JP2000043940A - 梱包容器 - Google Patents

梱包容器

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JP2000043940A
JP2000043940A JP10217578A JP21757898A JP2000043940A JP 2000043940 A JP2000043940 A JP 2000043940A JP 10217578 A JP10217578 A JP 10217578A JP 21757898 A JP21757898 A JP 21757898A JP 2000043940 A JP2000043940 A JP 2000043940A
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tray
cover member
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Kiyoshi Kajiwara
清 梶原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納用凹部を備えたトレイと、収納用凹部を
覆うためのカバー部材とを備えた梱包容器において、輸
送中に振動を受けたり、梱包容器の姿勢が頻繁に変えら
れても、収納物が収納用凹部内で動き回ることが極力抑
えられ、結果的に、トレイまたはカバー部材の内面、或
いは、収納物の表面に、両者間の摩擦に基づく損傷が発
生し難い梱包容器を提供する。 【解決手段】 収納物70の収納用凹部2a内における
移動を規制する規制機構として、収納物70とトレイ2
の間に係入可能なストッパー部材40等を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納用凹部を備え
た容器本体と、収納用凹部を覆うためのカバー部材とを
備えた梱包容器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の梱包容器では、カバー部材によ
って収納用凹部が覆われることから、収納物に塵埃が付
着しない、搬送時に手で汚れることが防止される等の効
果があり、また、梱包容器を構成している材料の全体ま
たは一部を透明素材で形成すれば、梱包から解くこと無
くそのまま店頭などに展示販売などができるという利点
も生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の梱
包容器では、生産工場から販売店に輸送される最中に、
収納物を収めた梱包容器が長期間にわたって振動を受け
たり、販売店の店頭で顧客が収納物(すなわち、商品)
を梱包容器ごと手に取って収納物を確かめる際などに、
梱包容器の姿勢が種々変えられる場合に、収納物が収納
用凹部内で動き回るために、容器本体またはカバー部材
の内面、或いは、収納物の表面に、両者間の摩擦に基づ
く損傷が発生する場合があり、改善の余地があった。特
に、梱包容器が商品販売店の店頭や展示場などで商品を
展示するためのものであって、容器本体やカバー部材が
素通しの透明素材で形成されている場合には、収納物に
生じる外観上の欠点のみでなく、これら透明素材で形成
された梱包材料の内面に傷が生じて透明性が損なわれる
と、内部の収納物の観察を妨げるという問題が生じた
り、梱包容器の透明性が低下したばかりに内部の収納物
の見栄えが落ちて結果的に商品価値が下がるという問題
が生じる事例が有った。
【0004】したがって、本発明の目的は、上に例示し
た従来技術による梱包容器の持つ前述した欠点に鑑み、
輸送中に梱包容器が振動を受けたり、店頭で顧客が収納
物を確かめるために、梱包容器の姿勢を種々変える場合
にも、収納物が収納用凹部内で動き回ることが極力抑え
られ、結果的に、容器本体またはカバー部材の内面、或
いは、収納物の表面に、両者間の摩擦に基づく損傷が発
生し難い梱包容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1による梱包容器は、収納物の収納
用凹部内における移動を規制する規制機構が設けられて
いることを特徴構成としている。
【0006】このような特徴構成を備えているために、
本発明の請求項1による梱包容器では、輸送中に梱包容
器が振動を受けたり、店頭で顧客が収納物を確かめるた
めに、梱包容器の姿勢を種々変える場合にも、規制機構
のもたらす作用が、収納物が収納用凹部内で動き回るこ
とを極力抑え、結果的に、容器本体またはカバー部材の
