JP7071114B2 - 収容体 - Google Patents

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Description

本発明は、収容体に関し、特に、トレーと収容箱とを備える収容体に関する。
実願平1-132563号公報(特許文献1)は、成形トレー(トレー)と、包装箱(収容箱)とを備える包装体(収容体)を開示する。この包装体において、成形トレーは、包装箱に収容される(特許文献1参照)。
実開平1-132563号公報
特許文献1に開示されるような、トレーと収容箱とを備える収容体において、収容箱が、収容箱本体の上方に延びるヘッダー部を有する場合がある。ここで、ヘッダー部は、収容箱本体から上方に突出する突出部と、突出部の上端に折り曲げ可能に連結され突出部を覆うカバー部とを有する。このような場合において、収容箱からトレーを取り出すときに、カバー部に収容物が干渉し、収容箱からトレーをスムーズに取り出せないことがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、収容箱からトレーをスムーズに取り出せる収容体を提供することである。
本発明に従う収容体は、トレーと、収容箱とを備える。収容箱は、収容箱本体と、突出部と、カバー部とを含む。収容箱本体は、上面からトレーを出し入れ可能である。突出部は、上記上面の少なくともいずれかの辺から上方に突出する。カバー部は、突出部の上端に折り曲げ可能に連結され、突出部を覆う。トレーは、凹部と、隆起部とを含む。凹部は、物品を収容する。隆起部は、凹部の凹み方向とは逆方向に隆起し、トレーが収容箱本体に入れられた場合に凹部よりも上方となる位置に設けられている。
この収容体においては、隆起部が凹部よりも上方に位置しているため、トレーを収容箱から取り出す場合に、凹部に収容されている物品よりも先に隆起部がカバー部と対向する。したがって、この収容体によれば、収容箱からのトレーの取り出し時に、物品がカバー部と干渉する前に隆起部がカバー部をそらし、物品とカバー部との干渉が回避される可能性が高いため、収容箱からトレーをスムーズに取り出すことができる。
上記収容体において、隆起部は、トレーにおいて、トレーが収容箱本体に入れられた場合に、カバー部と対向する位置に設けられてもよい。
この収容体においては、トレーが収容箱本体に収容されている状態で、既に隆起部がカバー部に対向している。したがって、この収容体によれば、隆起部がカバー部をそらしており、物品とカバー部との干渉が回避される可能性が高いため、収容箱からトレーをスムーズに取り出すことができる。
上記収容体において、隆起部のうち、少なくとも、トレーが収容箱本体に入れられた場合に上方に位置する面は、曲面で構成されてもよい。
この収容体においては、隆起部の上方が曲面で構成されている。したがって、この収容体によれば、収容箱からトレーを取り出す場合に、隆起部の曲面がカバー部に接触し、隆起部がカバー部をスムーズにそらすため、収容箱からトレーをスムーズに取り出すことができる。
上記収容体において、物品は、シリンダと、ピストンとを含んでもよい。シリンダは、流体を収容してもよい。ピストンは、シリンダから流体を押し出してもよい。上記凹部は、第1部分と、第2部分とを含んでもよい。第1部分は、シリンダを収容してもよい。第2部分は、第1部分よりも横幅が狭くてもよく、ピストンを収容してもよい。第1部分と第2部分との境界には段部が形成されてもよい。トレーが収容箱本体に入れられた場合に、シリンダは段部に支持され、ピストンは第2部分の下端と接触しないようにしてもよい。
この収容体においては、シリンダが段部に支持され、ピストンが第2部分の下端と接触しない。したがって、この収容体によれば、収容体が落下したとしても、落下の衝撃によってピストンが第2部分の下端により押し込まれる可能性が低いため、収容体の落下が原因となってシリンダから流体が押し出される可能性を低減することができる。
本発明によれば、収容箱からトレーをスムーズに取り出せる収容体を提供することができる。
収容体の正面側の斜視図である。 収容体の背面側の斜視図である。 収容箱から中身を取り出した状態を示す図である。 収容箱の展開図である。 組立後において、収容箱の蓋板が開放された状態を示す図である。 トレーの斜視図である。 トレーを側方から見た図である。 トレーに収容された洗浄剤40を示す図である。 隆起部が設けられていないトレーを収容箱から取り出す場合について説明するための図である。 トレーを収容箱から取り出す場合について説明するための図である。 変形例における、トレーの収容状態を示す図である。 変形例において、トレーを収容箱から取り出す場合について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[1.収容体の構成]
