起立部に対峙する内壁面に、補助小凹部が設けられており、上記補助突出部が、上記補助小凹部と係合することにより、折り返し面部の浮き上がりが抑制されている保護シート付化粧料容器は、保護シートの折り返し面部が、容器後端部側だけでなく、それとは異なる側においても、中皿収容用凹部側に固定されることになる。したがって、折り返し面部の浮き上がりが効果的に抑制され、より一層、保護シートの固定が確実なものとなる。
また、本発明のなかでも、特に、上記保護シートの折り返し面部において、その前端縁から手前側に延びる前端延設部が設けられているとともに、上記容器本体の中皿収容用凹部において、その内壁面のうち前端側にスリット部が設けられており、上記前端延設部が、上記スリット部に差し込まれることにより、折り返し面部の浮き上がりが抑制されている保護シート付化粧料容器も、上記のものと同様、折り返し面部の浮き上がりが効果的に抑制され、より一層、保護シートの固定が確実なものとなる。
そして、本発明の、上記第1の要旨である保護シート付化粧料容器は、特に、上記保護シートの後端起立部において、後端突出部の周囲に枠状のフランジ部が設けられており、上記フランジ部が中皿収容用凹部の内壁面に当接し、上記後端突出部が中皿収容用凹部の内壁面に設けられた後端小凹部内に入り込むようになっているため上記後端突出部を囲うフランジ部の撓みによって、後端突出部が後端小凹部内に入り込みやすく、より作業性のよいものとなっている。また、上記フランジ部が、中皿収容用凹部の内壁面に当接するため、両者の係合がより安定したものとなっている。
また、本発明の、上記第2の要旨である保護シート付化粧料容器は、特に、上記保護シートの補助起立部において、補助突出部の周囲に枠状のフランジ部が設けられており、上記フランジ部が中皿収容用凹部の内壁面に当接し、上記補助突出部が中皿収容用凹部の内壁面に設けられた補助小凹部内に入り込むようになっているため、上記後端起立部の場合と同様、補助突出部を囲うフランジ部の撓みによって、補助突出部が補助小凹部内に入り込みやすく、より作業性のよいものとなっている。そして、上記フランジ部が、中皿収容用凹部の内壁面に当接するため、両者の係合がより安定したものとなっている。
さらに、本発明のなかでも、特に、上記補助起立部における補助突出部と補助小凹部との係合位置が、上記後端起立部における後端突出部と後端小凹部との係合位置よりも低くなるよう配置されている保護シート付化粧料容器は、補助突出部と補助小凹部との係合が、後端突出部と後端小凹部との係合よりも、中皿収容用凹部の底面に近い位置での係合となるため、より効果的に、折り返し面部の浮き上がりを抑制することができる。
本発明の一実施の形態を示す部分的な斜視図である。 上記実施の形態の、蓋体を省略して容器本体から保護シートを外した状態を示す斜視図である。 (a)は図1のA−A′断面を拡大して部分的に示す説明図、(b)は図1のB−B′断面を拡大して示す説明図である。 本発明の他の実施の形態を示す部分的な斜視部である。 上記他の実施の形態の、保護シートを示す斜視図である。 従来の一例を示す説明図である。 従来の他の例を示す説明図である。 (a)は従来のさらに他の例を示す説明図、(b)はその要部の拡大断面を示す説明図である。 従来の他の例における要部の拡大断面を示す説明図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明の保護シート付化粧料容器の一実施の形態を示す斜視図であり、図2は、その実施の形態において、蓋体2を省略し、容器本体1から保護シート10を外した状態を示す斜視図である。
すなわち、この保護シート付化粧料容器は、容器本体1と、その後端部にヒンジ連結された蓋体2とを備えており、蓋体2の内側には、鏡3が貼着されている。そして、上記容器本体1の上面の奥側には、化粧料4が充填された浅皿状の中皿5を収容するための中皿収容用凹部6が設けられており、その手前側には、化粧ブラシ等の化粧用具(図示せず)を収容するための化粧用具収容用凹部7が設けられている。
より詳しく説明すると、上記容器本体1の後端部には、蓋体2とのヒンジ連結用の切り欠き部1aが設けられている。また、蓋体2の後端部には、ヒンジ連結用ブロック2aが下向きに突設されており、このヒンジ連結用ブロック2aが容器本体1の切り欠き部1aに嵌入され、両者がヒンジ連結されることによって、蓋体2が、容器本体1に対し前後方向に開閉するよう取り付けられている。