内面、或いは、収納物の表面に、両者間の摩擦に基づく
損傷が発生し難い。
【0007】具体的には、規制機構として、収納物と容
器本体の間に着脱可能に配置されたストッパー部材と、
ストッパー部材を容器本体に係止する係止機構とで構成
すれば良い。このような構成にすれば、収納用凹部その
ものは、ストッパー機能を持たない単純形状の容器とし
て形成できるので、収納物を梱包容器内に収納する組み
立て作業において、収納物を収納用凹部に装入する作業
が非常に簡単になり、また、この装入作業に際して、収
納物と梱包容器との間の摩擦に基づく損傷も生じ難い。
【0008】さらに、係止機構が、容器本体とストッパ
ー部材の一方に形成された溝部と、溝部に対して摺動自
在に係入されるべく容器本体とストッパー部材の他方に
形成された突起部とを含み、ストッパー部材が、カバー
部材と接当可能な被接当面を有する構成とすることがで
きる。このように構成することによって、ストッパー部
材は溝への係入によって容器本体に固定されるので都合
が良い。また、収納物を梱包容器内に収納する組み立て
作業において、収納物を収納用凹部に装入後、収納物の
移動を規制するストッパー部材を容器本体に係入させる
際に、ストッパー部材を溝部に沿って摺動させる操作に
伴って自動的に溝部内に係入されるので、作業が簡単に
なって都合が良い。
【0009】またさらに、ストッパー部材は、溝部に沿
った摺動に応じて、収納物と容器本体の間に挟着される
被挟着部を有する構成とすることもできる。このように
構成すれば、収納物を梱包容器内に収納する組み立て作
業において、収納物を収納用凹部に装入後、収納物の移
動を規制するストッパー部材を容器本体に係入させる際
に、ストッパー部材を溝部に沿って摺動させれば、スト
ッパー部材の被挟着部が収納物と容器本体の間に挟着さ
れるので、ストッパー部材が確実に係止される、したが
って、収納物の移動がより確実に規制される、また、組
み立て作業者はストッパー部材が確実に係止されたこと
を感触で確認し易い、等の効果が得られる。
【0010】一方、ストッパー部材は、収納物とカバー
部材の間の相互接触を規制する構成とすれば、収納物と
カバー部材との各対向面に摩擦による損傷が生じること
が極力回避されるので、収納物の上面など、カバー部材
側の部位の外観が取り分け重要な事例(コンピュータの
入力用装置としてのマウス等はこの事例に相当する)
で、これら重要部位の外観すなわち商品価値が保護され
て都合が良い。また、梱包容器が店頭などにおける展示
用容器を兼ねていて、カバー部材は内部の収納物を素通
しで観察することを許す透明な窓を有する事例などにお
いて、これらの観察用の窓の透明度が細かい傷などによ
って低下することが防止されて都合が良い。
【0011】また、ストッパー部材は、溝部に係入され
た状態で容器本体から突出した突出部を有し、被接当面
は突出部に形成されている構成とすることができる。こ
のように構成すれば、収納物を梱包容器内に収納する組
み立て作業において、収納物を収納用凹部に装入し、ス
トッパー部材を容器本体に係入し、さらに、カバー部材
によって収納用凹部を覆う作業が完了後は、ストッパー
部材が溝部内への係入状態から抜け出ようとする動き
は、ストッパー部材の突出部に形成された被接当面が、
カバー部材によって押し付けられる作用によって規制さ
れるので、結果的に、ストッパー部材が溝部内へ係入さ
れた状態にロックされ、収納物の移動が確実に規制され
る。
【0012】或いは、着脱可能なストッパー部材を設け
る代わりに、規制機構が、カバー部材から収納用凹部に
向かって収納物まで延びた突起部を含む構成としても良
い。このように構成すれば、収納物を容器本体内に収め
た後、収納用凹部をカバー部材によって覆う操作を行う
だけで、収納物はカバー部材から収納用凹部に向かって
延びた突起部によって収納部内に保持され、収納用凹部
内での移動が規制されるので、(ストッパーなど)別部
材を容器本体に係入させる等の操作を省くことができ
る。
【0013】或いはまた、着脱可能なストッパー部材を
設ける代わりに、規制機構は、容器本体から収納用凹部
の中心に向かって収納物まで延びた突起部を含む構成と
しても良い。このように構成すれば、この突起を回避可
能な程度に一時的に容器本体を変形させるなどして、収
納物を容器本体内に収める操作を行うだけで、収納物は
(上記変形から回復した本来形状の)容器本体から収納
用凹部の中心に向かって延びた突起部によって収納部内
に保持され、収納用凹部内での移動が規制されるので、
(ストッパーなど)別部材を容器本体に係入させる等の
操作を省くことができる。
