JP2020103635A - トレー容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧料と化粧用道具とを収容した際に、保護シート部により化粧料又は化粧用道具を保護することができるとともに、保護シート部の落下や紛失を防止することができ、また化粧料や化粧用道具を容易に使用することができるトレー容器を提供する。【解決手段】化粧用道具20を収容する道具収容部2と化粧料30を収容する化粧料収容部3とを有する本体部4と、本体部4の上端部に連接され、化粧料収容部3及び道具収容部2の何れか一方又は両方の上面2a,3aを覆う保護シート部5とを備えるトレー容器1であって、道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5が、一体に形成されており、道具収容部2の深さD2と化粧料収容部3の深さD3とが異なる。【選択図】図3

Description

本発明は、化粧料を収容する化粧料収容部を有するトレー容器に関する。
ファンデーション、チーク、アイシャドウ等の化粧料を収容する化粧用コンパクト容器として、化粧料を収容する化粧用収容部を有する容器本体と、該容器本体に回動自在に取り付けられる蓋体とを備え、化粧料が蓋体、特に蓋体の裏面に配された鏡等に付着したり、容器本体内で化粧料が移染したりすることを防止する保護シートを有するものが知られている(特許文献1〜3参照)。保護シートは、化粧料収容部を被覆することで、化粧料の蓋体等への付着や他の化粧料収容部への移染を防止している。
また化粧料容器の容器本体に収容される中枠に、化粧料が収容される中皿収容凹部と化粧用具が収容される化粧用道具収容凹部とを設けたものも知られている(特許文献4)。
特開2018−42660号公報 特開2014−108320号公報 特開2010−213898号公報 特開2008−93103号公報
化粧料の厚みと化粧用道具の厚みとが異なる場合、化粧料と化粧用道具とを並べて化粧料容器に収容したときに、化粧料の上面の位置と、化粧用道具の上面の位置とが厚み方向にずれてしまう。このことに起因して、保護シートにより化粧料収容部を被覆したときに該保護シートが傾いてしまい、化粧料をきちんと保護できなくなってしまったり、化粧用道具を化粧用道具収容部から取り出し難くなってしまったり、化粧料を化粧用道具につけ難くなってしまったりするといった問題が生じている。保護シートが傾くことにより、化粧料が、蓋体の鏡に付着し易くなったり、容器本体内で移染し易くなったりする。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るトレー容器を提供することにある。
本発明は、化粧用道具を収容する道具収容部と化粧料を収容する化粧料収容部とを有する本体部と、前記本体部の上端部に連接され、前記化粧料収容部及び前記道具収容部の何れか一方又は両方の上面を覆う保護シート部とを備えるトレー容器であって、前記道具収容部、前記化粧料収容部及び前記保護シート部が、一体に形成されており、前記道具収容部の深さと前記化粧料収容部の深さとが異なる、トレー容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また本発明は、トレー容器を収容するトレー収容部を有する容器本体と鏡を有する蓋体とを備える化粧用コンパクト容器であって、前記トレー収容部に上述したトレー容器が収容されている、化粧用コンパクト容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のトレー容器によれば、化粧料と化粧用道具とを収容した際に、保護シート部により化粧料又は化粧用道具を保護することができるとともに、保護シート部の落下や紛失を防止することができ、また化粧料や化粧用道具を容易に使用することができる。
また本発明の化粧用コンパクト容器によれば、化粧料と化粧用道具とを収容した際に、保護シート部により化粧料又は化粧用道具を保護することができるとともに、化粧料や化粧用道具を容易に使用することができる。また本発明の化粧用コンパクト容器によれば、化粧料や化粧用道具を容易に交換することができ、化粧用コンパクト容器を衛生的な状態に維持し易い。
