JP6234677B2 - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6234677B2
JP6234677B2 JP2012284654A JP2012284654A JP6234677B2 JP 6234677 B2 JP6234677 B2 JP 6234677B2 JP 2012284654 A JP2012284654 A JP 2012284654A JP 2012284654 A JP2012284654 A JP 2012284654A JP 6234677 B2 JP6234677 B2 JP 6234677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
container
cosmetic
lid
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012284654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014124439A (ja
Inventor
順子 竹内
順子 竹内
州平 松本
州平 松本
圭 久米川
圭 久米川
幸一 小山
幸一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Key Trading Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp, Key Trading Co Ltd filed Critical Kao Corp
Priority to JP2012284654A priority Critical patent/JP6234677B2/ja
Publication of JP2014124439A publication Critical patent/JP2014124439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6234677B2 publication Critical patent/JP6234677B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、容器内に収容した化粧料を、パフやブラシ等の化粧用具に付着させて使用する化粧料容器に関するものである。
化粧料容器は、外出時に携帯されることが多いため、意匠性だけでなく、緩衝性や携帯性に優れることが要求されている。特に、近年は、より小型の化粧料容器がユーザーに好まれるという状況にある。このため、例えば、特許文献1に示すように、化粧に用いるパフやブラシ等の化粧用具を、化粧料を充填した化粧皿(中皿)の横に並べて収容するのではなく、容器本体と蓋体との間に、パフやブラシ等を収容する化粧用具スペースを設けることにより、全体として小型化された化粧料容器が考案されている。
上記容器本体と蓋体との間に形成される化粧用具スペースのなかでも、容器本体の凹部内に設けられた段部より上側(開口側)に形成される化粧用具収容凹部は、通常、その下側に設けられる化粧料収容凹部(または中皿収容凹部)より大径になっており、上記のようにパフ等を収容する目的のほか、チークやファンデーション等、粉体を固形化した化粧料を使用する場合、この化粧料をパフ等に均一に付着させるための作業スペース、もしくは、いくつかの色の化粧料をパフ等で混合するための作業スペースとして活用される。
図5は、このように利用される従来の化粧料容器を、開蓋した状態で上から見た図であり、図6は、この化粧料容器に用いられている容器本体(単体)の外観斜視図である。なお、図5,6は、容器の構造が見易いように、化粧料が充填された中皿(符号3)や、この中皿の上にプラスチックシート(符号4)等を介して載置されるパフ(符号5)等の化粧用具の図示を省略している。また、ユーザーの操作を考慮して、容器本体1のフックピース1c側を容器の手前側、容器本体1のヒンジ連結部側(符号1d側)を奥側とし、容器の手前−奥側方向を「前後方向」、容器の天地方向および蓋の開閉方向を「上下方向」、手前側から奥側に向かって容器の左右をそのまま「左右方向」として説明する。
図5に示す化粧料容器は、化粧料を収容して携行するためのコンパクトケースであり、このコンパクトケースは、化粧料収容凹部(中皿収容凹部11)および化粧用具収容凹部12が形成された容器本体1と、この容器本体1の上部開口を蓋する蓋体2とを備えている。上記蓋体2は、この蓋体2から延設された連結用片部2bを介して、連結ピン(図示省略)等により、上記容器本体1の後端部(切り欠き部1d)にヒンジ連結(蝶番連結)されており、この容器本体1に対して開閉自在になっている。
上記容器本体1は、図6に示すように、底部1bと側部1aとからなる深皿状で、その側部1aの途中に周状の段部が形成され、開口径の異なる2つの凹部が上下に積み重なる構造になっている。この段部より下側(内側)の段下凹部は、化粧料を充填された中皿を収容するための中皿収容凹部11になっており、段部より上側(外側)の大きな段上凹部は、この例ではパフ等を収容するための化粧用具収容凹部12になっている。段下の中皿収容凹部11は、収容する中皿とほぼ同形の略円筒状で、その底部1bには、中皿の脱着に利用する貫通穴(長穴)が設けられている。