【0014】また、カバー部材または容器本体が、収納
物の外部からの観察を可能にする透明部位を含む構成と
することができる。このような構成にすれば、収納物の
外観その他を、収納物が梱包容器に収められた状態で観
察することができるので、収納物を展示会場や販売店頭
に陳列する際にも、梱包容器に収めた状態のままで陳列
することができ、塵埃の堆積その他の原因で陳列中の収
納物の外観等が損なわれるような事体が未然に防止でき
る。
【0015】本発明によるその他の特徴および利点は、
以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるで
あろう。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の一例について
図面に基づいて解説する。 (第1実施形態)図1は、コンピューターの入力手段と
してのマウス70と、そのマウス用の梱包用器100を
示す。梱包容器100は、収納用凹部2aを備えたトレ
イ2(容器本体の一例)と収納用凹部を覆うための箱状
のカバー部材12とを有する。梱包用器100には、収
納されたマウス70が収納用凹部2a内で移動すること
を規制する規制機構が設けられてる。規制機構は、収納
されたマウス70とトレイ2の間に着脱自在に取り付け
可能な発泡ポリウレタン製のストッパー部材40,40
と、ストッパー部材40をトレイ2に係止する係止機構
からなる。ここでは、係止機構は、トレイ2に形成され
た溝部4と、溝部4に対して摺動自在に係入されるべく
ストッパー部材40に形成された係入部40a(突起部
の一例)とからなる。図2(イ)に示されるように、ト
レイ2の収納用凹部2aには、マウス70の側面70a
並びに底面70bと対応した形状の側壁面6と底面8が
形成されているので、収納用凹部2aが上方に向いた状
態でトレイ2を配置しておいて、マウス70を収納する
と、マウス70は側壁面6によって横方向の四方と底側
から包み込まれて、水平方向の移動を規制された状態に
なる。この状態では、収納用凹部2a内に設けられた上
下に延びた一対の溝部4,4とマウス70の側面70a
の側面との間には、空間4aが形成される。そこで、ス
トッパー部材40の係入部40aを、トレー2の溝部4
に合わせて下向きに摺動させると、図2(ロ)のよう
に、係入部40aがトレー2の溝部4に係入し、ストッ
パー部材40の下部40bが、空間4aに進入し、さら
に、ストッパー部材40に形成された下向きの押し付け
面40cがマウス70の上面70cと密着状に接当した
状態が得られる。図2(ハ)に示されるように、この係
入部40aがトレー2の溝部4に係入した状態で、スト
ッパー部材40はトレイ2の上端から更に上方に突出し
た突出部40eを有するので、マウス70を納めたトレ
イ2をカバー部材12内に水平方向に進入させて収納す
れば、梱包用器100の姿勢が上下反転など変化して
も、カバー部材12の下向きの内面は、トレイ2の上面
とではなく、ストッパー部材40の突出部40eに形成
された被接当部40dと先に接当することとなり、結果
的に、ストッパー部材40の溝部4との係入状態が維持
されて、マウス70の移動が確実に規制される。特に、
図2(ハ)に示されるように、ストッパー部材40は、
マウス70とカバー部材12の間に常に間隙(間隙の長
さdは、5〜10mm)が維持されるような寸法に設定
されているので、マウス70とカバー部材12の相互接
触が規制され、両者のいずれにも傷が生じ難い。また、
図2(イ)において示される、溝部4とマウス70の側
面70aの側面との間に形成される空間4aの幅は、ス
トッパー部材40の下部40bの厚みを下回っているの
で、係入部40aをトレー2の溝部4に係入させる際に
は、ストッパー部材40の下部40bを僅かに圧入する
こととなる。言い換えれば、ストッパー部材40の下部
40bは、マウス70とトレイ2の間に挟着される被挟
着部40bとして働いて、ストッパー部材40をトレー
2の溝部4に固定する作用を果たす。尚、ここで示され
ているマウス70の表面に、スエード状のケバなど、摩
擦によって風合いの変化し易い材料が施されている場合
などには、ストッパー部材40を上記の発泡ポリウレタ
ンなど、柔らかい素材で形成すれば、マウス表面の風合
いをより損ない難い良いが。他に、マウス表面の仕上げ
状態に応じてストッパー部材を発泡スチロールなどで構
成しても良い。また、トレイ2には、アダプター74、
および、アダプター74をマウス70本体と連結するコ
ード72を収納するための凹部10b,10aが設けら