そして、図2に示すように、容器本体1の中皿収容用凹部6において、容器後端側の、ヒンジ連結用の切り欠き部1aが設けられていない左右の部分(前後に分厚い部分)に対応する内壁面に、後端小凹部8がそれぞれ設けられている。また、同じく上記中皿収容用凹部6の内壁面の、向かって左側の前端部に、補助小凹部9が設けられている。
一方、上記容器本体1の中皿収容用凹部6と中皿5(図1参照)の間には、保護シート10の一部が挟み込まれた状態で取り付けられるようになっている。
上記保護シート10は、一枚の可撓性シート(この例では、厚み0.3mmの透明なポリエチレンテレフタレート[PET])からなり、真空成形等によって、図2に示すような形状に賦形されている。
すなわち、上記保護シート10は、中皿5(図1参照)の上面を被覆するための保護面部11と、上記保護面部11の、向かって右側の端縁から折り目を介して延設される連結部12と、上記連結部12の先端縁からさらに折り目を介して延設される折り返し面部13と、上記折り返し面部13の周縁部のうち、その後端縁から折り目を介して延設される、左右2つの後端起立部14とを備えている。また、上記折り返し面部13の周縁部のうち、左端縁の手前側に、折り目を介して延設される補助起立部15を備えている。
そして、上記保護シート10の連結部12は、保護面部11との境界にある折り目を山折りすることによって、中皿収容用凹部6の内壁面に沿って中皿収容用凹部6の底面まで垂下するようになっている。
また、上記保護シート10の折り返し面部13は、上記連結部12との境界にある折り目を谷折りすることによって、中皿収容用凹部6の底面に重なるようになっている。なお、上記折り返し面部13の中央には、大きな開口部13aが設けられており、この開口部13aから露出する中皿収容用凹部6の底面に粘着剤層を形成することにより、中皿収容用凹部6に対し係合手段を持たない中皿5を、中皿収容用凹部6の底面に固定できるようになっている。
さらに、上記折り返し面部13の後端縁に設けられた、左右2つの後端起立部14は、それぞれその周囲が枠状のフランジ部14aに形成され、その内側部分が、中皿収容用凹部6の内壁面側(容器後端側)に突出して後端突出部14bに形成されている。そして、これらの後端起立部14は、上記折り返し面部13との境界にある折り目を谷折りすることによって、中皿収容用凹部6の内壁面に沿って立ち上がり、その状態で、上記後端突出部14bが、前述の、中皿収容用凹部6の内壁面に設けられた後端小凹部8の内側に入り込んで、両者が係合している。この係合によれば、保護シート10の保護面部11を上方に引っ張ったり側方に開閉したりする動作の際も、折り返し面部13が浮き上がったり位置がずれたりすることがなく、保護シート10を確実に固定することができる。
また、上記折り返し面部13の手前左側の端縁に設けられた補助起立部15も、上記後端起立部14と同様、その周囲が枠状のフランジ部15aに形成され、その内側部分が、中皿収容用凹部6の内壁面側(容器左端側)に突出して補助突出部15bに形成されている。そして、上記折り返し面部13との境界にある折り目を谷折りすることによって、中皿収容用凹部6の内壁面に沿って立ち上がり、その状態で、上記補助突出部15bが、前述の、中皿収容用凹部6の内壁面に設けられた補助小凹部9の内側に入り込んで、両者が係合している。この係合によれば、折り返し面部13が手前側で浮き上がることを抑制することができ、より一層確実に、保護シート10を固定することができる。
なお、上記後端起立部14と中皿収容用凹部6の後端小凹部8との係合部分を、図1のA−A′断面図である図3(a)に示す。また、上記補助起立部15と中皿収容用凹部6の補助小凹部9との係合部分を、図1のB−B′断面図である図3(b)に示す。
これらの図からわかるように、上記補助起立部15における補助突出部15bと、中皿収容用凹部6側の補助小凹部9との係合位置が、上記後端起立部14における後端突出部14bと、中皿収容用凹部6側の後端小凹部8との係合位置よりも低くなるよう配置されている。すなわち、上記補助突出部15bと、中皿収容用凹部6側の補助小凹部9との係合位置が低ければ低いほど、折り返し面部13に対する浮き上がり抑制効果を高めることができる。一方、後端突出部14bと後端小凹部8との係合位置を、上記補助突出部15bと補助小凹部9との係合位置と同じ低い位置に設定すると、中皿収容用凹部6の内壁面における側面方向の抑止力が弱くなるため、後端側の係合位置は、手前側の係合位置とはずらして、やや高く設定しておくことが望ましい。