図1は、本発明の化粧用コンパクト容器である一実施形態である化粧用コンパクト容器から本発明のトレー容器の一実施形態であるトレー容器を取り出した状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すトレー容器を収容した状態の化粧用コンパクト容器を示す斜視図である。 図3は、図1に示すトレー容器の厚み方向に沿う断面図である。 図4(a)〜(d)は、本実施形態のトレー容器の製造方法を説明する図である。
以下本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
まず、本発明のトレー容器について説明する。本発明のトレー容器の好ましい実施形態であるトレー容器1は、図1に示すように、道具収容部2と化粧料収容部3とを有する本体部4と、化粧料収容部3の上面3a及び道具収容部2の上面2aの両方を覆う保護シート部5とを有している。
本体部4は、図1に示すように、周壁部41と底壁部42と隔壁部43とを有している。周壁部41は、平面視して環状の形状を有しており、第1方向Xに沿って延在する第1側壁部41a及び第2側壁部41bと、第1方向Xに直交する方向である第2方向Yに沿って延在する第3側壁部41c及び第4側壁部41dとを有している。周壁部41は、扁平な筒状をなし、厚み方向の一端は底壁部42により閉鎖され、他端は上方に向かって開口している。隔壁部43は、第1側壁部41aの第1方向Xにおける中央部及び第2側壁部41bの第1方向Xにおける中央部に、それぞれ設けられている。第1側壁部41aに設けられた隔壁部43は、第2側壁部41bに向かって突出しており、第2側壁部41bに設けられた隔壁部43は、第1側壁部41aに向かって突出している。本実施形態では、第1側壁部41aに設けられた隔壁部43と第2側壁部41bに設けられた隔壁部43とは離間しているが、隔壁部43は、第1側壁部41aから第2側壁部41bに亘って連続して設けられていてもよい。
周壁部41及び底壁部42で囲まれた部分は、隔壁部43によって第1方向Xに2分割されており、そのうち一方が道具収容部2であり、他方が化粧料収容部3である。周壁部41の開口面4aは水平面と平行であり、道具収容部2の上面2aと化粧料収容部3の上面3aとは、水平面と平行な同一平面上に位置している(図3参照)。底壁部42は、隔壁部43を境に段差を有している(図3参照)。底壁部42は、道具収容部2の底壁部22と化粧料収容部3の底壁部32とを含んでおり、道具収容部2の底壁部22と化粧料収容部3の底壁部32との間に段差を有している。トレー容器1は、道具収容部2の深さD2と化粧料収容部3の深さD3とが異なっている(図3参照)。
道具収容部2は、図1に示すように、第1側壁部41a、第2側壁部41b、隔壁部43、第4側壁部41d及び道具収容部2における底壁部22によって囲まれた部分である。道具収容部2は、化粧用道具20を収容できるようになっている。道具収容部2に収容される化粧用道具20としては、後述する化粧料30の種類に応じて適切なものが用いられ、例えば、化粧料30が、粉末状の固体化粧料である場合には、図1に示すような、ブラシ状の塗布具が好ましく用いられる。
化粧料収容部3は、図1に示すように、第1側壁部41a、第2側壁部41b、隔壁部43、第3側壁部41c及び化粧料収容部3における底壁部32によって囲まれた部分である。化粧料収容部3は、ファンデーション、チーク、アイシャドウ、コンシーラー等の化粧料30を収容することができるようになっている。第3側壁部41cの上端部には、後述する保護シート部5が連接されている。また第3側壁部41cには、化粧料収容部3の外面側が窪んでおり化粧料収容部3の内面側に突出した窪み部61が設けられている。窪み部61は、図3に示すように、第3側壁部41cが化粧料収容部3の内側に向かって窪んで形成されている。
