JP2005230452A - 化粧用容器 - Google Patents

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幸知 柚原
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Abstract

【課題】 本発明は、保護シートの紛失を防止するとともに、化粧時に化粧料等が容器外へ落下することや、保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうことを防止することができる化粧用容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 発明に係る化粧用容器の代表的な構成は、化粧料を収納する容器本体2と、蓋体3と、容器本体2の上面を覆う保護シート5と、を有する化粧用容器1であって、保護シート5は、折曲線5cによって折り曲げられ、折曲線5cにより、容器本体2の上面を覆う保護部5aと、容器本体2に支持された支持部5bとに分割され、折曲線5cに隣接した切り込みにより、保護部5aの一辺に係止片5dを有し、折曲線5cを中心として保護部5aを容器本体2の上面から立ち上げることで、係止片5dが容器本体2の周側壁2dに形成された係止凹部2eに係止して自立可能としたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、化粧料等を収容する化粧用容器に関するものである。
従来、化粧料等を収容する化粧用容器として、容器内に化粧料が飛散したり、ブラシ等の化粧具が鏡に接触することを防止するため、容器本体の上面に保護シートを載置したものがあった。しかし、化粧をする際に、保護シートを容器本体の上面から取り外して机の上等に置いておく必要があり、保護シートを紛失してしまうおそれがあった。
そこで、従来、保護シートを容器本体の周側壁上に水平方向に回動可能に軸支しており、化粧をする際に、保護シートを容器本体側方へ回動させて使用する化粧用容器が提案されている(特許文献1参照)。
また、保護シートを容器本体の周側壁の一辺側を中心に折り曲げることで回動するように支持しており、化粧をする際に、保護シートを容器本体側方へ折り返して使用する化粧用容器が提案されている(特許文献2参照)。
実公平7−19376号公報 実開昭62−7909号公報
しかしながら、特許文献1に記載の化粧用容器は、保護シートが下面を鉛直方向下側に向けたまま容器本体側方へ移動するため、化粧時に、保護シートを容器本体側方へ回動させた際に、保護シートの下面に付着していた化粧料等が容器外に落下してしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載の化粧用容器は、保護シートを容器本体側方へ折り返した状態で保持することができず、化粧時に、容器本体側方へ折り返した保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうという問題があった。
そこで本発明は、保護シートの紛失を防止するとともに、化粧時に化粧料等が容器外へ落下することや、保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうことを防止することができる化粧用容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る化粧用容器の第一の構成は、化粧料を収納する容器本体と、蓋体と、前記容器本体の上面を覆う保護シートと、を有する化粧用容器であって、前記保護シートは、折曲線によって折り曲げられ、該折曲線により、前記容器本体の上面を覆う保護部と、前記容器本体に支持された支持部とに分割され、前記折曲線に隣接した切り込みにより、前記保護部の一辺に係止片を有し、前記折曲線を中心として前記保護部を前記容器本体の上面から立ち上げることで、前記係止片が前記容器本体の周側壁に形成された係止凹部に係止して自立可能としたことを特徴とする。
また、本発明に係る化粧用容器の第二の構成は、第一の構成の化粧用容器であって、前記容器本体は、前記周側壁の前記係止凹部の上部に前記係止片が摺動する逃げ部を形成したことを特徴とする。
また、本発明に係る化粧用容器の第三の構成は、第一の構成の化粧用容器であって、前記容器本体内に収納され、化粧料等の内容物を収容する中皿を有し、前記保護シートは、前記支持部を前記中皿と前記容器本体とで挟持して支持されることを特徴とする。
本発明に係る化粧用容器の第一の構成により、保護シートの紛失を防止するとともに、化粧時に化粧料等が容器外へ落下することや、保護シートが容器本体の上面に倒れてしまうことを防止することができる。
本発明に係る化粧用容器の第二の構成により、係止片が周側壁にひっかかることなく、保護シートをスムーズに立ち上げることができる。
本発明に係る化粧用容器の第三の構成により、保護シートを接着剤等を用いることなく、容器本体に容易に取り付けることができる。
本発明に係る化粧用容器の実施形態について、図を用いて説明する。図1(a)は本実施形態に係る化粧用容器の斜視図、図1(b)は保護シートの斜視図、図2は正面から見た容器本体及び保護シートの断面図、図3〜図5は保護シートの立ち上げの説明図である。
図1(a)に示すように、化粧料等を収容する化粧用容器1は、容器本体2、蓋体3、中皿4、保護シート5から構成される。
容器本体2は、内側に中皿4を囲って収納する周側壁2dを設け、周側壁2dにヒンジ用凹部2b、フック用凹部2a、係止凹部2e、逃げ部2fを設けている。ヒンジ用凹部2bは容器本体2の背面に形成され、フック用凹部2aは容器本体2の正面に形成される。係止凹部2eは周側壁2dの左側面の内側に形成され、逃げ部2fは係止凹部の上部に、周側壁2dの上面から係止凹部2eへ向けて斜めに形成されている。