なお、中皿を使用せず、この中皿収容凹部11(化粧料収容凹部)に直接、化粧料を充填する場合もある。また、この化粧用具収容凹部12の側面(上記段部より上側の壁面)は、図のように、上方に向けて徐々に拡径する斜面(いわゆる「すり鉢」状)になっており、中皿収容凹部11から飛び出しそうな化粧料が、この中皿収容凹部11の中に自然と戻るようになっている。
実開昭52−168698号公報
しかしながら、上記のような従来の化粧料容器(コンパクトケース)は、先にも述べたように、容器本体1の中皿収容凹部11に収容された中皿内の化粧料を、この中皿の上(すなわち、化粧用具収容凹部12内)でパフ等に付着させながら使用するため、容器外部と連通する、蓋部2との接続部(切り欠き部1d)から、パフ等で擦られて粉体化した化粧料が漏れ出てしまい、使用者の手やその周囲、さらにはコンパクトケースを収容した化粧ポーチ内やその周辺を汚す場合があった。そのため、この問題の改善が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、小型かつ携帯性に優れた軽量でありながら、粉体化した化粧料の漏れ出しが抑えられ、使用者の手等を汚すことなく使用することのできる化粧料容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、容器上方に向かって開口する化粧料収容用の凹部を有する容器本体と、この容器本体の上面開口を蓋する蓋体と、蓋体の内側面に取り付けられる鏡とを備え、上記容器本体の後端部に、上記凹部に連通する切り欠き部が設けられ、この切り欠き部に、上記蓋体の後端部から下方に向けて突出する連結用片部が嵌入され、これら連結用片部と容器本体の後端部との間がヒンジ連結され、上記蓋体が容器本体に対して開閉自在に取り付けられた化粧料容器であって、上記容器本体の凹部が、この凹部の側面の途中に形成された段部により、大開口径の段上凹部と、上記段上凹部の中央寄りに形成された小開口径の段下凹部とに分けられ、上記段下凹部が化粧料収容凹部になっているとともに、化粧料の外部への漏出を防止する仕切壁が、上記段上凹部と切り欠き部の境界部位において、上記切り欠き部の縁部に沿って上記段上凹部の底面から立設され、上記仕切壁の両端部が、上記段上凹部の側面に緩やかに合流して接続されており、上記仕切壁の、上記段上凹部底面からの突出高さが、0.1mm以上2.0mm以下で、上記仕切壁の上端面が容器本体の側部上面より低く設定され、上記仕切壁の上端が蓋体内側面の鏡に接触しないようになっている化粧料容器を、第1の要旨とする。
また、本発明は、上記仕切壁の両端部が上記段上凹部の側面に緩やかに接続されるように、上記仕切壁の端部と上記段上凹部の側面とで形成される入隅部が、鈍角状またはアール付き曲面になっている化粧料容器を、第2の要旨とする。
本発明者らは、化粧料容器をコンパクト化するために、容器本体とこれを蓋する蓋体との間にパフ等を収容する化粧用具収容凹部を設けるという構造を踏襲しつつ、どのようにしたら、容器使用中の化粧料の漏れ出しを低減できるかを研究した。その結果、中皿(化粧料)を収容する容器内部の凹部と容器外部とをつなぐ(連通させる)切り欠き部に、化粧料漏出防止用の仕切壁を設けることにより、粉体化した化粧料を効果的に押し戻すことができることを突き止め、本発明に到達した。
このように、本発明の化粧料容器は、容器本体の後端部に、蓋体のヒンジ連結用の切り欠き部が設けられ、容器内部の化粧料収容用の凹部が、上記切り欠き部を通じて容器外部と連通する化粧料容器において、上記容器本体の凹部と切り欠き部の境界部位に、化粧料漏出防止用の仕切壁を設けることにより、この切り欠き部から漏れ出ようとする化粧料が押し戻され、使用時の化粧料の漏出を大幅に抑えることができる。なお、上記仕切壁を用いた方法によれば、化粧料容器に新たな部材を追加する必要がなく、容器製造(成形工程)上の問題も発生しないという利点がある。
また、本発明の化粧料容器は、上記容器本体の凹部が、この凹部の側面の途中に形成された段部により、大開口径の段上凹部と、上記段上凹部の中央寄りに形成された小開口径の段下凹部とに分けられ、上記段下凹部が化粧料収容凹部になっており、上記化粧料の外部への漏出を防止する仕切壁が、上記段上凹部と切り欠き部の境界部位において、上記切り欠き部に沿って上記段上凹部の底面から立設され、上記仕切壁の両端部が、上記段上凹部の側面に緩やかに合流して接続されている。
そして、上記仕切壁の凹部底面からの突出高さが、0.1mm以上2.0mm以下で、上記仕切壁の上端面が容器本体の側部上面より低く設定され、上記仕切壁の上端が蓋体内側面の鏡に接触しないようになっているため、パフ等で擦られて粉体化した化粧料が上記仕切壁の上端面まで達しても、化粧料が鏡等に接触せず、鏡等を汚すことがない。また、上記段上凹部内にパフ等の化粧用具を収容する化粧料容器の場合でも、この化粧用具と上記仕切壁の上面との間に隙間が生じるため、化粧用具を蓋側に押し上げる(押し付ける)ことがなく、この化粧用具に付着した化粧料が上記蓋体の鏡等を汚すことがないという利点がある。さらに、上記仕切壁の高さが低いため、この化粧用具収容用のスペースを圧迫することがなく、より使い勝手の良い、大きなパフ等を利用することが可能になる。