れている。図3に示されるように、トレイ2とカバー部
材12とは、厚さ約0.4mmの透明な塩化ビニールな
どで各々一体成形されているので、収納された商品とし
てのマウス70を外部から観察できる。また、カバー部
材12の一端には、トレイ2を収納した後にカバー部材
12を閉じるための蓋14の他、マウス70を梱包容器
100ごと吊り下げて展示できるように、鍔(つば)部
16および釘孔16aが形成されている。
【0017】ストッパー部材をトレイに係止する係止機
構の変形例として、図4(イ)、(ロ)に示されるよう
に、トレイ2に形成された上下方向に延びる突起18
(突起部の一例)と、溝部18に対して摺動自在に係入
されるべくストッパー部材42に形成された溝部42a
とで構成しても良い。或いは、図5(イ)、(ロ)に示
されるように、トレイ2に突起20と溝22とを隣接配
置し、ストッパー部材44に突起44bと溝44aとを
隣接配置して係止機構としても良い。また、ストッパー
部材を分離された一対のものとせずに、図6に示される
ような一体物のストッパー部材46としても良い。スト
ッパー部材46にも、マウスを押し付ける押し付け部4
6c、および、被挟着部46bが設けられている。この
場合、係止機構としてやはり図1の実施形態と同様にト
レイ2に溝部4を形成すれば良い。
【0018】(第2実施形態)図7に示される梱包用器
102は、実施形態と同様のトレイ2と、このトレイ2
の上から被せる形態のカバー部材48からなり、このカ
バー48の下向きの内面に第1実施形態と同様の形状の
発泡ポリウレタン製のストッパー部材40が、接着剤な
どで一体的に接着されている。マウス70をトレイ2に
収納した上で、カバー部材48を被せると、ストッパー
部材40は、トレー2の収納用凹部2aに向かってマウ
ス70まで延びる状態となるので、やはりマウス70の
移動がストッパー部材40によって確実に規制される。
ストッパー部材40には、押し付け面40c並びに被挟
着部40bが形成されている。被せられたカバー部材4
8とトレー2とはステープラー等で固定すれば良い。或
いは、カバー部材48を中蓋として被せておき、収納物
を収めたトレイ2とカバー部材48の双方を更に、第1
実施形態の鍔16付きのカバー部材12内に収めても良
い。
【0019】(第3実施形態)図8に示される梱包用器
104では、第2実施形態と同様に、トレイ2の上から
被せる形態のカバー部材50が用いられているが、別体
のストッパー部材は用いられていない。すなわち、規制
機構は、カバー部材50を射出成形する際に一体成形さ
れたストッパー部52からなる。ストッパー部52は、
第1および第2実施形態で示されたストッパー部材40
と同一の輪郭形状を有し、押し付け面52cと被挟着部
52bを備えている。また、この押し付け面52cにス
ポンジやポリウレタン製の薄い緩衝材(不図示)などを
貼り付けておけば、収納物の表面の風合いなどを更に保
護し易い。
【0020】(第4実施形態)図9(イ)、(ロ)に示
される梱包用器106は、連結部58によって一体的に
連結されたトレイ部54とカバー部56で構成されてい
る。トレイ部54とカバー部56とは、いずれも連結部
58に揺動可能に連結されているので、図の矢印のよう
にカバー部56をトレイ部54に被せることができる。
規制機構は、梱包用器106の全体を射出成形する際に
カバー部56に一体成形された4個のストッパー部56
aからなる。すなわち、ここでは、トレイ部54、カバ
ー部56、連結部58、および、ストッパー部56aの
全てが射出成形によって一体成形されている。ストッパ
ー部56aには、マウス70を押し付ける押し付け面5
6cが形成されている。また、トレイ部54とカバー部
56には、カバー部56を閉鎖状態に維持するためのロ
ック機構として、各々、突起部54aと、突起部54b
を係止可能な開口部56dが形成されている。この実施
形態では、ストッパー部56aには被挟着部がなく、ト
レイ部54にはストッパー部56aを係入する溝部が省
略されている。
【0021】(第5実施形態)図10に示された梱包容
器108では、トレイ60から収納用凹部60aの中心
に向かって収納物としてのマウス70まで一対の突起部
62,62が延びており、この突起部62,62が、規
制機構を構成している。すなわち、突起部62,62に
は、マウス70の上面70cと上下方向で密着可能な押
し付け面62aが形成されており、これによって、マウ
ス70の収納用凹部60a内における移動が規制され
る。収納用凹部60a内へのマウス70の収納は、収納
用凹部60aまたは突起部62,62を両側に開いて一