上記構成の化粧料容器は、例えばつぎのようにして得ることができる。すなわち、まず、ヒンジ連結によって蓋体2が開閉自在に取り付けられた容器本体1と、図2に示す形状に賦形された保護シート10とを準備する。なお、保護シート10の賦形は、真空成形の他、圧空成形やプレス成形等、樹脂製シート材を型成形によって凹凸形状を賦形する各種の成形方法を用いることができる。
そして、上記保護シート10の折り返し面部13を、容器本体1の中皿収容用凹部6内に嵌入し、折り返し面部13を、中皿収容用凹部6の底面に重ねる。このとき、保護シート10の、折り返し面部13の周縁部から立ち上がる左右2つの後端起立部14の後端突出部14bと、補助起立部15の補助突出部15bとを、中皿収容用凹部6側の後端小凹部8と補助小凹部9とに、それぞれ嵌入して係合させる。
つぎに、上記中皿収容用凹部6の底面のうち、保護シート10の開口部13aから露出する底面に、ホットメルト系粘着剤を滴下して層状に延ばし、中皿固定用の粘着剤層を形成する。そして、その上から、化粧料4が充填された中皿5を嵌入し、上記粘着剤層でこれを固定する。このようにして、目的とする保護シート付化粧料容器を得ることができる。
得られた保護シート付化粧料容器は、保護シート10の、折り返し面部13の後端縁に設けられた左右2つの後端突出部14bが、中皿収容用凹部6側の後端小凹部8と係合し、同じく折り返し面部13の左端縁の手前側に設けられた補助突出部15bが、中皿収容用凹部6側の補助小凹部9と係合している。したがって、これらの係合によって、保護シート10の折り返し面部13は、確実に容器本体1側に固定されており、保護シート10の保護面部11を上方に引き上げたり側方に繰り返し開閉したりしても、折り返し面部13はずれることがない。このため、折り返し面部13と連結部12の境界となる折り目や、連結部12と保護面部11の境界となる折り目が、無理な力を受けて歪んだり千切れたりすることがなく、保護シート10の取り付け状態が、長期にわたって良好に維持される。
しかも、上記保護シート10の折り返し面部13に設けられた後端起立部14と補助起立部15は、保護シート10の折り返し面部13を中皿収容用凹部6内に沿わせるだけで、中皿収容用凹部6の内壁面に沿って立ち上がるため、その立ち上がった後端起立部14の後端突出部14bと補助起立部15の補助突出部15bとを、中皿収容用凹部6側の後端小凹部8と補助小凹部9とにそれぞれ押し込むだけで、簡単に係合させることができ、作業効率がよい。また、上記後端突出部14bと補助突出部15bは、ともに真空成形等によって賦形されているため、薄肉でありながら保形性に優れており、長期にわたって、上記係合が確実に維持されるという利点を有する。
そして、上記中皿収容用凹部6の後端小凹部8は、容器本体1の後端側において、ヒンジ連結用の切り欠き部1aが設けられていない厚肉の部分を利用して設けられているため、この係合のために、わざわざ中皿収容用凹部6の周囲に厚みを持たせる必要がなく、容器後端側の外形が、コンパクトに保たれている。
なお、上記の例では、中皿収容用凹部6の内壁面に補助小凹部9を設けるとともに、保護シート10の折り返し面部13に補助起立部15を設けて、折り返し面部13の浮き上がりを抑制して、保護シート10をより強固に行うようにしたが、折り返し面部13の浮き上がりを抑制する構成を設けた他の例として、図4に示す例をあげることができる。
すなわち、この例では、上記補助小凹部9に代えて、中皿収容用凹部6と化粧用具収容用凹部7との隔壁20の根元部に、左右方向に延びるスリット部21が設けられており、上記補助起立部15に代えて、折り返し面部13の前端縁から手前側に延びる前端延設部22が設けられている(図5参照)。そして、上記スリット部21に前端延設部22を差し込むことによって、折り返し面部13の浮き上がりが、その手前側において抑制されるようになっている。他の構成は、図1に示す例と同様であり、同一部分に同一番号を付して、その説明を省略する。この構成によれば、中皿収容用凹部6の内壁面に補助小凹部9を設ける必要がないため、容器全体の形状を、左右方向においてよりコンパクトにすることができる。