図1は、本実施の形態に従う収容体10の正面側の斜視図である。図2は、本実施の形態に従う収容体10の背面側の斜視図である。図1,2に示されるように、収容体10の外側は、収容箱20によって構成されている。
収容箱20は、収容箱本体22と、収容箱本体22の上面の辺28から上方に延びるヘッダー部24とを含んでいる。収容箱本体22には、たとえば、洗浄剤40が収容されている。収容箱本体22の正面側には孔230が形成されており、洗浄剤40は、孔230を介して外部から視認可能である。洗浄剤40は、本発明における「物品」の一例である。収容箱本体22の蓋板210は、辺28の位置から開放可能である。ユーザは、蓋板210を開放することによって、収容箱20の上面から洗浄剤40を取り出すことができる。
ヘッダー部24には孔26が形成されている。たとえば、洗浄剤40を収容した収容体10(商品)は、店頭において、孔26にフックが通されて、吊り下げて陳列される。
図3は、収容箱20から中身を取り出した状態を示す図である。図3に示されるように、収容箱20にはトレー30が収容されており、トレー30には洗浄剤40が収容されている。以下、収容箱20、トレー30及び洗浄剤40について順に説明する。
[2.収容箱の構成]
図4は、収容箱20の展開図である。この展開図において、矢印B方向の面が収容箱20の内側を向く面であり、矢印F方向の面が収容箱20の外側を向く面である。図4に示されるように、収容箱20は、紙、樹脂材料等の一枚の薄板状の材料によって構成されている。収容箱20は、一枚の薄板状の材料を折り曲げ、接着することによって組み立てられる。
収容箱20においては、矢印L側から矢印R側に向かって、矩形状の側面板236、矩形状の正面板220、矩形状の側面板214、矩形状の背面板202及び糊代部208が連結されている。背面板202の矢印T方向には、矩形状の蓋板210が連結されている。蓋板210の矢印T方向には、上面側フラップ212が連結されている。また、背面板202の矢印D方向には、底面側フラップ204が連結されている。底面側フラップ204の矢印L側の端部には、糊代部206が連結されている。
側面板214の矢印T方向には、上面側フラップ218が連結されている。側面板214の矢印D方向には、底面側フラップ216が連結されている。また、側面板214には、孔230の一部が形成されている。
正面板220は、側面板214,236及び背面板202よりも矢印T方向に突出した突出部222を含んでいる。突出部222は、ヘッダー部24(図1)の一部を構成する。突出部222には、孔224が形成されている。孔224は、孔26(図1)の一部を構成する。突出部222の矢印T方向には、矩形状のカバー板226が連結されている。カバー板226は、突出部222と共にヘッダー部24を構成する。カバー板226には、孔228が形成されている。孔228は、孔224と同形状であり、孔224と共に孔26を構成する。
カバー板226は、収容箱20の組立時に、突出部222を覆うように折り畳まれる。カバー板226の矢印TD方向の長さは、突出部222の矢印TD方向の長さよりも長い。したがって、収容箱20の組立後、カバー板226の端部242は、収容箱本体22(図1)の内側に位置する。また、収容箱20の組立において、カバー板226の端部242は、正面板220に糊付け等されない。したがって、カバー板226の端部242は、収容箱本体22の内部において可動である。
また、正面板220には、孔230の一部が形成されている。正面板220の矢印D方向には、底面側フラップ232が連結されている。底面側フラップ232の矢印L側の端部には、糊代部234が連結されている。
側面板236の矢印T方向には、上面側フラップ240が連結されている。側面板236の矢印D方向には、底面側フラップ238が連結されている。底面側フラップ204,216,232,238によって、収容箱20の底面が形成される。また、収容箱20において、各連結部分は、折り曲げ可能な折り曲げ線を構成している。
次に、収容箱20の組立方法について説明する。まず、各折り曲げ線を折り曲げる。そして、糊代部206の矢印B方向の面(表面)と底面側フラップ216の矢印F方向の面(裏面)との糊付け、糊代部234の矢印B方向の面と底面側フラップ238の矢印F方向の面との糊付け、及び、糊代部208の矢印F方向の面と側面板236の矢印B方向の面との糊付けを行なう。この場合に、底面側フラップ204の辺244は、底面側フラップ232の辺250を乗り越えることによって、収容箱本体22の内側に位置しており、底面側フラップ232の辺248は、底面側フラップ204の辺246を乗り越えることによって、収容箱本体22の内側に位置している。これにより、収容箱20が完成する。