なお、本発明の化粧料容器のなかでも、特に、上記仕切壁の両端部が段上凹部の側面に緩やかに接続されるように、上記仕切壁の端部と段上凹部の側面とで形成される入隅部が、鈍角状またはアール付き曲面になっているものは、容器本体の内部に生じる上記入隅部にも、化粧料や埃等が溜まりにくく、清掃・除去がし易くなっている。これにより、化粧料容器内部を清潔に保つことができる。
本発明の実施形態における化粧料容器の開蓋状態を示す平面図である。 上記化粧料容器の断面図である。 上記化粧料容器に用いられている容器本体の外観斜視図である。 上記化粧料容器に用いられる他の容器本体(参考形態)の外観斜視図である。 従来の化粧料容器の開蓋状態を示す平面図である。 上記従来の化粧料容器に用いられている容器本体の外観斜視図である。
つぎに、本発明を実施するための形態について説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態の化粧料容器を開蓋した状態で上から見た図であり、図2はこの化粧料容器の断面図、図3は上記化粧料容器に用いられている容器本体(単体)の外観斜視図である。なお、図において、各部分は模式的に示したものであり、実際の大きさ、厚み等とは異なっている(以下の図においても同じ)。
本実施形態における化粧料容器は、携行に適した小型のコンパクトケースであり、図2に示すように、下側の小径の化粧料収容凹部(中皿収容凹部11)と上側の大径の化粧用具収容凹部12とが積み重なる構造の容器本体1と、容器本体1の上部開口を蓋する蓋体2と、化粧料(チークC)が充填された中皿3と、上記容器本体1と蓋体2との間に形成された空間に収容される化粧用具(パフ5,仮想線)と、このパフ5と中皿3との間に介在配置された保護用のプラスチックシート4と、上記蓋体2の内側面に取り付けられた鏡6と、上記容器本体1と蓋体2とをヒンジ連結により接続するための連結ピン7等から構成されている。
そして、本実施形態のコンパクトケースは、チークCやパウダーファンデーション等の化粧料が充填された中皿3を収容して持ち運び、この中皿3の上に載置されたパフ5を用いて、外出先等でも、すぐに化粧の用に供することができるようになっている。その際、上記保護用のプラスチックシート4等を取り除き、上記中皿3の上の化粧用具収容凹部12を、パフ5等に化粧料を均一に付着させるための作業スペースとして用いても、このコンパクトケースは、上記化粧用具収容凹部12と容器後端部の切り欠き部1dとの間に、所定の高さに形成された仕切壁13が形成されているため、上記化粧用具収容凹部12内に拡散した化粧料の粉体が、この化粧用具収容凹部12から外部に漏れ出さないようになっている。これが本発明の化粧料容器(コンパクトケース)の特徴である。
上記コンパクトケースについて詳しく説明すると、容器本体1の上部開口を蓋する蓋体2は、合成樹脂製であり、図1に示すように、容器本体1と同様の平面視略円形状をしている。そして、図2に示すように、蓋体2の前端部(図示左側)には、上記容器本体1の前端部に設けられたフックピース1cと係合する係合凸部2aが設けられている。また、蓋体2の後端部(図示右側)には、容器本体1とヒンジ連結する連結用片部2bが、蓋体2の後端部から下方に向けて突出形成されており、この連結用片部2bの先端近傍には、容器本体1とヒンジ連結する連結ピン7を挿通するための横孔が設けられている。なお、図2中の符号6は、蓋部2内面に取り付けられた鏡(ミラー)である。
上記中皿3およびパフ5を収容する容器本体1は、上記蓋体2と同様の合成樹脂製であり、その形状も、図1に示すように、平面視略円形状をしている。この容器本体1は、従来例と同様、図3に示すように、底部1bと側部1aとからなる深皿状で、その側部1aの途中に円周状の段部が形成され、開口径の異なる2つの凹部(大開口径の凹部12および小開口径の凹部11)が上下に積み重なった構造になっている。その下側(小径)の段下凹部は、チークC等の化粧料を充填された中皿3を収容するための中皿収容凹部11になっており、段部より上側(大径)の段上凹部が、パフ5等を収容するための化粧用具収容凹部12になっている。
なお、段下の中皿収容凹部11の側面が、平面視円形状の中皿3を収容できるよう、その中皿3とほぼ同形の略円筒状(壁面は略垂直)になっているのに対し、段上の化粧用具収容凹部12は、中皿3から飛び出した化粧料をこの中皿3の中に戻すことができるよう、この化粧用具収容凹部12の側面は、上方に向けて徐々に拡径する上り斜面(全体としてすり鉢状)になっている。
また、図2に示すように、容器本体1の前端部(図示左側)には、先に述べた蓋体2の前端部に設けられた係合凸部2aと係合するフックピース1cが、側部1aの外面に設けられており、容器本体1の後端部(図示右側)には、前記蓋体2の連結用片部2bとのヒンジ連結に用いられる切り欠き部1dが形成されている。この切り欠き部1dは、容器本体1の側部1aの上端から下端まで貫通する形状(すなわち、上記段上の化粧用具収容凹部12と段下の中皿収容凹部11を合わせた高さ)に形成されており、化粧用具収容凹部12と連通している。また、その側端面には、前記ヒンジ連結用の連結ピン7を、蓋体2の連結用片部2bに設けられた横孔と同時に挿通することのできる貫通孔が設けられている。なお、この切り欠き部1dの前端面(凹部11に向かう内側面)は、図1のように蓋部2を全開(180°)にした場合に、この前端面と上記蓋体2の連結用片部2bの先端との間になるべく隙間ができないように、この連結用片部2b先端の曲面に沿った形状(円周曲面の一部)に形成されている。