時的に弾性変形させている間に、実施することができ
る。その後、第1実施形態のものと共通のカバー部材1
2に収納すれば良い。
【0022】〔別実施形態〕 <1>以上の実施形態では、収納物としてコンピュータ
ー用のマウスを例示したが、本発明の梱包用器の構成
は、これに限らず、卓上計算機、携帯電話その他の収納
物に使用することができる。
【0023】<2>以上の実施形態では、容器本体とし
てのトレイとカバー部材の双方の全体を透明な素材で形
成してあるが、収納物の正面部位など必要個所のみ外側
から観察できる透明な窓をカバー部材の要部のみに設け
る等の構成としても良い。
【0024】<3>ストッパー部材としては、発泡ポリ
ウレタンに限らず、発泡スチロール、天然ゴム、合成ゴ
ムなど種々の材質を適宜選択することができる。また、
展示用の梱包用器として用いる場合には、収納物の外観
観察を阻害しないようなストッパー部材の寸法を選定す
ることが必要であるが、一方、ストッパー部材の形状、
寸法、色彩等を選択するに際して、収納物の外観や表面
の色合いを引き立たせるように選定することによって、
ストッパー部材に購買意欲を高める機能を持たせても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による梱包用器の第1実施形態を示す斜
視図
【図2】図1の梱包用器への収納手順を示す略図
【図3】図1の梱包用器に収納物を納めた状態を示す斜
視図
【図4】ストッパー部材の変形例を示す斜視図
【図5】ストッパー部材の別の変形例を示す斜視図
【図6】ストッパー部材の更に別の変形例を示す斜視図
【図7】本発明による梱包用器の第2実施形態を示す斜
視図
【図8】本発明による梱包用器の第3実施形態を示す斜
視図
【図9】本発明による梱包用器の第4実施形態を示す斜
視図
【図10】本発明による梱包用器の第5実施形態を示す
斜視図
【符号の説明】
2 トレイ 4 溝部 12 カバー部材 40 ストッパー部材 70 マウス 100 梱包用器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納用凹部を備えた容器本体と、前記収
    納用凹部を覆うためのカバー部材とを備えた梱包容器で
    あって、 収納物の前記収納用凹部内における移動を規制する規制
    機構が設けられている梱包容器。
  2. 【請求項2】 前記規制機構は、収納物と前記容器本体
    の間に着脱可能に配置されたストッパー部材と、前記ス
    トッパー部材を前記容器本体に係止する係止機構とを有
    する請求項1に記載の梱包容器。
  3. 【請求項3】 前記係止機構は、前記容器本体と前記ス
    トッパー部材の一方に形成された溝部と、前記溝部に対
    して摺動自在に係入されるべく前記容器本体と前記スト
    ッパー部材の他方に形成された突起部とを含み、前記ス
    トッパー部材は、前記カバー部材と接当可能な被接当面
    を有する請求項2に記載の梱包容器。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー部材は、前記溝部に沿っ
    た前記摺動に応じて、収納物と前記容器本体の間に挟着
    される被挟着部を有する請求項3に記載の梱包容器。
  5. 【請求項5】 前記ストッパー部材は、収納物と前記カ
    バー部材の間の相互接触を規制する前記請求項2から4
    のいずれか1項に記載の梱包容器。
  6. 【請求項6】 前記ストッパー部材は、前記溝部に係入
    された状態で前記容器本体から突出した突出部を有し、
    前記被接当面は前記突出部に形成されている前記請求項
    2から5のいずれか1項に記載の梱包容器。
  7. 【請求項7】 前記規制機構は、前記カバー部材から前
    記収納用凹部に向かって前記収納物まで延びた突起部を
    含む請求項1に記載の梱包容器。
  8. 【請求項8】 前記規制機構は、前記容器本体から前記
    収納用凹部の中心に向かって前記収納物まで延びた突起
    部を含む請求項1に記載の梱包容器。
  9. 【請求項9】 前記カバー部材または前記容器本体は、
    収納物の外部からの観察を可能にする透明部位を含む請
    求項1から8のいずれか1項に記載の梱包容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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