保護シート部5は、本体部4の上端部に連接されている。具体的には、図3に示すように、保護シート部5は、本体部4の上端部の外面に連接されている。本体部4の外面とは、本体部4における道具収容部2又は化粧料収容部3側の面を内面としたときの、該内面とは反対側の面である。ここで、本体部4の上端部に連接されている態様としては、本体部4と保護シート部5とが、本体部4の上面と保護シート部5の収容部対向面5aとが面一となるように連なっていることが好ましい。保護シート部5の収容部対向面5aとは、保護シート部5により道具収容部2又は化粧料収容部3の上面2a,3aを覆ったときに、道具収容部2又は化粧料収容部3の上面2a,3a側に向けられる面である。保護シート部5を、収容部対向面5aが本体部4の上面から離れる方向に後述するヒンジ部52を基点として回動させ、本体部4の上面と保護シート部5の収容部対向面5aとを平行としたときに、本体部4の上面と保護シート部5の収容部対向面5aとが面一となることが好ましい。
保護シート部5は、化粧料収容部3の上面3a及び道具収容部2の上面2aの両方を覆うシート本体部51とシート本体部51と本体部4との間に位置するヒンジ部52とを有している。保護シート部5は、ヒンジ部52を介して化粧料収容部3側の第3側壁部41cの上端部に連接されている。ヒンジ部52は、本体部4と保護シート部5との連接部分に形成されており、ヒンジ部52を基点として保護シート部5を折り曲げることにより、シート本体部51が化粧料収容部3の上面を覆うようになっている。ヒンジ部52は、ヒンジ部52を基点として保護シート部5を回動させ易くする観点から、シート本体部51よりも厚みが薄いことが好ましい。保護シート部5と本体部4との間には、上述のとおり、ヒンジ部52が形成されているが、保護シート部5と本体部4とは連続する一体をなしており、相互間につなぎ目は存在しない。尚、ヒンジ部52は、保護シート部5と本体部4との連接部にハーフカット、ミシン目加工、凹凸加工等を施すことにより設けられていてもよい。本体部4の上面と保護シート部5の収容部対向面5aとが面一であると言えるためには、本体部4の上面と保護シート部5のシート本体部51における収容部対向面5aとが面一であればよく、ヒンジ部52に、収容部対向面5aから突出する凸部や収容部対向面5aよりも窪んだ凹部を有していてもよい。
本実施形態では、シート本体部51の第1方向X及び第2方向Yの長さはそれぞれ、本体部4の第1方向X及び第2方向Yの長さと略同一となっており、シート本体部51は化粧料収容部3の上面3a及び道具収容部2の上面2aの両方を覆うようになっている。
トレー容器1では、道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5が、一体に形成されている。具体的には、本実施形態のトレー容器1は、図1に示すように、一枚のシートに凹凸加工を施し変形させることによって、道具収容部2と化粧料収容部3と保護シート部5とが連続しており、相互につなぎ目のないトレー容器とされている。
斯かる構成により、本実施形態のトレー容器1によれば、化粧料収容部3の上面3a及び/又は道具収容部2の上面2aを覆うことができ、化粧料収容部3に配された化粧料30及び/又は道具収容部2に配された化粧道具20を保護することが可能となるとともに、保護シート部5が本体部4の上面から外れ難く、保護シート部5の落下や紛失を防止できるようになっている。
また、保護シート部5は、本体部4の上端部に連接されているため、トレー容器1は、大きく張り出したヒンジ部を有しない。したがって、トレー容器1の大きさをコンパクトにすることができる。また、ヒンジ部52に化粧料30等の粉が溜まり難く、トレー容器1内が汚れることを防止することが可能となる。更に、トレー容器1を後述するコンパクト容器10に収容したときであっても、保護シート部5を、収容部対向面5aが本体部4の上面から離れる方向に大きく回動させることができる。したがって、化粧道具20を取り出したり、化粧料30を使用したりするときに、保護シート部5を、使用者の手や指の邪魔にならない位置まで回動させ易いため、化粧道具20を取り出したり、化粧料30を使用したりし易い。
このように、本実施形態のトレー容器1によれば、化粧料30や化粧道具20を容易に使用することができる。