また、図4に示す例において、中皿収容用凹部6と化粧用具収容用凹部7とが前後に並んでいない場合や、化粧用具収容凹部7がない場合は、中皿収容用凹部6の内壁面の手前側に、スリット部21に相当する凹部を形成し、この凹部内に、上記折り返し面部13側の前端延設部22を差し込むことにより、同様の効果を得ることができる。
ただし、折り返し面部13の浮き上がりを抑制するこれらの構成は、必ずしも必要ではない。すなわち、中皿収容用凹部6の後端側に設けられた後端小凹部8と、折り返し面部13側に設けられた後端起立部14の後端突出部14bとの係合だけでも、充分に保護シート10を安定した状態で固定することができるからである。
なお、本発明において、保護シート10の材質としては、可撓性を有し、真空成形等の成形が可能なものであれば、どのような材質であってもよく、PET以外に、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等が好適に用いられる。そして、その厚み(賦形前のシート体の厚み)は、用いる材質にもよるが、成形性と、折り目部分の耐久性と、各係合部の強度等を考慮すれば、通常、0.1〜1.5mmの範囲内に設定される。なかでも、0.2〜0.6mmが好ましく、0.25〜0.4mmがより好ましい。すなわち、保護シート10の厚みが薄すぎると、成形性が確保できなくなるおそれが生じるとともに、成形できたとしても、連結部12や、それぞれの折り目の耐久性が低下するおそれがあり、好ましくない。また、保護シート10の厚みが厚すぎると、保護シート10の保護面部11を側方に開いて化粧料4を露出させる動作がしにくくなるとともに、成形性や取り扱い作業性が悪くなるおそれがあり、好ましくない。なお、賦形された保護シート10の厚みは、成形時に変化するため、全ての部位が必ずしも同じ厚みにならなくてもよく、上記好ましい厚み範囲を外れる場合もありうる。
また、上記保護シート10は、必ずしも透明である必要はなく、模様を付したり着色したりすることができる。そして、保護シート10の保護面部11に、ブランド名の表示や中皿5に充填された化粧料4の使用方法等の説明表示を付与するようにしても差し支えない。
さらに、上記の例では、保護シート10において、後端起立部14の後端突出部14bと、補助起立部15の補助突出部15bは、ともに枠状のフランジ部14a、15aで囲われたものとしているこれは、真空成形等によって凹凸形状を賦形する際、凹凸形状の周囲にフランジ部が形成されるため、これらをわざわざ削除するよりも残しておく方が好ましい、として残したものである。すなわち、これらのフランジ部14a、15aがあると、後端突出部14b、補助突出部15bを囲うフランジ部14a、15aの撓みによって、後端突出部14b、補助突出部15bが後端小凹部8、補助小凹部9にそれぞれ入り込みやすく、より作業性のよいものとなるからである。しかも、両者が係合した状態において、上記フランジ部14a、15aが、中皿収容用凹部6の内壁面に当接するため、両者の係合がより安定する、という利点を有する。
さらに、上記の例では、保護シート10の保護面部11を向かって左側に開く構造にしたが、保護面部11を開く方向は、手前側であっても右側であってもよい。鏡3を設けない場合は、後方に開くようにしてもよい。その場合は、保護面部11から延びる連結部12の両側に、後端起立部14を形成すればよい。
そして、上記容器本体1の中皿収容用凹部6の平面視形状および容器全体の平面視形状は、必ずしも正方形や長方形のような矩形である必要はなく、多角形や略円形、略楕円形であってもよい。ただし、上記中皿収容用凹部6の内壁面のうち、保護シート10の連結部12が沿う部分は、この連結部12に連なる保護面部11と折り返し面部13の折り目に無理な力がかからないよう、上から見て直線になっていることが望ましい。この部分が上からみて曲線になっていると、保護面部11を開閉する動作がスムーズに行われないおそれがあり、好ましくない。
また、上記の例では、容器本体1の中皿収容用凹部6内に収容する中皿5を、粘着剤層によって固定したが、粘着剤層によらず、中皿収容用凹部6側に係合部を設け、中皿5側に被係合部を設けて、両者の係合によって中皿5を固定するようにしてもよい。上記係合部、被係合部は、保護シート10と重ならない、中皿収容用凹部6の内壁面と、中皿5の内壁外周面のそれぞれに設けることができる。その場合、上記の例のように、保護シート10の折り返し面部13の中央に、中皿収容用凹部6の底面を露出させるための開口部13aを設ける必要はない。