そして、図3に示すように、この切り欠き部1dと上記段上の化粧用具収容凹部12との境界部位には、切り欠き部1dの縁部に沿って、粉体化した化粧料の外部への漏出を防止する仕切壁13が形成されている。この図3に示す仕切壁13は、凹部(段部)表面から突出する突出高さが、比較的低い0.1mm以上2.0mm以下のリブ状に設定されている。これにより、上記仕切壁13は、その上端が、蓋体2の内側に配設されている鏡6に接触することがなく、この鏡6を汚すことがない。また、上記仕切壁13の高さが低いため、化粧用具収容凹部12のスペースを圧迫することがなく、より使い勝手の良い、大きなパフ5等を使用することが可能になるという利点がある。なお、本実施形態のコンパクトケースにおける仕切壁13の好適な突出高さは、通常、0.1mm以上2.0mm以下、より好ましくは、上記化粧料の漏出防止力と鏡6,パフ5等への接触とのバランスを考慮して、1.0〜1.5mmの範囲内に設定される。
また、上記仕切壁13は、その前端側のリブ部13aが、前記切り欠き部1dの前端面と同様、蓋体2の連結用片部2bの先端との間になるべく隙間ができない、連結用片部2b先端の曲面に沿った形状(円周曲面の一部)に形成されているとともに、化粧用具収容凹部12の側面に接続される両端部13b,13bは、仕切壁13が上記側部1aに緩やかに合流(一体化)するように、その入隅部13c,13cが、鈍角状またはアール(R)付きの曲面状に形成されている。これにより、上記仕切壁13の入隅部13c,13cは、化粧料や埃等が溜まりにくく、清掃・除去がし易くなっている。
なお、他の参考形態として、図4に示すように、上記仕切壁13の高さを、上端面が容器本体1の側部1a上面と同じ高さになるまで高くすることもできる。このようにすることにより、化粧料の漏出防止機能を最大限に発揮することができるようになる。また、この参考形態の構成によれば、パフ5等の使用時だけでなく、化粧料容器を使用しない保管時(携行時)にも、上記切り欠き部1dからの化粧料の漏れ出しを防止することができる
以上の構成により、本実施形態の化粧料容器(コンパクトケース)は、その使用時に、中皿3内のチークC等をパフ5に均一に付着させるために、このチークCの粉体等を化粧用具収容凹部12内に拡散させて使用したとしても、上記切り欠き部1dを通じた化粧料の外部への漏れ出しが少なく、使用者の手やその周囲、さらにはコンパクトケースを収容した化粧ポーチ内やその周辺を汚すことなく利用することができる。
なお、上記実施形態においては、容器本体1が平面視円形のコンパクトケースを例に説明したが、本発明はもちろん、容器本体が四角状やその他の多角形状の化粧料容器にも適用することができる。また、化粧料漏出防止用の仕切壁の機能を損なわない範囲で、その形状は容器の切り欠き部の形状に合わせて変更することが可能で、かつ、容器本体や蓋体等の材質や形状も、目的に合わせて適宜選択することが可能である。
本発明は、軽量・小型化され、使用者の手やその周囲、さらにはコンパクトケースを収容した化粧ポーチ内やその周辺を汚すことのない、使い勝手のよい化粧料容器として好適に使用することができる。
1 容器本体
1d 切り欠き部
2 蓋体
11 中皿収容凹部
13 仕切壁

Claims (2)

  1. 容器上方に向かって開口する化粧料収容用の凹部を有する容器本体と、この容器本体の上面開口を蓋する蓋体と、蓋体の内側面に取り付けられる鏡とを備え、上記容器本体の後端部に、上記凹部に連通する切り欠き部が設けられ、この切り欠き部に、上記蓋体の後端部から下方に向けて突出する連結用片部が嵌入され、これら連結用片部と容器本体の後端部との間がヒンジ連結され、上記蓋体が容器本体に対して開閉自在に取り付けられた化粧料容器であって、
    上記容器本体の凹部が、この凹部の側面の途中に形成された段部により、大開口径の段上凹部と、上記段上凹部の中央寄りに形成された小開口径の段下凹部とに分けられ、上記段下凹部が化粧料収容凹部になっているとともに、
    化粧料の外部への漏出を防止する仕切壁が、上記段上凹部と切り欠き部の境界部位において、上記切り欠き部の縁部に沿って上記段上凹部の底面から立設され、上記仕切壁の両端部が、上記段上凹部の側面に緩やかに合流して接続されており、
    上記仕切壁の、上記段上凹部底面からの突出高さが、0.1mm以上2.0mm以下で、上記仕切壁の上端面が容器本体の側部上面より低く設定され、上記仕切壁の上端が蓋体内側面の鏡に接触しないようになっていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 上記仕切壁の両端部が上記段上凹部の側面に緩やかに接続されるように、上記仕切壁の端部と上記段上凹部の側面とで形成される入隅部が、鈍角状またはアール付き曲面になっている請求項1記載の化粧料容器。