また、本実施形態のトレー容器1は、上述のように底壁部42が段差を有しており、道具収容部2の深さD2と化粧料収容部3の深さD3とが異なっている(図3参照)。道具収容部2の深さD2と化粧料収容部3の深さD3とが異なっていることにより、道具収容部2に配される化粧料30と化粧料収容部3に配される道具20に厚み差があっても、化粧料30の上面の化粧用道具20の上面の位置との間の段差を無くすか、少なくとも低減できる。したがって、本実施形態のトレー容器1によれば、化粧用道具20の上面と化粧料30の上面とを近くに位置させ易いため、化粧用道具20が取り出し易く、また化粧料30も使用し易いので、化粧料30や化粧道具20を容易に使用することができる。道具収容部2の深さD2とは、道具収容部2の上面2aから道具収容部2の底壁部22の上面22aまでの長さを意味する。化粧料収容部3の深さD3とは、化粧料収容部3の上面3aから化粧料収容部3の底壁部32の上面32aまでの長さを意味する。道具収容部2の深さD2及び化粧料収容部3の深さD3は特に制限されるものではなく、道具収容部2に収容される化粧用道具20の厚み及び化粧料収容部3に収容される化粧料30の厚みに応じて適宜選択することができる。道具収容部2の上面2aと化粧料収容部3の上面3aとは、高さ位置が近い位置にあることが好ましく、図3に示すように、同じ高さ位置にあることがより好ましい。
化粧料収容部3に収容される化粧料30は、樹脂皿、金皿等の薄皿容器に収容された状態の化粧料であっても良いし、容器に収容されていない化粧料組成物であっても良い。本発明におけるトレー容器1は、化粧料組成物を直接収容して、保護シート付の簡易的なコンパクト容器としてそのまま使用することもできる。
また、本実施形態のトレー容器1は、道具収容部2の深さD2と化粧料収容部3の深さD3とが異なっていることに加え、道具収容部2の上面2aと化粧料収容部3の上面3aとが同一平面上に位置しているため、道具収容部2に収容される化粧用道具20の厚みと化粧料収容部3に収容される化粧料30の厚みとが異なっている場合であっても、化粧用道具20及び化粧料30をそれぞれ、道具収容部2及び化粧料収容部3に収容したときに、化粧用道具20の上面の位置と化粧料30の上面の位置とを一致させることができる。したがって、保護シート部5によって化粧料収容部3の上面3aを覆ったときに、保護シート部5が、化粧用道具20に邪魔されることなく、化粧料収容部3の上面3aに対して平行に配され易くなるため、保護シート部5によって化粧料をきちんと保護することが可能となる(図2参照)。また保護シート部5によって道具収容部2の上面2aを覆ったときに、保護シート部5が道具収容部2の上面2aに対して平行に配され易くなる。そのため、保護シート部5によって、道具収容部2に収容された化粧用道具20が該道具収容部2から脱落することや、道具収容部2に収容された化粧用道具20が鏡に触れ、該鏡が汚れることを防止することが可能となる(図2参照)。また、化粧用道具20の上面の位置と化粧料30の上面の位置とを一致させることができるため、化粧用道具20が更に取り出し易く、また化粧料30も更に使用し易い。
トレー容器1は、図3に示すように、道具収容部2の底壁部22の下面22bの位置と化粧料収容部3の底壁部32の下面32bの位置との間に高低差を有する。つまり、トレー容器1を載置面に載置したときに、道具収容部2の底壁部22及び化粧料収容部3の底壁部32の何れか一方のみが載置面と当接し、他方は載置面と離間するようになっている。本実施形態では、化粧料収容部3の底壁部32の下面32bの位置が、道具収容部2の底壁部22の下面22bの位置よりも上方に位置している。つまり、トレー容器1を載置面に載置したときに、道具収容部2の底壁部22が載置面と当接し、化粧料収容部3の底壁部32は載置面と離間するようになっている。