さらに、上記の例では、図1に示すように、容器本体1の奥側に中皿収容用凹部6が設けられ、手前側に化粧用具収容用凹部7が設けられているが、両者の配置は、これに限定するものではなく、両者が左右に並んでいてもよい。もちろん、化粧用具収容用凹部7はなくてもよい。そして、中皿収容用凹部6には、複数の仕切りを有する単一の中皿か複数の中皿を介して、複数の化粧料が並べて収容されていてもよい。この場合も、ヒンジ連結側の厚肉部を利用して、ヒンジ連結される側(本発明における後端側)の中皿収容用凹部6の内壁面に後端小凹部8を設け、これに対応する配置で、保護シート10側に後端起立部14を設けることにより、本発明の効果を得ることができる。
本発明は、保護シートの取り付けが簡単で、しかも保護シートを繰り返し開閉しても位置ずれや無理な変形を生じることのない、安定した品質の保護シート付化粧料容器に利用することができる。
1 容器本体
1a 切り欠き部
2 蓋体
2a ヒンジ連結用ブロック
4 化粧料
5 中皿
6 中皿収容用凹部
10 保護シート
11 保護面部
12 連結部
13 折り返し面部
14 後端起立部
14b 後端突出部

Claims (4)

  1. 化粧料が充填された浅皿状の中皿と、この中皿を収容する中皿収容用凹部が上面に設けられ後端部にヒンジ連結用の切り欠き部が設けられた容器本体と、後端部にヒンジ連結用ブロックが下向きに突設されこのヒンジ連結用ブロックを上記容器本体の切り欠き部に嵌入させた状態で容器本体とヒンジ連結され容器本体に対し前後方向に開閉する蓋体と、上記容器本体の中皿収容用凹部内に収容された中皿の上面を被覆する保護シートとを備えた化粧料容器であって、
    上記容器本体の中皿収容用凹部において、その後端側の、ヒンジ連結用の切り欠き部が設けられていない部分に対応する内壁面に、後端小凹部が設けられており、
    上記保護シートは、一枚の可撓性シートからなり、上記中皿の上面を被覆する保護面部と、上記保護面部の一端縁から折り目を介して延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って垂下する連結部と、上記連結部の先端縁からさらに折り目を介して延設され上記中皿収容用凹部の底面の少なくとも周縁部に重なる折り返し面部と、上記折り返し面部の周縁部のうち後端縁から折り目を介して、上記後端縁の一部が延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って立ち上がる後端起立部とを備えており、
    上記後端起立部は、上記中皿収容用凹部の内壁面側に突出する後端突出部と、上記後端突出部の周囲に枠状に設けられるフランジ部とを有し、上記フランジ部が上記中皿収容用凹部の内壁面に当接し、上記後端突出部が上記中皿収容用凹部の内壁面に設けられた後端小凹部内に入り込んで係合することにより、保護シートの抜け止めがなされていることを特徴とする保護シート付化粧料容器。
  2. 上記保護シートの折り返し面部の、後端起立部が設けられている側とは異なる側の縁部から折り目を介して、上記縁部の一部が延設され上記中皿収容用凹部の内壁面に沿って立ち上がる補助起立部が設けられ、その補助起立部、上記中皿収容用凹部の内壁面側に突出する補助突出部と、上記補助突出部の周囲に枠状に設けられるフランジ部とを有しており、上記中皿収容用凹部の、上記補助起立部に対峙する内壁面に、補助小凹部が設けられており、上記フランジ部が上記中皿収容用凹部の内壁面に当接し、上記補助突出部が上記補助小凹部内に入り込んで係合することにより、折り返し面部の浮き上がりが抑制されている請求項1記載の保護シート付化粧料容器。
  3. 上記保護シートの折り返し面部において、その前端縁から手前側に延びる前端延設部が設けられているとともに、上記容器本体の中皿収容用凹部において、その内壁面のうち前端側にスリット部が設けられており、上記前端延設部が、上記スリット部に差し込まれることにより、折り返し面部の浮き上がりが抑制されている請求項1記載の保護シート付化粧料容器。
  4. 上記補助起立部における補助突出部と補助小凹部との係合位置が、上記後端起立部における後端突出部と後端小凹部との係合位置よりも低くなるよう配置されている請求項2記載の保護シート付化粧料容器。
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