JP2012284654A 2012-12-27 2012-12-27 化粧料容器 Active JP6234677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284654A JP6234677B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 化粧料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284654A JP6234677B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 化粧料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014124439A JP2014124439A (ja) 2014-07-07
JP6234677B2 true JP6234677B2 (ja) 2017-11-22

Family

ID=51404444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012284654A Active JP6234677B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 化粧料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6234677B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6655324B2 (ja) * 2015-08-24 2020-02-26 紀伊産業株式会社 パウダー容器
JP6898278B2 (ja) 2018-07-11 2021-07-07 株式会社アルビオン 化粧料容器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323131Y2 (ja) * 1984-12-13 1991-05-21
JP2583179Y2 (ja) * 1993-01-22 1998-10-15 株式会社吉野工業所 化粧用コンパクト容器
JP3525214B2 (ja) * 1994-02-24 2004-05-10 釜屋化学工業株式会社 化粧用コンパクト容器
JP2000128203A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Yoshida Industry Co Ltd 気密化粧料容器
US7841349B2 (en) * 2007-02-12 2010-11-30 Rexam Beauty And Closures, Inc. Loose powder compact

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014124439A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102042647B1 (ko) 화장품 용기
KR20130127278A (ko) 휴대 단말기용 케이스
JP2013090873A (ja) 化粧料容器
JP6234677B2 (ja) 化粧料容器
KR200467505Y1 (ko) 휴대용 콘택트렌즈 케이스
KR100526307B1 (ko) 휴대용 화장품케이스
KR20160058496A (ko) 에어 타이트 타입의 화장품 리필케이스 및 휴대용 보관용기
JP3209007U (ja) 携帯電話ケース
KR101784337B1 (ko) 쿠션 콤팩트 용기
JP2005230452A (ja) 化粧用容器
JP6329809B2 (ja) 化粧料容器
KR200409765Y1 (ko) 볼터치 화장품 용기
KR101581111B1 (ko) 콤팩트 케이스의 내뚜껑
KR101947711B1 (ko) 다단 색조화장품 용기
KR200448748Y1 (ko) 콤팩트 케이스
KR101725604B1 (ko) 화장품 용기
KR200396885Y1 (ko) 화장솔 안전 보관 및 인출 사용이 용이한 색조화장품 용기
WO2015155228A1 (en) Packaging device for at least one cosmetic product and associated packaging method
JP2013192604A (ja) 化粧料容器
KR101320822B1 (ko) 큐빅 콤팩트 색조 화장품 용기
CN211211794U (zh) 一种化妆品收纳盒
JP7100408B2 (ja) 取り出し具付き容器
CN208210069U (zh) 一种电子产品保护套结构
KR20190002954A (ko) 시크릿 미러 팩트
KR20150069606A (ko) 콤팩트 용기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160916

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6234677

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250