トレー容器1では、道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5は、一枚の合成樹脂シートから形成されていることが好ましい。このような構成により、道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5は、一度にかつ一体に成形することが可能となる。また道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5は、一枚の合成樹脂シートから形成されていることにより、トレー容器1の耐久性や耐油性を向上させることができる。合成樹脂シートとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等の樹脂からなるものや、これらの樹脂などで複数層に形成したもの等を用いることができる。圧空成形又は真空成形によって合成樹脂シートに凹凸加工を施す場合は、合成樹脂シートは熱可塑性樹脂を全体又は一層に含んでいることが好ましい。合成樹脂シートは不透明のものであっても良いが、透明であることが好ましい。道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5は、発泡したシート(以下、発泡シートともいう)を圧空又は真空成形して作成することもできる。
合成樹脂シートの厚みは、ヒンジ切れ防止あるいは使用時の変形防止の観点から、好ましくは0.15mm以上、より好ましくは0.2mm以上であり、折り曲げやすさとコンパクト容器の厚さ低減の観点から、好ましくは0.7mm以下、より好ましくは0.6mm以下であり、具体的には、好ましくは0.15mm以上0.7mm以下、より好ましくは0.2mm以上0.6mm以下である。
また、道具収容部2、化粧料収容部3及び保護シート部5として発泡シートを用いる場合は、ヒンジ切れ防止あるいは使用時の変形防止の観点から、その厚みは、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上であり、折り曲げやすさとコンパクト容器に収納する場合の厚さ低減の観点から、好ましくは3.5mm以下、より好ましくは3.0mm以下であり、具体的には、好ましくは1.0mm以上3.5mm以下であり、より好ましくは1.5mm以上3.0mm以下である。発泡シートの材質としては、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
トレー容器1を製造するために一枚のシートに施す凹凸加工は、シートが凹凸変形した状態を維持できるものであれば特に制限されず、そのような加工方法としては、プレス成型、圧空成形、真空成形、射出成形等が挙げられる。これらの中でも、道具収容部2の上面2a及び化粧料収容部3の上面3aを同一平面上に形成し易い観点から、圧空成形、真空成形が好ましい。また、成形性がよい、製造コストが低い、軽量化し易い、生産性がよいといった観点からも、圧空成形、真空成形が好ましい。
トレー容器1の製造方法について、真空成形により製造する場合を例に、図4を参照しながら説明する。まず、熱可塑性樹脂を含む合成樹脂シート7をクランプ枠等の把持手段(不図示)によって把持し、合成樹脂シート7をヒーター等の加熱手段8で加熱する(図4(a)参照)。そして、型9を上昇させ、型9の上面に加熱された合成樹脂シート7を配置する(図4(b)参照)。次に、型9の下側に向かって真空吸引し、合成樹脂シート7を型9に密着させ、合成樹脂シート7に凹凸加工を施す(図4(c)参照)。そして、合成樹脂シート7を冷却し、離型させる(図4(d)参照)。その後、不要な箇所を排除する等の加工を凹凸変形した合成樹脂シート7に施すことで、トレー容器1が製造される。
本実施形態のトレー容器1は、単独で使用してもよいし、トレー容器1を収容することができる容器に収容して使用してもよい。ここで、トレー容器1を使用するとは、トレー容器1を用いて化粧すること、又はトレー容器1を携帯することを意味する。トレー容器1を収容することができる容器としては、トレー容器1を収容することができるものであれば、特に制限なく用いることができるが、トレー容器1を収容する容器本体と鏡を有する蓋体とを備えた化粧用コンパクト容器であることが好ましい。そのような化粧用コンパクト容器としては、例えば図1に示すようなものが挙げられる。