図5は、組立後において、収容箱20の蓋板210が開放された状態を示す図である。図5に示されるように、カバー板226の端部242は、収容箱本体22の内側に位置している。また、カバー板226の端部242は、収容箱本体22の内部において可動である。蓋板210及び上面側フラップ212,218,240を収容箱本体22の内側に折り曲げると、カバー板226は、蓋板210及び上面側フラップ212,218,240によって収容箱20の正面側に押圧される。
[3.トレーの構成]
図6は、トレー30の斜視図である。図7は、トレー30を側方から見た図である。トレー30は、たとえば、透明プラスチックシートが成型された立体的な部材である。
図6,7に示されるように、トレー30において、平面部302の周囲には、側面部304が連結されている。また、平面部302においては、横方向に並ぶ2つの凹部306が形成されている。平面部302から側面部304が延びる方向と、各凹部306の凹み方向とは略同一である。
各凹部306には、洗浄剤40(図3)が収容される。各凹部306は、第1部分308と、第2部分310とを含んでいる。第1部分308と第2部分310とは、空間的に連続している。第1部分308の横幅W1は、第2部分310の横幅W2よりも長い。したがって、第1部分308と第2部分310との境界には、段部312A,312Bが形成されている。トレー30は、第1部分308側からではなく、第2部分310側から収容箱20(図2)に入れられる。したがって、トレー30が収容箱20に収容された状態において、第1部分308は、第2部分310の上方に位置する。
トレー30においては、第1部分308寄りの端部が切り欠かれており、空間318が形成されている。空間318は、トレー30が収容箱20に収容された場合に、収容箱本体22の上面に隣接する。ユーザは、蓋板210を開放する場合に、空間318において指を動かすことができるため、蓋板210を容易に開放することができる。
また、平面部302上には、隆起部314A,314Bが形成されている。各隆起部314は、平面部302において、トレー30が収容箱20に入れられた場合に、各凹部306よりも上方となる位置に設けられている。
隆起部314A,314Bの各々は、平面部302において、凹部306の凹み方向とは逆方向に隆起している。より詳細には、各隆起部314は、雫状の形状を有している。すなわち、各隆起部314においては、トレー30が収容箱20に収容された場合に上方に位置する面が、曲面で構成されている。
[4.洗浄剤の概要]
図8は、トレー30に収容された洗浄剤40を示す図である。図8に示されるように、トレー30には、2本の洗浄剤40が収容されている。各洗浄剤40は、たとえば、トイレの便器を洗浄するために用いられる。
各洗浄剤40は、シリンダ402と、シリンダ402の先端に取り付けられたキャップ404と、シリンダ402に対して摺動可能なピストン406とを含んでいる。トレー30において、シリンダ402及びキャップ404は第1部分308に収容されており、ピストン406は第2部分310に収容されている。
シリンダ402には、ジェル状の洗浄剤(流体)が充填されている。ユーザは、シリンダ402からキャップ404を取り外し、シリンダ402を便器に押し当てた状態でピストン406を押し込むことによって、シリンダ402から洗浄剤を押し出し、洗浄剤を便器に塗布することができる。
トレー30が収容箱20に収容された状態で、シリンダ402の下端は、段部312A,312Bによって支持される。一方、ピストン406の下端は、第2部分310の下端部316と接触しない。すなわち、ピストン406の下端は、浮いた状態となっている。これは、第2部分310の上下方向の長さが、ピストン406の持ち手部分の長さよりも長いためである。洗浄剤40がトレー30によってこのように保持される理由について次に説明する。
仮に、トレー30が収容箱20に収容された状態で、ピストン406の下端が第2部分310の下端部316と接触しているとする。この場合に、収容体10(図1)の落下等によって、収容箱20の底面に衝撃が加えられると、ピストン406の下方から上方に向けて力が加えられる可能性がある。この力によって、ピストン406が押し込まれ、意図せず洗浄剤がシリンダ402から押し出されることがある。