蓋体3は、その内面の中央に鏡10、内面の背面側にヒンジ用凸部3aを、内面の正面側にフック3bをそれぞれ設け、容器本体2にヒンジ結合している。
ヒンジ用凸部3aは、前記したヒンジ用凹部2bに嵌め込まれている。ヒンジ用凹部2bとヒンジ用凸部3aの軸穴に軸13を通すことにより、ヒンジ用凸部3aは両側を容器本体2に支持されることとなり、蓋体3が容器本体2に対して回動可能に蝶着される。
フック3bは、蓋体3を閉じた際に容器本体2のフック用凹部2a内に設けられた掛止凸部2gに掛止されて、蓋体3を容器本体2に閉蓋状態でロックするようになっている。また、フック3bを押し上げることで掛止凸部2gとフック3bのロックを解除し、蓋体3が開く。
中皿4は、長方形の平面形状に形成されており、化粧料、化粧具を収納する収納部4a、4bが形成されている。
図1(b)、図2に示すように、保護シート5は、PET、PP等の透明もしくは半透明の樹脂でコの字状に形成された薄板であり、折曲線5cにより保護部5aと支持部5bとに分割され、折曲線5cによって折り曲げ可能に形成されている。
保護部5aは、容器本体2の上面を覆うように、中皿4とほぼ同じ長方形の平面形状に形成されている。保護部5aは、蓋体3を閉じた際には鏡10と化粧料との間に介在し、容器本体2の上面を覆う。また、保護部5aは透明もしくは半透明に形成されているため、保護部5aが容器本体2の上面を覆った状態で収納された化粧料等を視認可能となっている。
支持部5bは、L字状に形成されており、容器本体2の底面から周側壁2dの内側に渡って、中皿4と容器本体2とで挟持して支持されている。支持部5bには、折曲線5cに隣接した切り込みが入れられており、この切り込みによって保護部5aの左辺に係止片5dが形成されている。
係止片5dは保護部5aに対して上方(蓋体3側)に曲がって立ち上がっている。折曲線5cを中心として保護部5aを容器本体2の上面から立ち上げることで、係止片5dは周側壁2dに形成された逃げ部2fを摺動して係止凹部2eに係止し、保護部5aが自立する。
化粧用容器1を使用する際は、まず、上述のごとく、化粧用容器1が閉じた状態から、フック3bを押し上げることで掛止凸部2gとフック3bのロックを解除し、蓋体3を開く。
続いて、図3に示すように、折曲線5cを中心に保護シート5の右辺を持ち上げる。そして、図4に示すように、保護部5aが容器本体2の上面に対して90°近く立ち上がったところで、保護部5aの左辺に形成された係止片5dが周側壁2dに形成された逃げ部2fに当接し、撓みながら係止凹部2eに向かって逃げ部2fを摺動する。
その後、さらに保護部5aを回動し、図5に示すように、保護部5aが容器本体2の上面に対して120°近く開いたところで、係止片5dが逃げ部2fから係止凹部2eに入り、係止凹部2eと係止することで、保護シート5が自立する。
この際、係止片5dは保護部5aに対して上方に曲げられているため、保護シート5は容器本体2の側方へ折り返されて自立する。このため、立ち上げた保護シート5が邪魔にならず、保護シート5を取り外すことなく、中皿4内の化粧具、化粧料を用いて化粧を行うことができる。
上述のごとく、保護シート5は、折曲線5cを中心として保護部5aを容器本体2の上面から立ち上げることで、係止片5dが容器本体2の周側壁2dに形成された係止凹部2eに係止して自立可能とした。これにより、化粧用容器1の使用時に保護シート5を容器本体2から取り外す必要がなく、保護シート5の紛失を防止することができる。また、化粧時に化粧料等が容器外へ落下することや、保護シート5が容器本体2の上面に倒れてしまうことを防止することができる。
また、周側壁2dの係止凹部2eの上部に係止片5dが摺動する逃げ部2fを形成したことにより、係止片5dが周側壁2dにひっかかることなく、保護シート5をスムーズに立ち上げることができる。
また、保護シート5を支持部5bを中皿4と容器本体2とで挟持して支持することにより、保護シート5を接着剤等を用いることなく、容器本体2に容易に取り付けることができる。
本発明は、化粧料以外の様々な内容物を収容するコンパクト容器にも適用出来る。
(a)本実施形態に係る化粧用容器の斜視図である。(b)保護シートの斜視図である。 容器本体及び保護シートの断面図である。 保護シートの立ち上げの説明図である。 保護シートの立ち上げの説明図である。 保護シートの立ち上げの説明図である。
符号の説明
1 …化粧用容器
2 …容器本体
2a …フック用凹部
2b …ヒンジ用凹部
2d …周側壁
2e …係止凹部
2f …逃げ部
2g …掛止凸部
3 …蓋体
3a …ヒンジ用凸部
3b …フック
4 …中皿
4a …化粧料収納部
4b …収納部
5 …保護シート
5a …保護部
5b …支持部
5c …折曲線
5d …係止片
10 …鏡
13 …軸

Claims (3)

  1. 化粧料を収納する容器本体と、蓋体と、前記容器本体の上面を覆う保護シートと、を有する化粧用容器であって、
    前記保護シートは、折曲線によって折り曲げられ、該折曲線により、前記容器本体の上面を覆う保護部と、前記容器本体に支持された支持部とに分割され、前記折曲線に隣接した切り込みにより、前記保護部の一辺に係止片を有し、前記折曲線を中心として前記保護部を前記容器本体の上面から立ち上げることで、前記係止片が前記容器本体の周側壁に形成された係止凹部に係止して自立可能としたことを特徴とする化粧用容器。
  2. 請求項1記載の化粧用容器であって、
    前記容器本体は、前記周側壁の前記係止凹部の上部に前記係止片が摺動する逃げ部を形成したことを特徴とする化粧用容器。
  3. 請求項1記載の化粧用容器であって、
    前記容器本体内に収納され、化粧料等の内容物を収容する中皿を有し、
    前記保護シートは、前記支持部を前記中皿と前記容器本体とで挟持して支持されることを特徴とする化粧用容器。
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