図1には、トレー容器1と組み合わせて用いることができる化粧用コンパクト容器10が示されている。化粧用コンパクト容器10は、トレー収容部11を有する容器本体14と、鏡13を有する蓋体12とを備えている。
容器本体14は、容器底壁部15と容器側壁部16とを有している。容器側壁部16は平面視して環状形状を有しており、第1方向Xに沿って延在する第1容器側壁部16a及び第2容器側壁部16bと、第1方向Xに直交する方向である第2方向Yに沿って延在する第3容器側壁部16c及び第4容器側壁部16dとからなる。第1容器側壁部16b及び第2容器側壁部16aは、化粧用コンパクト容器10を正面M側から視て前後に位置しており、第3容器側壁部16c及び第4容器側壁部16dは、同正面M側から視て左右両側に位置している。容器側壁部16の高さ方向の一端は容器底壁部15により閉鎖されており、他端は開口している。容器底壁部15の上面はトレー収容部11の底面を形成しており、容器側壁部16の内側面はトレー収容部11の内周面を形成している。
トレー収容部11は、図1に示すように、容器側壁部16及び容器底壁部15によって囲まれた部分である。トレー収容部11は、平面視形状がトレー容器1の本体部4と略一致しているが、本体部4に比べて第1方向Xの長さ及び第2方向Yの長さが多少長くなっており、トレー収容部11にトレー容器1が収容できるようになっている。
また化粧用コンパクト容器10には、収容されるトレー容器1の道具収容部2及び化粧料収容部3の底壁部22,32の下面22b,32bのうち高さが高い方と、トレー収容部11の底面との間に隙間を維持する手段が設けられていることが好ましい。該手段としては、トレー容器1をトレー収容部11に収容したときに、道具収容部2及び化粧料収容部3の底壁部22,32の下面22b,32bのうち高さが高い方がトレー収容部11の底面から離間した状態を維持することができるものであれば、特に制限なく用いることができる。該手段は、トレー容器1及びトレー収容部11の何れか一方に設けられていてもよいし、トレー容器1及びトレー収容部11の両方に設けられていてもよい。例えば、該手段がトレー容器1に設けられている場合、該手段は、トレー収容部11の底面から離間した底壁部42の下面からトレー収容部11の底面に向かって延びる柱状の部材であってもよい。また、該手段がトレー収容部11に設けられている場合、該手段は、トレー収容部11の底面から突出し、トレー容器1の底壁部42の下面を支持するものであってもよいし、トレー収容部11の内周面から突出し、トレー容器1の底壁部42の下面を支持するものであってもよい。また該手段は、接着剤であってもよい。該手段が接着剤である場合、該手段はトレー容器1及びトレー収容部11の両方に設けられているものとする。該接着剤は、トレー容器1の側壁部41の外面とトレー収容部11の内周面と接着するものであってもよいし、トレー収容部11の底面と、該底面と離間していない方の、トレー容器1の底壁部42とを接着するものであってもよい。
本実施形態では、該手段は、化粧料収容部3の第3側壁部41cに設けられた窪み部61、及びトレー収容部11の第3容器側壁部16cに設けられた突起部62である。
トレー容器1をトレー収容部11に収容したときに、トレー収容部11の突起部62をトレー容器1の窪み部61に差し込み、窪み部61と突起部62とを係合させることで、化粧料収容部3の底壁部32の下面32bがトレー収容部11の底面から離間した状態が維持され、化粧料収容部3の底壁部32の下面32bとトレー収容部11の底面との間に隙間が形成される。これにより、例えばトレー容器1を収容した化粧用コンパクト容器10が落下して、化粧用コンパクト容器10に衝撃が加わったとしても、化粧料収容部3の底壁部32とトレー収容部11の底面と間の隙間がクッションの役割を果たすため、化粧料収容部3に衝撃が伝わり難くすることができる。また、本実施形態では、突起部61及び窪み部62はそれぞれ、トレー収容部11の容器底壁部15及びトレー容器1の底壁部42には形成されておらず、トレー収容部11の容器側壁部16及びトレー容器1の周壁部41に形成されているため、化粧料収容部3に衝撃がより伝わり難くなっている。