本実施の形態においては、トレー30が収容箱20に収容された状態で、ピストン406の下端が第2部分310の下端部316に接触していない。したがって、収容箱20の底面に衝撃が加えられても、ピストン406の下方から上方に向けて力が加えられる可能性は低い。したがって、本実施の形態によれば、意図しない洗浄剤の押し出しを抑制することができる。
[5.トレーの抜き出し]
本実施の形態においては、トレー30に隆起部314が設けられているため、ユーザは、収容箱20からトレー30をスムーズに取り出すことができる。隆起部314を設けることでトレー30の取り出しがスムーズになるメカニズムについて次に説明する。
図9は、隆起部314が設けられていないトレー30Aを収容箱20から取り出す場合について説明するための図である。図9においては、メカニズムの理解を容易にするために、各構成要素の縮尺を変更している。図9に示されるように、トレー30Aには隆起部314が設けられていない。たとえば、収容体10Aを前傾させた場合等に、洗浄剤40がトレー30Aから部分的に飛び出すことがある。このような状況で、トレー30Aを上方に引き出すと、洗浄剤40がカバー板226と干渉し、トレー30Aを収容箱20からスムーズに取り出すことができない。
図10は、本実施の形態において、トレー30を収容箱20から取り出す場合について説明するための図である。図10においても、図9と同様、メカニズムの理解を容易にするために、各構成要素の縮尺を変更している。図10に示されるように、トレー30が収容箱20に収容されている状態において、隆起部314とカバー板226とが対向している。そして、隆起部314がカバー板226を正面板220側に押圧している。その結果、トレー30を収容箱20から抜き出す場合に、洗浄剤40とカバー板226との間には隙間が形成されるため、ユーザは、トレー30を収容箱20からスムーズに抜き出すことができる。
[6.特徴]
以上のように、本実施の形態に従う収容体10は、トレー30と、収容箱20とを備える。収容箱20は、収容箱本体22と、突出部222と、カバー板226とを含む。収容箱本体22は、上面からトレー30を出し入れ可能である。突出部222は、上記上面の少なくともいずれかの辺から上方に突出する。カバー板226は、突出部222の上端に折り曲げ可能に連結され、突出部222を覆う。トレー30は、凹部306と、隆起部314とを含む。凹部306は、洗浄剤40を収容する。隆起部314は、凹部306の凹み方向とは逆方向に隆起し、トレー30が収容箱本体22に入れられた場合に凹部306よりも上方となる位置に設けられている。
この収容体10においては、隆起部314が凹部306よりも上方に位置しているため、トレー30を収容箱20から取り出す場合に、凹部306に収容されている洗浄剤40よりも先に隆起部314がカバー板226と対向している。したがって、この収容体10によれば、収容箱20からのトレー30の取り出し時に、洗浄剤40がカバー板226と干渉する前に隆起部314がカバー板226をそらし、洗浄剤40とカバー板226との干渉が回避される可能性が高いため、収容箱20からトレー30をスムーズに取り出すことができる。
[7.変形例]
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。但し、以下の変形例は適宜組合せ可能である。
(7-1)
上記実施の形態において、カバー板226と隆起部314との位置関係は、トレー30が収容箱20に収容された状態で、カバー板226と隆起部314とが対向する位置関係であった。しかしながら、トレー30が収容箱20に収容された状態で、カバー板226と隆起部314とは、必ずしも対向していなくてもよい。たとえば、カバー板226の上下方向の長さが、上記実施の形態よりも短く、カバー板226と隆起部314とが対向しなくてもよい。
図11Aは、変形例における、トレー30の収容状態を示す図である。図11Aにおいても、図9及び図10と同様、メカニズムの理解を容易にするために、各構成要素の縮尺を変更している。図11Aに示されるように、この変形例に従う収容体10Bにおいては、トレー30が収容箱20Bに収容された状態で、収容箱20Bのカバー板226Bと、トレー30の隆起部314とが対向していない。
図11Bは、変形例において、トレー30を収容箱20から取り出す場合について説明するための図である。図11Bにおいても、図9及び図10と同様、メカニズムの理解を容易にするために、各構成要素の縮尺を変更している。図11Bに示されるように、トレー30の収容時に隆起部314とカバー板226Bとが対向していなくても、トレー30の取り出し時に、洗浄剤40よりも先に隆起部314がカバー板226Bをそらす。すなわち、隆起部314の上面が曲面で構成されているため、隆起部314がカバー板226Bと接触した後に、カバー板226Bが滑らかにそれる。その結果、洗浄剤40とカバー板226Bとの干渉が回避され、トレー30が収容箱20Bからスムーズに取り出される。