蓋体12は、連結部17において、容器本体14に対して回動自在に連結され、回動させることにより、容器本体14の上面を開閉自在である。連結部17は、容器本体14の第1容器側壁部16aの一部を切り欠いた部分に、蓋体12から垂下させた部分を入れ、該垂下させた部分の左右をピンで容器本体14の第1容器側壁部16aと連結させることで形成されている。連結部17の構造は特に制限なく、例えば、蓋体12を切り欠いた部分と、第1容器側壁部16aから立ち上げた部分とを連結させてもよく、またピンを使わずに蓋体12又は第1容器側壁部16aに嵌合する部分を形成してもよく、別部材から連結部を形成してもよい。化粧用コンパクト容器10の正面M側とは、化粧用コンパクト容器10を用いて化粧をする際に、使用者の胴体側に配される側であり、容器本体14と蓋体12とを連結する連結部17側から遠い側である。
本実施形態における蓋体12には、閉蓋時に容器本体14側を向く内面に鏡13が設けられている。また、容器本体14の、連結部17側とは反対側に位置する正面部には、蓋体12に設けられた係着爪71が係止される被係着部72aを備える係着切欠き部72が形成されており、係着切欠き部72には、押圧により係着爪71と被係着部72aとの係止状態を解除する係合解除ボタン72bが設けられている。
本実施形態のトレー容器1によれば、化粧用コンパクト容器10のトレー収容部11にトレー容器1が収容されたときに、トレー容器1の道具収容部2の底壁部22が化粧用コンパクト容器10のトレー収容部11の底面に当接し、化粧料収容部3の底壁部32はトレー収容部11の底面と離間する。即ち、化粧料収容部3の底壁部32とトレー収容部11の底面との間には隙間が形成される。これにより、例えばトレー容器1を収容した化粧用コンパクト容器10が落下して、化粧用コンパクト容器10に衝撃が加わったとしても、化粧料収容部3の底壁部32とトレー収容部11の底面と間の隙間がクッションの役割を果たすため、化粧料収容部3に衝撃が伝わり難くすることができる。化粧料収容部3に衝撃が伝わり難いことにより、化粧料収容部3に収容された化粧料30への衝撃を低減させ易くなるため、特に化粧料30が粉末状の固体化粧料である場合は、化粧料30が割れてしまったり、粉落ちが生じたりすることを防止できる。
また、本実施形態のトレー容器1によれば、窪み部61に、化粧用コンパクト容器10の突起部62を差し込み、窪み部61と突起部62とを係合させることで、トレー容器1の道具収容部2の底壁部22が化粧用コンパクト容器10のトレー収容部11の底面に当接し、化粧料収容部3の底壁部32はトレー収容部11の底面と離間した状態を維持できるようになっている。これにより、例えばトレー容器1を収容した化粧用コンパクト容器10を持ち運んだとしても、化粧料収容部3の底壁部32とトレー収容部11の底面との間に形成された隙間を維持することができる。
また、本実施形態のトレー容器1及び化粧用コンパクト容器10によれば、例えばトレー容器1に収容されている化粧料30を使い切ったとき等に、トレー容器1ごと取り換えることができるため、化粧料30がこぼれたりすることを防ぎ易く、化粧用コンパクト容器10を衛生的な状態に維持し易い。
以上、本発明をその好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上記の実施形態に制限されることなく種々変更可能である。
例えば、本実施形態のトレー容器1では、化粧料収容部3の底壁部32の下面32bの位置が、道具収容部2の底壁部22の下面22bの位置よりも上方に位置しているが、逆であってもよい。即ち、道具収容部2の底壁部22の下面22bの位置が、化粧料収容部3の底壁部32の下面32bの位置よりも上方に位置していてもよい。この場合、道具収容部2の下側に隙間が形成されるため、例えばトレー容器1を収容した化粧用コンパクト容器10が落下し、化粧用コンパクト容器10に衝撃が加わったとしても、該隙間がクッションの役割を果たすため、道具収容部2に衝撃が伝わり難くすることができる。
道具収容部2の底壁部22と下面22bと化粧料収容部3の底壁部32の下面32bのうち下方に位置する方には、化粧用コンパクト容器10のトレー収容部11の容器底壁部15に、脱着自在に固定するための粘着部を設けることも好ましい。
また本実施形態では、トレー容器1の窪み部61は、第3側壁部41cに設けられているが、窪み部61は、第1〜第4側壁部41a〜41dの何れに設けられていてもよいし、複数箇所に設けられていてもよい。
また本実施形態では、化粧用コンパクト容器10の突起部62は、第3容器側壁部16cに設けられているが、突起部62は、第1〜第4容器側壁部16a〜16dの何れに設けられていてもよいし、複数箇所に設けられていてもよい。
また本実施形態では、トレー容器1が窪み部61を有し、化粧用コンパクト容器10が突起部62を有しているが、逆であってもよい。つまり、トレー容器1が突起部を有し、化粧用コンパクト容器10が窪み部6を有していてもよい。
また本実施形態では、保護シート部5は、第3側壁部41cの上端部に連接されているが、保護シート部5は、第4側壁部41dの上端部に連接されていてもよい。
また本実施形態では、保護シート部5は、化粧料収容部3の上面3a及び道具収容部2の上面2aの両方を覆っているが、保護シート部5は、化粧料収容部3の上面3a及び道具収容部2の上面2aの何れか一方のみを覆うものであってもよい。
1 トレー容器
2 道具収容部
22 道具収容部の底壁部
22b 道具収容部の底壁部の下面
20 化粧用道具
3 化粧料収容部
32 道具収容部の底壁部
32b 化粧料収容部の底壁部の下面
30 化粧料
4 本体部
5 保護シート部
61 窪み部
10 化粧用コンパクト容器
11 収容部
14 容器本体
12 蓋体
13 鏡
62 突起部

Claims (9)

  1. 化粧用道具を収容する道具収容部と化粧料を収容する化粧料収容部とを有する本体部と、前記本体部の上端部に連接され、前記化粧料収容部及び前記道具収容部の何れか一方又は両方の上面を覆う保護シート部とを備えるトレー容器であって、
    前記道具収容部、前記化粧料収容部及び前記保護シート部が、一体に形成されており、
    前記道具収容部の深さと前記化粧料収容部の深さとが異なる、トレー容器。
  2. 前記道具収容部の上面と前記化粧料収容部の上面とは、同一平面上に位置している、請求項1に記載のトレー容器。
  3. 前記道具収容部の底壁部の下面の位置と前記化粧料収容部の底壁部の下面の位置との間に高低差を有する、請求項1又は2に記載のトレー容器。
  4. 前記化粧料収容部の底壁部の下面の位置が、前記道具収容部の底壁部の下面の位置よりも上方に位置する、請求項1〜3の何れか1項に記載のトレー容器。
  5. 前記道具収容部、前記化粧料収容部及び前記保護シート部は、一枚の合成樹脂製シート材から形成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載のトレー容器。
  6. 前記道具収容部、前記化粧料収容部及び前記保護シート部は、前記合成樹脂製シート材の真空成形又は圧空成形により形成されている、請求項5に記載のトレー容器。
  7. 前記トレー容器を収容するトレー収容部を有する容器本体と鏡を有する蓋体とを備える化粧用コンパクト容器における前記トレー収容部に収容される、請求項1〜6の何れか1項に記載のトレー容器。
  8. トレー容器を収容するトレー収容部を有する容器本体と鏡を有する蓋体とを備える化粧用コンパクト容器であって、
    前記トレー収容部に請求項1〜7の何れか1項に記載のトレー容器が収容されている、化粧用コンパクト容器。
  9. 前記トレー収容部に収容されるトレー容器が、請求項3に記載のトレー容器であって、
    前記化粧料収容部の底壁部の下面及び前記道具収容部の底壁部の下面のうち高さ位置が高い方と、該トレー収容部の底面との間に隙間を維持する手段が設けられている、請求項8に記載の化粧用コンパクト容器。
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