(7-2)
上記実施の形態においては、正面板220から側面板214にかけて孔230が形成された。しかしながら、孔230は、必ずしも必要ではない。孔230は、設けられなくてもよいし、収容箱20における他の位置に形成されてもよい。
(7-3)
上記実施の形態においては、収容箱20の組立時に、糊代部206の矢印B方向の面と底面側フラップ216の矢印F方向の面との糊付け、糊代部234の矢印B方向の面と底面側フラップ238の矢印F方向の面との糊付け、及び、糊代部208の矢印F方向の面と側面板236の矢印B方向の面との糊付けが行なわれた。しかしながら、各面の固定は、必ずしも糊付けによって行なわれる必要はない。たとえば、各面の固定は、テープによって行なわれてもよい。
(7-4)
上記実施の形態においては、ヘッダー部24が、収容箱20の正面側(正面板220側)に設けられた。しかしながら、ヘッダー部24の設けられる位置は、これに限定されない。たとえば、ヘッダー部24は、収容箱20の背面側(背面板202側)に設けられてもよい。この場合には、トレー30において、隆起部314が背面側に設けられてもよい。
(7-5)
上記実施の形態において、隆起部314の形状は、雫状とされ、上方の面が曲面とされた。しかしながら、隆起部314の形状は、これに限定されず、たとえば、直方体のような形状であってもよい。ただし、この場合には、トレー30が収容箱20に収容された状態で、カバー板226と隆起部314とが対向していることが好ましい。
10,10A,10B 収容体、20,20B 収容箱、22 収容箱本体、24 ヘッダー部、26,224,228,230 孔、28,244,246,248,250 辺、30,30A トレー、40 洗浄剤、202 背面板、204,216,232,238 底面側フラップ、206,208,234 糊代部、210 蓋板、214,236 側面板、212,218,240 上面側フラップ、220 正面板、222 突出部、226,226B カバー板、242 端部、302 平面部、304 側面部、306 凹部、308 第1部分、310 第2部分、312,312A,312B 段部、314,314A,314B 隆起部、316 下端部、318 空間、402 シリンダ、404 キャップ、406 ピストン。

Claims (4)

  1. トレーと、収容箱とを備える収容体であって、
    前記収容箱は、
    上面から前記トレーを出し入れ可能な収容箱本体と、
    前記上面の少なくともいずれかの辺から上方に突出する突出部と、
    前記突出部の上端に折り曲げ可能に連結され、前記突出部を覆うカバー部とを含み、
    前記収容箱本体は、前記突出部と連続する正面板を有し、
    前記トレーは、
    物品を収容する凹部と、
    前記凹部の凹み方向とは逆方向に隆起する隆起部であって、前記トレーが前記収容箱本体に入れられた場合に前記凹部よりも上方となる位置に設けられている隆起部とを含
    前記凹部の開口は、前記正面板のうちの少なくとも一部と対向し、
    前記凹み方向は、前記正面板から離れる方向であり、
    前記隆起部は、前記トレーが前記収容箱から取り出される過程において、前記カバー部を前記正面板側に押圧するように構成される、収容体。
  2. 前記隆起部は、前記トレーにおいて、前記トレーが前記収容箱本体に入れられた場合に、前記カバー部と対向する位置に設けられている、請求項1に記載の収容体。
  3. 前記隆起部のうち、少なくとも、前記トレーが前記収容箱本体に入れられた場合に上方に位置する面は、曲面で構成されている、請求項1又は請求項2に記載の収容体。
  4. 前記物品は、
    流体を収容するシリンダと、
    前記シリンダから前記流体を押し出すピストンとを含み、
    前記凹部は、
    前記シリンダを収容する第1部分と、
    前記第1部分よりも横幅が狭く、前記ピストンを収容する第2部分とを含み、
    前記第1部分と前記第2部分との境界には段部が形成されており、
    前記トレーが前記収容箱本体に入れられた場合に、前記シリンダは前記段部に支持され、前記ピストンは前記第2部分の下端と接触しない、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収容体。
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